トップチャレンジリーグ 1stステージ 第2節
NTTドコモ VS. 三菱重工相模原
2018年9月16日(日) 17:00キックオフ グラウンド:キンチョウスタジアム | ||||
NTTドコモ | 三菱重工相模原 | |||
31 | FULL TIME | 12 | ||
21 | 前半 | 5 | ||
10 | 後半 | 7 | ||
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マッチレポート
昨年度のTL入替戦でロスタイムに日野に逆転されて降格したNTTドコモと入替戦で力及ばなかった三菱重工相模原の一戦。トップチャレンジリーグ初戦を勝利した両チームは強豪同士の対決にも勝利して勢いに乗りたい。試合開始前の夕立も上がった大阪・キンチョウスタジアムで三菱重工相模原SO10番ダニエル・ホーキンスのキックオフで開始された。
先手を取ったのは風上のNTTドコモ。開始直後の2分にFWのラインブレイクで三菱重工相模原のゴール前に迫るり、右展開してWTB14番スルンガ・ラリースティーブンが右隅に押さえた。さらに5分には相手ボールをインターセプトしたSO10番マーティー・バンクス、10分にFWプレイからLO4番杉下暢が立て続けにトライを奪い、21-0とリードした。一方の三菱重工相模原も22分に22ml付近から左展開して№8・8番土佐誠が左隅に押さえて21-5と反撃の兆しを見せたが、その後は両チームともチャンスを活かせず得点できない。
後半も4分、9分に両チーム1トライずつを挙げたが、やはりその後はミスや反則で得点できず、開始直後のリードを守り切ったNTTドコモが31-12と三菱重工相模原を突き放して開幕2連勝とした。
開幕直後の強豪同士の対決とはいえ、両チームともに安易なミスが目立ち、まだまだ本調子とは言えない。多くの世界的プレイヤーが所属し、厳しい試合でしのぎを削っているトップリーグ勢の試合とは少しレベルの差が見受けられる。
会見レポート
三菱重工相模原ダイナボアーズ
グレッグ・クーパーHC
最初に14点を奪われたことがとても大きく、スタートはあまり良くなかった。その後、アタックで沢山チャンスはできたが、最初の失点が大きく、力及ばなかった。沢山課題はあるが、特にセットピース。ラインアウトやスクラムには不満が残る。そのあたりを重点的に修正してフィニッシュに結び付けたい。
NTTドコモレッドハリケーンズ
マイケル・ブリューワーHC
今日は良いプレイも沢山あって、ひとり一人が自分の仕事ができれば非常に良いパフォーマンスが発揮できていたと思う。ただ逆に考えすぎてそれができていないと、同じチームとは思えないようなシーンも多くあった。沢山課題はある。良い勝利だったが自分たちを理解して、相手に常にプレッシャーをかけ続けられるチームにならないといけないと考えている。
(文責:大阪府協会 石川 悟)