10月31日(日) 関西大学 vs 京都産業大学

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2021ムロオ関西大学Aリーグ 第4節
2021年10月31日 11:45 K.O.
入場者数:850人 天候:晴れ/微風
レフリー:阪本 浩助(関西協会)
アシスタントレフリー:山口 明良(関西協会) / 大石 雄一(関西協会) / 天羽 吾路(関西協会)
関西大学 京都産業大学
24 FULL TIME 59
7 前半 33
17 後半 26
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 5アサエリ・ラウシー

メンバー表

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関西大学
監督森 拓郎
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大1175105つくしヤングラガーズ→東福岡
2HO今井 虎太郎3174100天理中→尾道
3PR細矢 一颯2173102蹉跎中→関大北陽
4LO篠田 昂征118392徳島城東
5LO栗本 勘司418196報徳学園
6FL山本 大輝417190菫中→常翔学園
7FL千原 拓真417688長野市少年少女RS→中部大春日丘
8NO.8池原 自恩318094関大一
9SH溝渕 元気216974蹉跎中→大産大附属
SO高桑 基生416878大阪RS→常翔学園
11WTB澤口 飛翔217583御所中→御所実業
12CTB立石 和馬117585つくしヤングラガーズ→東福岡
13CTB藤原 悠417887伊丹RS→大阪桐蔭
14WTB垣本 大誠317075枚岡中→石見智翠館
15FB山村 英毅317082交野一中/大阪RS→関大北陽
16Re.垣本 大斗217095枚岡中→石見智翠館
17Re.朝倉 貫太4177102國學院久我山中→國學院大久我山
18Re.龍田 恭佑4174105瀬田北中→京都成章
19Re.中薗 拓海218096茨田北中→関大北陽
20Re.森 大起217781勧修中→光泉
21Re.末井 健将216761川西市RS→報徳学園
22Re.工藤 広和417080原中→東福岡
23Re.大坪 勇太317893神奈川DAGSRS→國學院久我山
京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR木村 圭汰4173110筑紫台
2HO梅基 天翔417196WILD BANDITS→高岡第一
PR平野 叶翔4180110四日市Jr.RFC→西陵
4LOフナキ・ソロモネ1186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシー3188116トンガカレッジ→日本航空石川
6FL福西 隼杜3178100伊丹RS→報徳学園
7FL三木 皓正217395西陵中→京都成章
8NO.8藤井 颯417587修学院中→京都成章
9SH廣田 瞬416571天理西→天理
10SO西仲 隼317281端光中→近大付属
11WTB松岡 大河217076茨田北中→東福岡
12CTBジェイミー・ヴァカラヒ4177100トンガカレッジ→日体大荏原
13CTB堀田 礼恩417788京都成章
14WTB船曳 涼太218085神戸Jr.RFC→神戸科学技術
15FB竹下 拓己318088Charmants RFC → 東福岡
16Re.内山 二千斗317296神川中→京都成章
17Re.野村 三四郎3176103高杉中→西陵
18Re.中川 亮3170103市岡中→尾道
19Re.堤田 京太郎3180100枚岡中→大阪桐蔭
20Re.ヴェア・タモエフォラウ2186129オネハンガハイスクール→札幌山の手
21Re.土永 旭117064西陵中→光泉カトリック
22Re.家村 健太317693BBJ→流通経済大付属柏
23Re.高井 良成217580端光中/大阪RS→関大北陽

マッチレポート

2021ムロオ関西大学Aリーグ第4節は晴れ、微風の天理親里ラグビー場で開催された。
第一試合は関西大学VS京都産業大学が対戦する。
関西大は前節の関学大戦でロスタイムに逆転し勢いを維持しボールを動かすラグビーで「WAVE」のとおり波に乗れるか。京産大は開幕からの連勝で危なげない戦いで勝点14と首位でこの一戦を迎える。

関大SO高桑のキックで試合開始。

キックオフのボールを受けた京産大はそのまま攻撃を続けデフェンスラインを突破し、自陣22mからパスを受けたWTB松岡がタッチライン沿いを走り切り、ノーホイッスル先制トライ、GKは不成功、0-5。
9分に京産大が関大のキックをハーフ付近でキャッチしたWTB船曳が走り込みCTBジェイミーに渡り、パスを受けたWTB松岡が再びスピードに乗り、左中間にトライ、GKもSO西仲が成功、0-12。
18分にも京産大が敵陣右中間ゴール前5mスクラムからSH廣田のパスを受けたLOラウシーがゴールポスト右に飛び込みトライ、GKもSO西仲が成功、0-19とリードを広げる。

反撃に出る関大は21分に敵陣ゴール前15mラックからSH溝渕のキックパスを受けたCTB立石がゴールポスト下にトライ、GKもキャプテンSO高桑が成功、7-19とする。
今度は32分に京産大が敵陣右ゴール前ラインアウトからモールを形成しLOラウシーがサイドを突破し左中間にトライ、GKもSO西仲が成功、7-26とする。
ロスタイムに入り、お互いが攻め続けたが、京産大がセンター付近からLOソロモネが抜け出し、FL三木に渡り右中間にトライ、GKもSO西仲が成功、7-33で前半が終了。

京産大SO西仲のキックで後半開始。
後半先制したのは関大、14分に敵陣左ゴール前10mラインアウトから右に展開し、SH溝渕のキックパスをゴールエリア内で途中出場した18番PR龍田が押さえてトライ、GKもSO高桑が成功、14-33。
20分に再び関大が敵陣左ゴール前5mラインアウトからモールを形成し、NO8池原が左中間にトライ、GK不成功19-33と追い上げる。

選手を入れ替え指揮を高めた京産大は23分に敵陣22m付近のラックから左に展開し、SH廣田から途中出場した20番CTB家村に渡り最後はLOラウシーが左中間にトライ、GKは不成功、19-38。
31分に京産大はハーフライン付近で関大のラインアウトからのこぼれ球を途中出場した20番NO8タモエフォラウがデフェンスを突破し左中間にトライ、GKもSO西仲が成功、19-45。

34分関大は敵陣ゴール前5m右中間ペナルティからタッチキックで攻め、SH溝渕のキックパスを17番PR朝倉がゴールエリアで押さえ込みトライ、GK不成功、24-45とする。

39分に京産大が敵陣右7mゴール前ラインアウトから左に展開し、LOソロモネが右中間にトライ、GKもSO西仲が成功、24-52。
41分に再度京産大が攻め込みSH廣田から22番CTB家村に渡り、最後はWTB船曳が右中間にトライ、GKもSO西仲が成功、24-59。京産大がリードしてノーサイド。

関大は敗れはしたが、「WAVE」で攻め、キックパスを有効に活用し、勝点1を獲得,次節に期待を持たせる戦いであった。
京産大は勝点5を上乗せし、19点と首位をキープして、いよいよ次節から昨年の上位校と当たるが、恐れることなく挑んでほしい。

POMにはアタックでもデフェンスでも勝利に大きく貢献した、京都産業大学5番LOアサエリ・ラウシー選手が選ばれた。

会見レポート

関西大学
森 拓郎監督
前節から2週間、京産さんに勝てる準備をしてきて挑戦したんですが前半のフィジカルの部分で受けてしまい流れを京産さんに持っていかれたかなと思います。前半のラスト10分くらいはいいデフェンスが出来てうちらしいゲームができたと思います。後半に巻き返したかったのですが、力の差を感じたゲームでした。

高桑基生キャプテン
監督がおっしゃった通りで、前半の入りの部分で京都産業大学さんの大きいFWに圧倒されてしまいました。前半の最後の部分ではうちらしいアタックもでき、また後半の20分は関大らしいアタックとデフェンスができたのですが、最後にフィジカルの部分で負けてしまい後手に回ったので、課題の残る試合だったと思います。

Q.かなりキックを多用した試合だったと思うがその狙いと成果は?
高桑キャプテン
京都産業大学さんは今までいいデフェンスをしていたので、こちらはキックで試合を作っていこうと思いました。結果としては前半と後半の初めは関大の形で出来たかなと思います。いい結果ではないですが、次節の摂南大学戦に向けて次につながるゲームになったと思います。

Q.あとあと影響してきそうなボーナスポイント1を獲得しましたが攻撃面の評価は?
森 監督
裏のスペースに上手にキックを蹴れたかなと思っています、勝ち点を取りに行くという準備はしていなかったが最低限の事はクリアできたかなと思います。

Q.ここまでの失点が多いがデフェンス面でどのように修正していくか?
森監督
フィジカルの強いチームに関しては人数をかけて1人に対して2人で行き、早いリアクションで数的に有利な状況になるように準備していきます。

Q.この4試合で昨年の上位4チームと当たったわけですが後半戦に向けての手ごたえは?
森監督
学生が日々一生懸命に取り組んでくれて成長を感じているので、このまま練習の質をあげていって残りの3試合いい結果が出せるように頑張りたいと思います。


京都産業大学
廣瀬佳司
前半の最初はいい立ち上がりでボールもよく動いたし選手もよく動いたのですが、試合が進むにつれて関西大学さんのブレイクダウンでのプレッシャーが強くなかなか波に乗れずフラストレーションがたまるところもありましたがきっちり勝ち切ってくれたので次の同志社戦に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。

平野叶翔共同キャプテン
試合の中で要所にいいところはあったのですが、自分たちの流れではないところでフラストレーションをためてしまって冷静なプレーが出来ていなかったと思います。もっと冷静な試合運びをしていきたいと思います。

Q.松岡選手素晴らしい活躍でしたが、開幕以来の起用となったがその意図は?
廣瀬監督
プレスキッカーを竹下にしたので出番がなくなったということですが、今日は西仲を先発させたのでそこにプレスキッカーがいるので松岡を起用したということです。

Q.バックスのレギュラー争いがし烈に感じるがどのように思っているか?
廣瀬監督
次の同志社戦も含めて5週連続になるので、その週のベストのメンバーを選んでいるだけです。

Q.深く攻め込んでのノットリリースは何度かあったが何が原因なのか?
平野キャプテン
いろいろ要因はあると思いますが、細かいスキルの所と、ブレイクダウンでの2人目のレースのところで勝てていなかったこと、またキャリアーの寝方にも問題があったと思います。

Q.今日の2トライの感想は?
松岡選手
キックオフの前に、自分にボールが回ってきてトライするイメージをしていたのでそのイメージ通りになっただけです。
自分の強みであるステップを生かして外で取りたかったので、相手を上手くずらして外で勝負しました。

Q.開幕戦からスタメンを外れた時の反省点は?
松岡選手
自分は体が小さいのに、姿勢が高かったり、スピードのないアタックや縦に切り込むことが少なかったのでそれを反省としてしっかり切り込んで自分の強みを生かすことを考えて頑張りました。
自分の実力不足で落ちたので、練習後も体感トレーニングを中心に行いスタメンに戻ることをイメージしていました。

Q.次の同志社戦に向けて。
松岡選手
スタメンを外れた悔しさを忘れずにトレーニングを続けて、チームともども成長してもっと上を目指したいと思っています。

Q.監督から何かアドバイスは?
松岡選手
フィジカルのところでのご指摘をいただきましたし、元木GMからは「落ちた時が大事だ」と言われていたので気持ちを下げずに毎日やっていました。


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■KRPU 梶間智
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