名城大学 VS 東北大学
2020年1月4日(土) 14:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 |
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名城大学 | 東北大学 | |||
76 | FULL TIME | 19 | ||
47 | 前半 | 7 | ||
26 | 後半 | 12 | ||
詳細 (日本協会公式) |
マッチレポート
穏やかな冬空の下、東北大学のキックオフで試合が始まった。
1回戦同様、開始1分、ボールキャッチした名城大学は⑪瀬澤がノーホイッスルでトライ、コンバージョンも成功し7−0と先制する。
対する東北大学も自陣から果敢に攻めるが、名城大学の好タックルで攻撃の好機を失ってしまう。
すると名城大学は前半6分、中盤のラインアウトからバックスがビックゲイン、⑫川上が中央にトライ、コンバージョンも成功し14−0と引き離す。
勢いに乗った名城大学は前半8分、⑫川上が再び走りきりトライ、コンバージョンも成功し21−0とする。
対する東北大学は前半12分、相手陣のスクラムからFWが前進し、⑦片岡が中央に押し込みトライ、7−21と対抗する。
しかし、力を発揮しだした名城大学は、前半17分に③森がトライ(ゴール成功)、前半24分に⑬杉浦がトライ、前半34分に⑮𠮷田がトライ(ゴール成功)、さらに、前半36分に⑬杉浦トライ(ゴール成功)と連続トライを重ねる。
対する東北大学は相手ゴール前まで地域を進めるが、あと一歩名城大学の防御を崩せず、47−7で前半が終了した。
後半、風下の名城大学のキッキオフ、変則的なグラバーキックから好守、勢いに乗るかと思われたが東北大学が粘り強い攻撃を重ね、逆に相手ゴール前へ地域を進める。
すると後半6分、東北大学はPKを得ると⑩滝沢が速攻を仕掛け左隅にトライ、12−47と反撃を開始する。
さらに、東北大学は相手陣でのゲーム展開を継続、縦に有効な攻撃を繰り返す。
名城大学は前半の勢いを取り戻そうと好タックルで対抗、中盤での攻防となる。
ゲームの停滞を破ったのは東北大学。
後半20分、中盤ラインアウトの絶妙なロングスローをキャッチして大きく前進すると、FWが縦攻撃、最後は②竹谷が左中間に押し込みトライ、コンバージョンも成功し19−47と追い上げる。
悪い流れを断ち切りたい名城大学は、後半26分、中盤からのラインアウトをターンオーバー、左右に展開し⑪瀬澤が中央を走りきりトライ、コンバージョンも成功し、54−19と突き放す。
地力に勝る名城大学は後半34分に⑫川上がトライ(ゴール成功)、後半39分に⑪瀬澤がトライ、さらに、後半42分に⑪瀬澤がトライ(ゴール成功)とトライを重ね75−19でノーサイド、名城大学勝利で決勝に駒を進めた。
名城大学の力はもちろん発揮されたが、東北大学の攻守にわたる健闘も光る一戦であった。
(文責 早坂一成)
フォトギャラリー
■撮影者:清水良枝