2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第7節の見どころ

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第7節の見どころ

11月24日(土)@京都・西京極陸上競技場
12:00K.O. 立命館大学 VS 関西学院大学
14:00K.O. 京都産業大学 VS 天理大学

11月25日(日)@大阪・鶴見緑地球技場
12:00K.O. 近畿大学 VS 大阪体育大学
14:00K.O. 関西大学 VS 同志社大学

★ 立命館大学 VS 関西学院大学 ★

ここまで4勝2敗で最終節に大学選手権出場がかかる両チームは、部員全員の全ての想いをかけた総力戦になる。前節の天理大学戦では、後半20分過ぎからの粘りで得点を挙げるなど、チームに勢いがある立命館大学は、トライ頭である木田を始め、百地、平尾、藤井の1回生のフレッシュな活躍がチームに刺激を与えている。一方の関西学院大学は、前節の京都産業大学戦での失点の多さが気になるところだが、山内、房本のゲームコントロール力と中の決定力は強みである。12月へのキップを掴むためのこの一戦は、FW戦で有利に進めたい立命館大学か、BKでの揺さぶりと決定力で勝負したい関西学院大学か、白熱した試合が期待される。

★ 京都産業大学 VS 天理大学 ★

いよいよ最終節。優勝がかかる大一番は、王者天理大学に京都産業大学が挑む形となった。危なげなく6連勝で最終節を迎える天理大学は、1試合平均67得点と圧倒的な攻撃力を誇り、フィフィタ、マキシそして強さと速さを持つ中野がトライを重ねている。今後の大学選手権でも上位を狙える力があるだけに、プレーの厳しさと精度を高めたい。一方の京都産業大学は、大学選手権出場がかかる前節の関学戦を完封で勝ちきり、チームの仕上がりの良さと勢いがある。チームの得点頭フェインガ・ファカイ、突破力のある武田を中心にFW戦で有利に進めたい。天理大学の全勝での3連覇がかかる大一番は、天理・松永、京産・栢本のキックの精度も見どころである。

関西大学ラグビーリーグ委員長 中尾晃


★ 近畿大学 VS 大阪体育大学 ★

前節では持ち前の攻撃力で待望の初勝利を挙げた近畿大学。FW・BK一体となった攻撃で2勝目を目指す。前半の勢いそのままに後半も自分たちのペースに持ち込めれば勝利は近い。一方の大阪体育大学も、前節では敗れたものの最後まで粘り強く戦い、タイダイらしさを見せた。最終節でも自慢のFWで圧力をかけ自分たちのペースを掴みたいところだ。両チームとも1勝同士。負けたほうが入替戦に回るだけにプライドをかけた熱い試合になるだろう。

★ 関西大学 VS 同志社大学 ★

ここまで全敗で入替戦が決まってしまった関西大学。前に出るDFとテンポの速い攻撃が持ち味なだけに、最終節で待望の初勝利を挙げて入替戦に向けて勢いをつけたい。一方の同志社大学は、大学選手権出場は逃したものの上位進出の可能性はまだある。高い攻撃力は相手にとって脅威なだけに、最終節を勝利してリーグ戦を勝ち越しで終えたい。お互い来年度のリーグ戦に向けた大事な試合になるだけに、激しいプレーが見られるだろう。

関西大学ラグビーリーグ委員 野中孝介