立命館大学 VS. 摂南大学
2016年10月23日(日) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池球技場 入場者数:1951人 天候:くもり/無風 | ||||
レフリー:山本篤志 (関西協会) アシスタントレフリー:北村浩士(関西協会) / 岡本竜弥(関西協会) / 土田豊(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:立命館大学 4清水亮佑 |
||||
立命館大学 | 摂南大学 | |||
34 | FULL TIME | 29 | ||
17 | 前半 | 7 | ||
17 | 後半 | 22 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
前節、京都産業大に痛い敗戦を喫した立命大、残りゲームの対戦を考えると絶対に負けられない。かたや関西大学に逆転負けで接戦を落とした摂南大は2人の外国人留学生を軸に攻撃を立て直したい、前節の夏日から一転して秋風が吹く京都宝ヶ池で摂南大のKOで始まった。
4分に立命大が中央ラックから10番角野友基のキックパスを7番小原稜生がキャッチし、右中間にトライし5点先取。
26分には相手陣ゴール前のスクラムからプレッシャーをかけ、摂南大の反則を誘いPKから14番三島藍伴が抜け出してトライ、10-0とする。
さらに31分には、相手陣ゴール前の15ⅿ中央ラックから10番が中央にトライ、自らのゴールキックも決まり17-0とする。摂南大もアグレッシブルにボールを仕掛けるが、ミスで攻めきれないなか38分に相手陣の右中間22ⅿラックから左へ展開5番タンギハ・タリフォロフォラが中央にトライ、15番平田 翔のゴールも決まり17-7と後半にのぞみをつなぐ。
後半2分に摂南大がゴール前左中間ラックから9番岡田章典、13番トゥア・サミソニとつなぎ中央に押さえ17-12と追い上げる。
勢いに乗る摂南大は5分にゴール前中央ラックからまたも9番、13番がつなぎ中央にトライ。ゴールも決まって17-19と逆転に成功。12分にはゴール前スクラムから右へ展開14番藤井雄大が右隅にトライ、17-24と差を広げる。
ここまでは終始摂南大ペースでゲームが進むが、18分に立命大は相手陣左ゴール前で相手ボールスクラムを押し込み6番中村亮介がトライ、10番のゴールもきまり24-24とする。
ここからは立命大ペース。24分に相手陣ゴール前左ラックから6番が再びトライ、31-24とする。
28分には25ⅿ中央でのPGを10番が決め34-24と10点差に引き離す。
なんとか追い上げたい摂南大は、37分に相手陣中央ラックから5番が抜け出し右中間にトライし、34-29と1トライ1ゴールで逆転というところまで立命大を追い詰めるも、反撃もここまで。辛うじて立命大が逃げ切った。
どこからでも果敢に攻めていき、うまく2人の外国人留学生と連携すれば決定力のある摂南大に、何度か苦しめられる場面のあった立命大。しかし、終始優位に立っていたスクラムからの安定した球出しと、10番の角野の好キックで陣地を進めることで自分たちのペースを取り戻した立命大が勝利した一戦であった。
マンオブザマッチは終始ボールに絡み続けた4番清水亮佑。
監督&キャプテンコメント
立命大中林正一監督
まず「勝てて良かった」の一言につきます。チームの流れが悪かった中で勝てて反省できるのが良いです。修正すべき点は修正し、いいところもたくさんあったので、そこはもっと伸ばしていきたいです。
− 外国人留学生含め相手に対しての鋭いタックルが光っていたが?
そうですが、逆にそこを突かれたところもありました。キックで前へでて流れをつかめたところもありました。もう負けられないです。