トップリーグカップ2019 プール戦神戸製鋼 VS 豊田自動織機
2019年6月29日(土) 13:00キックオフ グラウンド:鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム |
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レフリー: アシスタントレフリー: |
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神戸製鋼 | 豊田自動織機 | |||
38 | FULL TIME | 12 | ||
24 | 前半 | 5 | ||
14 | 後半 | 7 | ||
詳細 (TL公式) |
会見レポート
豊田自動織機シャトルズ
ロブ・ペニー ヘッドコーチ(HC)
ブレークダウンのスピードがハイエナジーで神戸はとても良いプレーをしたと思います。前半はちょっと残念でこちらのプレーもちょっと残念で受けてしまったというところがありました。選手のエナジーも出てなかった様に思うんですけど、その理由はちょっとわかりません。後半は競ったところもあって、それは選手を褒めてあげたいなと思うのですが、やっぱり神戸のクイックボールでオフロードとか繋がれて、やはりそういうところは強かったです。そのチャンスを取り切れなかったというところでチャンスはあったのですが、やっぱり最後にそれをもっと取り切れてたらもっと競った試合になってたかなというふうに思います。でも最後、後半、相手がポンポンと2本トライをとったのでそこでちょっと差がついてしまいました。点数のところを考えても、相手はトップリーグの昨年1位で、こちらは降格してしまったというところもあるのでそれをみたら妥当かなと思います。有り難うございました。
渡邊智哉 キャプテン
今日は、去年のチャンピオンの神戸さんにチャレンジしていこうと準備してきたのですが、神戸さんのハイアタックをこちらが受けてしまって、こういう結果になってしまったと思います。一番はうちの良いところというか練習でやって来たことが出せなかったというのが一番負けた原因かなと思っています。
Q.神戸の一番いやなところ、神戸の強さをどんなところに感じましたか?
ペニーHC
神戸はスターティングのメンバーとリザーブのメンバーもしっかりしていて、交代がかなり良くできている。コーチ陣もとてもスマートな人ばかりで、外国人もいるが日本国籍を持っている人もいてそこが強味だなと思います。選手の層で比べてやはり我々は劣っているのですが、今回の試合で一番残念なところは、前半のところで選手たちがもっとハートを持ってプレーをして欲しかったなと思います。選手の層も薄い中、我々は気持ちを出して勝って行かなければならないチームなので、それがなかったのがちょっと残念でした。神戸は経験豊富な選手もたくさんいてリーダー陣もしっかりしており、このまま良いマネージメントをして行けば、このままずっとトップリーグでも勝って行くチームだなと思います。リクルートのところとかでも、多分、皆様も知っているかと思いますが、また良い選手が入ってくるというところで、またひとつ上のレベルに上がるかなと思います。
Q.今年、天理大学から加入した由良君と久保君について、今日のプレーの出来栄えは?また今後の期待は?
ペニーHC
特に由良に関してですけど、彼は日本のラグビーにとても素晴らしい存在になるかなと感じています。とても優れているところがあるので、もうひとつ上のレベルに上がってもしっかりそこについて行ける様な実力はあります。日本のラグビーで素晴らしい影響をもたらす存在にこれからなってくるのかなと思います。久保も良い未来が待っていると思うので、由良ほどはラクビーの理解度というところは欠けているのですが、とてもタレントがあって良い選手です。
Q.スクラムではかなり優位だったのかな思いますがどこが良かったですか?
渡邊キャプテン
8人でまとまってしっかり組めたのかなというところがひとつはあって、今回だけに限らず、やはりセットプレーは安定してやっていこうということで、前回リコー戦でちょっと受けた部分もあったので、今回は前にしっかり出てスクラムからセットプレーから繋ごうとのフォワードの意識が出てそこが良かったのかなと思います。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
デーブ・ディロン ヘッドコーチ(HC)
試合の最後の最後でボーナスポイントを取れてまず嬉しいです。時間によっては、良いラグビーも出来たと思いますし、逆に言えば無理くりプレーし過ぎたなという時間もあったと思います。このなかでしっかり全選手は良い準備をしてくれたと思います。最終的にチームとして結果を得ることが出来たので良かったです。
日和佐篤 ゲームキャプテン(GC)
有り難うございました。デーブが先に言った通りだと思います。先週、スタッフも含め1週間良い準備が出来て、先週より良いチームになったんじゃないかなと思います。またこれからも試合が続きますので、もう一回、出た反省点をしっかり修正して次に向けて良い準備をして行きたいなと思っています。
Q.無理やりプレーし過ぎた部分があるとは具体的にどういうことですか?
ディロンHC
簡単な説明の仕方をすると、パスするべき選手がパスされた選手の方が悪いポジションの位置にいるのにパスしてしまっている状況が何回かあります。自分たちがそこでラックをつくって早い球出しを出来る状況なのにより悪いところへ出してしまったということかな。
Q.よくボールを動かすことは良いことだと思いますが、それを横に繋いでしまっているということですか?
ディロンHC
バランスが大事です。
Q.ボーナスポイントに繋がったトライをした山下楽平選手と公式戦初トライした徳田選手についてはいかがですか?
ディロンHC
先に徳田のお話をします。チームの中でもしっかりと高いエナジーを放って練習に取り組んでくれますし、9番の中で言えば、今、激しい競争になっています。もう少し早いタイミングで試合に出しておけば、徳田はもっと速く走れたと本人がそう言っていました。楽平についてですが、楽平が良いパフォーマンスをしている時というのは日本で一番のウィングだと思いです。昨シーズンの試合のパフォーマンスを見ても分かるとおりで、その前の試合を見ても分かる通りです。コーチングできる内容じゃない天性のフットワーク、スピードというものを持っていると思います。ボール、両サイドの部分でもどちらでもアタック出来る様にしていってもらいたいと思います。
Q.今日の反省点は?またマンオブザマッチのご感想は?
日和佐GC
先にデーブが言った通り、良くない判断というのもありましたし、僕自身の良くない判断もありました。ただコンタクトに勝った後での難しいオフロードパスだったり、防げるミスというのを防げなかったというのが、後ろからのコミュニケーションでそこは防げると思います。そこはしっかり修正して、汗でボールも滑りますし、もう少し考えてプレー出来たらなというふうに思います。マン・オブ・ザ・マッチに関しては、周りの選手に助けられながら僕自身のプレーが出来たのかなというふうに思っています。まだまだパフォーマンというのは出し切れていないと思います。