2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節関西大学 対 近畿大学
2018年11月18日(日) 12:00キックオフ グラウンド:キンチョウスタジアム 入場者数:859人 天候:晴れ/弱風 |
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レフリー:西村純(関西協会) アシスタントレフリー:森園量(カンタベリー協会) / 河村隆史(関西協会) / 真鍋翔太(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:近畿大学 11岩佐賢人 |
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関西大学 | 近畿大学 | |||
22 | FULL TIME | 36 | ||
3 | 前半 | 7 | ||
19 | 後半 | 29 | ||
詳細 (PDF) |
マッチレポート
11月も半ばを過ぎ、2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグも終盤の第6節。大阪・キンチョウスタジアムの第1試合は昨年度5位の関西大学と7位の近畿大学の一戦。今年度は共に勝ち星に恵まれず5連敗同士だが、入替戦回避に向けて何とか勝ち星を掴みたい。秋空の下、関西大学のキックオフで幕を開けた。
前半はお互いに相手の出方を探り合いなかなか得点に至らない。両チームともFW/BK一体となってボールを維持して相手陣に迫るが、密集でのターンオーバーやミスで目まぐるしく攻守が入れ替わる。均衡を破ったのは関大、26分に近大のハンドで得たペナルティーからCTB⑬工藤広和が慎重にPGをきめて3-0と先制する。しかしこれで目が覚めたのか近大も直後の30分、ゴール前の中央ラックから左に展開してWTB⑪岩佐賢人が左中間にトライ、SO⑩南部嵩史のゴールも決まり3-7と近大が逆転して前半を終えた。
後半も前半終盤の勢いそのままに、近大が開始直後から大きくボールを動かす。9分、12分にPR①紙森陽太、CTB⑫長森健彦がそれぞれトライを挙げ、3-19と関西大学を引き離しにかかる。対する関大も19分にゴール前の混戦からSO⑩渡辺裕介がトライを返すが、近大はさらに22分、26分、37分にトライを重ね、勝利を決定づけた。最終的には近大が22-36と追いすがる関大を突き放し、待望の初勝利を挙げた。
関西大学は6連敗となり入替戦出場が確定したが、最終節の同志社大学戦で意地を見せたい。初勝利を挙げた近畿大学は大阪体育大学を撃破して入替戦回避を目指す。
マン・オブ・ザ・マッチには逆転トライを挙げ、その後もたびたび果敢にゲインして関西大学DF網を翻弄した近畿大学WTB⑪岩佐賢人に贈られた。