11月4日(月振) 第4節 関西学院大学 21-24 同志社大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第4節

関西学院大学 対 同志社大学

2019年11月4日(月振) 12:00キックオフ
グラウンド:天理親里競技場
入場者数:1848人
天候:晴れ/弱風
レフリー:森園量(カンタベリー協会)
アシスタントレフリー:飯田真治(関西協会) / 立川誠道(関西協会) / 松岡実(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 15原田健司
関西学院大学 同志社大学
21 FULL TIME 24
14 前半 7
7 後半 17
詳細
(PDF)

マッチレポート

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ、第4節は天候にも恵まれワールドカップ効果もあり、多くのファンを集めた天理親里ラグビー場で2試合が開催された。
第1試合は、戦前の予想では上位校にランクされていた京産大、立命大に勝利し勢いに乗る関西学院大学と、粘り強く接戦を制して勢いに乗る同志社大学。50日間のワールドカップ期間中に修正点を克服したかを問われる注目の好カード。

風上から攻める関学大SO10番房本のキックでゲーム開始、関学大のペースでゲームは進行した、
開始6分に中央20m付近から攻める関学大SO10番房本のキックパスを難しいワンバウンドで受けたWTB11番坂原が中央に回り込み中央に先制トライ、GKもFB15番奥谷が成功し、7-0。
反撃に出る同志社大は27分にペナルティから中央ゴール前5mスクラムからNO8斉藤が右に出て右中間にトライ、GKもFB15番原田が成功し、7-7とする。

33分には中央付近から攻め続ける同志社大のパスをインターセプトした関学大WTB14番中がそのまま走り込み中央にトライ、GKもFB15番奥谷が成功し14-7と再びリードする。

ロスタイムまで攻め込む同志社大だったが、得点に結び付かず前半が終了。

後半に入っても勢いがある関学大は5分に22m内ラックから左に展開し、HO2番竹内からのオフロードパスを受けたWTB14番中がそのまま走り込み左中間にトライ、GKもFB15番奥谷が成功し21-7とリードを広げる。

選手交代を積極的に行った同志社大は25分に20m付近のラックからせ攻め込みFL7番堀部からFB15番原田に渡り、再びパスを受けたFL7番堀部が右中間にトライ、GKもFB15番原田が成功し21-14と追い上げる。
勢いに乗る同志社大は35分にゴール前10m付近のスクラムからSH9番人羅からパスを受けた途中出場の21番桑山のキックパスをWTB14番山口が左中間にトライ、GKも難しい角度からFB15番原田が成功し、21-21とする。

予想通りの白熱した戦いとなったが、攻撃の勢いに乗る同志社大は39分自陣から走り込んだWTB14番山口がペナルティを得て、中央30mからのペナルティキックをFB15番原田が成功し、21-24と逆転。

ロスタイムになると関学大も粘り、ゴール前10mでペナルティを得た関学大はスクラムから逆転を目指すが一歩及ばず無得点、反撃及ばずノーサイドで同志社大が勝利した。

最後の最後まで勝敗の行方が分からない好ゲームだった。
MOMには、勝利に繋がるキックをすべて成功させた同志社大学FB15番原田健司が選ばれた。

同志社大学 山本雄貴キャプテン
素直に勝てて本当に嬉しい。本当に勝つことがこれだけ厳しく重いものかを全員が感じたと思う。
ワールドカップ期間中は自分達が進化できるかを含めてハードワークしてきた。昨シーズンは逆転負けしている相手ですので、自分達のラグビーを表現することを信じて取り組んだ。技術面も大切だが精神面、メンタル面も鍛えたことが良かったと思う。

同志社大学 萩井好次監督
厳しい試合になると予想していたが、リザーブを含めてチーム全員で掴んだ勝利です。この試合の為に出ていない選手が準備をし、少しの層の厚さがこの勝利に結びついた。厳しい展開で14点差があったが、粘り強くリザーブから出た選手にも相手の足が止まっている状況でしたので、積極的にアタックしたことが良かったと思う。これからもコンタクトの強いチームが続くので、ここを強化したいと思う。

MOMインタビュー

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■撮影者:坂田勇三