平成26年10月18日(土)、マイクロCUPから始まって9回目となります。今回も㈱青南商事がスポンサーに加わり『SEINANラグビーマガジンCUP関西ミニ・ラグビー交流大会2014』として、今年も大阪府堺市にある日本最大級の施設規模を誇る、最高のグランド、J-GREEN堺で本年度も大会開催となりました。今年は例年に無い好天気に恵まれ、最高のグラウンドコンディションでの大会となりました。無事、大きなけが人も無く全日程を終了することがきました。
参加チームは、昨年よ4チーム増の過去最多となる57チームで、関西協会に所属の西は山口県から四国・近畿・東の東海地区の静岡県まで13府県から参加のミニラグビー選手922人と昨年よりも32名増で、それに多くの保護者、チーム関係者を合わせて約2500人が集まった立派な大会となりました。
今大会は1日だけの大会で見事に整備された人口芝グランドを例年と同じく2面を使用し、1ブロック、4チーム(一部3チーム)で15ブロックに分かれて12クール、各チームが11分ハーフの試合を2試合戦い、全試合で57試合という役員にとっては、今までに無い大変ハードな結果を残す大会となりましたが、その反面、大変素晴らしい、子供たちの真剣な眼差しでの試合を多く拝見できて感動と胸を熱くする場面も多く有り、大変嬉しい思いもいたしました。
毎年のことながら各スクールとも日頃の練習の成果を十分に発揮したチーム、出来無かって悔しがっているチーム、思いはさまざまでありますが、白熱のある試合を繰り広げてくれました。中には、Tリーガー顔負けのサインプレーを綺麗に決めてのトライ、キックパスを入れてと多彩なプレー、チームワークで取った素晴らしいトライも多く見られました。保護者、指導者、ラグビーファンらが、熱い戦いを繰り広げているミニ・ラガーマン(メン)たちに大きな声援や拍手を送っておられたのが脳裏に焼きついております。凄く熱さを感じた一瞬でもありました。女子選手がかなり増えていて、プレーも男子に引けを取らないスキルで行っている事にさらに感心しておりました。また、プレーのレベルも年々上昇しており将来が楽しみです。また、それらを踏まえて思うことですが、この選手たちの中学、高校での受皿が無い、特に高校生になったときにラグビーを出来る環境を与えてあげられるかが問題です。私自身これはラグビー協会の責務でもあると大会を積み重ねていくたびに痛感しております。
今大会も各チーム(スクール)のレベルの向上が見受けられ、ミスマッチゲーム(100点ゲームが1試合)がほとんどといってよいぐらい無く、これは、全体のレベルが上り、一定の成果が出てきている証でもあり、進歩かなといえます。指導者の努力、向上心のたま物と感じております。今後は更なる技術力向上とラガーマンのマナー向上と合わせて他競技以上に指導者のマナー向上も改めて願うところでもあります。
2019年・2020年に日本で開催されるワールドCUPと東京オリンピックには日本代表となって活躍する選手には間に合わないかもしれませんが、その後の代表として期待しておます。
最後に本大会、運営にご協力、ご尽力いただいた協会の皆さん、大阪府協会、ラグビーマガジンの関係者、関西協会普及育成委員の皆様方には大変お世話になり有難うございました。感謝申し上げます。
関西ラグビーフットボール協会普及育成委員会
ミニ部門長 石田 克明
大会について
結果
SEINAN ラグビーマガジンCUP関西ミニ・ラグビー交流大会 supported by Canterbury