9月25日(日) 第1節 関西大学 10-19 関西学院大学

yamaguchi-132016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第1節 関西大学 VS. 関西学院大学

2016年9月25日(日) 17:00キックオフ グラウンド大阪市鶴見緑地競技場 入場者数:1,374人 天候:晴れ/無風
レフリー:真継丈友紀(日本協会A1)
アシスタントレフリー:カールハンコックス/小原淳一/嵯峨慶二
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:関西学院大学 5杉原立樹
関西大学 関西学院大学
10 FULL TIME 19
前半
10 後半 12
詳細
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マッチレポート

2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ、大阪地区での開幕カードは昨年度4位で4大会ぶりの大学選手権出場を果たした関西大学と一昨年の1位から一転して最下位に転落、入替戦で大阪体育大学を破ってAリーグに残留した関西学院大学との伝統の関関戦。

昨年は中盤の第4節で対戦し、真っ向からの力勝負を挑んだ関大が41-19と関学を破っている。残暑厳しい17時からの薄暮ゲームには鶴見緑地球技場に1000人を超す熱心な大学ラグビーファンを迎えて、関学SOキャプテン清水晶大のキックオフで開始された。

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序盤は両チームとも大きくBKで展開を図ろうとする。関学は関大DF陣の速い出足に阻まれて容易にゲインができなかったものの、関大ゴールに迫った8分、関学FW陣が執拗にサイド攻撃を繰り返し、最後はNo8岡部崇人が突破しトライ。FB碓井恒平のゴールも決まり0-7と先制した。その後も一進一退の攻防が続いた。関大はスクラム戦で関学に優位に試合を進めるが、両チームともラインアウト等のセットプレイでミスが出て得点できない。結局、そのまま0-7のロースコアで前半を終えた。

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関西学院10清水キャプテンの気合がみなぎる

後半に入っても両チームは再びBK展開で活路を見出そうとするが、互いにハンドリングエラーが出て好機を逃す。そんな中で関学は12分、HL付近のラインアウトから右LO杉原立樹が抜け出しゲイン、22mL中央付近のラックより右に展開し、SO清水がそのまま中央に飛び込んでトライを奪う(ゴール成功0-14)。

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後半、関西学院大学が突きはなした。

一方の関大も直後の14分、10mL付近左中間のラックから抜け出した右PR後藤拓哉が50m近くを駆け抜け左中間にトライ、5-14と反撃ののろしを上げる。関学大も20分にFW戦で関大ゴールに迫り、最後はゴール直前中央付近のラックから一転して左に展開、最後は左WTB黒石涼介が左隅に抑え、5-19と関大を突き放しにかかる。関大は27分にライン参加した左FL二上弘務が左中間にトライを返すが時すでに遅し。関学大が10-19と逃げ切って伝統の一戦を制した。

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MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)には献身的なプレイで数々の得点機を演出した関学LO杉原立樹に贈られた。関西学院大学は昨シーズンの悪夢を振り払うゲームで好発進のリーグ戦。下級生を中心とした若い力で活性化して今後も上位チームとの戦いに臨みたい。関西大学も個々に力のあるプレイヤーを擁しているだけに、チームプレイの規律を再確認して立て直しを図ってほしい。

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(記事:石川 悟、丸井康充)

フォトギャラリー

2016年9月25日(日) 関西大学対関西学院大学 撮影:古田浩

2016年9月25日(日) 関西大学対関西学院大学 撮影:山口勝一