NTTドコモ VS 九州電力
2018年10月20日(土) 11:30キックオフ グラウンド:万博記念競技場 |
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NTTドコモ | 九州電力 | |||
79 | FULL TIME | 0 | ||
50 | 前半 | 0 | ||
29 | 後半 | 0 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
メインスタンドに立つと左から右へ北よりの強風が吹く万博記念競技場で開かれたトップチャレンジ第5節。リーグトップを行く近鉄に勝ち点1の差で追うNTTドコモレッドハリケーンズと、ここまで勝ち点4と上位に勝って上昇のきっかけをつかみたい九州電力キュウデンヴォルテクスの対戦となった。
試合は風上に位置した九電のキックオフで始まった。いきなりの4分。九電のノックオンから敵陣に入ったドコモ。PKでタッチから右ラインアウトでモールを形成して、最後は2番フッカー緑川昌樹が押さえて幸先よく先制。9分にも相手パスのインターセプトから相手陣で試合を進め、やはり右ラインアウトからのモールを押しこんで、緑川がトライを奪った。緑川はこの試合3トライ。
その後も12、19、22、26、31、33分とノーホイッスルトライや強烈な縦攻撃などで6トライを決めて前半は50-0で終えた。
後半に入ってもドコモの勢いは止まらない。5分、ドコモは相手ゴール前20m左中間スクラムから更に左へ展開し最後はポイントゲッター・左ウイング11番久内崇史が押さえた。このトライを皮切りに、4トライを上げて終わってみれば79-0と圧勝した。何とか1トライでも返して意地を見せたい九電も終了近く、ドコモ陣で試合を進めたが決定力を欠いたこととドコモの固いディフェンスを崩すことができず無念のノートライに終わった。
会見レポート
NTTドコモ
マイケル・ブリューワー ヘッドコーチ
勝てると思っている試合だからこそ油断をしないよう、全員が自分の力を出し切ることに集中しないといけない試合だった。今日はそれができていて、良いテンポでのプレーにつながってトライを重ねることができた。キックオフのレシーブと、後半、疲れてきたときのラックへのアクションが遅れていたことが、今後の課題として残った。
九州電力
川嵜拓生 監督
コンタクトの差で劣勢を余儀なくされたが、それよりもマイボールでの継続で工夫が必要であった。(ミスが多かったが)相手のプレッシャーがかかる中でもミスをしないで継続をしないといけない。次節からの課題だ。
(文責:大阪府協会 丸井康充)