11月23日(日) 同志社大学 vs 関西大学

レフリー:立川 誠道(日本協会)
アシスタントレフリー:橋元 教明(日本協会) / 長手 大地(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
| 同志社大学 | 関西大学 | |||
| 20 | FULL TIME | 22 | ||
| 3 | 前半 | 15 | ||
| 17 | 後半 | 7 | ||
| 勝点 1-4 詳細(PDF) |
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▶関西大学 14 正田青海
メンバー表(48時間前)
マッチレポート
2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節の最終戦は晴れ、無風のたけびしスタジアム京都で現在下位4校が対戦。Aリーグ残留に向けての戦いが始まる。
第1試合は同志社大学(以下、同志社)VS関西大学(以下、関西大)が対戦。
現在5位の同志社はFW、BKともバランスが良く、ラグビーに向き合う姿勢を貫き連勝を目指す。
現在7位の関西大はスクラム、コンタクト、ブレイクダウンも成長している、良い面を伸ばしてこの一戦に挑む。
同志社SO⑩大島泰真キャプテンのキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだのは関西大7分、同志社のキックを10m付近でキャッチしたFB⑮堂免遙生からパスを受けたSO⑩﨑田士人が前進、ラックからSH⑨嘉悦滉太→FB⑮堂免→NO8⑧谷口永輝からパスを受けたWTB⑭正田青海がタッチ沿いを走り切り右隅に先制トライ、GK不成功。0-5。
攻撃のリズムを掴んだ関西大は23分、1m左ラインアウトからスロワーHO②大林直人からFL⑥奥平一磨呂キャプテンがキャッチ、SH⑨嘉悦から右に展開、フェーズを重ねFB⑮堂免のキックパスをゴールエリアで押さえたWTB⑭正田が再びトライ、GK不成功。0-10。
28分、再び関西大がオフサイドのペナルティからFB⑮堂免がタッチに蹴り出し、ゴール前12m左ラインアウトからHO②大林からFL⑦三木翼がキャッチ、モールを形成し最後はNO8⑧谷口が左中間にトライ、GKは不成功。0-15。
43分、今度は同志社がゴール前20m中央のペナルティからショットを選択し前節でもキックで勝利に貢献したSO⑩大島がPGを成功、3-15。
後半に向けて希望を与える得点となって前半が終了。
関西大FB⑮堂免のキックで後半開始。
後半の2分、最初にチャンスを掴んだのは同志社、自陣からHO②長島幸汰が中央を突破しパスを繋ぎ、SH⑨田中心温からSO⑩大島の絶妙なタップパスを受けたFL⑦土肥祥太朗が左中間にトライGK不成功、追い上げる。8-15。
18分、関西大がノットリリースのペナルティからタッチに蹴り出し、ゴール前20m右ラインアウトから左に展開、ラックからサイドを攻め最後はPR①福井鼓生が右中間にトライ、GKもFB⑮堂免が成功。8-22。
31分、同志社がゴール前20m左ラインアウトから途中出場スロワーHO⑯荒川駿からNO8⑧西本龍太がキャッチしパスを繋ぎCTB㉓隅田誠太郎からパスを受けたCTB⑬森岡蒼良が巧みなステップで相手をかわし左中間にトライ、GKもSO⑩大島が成功。15-22。
37分、再び同志社が自陣から攻め込みSH㉑石田太陽が中央を突破しラックからPR⑰李星河→SO⑩大島のキックパスを受けたWTB⑭岩本総司が相手ディフェンスをかわし右中間にトライ、GK不成功で同点のチャンスを逃す。20-22。
このまま逃げ切りたい関西大がFW、BKが一体となりインゴールまで攻め込むがグラウンディング出来ずノートライ、トライラインドロップアウトから攻める同志社は最後の力を振り絞り攻め込むがノットリリースのペナルティでノーサイド。
関西大が逃げ切り22-20で勝利。
関西大がトータルの勝点が8、同志社も10となり拮抗したまま両校共、最終節に残留をかけた戦いが続く。
POMには先制トライと追加トライを奪い勝利に貢献した関西大WTB⑭正田青海選手が選ばれた。
会見レポート
同志社大学
永山 宜泉監督
今日はお集まり頂きありがとうございます。
ゲームプラン通り、学生たちは一生懸命やってくれましたが、私の分析が甘かった部分があり、接点の部分で関西大学さんが思ってたより強かったかなと思います。
また、日光を背負っている時や、天候の状況など臨機応変にゲームを組まなくてはいけなかったところが私の反省です。
選手たちはよくやってくれたと思います。
大島 泰真キャプテン
僕の責任かなと思います。
Q.ゲームプランの分析が甘かったとのことですが、試合の入りにどういった影響があったかと、どういうところが違っていましたか。
永山監督
ゲームプラン的には、関西大学さんもキックゲームをするチームなので、キックとラインアウトという形の試合になるだろうと思っていました。同志社も優秀なキッカーがいるのでその部分で優位に立てるかなと思っていたのですが、そこは関西大学さんも整備されていて、穴がなかなか作れなかったところが分析ミスかなと思います。
Q.前半と後半で切り替えた部分はありますか。
永山監督
前半に思った以上に点差が離れてしまったので、後半は太陽を背負うところでキックに関しては有利に立てるかと思いましたが、展開をしないと追いつかないという状況で早めにランナーを入れていくという形になりました。
Q.気持ちの面ではどのようなことを考えながらプレーしていましたか。
大島キャプテン
思ったより接点が強かったなと思いました。
Q.次節の最終戦は入れ替え戦もかかってきます、どのような試合をしたいと考えますか。
大島キャプテン
正直なところ、何も考えられません。絶対勝ちますが、切り替える時間を頂きたいなと思います。
Q.最終戦まで時間がありませんが、早急にどんなところを整備すべきですか。
永山監督
今から1週間で大きく伸びることはないと思いますが、今日のゲームは間違ってはいないと思います。
ミスを挽回できなかった部分もありましたが、やることは同じで、あとは気持ちの持ち方で、もっと自分たちのラグビーをしないといけないかなと思います。
4年生は今年本当に一生懸命ラグビーに取り組んでくれましたが、まだまだ得点能力は低いので、あと一歩二歩ドライブするところが足りないかなと思います。そのあたりを修正していきたいと思います。
関西大学
佐藤 貴志監督
今日の試合にはとても感謝しています。
私達が春から取り組んで来たところを、この大切な試合に相手の強みやうちの強みを学生たちが分析して実行できたとこが今日の勝利に繋がったと思います。
ただ、まだ精度を高められる部分は多々あるので、短い時間ですが次のゲームに向けて学生たちと分析して、今年のベストな試合をできるように準備していきたいと思います。
奥平 一磨呂キャプテン
この試合は負けたらあとがないところで、勝ち切れたところは本当に嬉しく思います。
自分たちの強みを出せたところが今日の勝利に繋がったと思います。
Q.今日の勝因はどこにありましたか。
佐藤監督
いくつかありますが、私達の強みのモールでしつこくこだわって信じてやってくれたところです。
また、最後のディフェンスも規律高く守ってくれたところが勝因だと思います。
Q.途中、同志社に2点差まで追いつかれましたが、そこから流れを引き戻した要因は。
奥平キャプテン
いつもなら、取られると流れをもっていかれがちだったのですが、取られてもキックオフで気持ちを入れ替えてリスタートできたところだと思います。
Q.最後に、ショットではなくタッチ・ラインアウトの選択の意図は?
奥平キャプテン
点数と、残り時間と、自分たちの強みを考えました。メンバーにも常に声をかけ続けました。
Q.最後のディフェンスとペナルティを取れたときの気持ちは?
奥平キャプテン
粘って勝った瞬間だったのでとても嬉しかったです。
Q.次の最終節も大事な一戦が残っていますが、意気込みを聞かせてください。
奥平キャプテン
4年生がラスト試合になるように、しっかり準備していきたいと思います。
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