トップリーグカップ総合順位決定トーナメント1回戦豊田自動織機 VS NEC
2019年1月13日(日) 11:30キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 |
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レフリー: アシスタントレフリー: |
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豊田自動織機 | NEC | |||
14 | FULL TIME | 20 | ||
0 | 前半 | 7 | ||
14 | 後半 | 13 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
穏やかな冬の陽射しの下、豊田自動織機のキックオフで試合開始。
開始直後から豊田自動織機が相手陣で試合を優位に進めるが、大事なところでミスが出てなかなかスコアできない。
この均衡状態を破ったのはNEC。
前半26分、相手陣22mライン外側のスクラムからの連続縦突破で、最後は⑤サナイラが中央にトライ(ゴール成功)し、この試合最初のスコアをあげる。この後はお互いに決定的なチャンスがなく、0-7、NECリードで前半終了。
後半も開始直後からお互いに一進一退の攻防を繰り返し、こう着状態が続く。
この状態を破ったのは豊田自動織機。
後半12分、相手陣22mライン付近のラックから展開、そのボールを受け取った⑫大橋がうまくタックルを外して30m独走し、そのままトライ(ゴール成功)、7-7と同点に追いつく。
これで豊田自動織機が勢いづくかと思われたが、次にスコアをあげたのはNEC。
後半23分、相手ゴール前の連続攻撃から最後は外に展開し、⑭竹中が右隅にトライ、7-12、再びリードする。
その後、後半33分に1PGを加えたNECは、直後のキックオフからの相手のミスに対し自陣からボールをつないで最後は㉓横山がトライし、7-20と勝利を決定づける。
豊田自動織機も終了直前に、⑪松井が意地のトライ(ゴール成功)をあげるが、14-20でNECが勝利を収めた。
会見レポート
豊田自動織機
アンドリュー・ダグラス ヘッドコーチ代行
結果は残念だったがフィジカル、防御など良いラグビーができた。
多くの若手選手が出場し、良いパフォーマンスであった。
特にゲームキャプテンが引っ張り頑張ってくれたが、2トライ取られたのは残念であった。僅差で勝てなかったが、そこまでのチャンスを作ることができ、うまくいっているということ。
今日のポジティブな点を残し、チームに自信と誇りを持って次戦に臨みたい。
河合航 ゲームキャプテン
モチーベーションを高めて試合に臨めたが、80分間勝ちたいという気持ちを持ち続けられなかった。
ミスを減らせば勝てる試合だった。
次戦は1年間やってきたことを出し切る。
トップリーグに復帰するという強い気持ちのプレーを見せたいし、プレーしたい。
NEC
ピーター・ラッセル ヘッドコーチ
良い天候の元、若手選手を中心にフィジカルで防御の良い試合ができたことが喜ばしい。15分間から20分間シャトルズの圧力を受けたが、後半はキャプテンのラインブレイクを中心に2トライ取ることができた。
ラインアウトを中心にポジションを取りながらエリアマネージメントがうまくいった。
若手選手も学べた良い試合だった。
亀井亮依 キャプテン
シャトルズには開幕戦で敗れておりリベンジの気持ちで準備をした。
若手中心のメンバーだったが勝ちきれた。
前半、後半とも開始から我慢の時間が続いたがスコアできたことは次戦、来シーズンに繋がる。
スクラム、ラインアウト、モールなど詰めの甘い場面もあり、相手につけ入る隙を与えてしまったので修正し、残り1週間、来シーズンも見据えてチームとして準備したい。
(文責 大林直之 早坂一成)