2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第1節
天理大学 VS. 関西大学
2018年9月24日(月・祝) 14:00キックオフ グラウンド:キンチョウスタジアム(長居球技場) 入場者数:2225人 天候:晴れ/微風 | ||||
レフリー:北村浩士(日本協会A2) アシスタントレフリー:船岡克広(関西協会) / 山下大輔(関西協会) / 寺西亮(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 11中野豪 |
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天理大学 | 関西大学 | |||
116 | FULL TIME | 7 | ||
59 | 前半 | 7 | ||
57 | 後半 | 0 | ||
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マッチレポート
2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグがいよいよ開幕。1973~75年、2010~12年に続く3度目の3連覇に挑む王者・天理大学と2015年度のAリーグ復帰後、何とか悲願の上位進出を狙う古豪・関西大学との一戦。春・夏のプレシーズンでも強豪大学相手に互角以上の戦果を挙げる天理に対し、関大は得意のシャロ―ディフェンスから活路を見出したい。試合は多くの両校関係者に見守られ、残暑の残る大阪・キンチョウスタジアムで幕を開けた。
下馬評通り先手を取ったのは天理。開始直後の3分、いきなりFW・BK一体となった攻めで関大ゴール前に迫ると、最後は1年生LO5番アシペリ・モアラがいとも簡単に関大ディフェンス網を突き破ってトライを挙げる。関大も直後の6分にCTB12番津田剛希のトライで一旦同点とするが、以後は一方的、圧倒的な天理のトライラッシュとなった。今年度から3名に増えた外国籍選手枠のLO5番アシペリ・モアラと№8ファウルア・マキシ、CTB13番シオサイア・フィフィタらがたびたび大きなゲインを繰り返し、最後は高速バックスリーが立て続けにフィニッシュ。前後半共に9トライずつを挙げ、116-7と関大を完膚なきまでに圧倒した。
天理のターゲットは既に大学選手権制覇であり、そのためには関西リーグではさらに精度を上げた戦いを続けたい。関大もディフェンスには自信を持つだけに、是非修正して今後の活躍に期待したい。
MOMには天理の高速バックスの一員として前半、関大を突き放す効果的な2トライを挙げたWTB11番中野豪が輝いた。
(文責:大阪府協会・石川 悟)