9月28日(日) 近畿大学 vs 立命館大学

2025年09月28日 11:45 K.O.
遠州灘海浜公園球技場
レポート
ギャラリー

入場者数:1200人 天候:くもり/微風
レフリー:橋元 教明(日本協会)
アシスタントレフリー:立川 誠道(日本協会) / 西山 主真(関西協会) / 松本 安司(関西協会)
近畿大学 立命館大学
35 FULL TIME 24
28 前半 5
7 後半 19
勝点
4-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶近畿大学 14太田啓嵩

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
近畿大学
監督 神本 健司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR弓部 智希4173100
城南中→石見智翠館
2HO金井 海琉4173102
東大阪KINDAIクラブジュニア→大阪桐蔭
3PR大下 貴志4181110
城東中→東海大大阪仰星
4LO中田 悠生4182103
加賀屋中→大阪桐蔭
5LO楠 大輝4185107
石切中→日本航空石川
6FL澤村 類317995
枚岡中→天理
7FL加藤 礼暉318094
豊田RS→中部大春日丘
8No.8小西 泰誠4182100
中野中→石見智翠館
9SH渡邊 晴斗317176
東大阪KINDAIクラブジュニア→報徳学園
10SO中村 優太417483
OWL洛南Jr.R.F.C→京都工学院
11WTB川嶋 人夢418090
百道中→石見智翠館
12CTB松山 拓斗317591
蹉跎中→関大北陽
13CTB井上 晴嵐317892
養精中→近大附属
14WTB太田 啓嵩218383
高石中→報徳学園
15FB南野 将生218590
茨田北中→大阪桐蔭
16Re.光安 翔平117093
緑中→大阪桐蔭
17Re.浦出 睦己3168105
小阪中→大阪桐蔭
18Re.柴田 佳祐2177103
豊田RS→中部大春日丘
19Re.能勢 涼太郎4197110
猪名川中→川西北陵
20Re.水流 夏楓217686
盾津中→天理
21Re.篠原 颯将217070
新巽中→石見智翠館
22Re.須田 厳太317482
大阪RS→天理
23Re.六川 統和318091
豊田RS→名古屋
※番号白抜きの選手はキャプテンです。
立命館大学
HC 小寺 亮太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR髙橋 凜乃介2166100
瀬田北中→東福岡
2HO大本 峻士4174103
菫中→常翔学園
3PR甲斐 匠馬4182108
筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
4LO名取 稜太郎3186103
枚方RS→東海大静岡翔洋
5LO加賀谷 太惟118898
東海大相模
6FL榎本 匡志4180100
上小阪中→大阪桐蔭
7FL小山 虎汰朗418198
伏見中→京都成章
8No.8𠮷川 大智3182100
淀中→関大北陽
9SH堀 陽人417073
瀬戸RS→名古屋RS→中部大春日丘
10SO川口 慧大117581
ゆのきRS→大分東明
11WTB御池 蓮二417384
西陵中→東海大大阪仰星
12CTB中村 颯汰417284
吹田RS→大阪桐蔭
13CTB藤原 洋斗418192
瀬田北中→京都成章
14WTB三浦 遼太郎318291
北海道バーバリアンズJrRS→立命館慶祥
15FB久保田 創大217279
ブランビーヤングラガーズ→筑紫
16Re.西野 陽216590
茨田北中→大阪桐蔭
17Re.光野 凉有3175108
立命館中→立命館
18Re.鍋島 孝碩3175108
輝翔館中→東福岡
19Re.石橋 隼4190103
浄心中→昭和
20Re.生島 拓海318197
草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
21Re.堀尾 匠史216770
鞘ヶ谷RS→東福岡
22Re.初田 航汰417883
七条中→東山
23Re.西村 長316886
勧修中→光泉カトリック
※番号白抜きの選手はキャプテンです。

マッチレポート

今年も静岡県で開催された関西大学ラグビーAリーグ。2019年W杯時に日本代表チームが合宿した遠州灘海浜公園球技場での第1試合は、春の王者・立命館大学(立命大)に対し近畿大学(近大)が挑む一戦。両校とも前節の開幕戦に敗れており、今季初勝利を目指した。
9月下旬だが雲間から差し込む日差しは強く、残暑厳しい中での戦いとなった。キックオフは風下の立命大。

試合が動いたのは前半5分。立命大のハイパントからボールが動く中、近大は自陣30m付近でボールを奪って素早く展開。CTB⑫松山拓斗から内にパスを受けたWTB⑭太田啓嵩が70mを走り切って左中間にトライ。SO⑩中村優太のコンバージョンも決まり、近大が7-0と先制。

前半20分、立命大は敵陣40m付近で相手のノックフォワード・オフサイドのペナルティを得る。SO⑩川口慧大のキックで前進し、ゴール前15m左のラインアウトから攻めてゴール前へ。中央付近のラックからSH⑨堀陽人がボールを出し、CTB⑫中村颯汰に渡して右サイドへ飛ばしパス。これをWTB⑭三浦遼太郎がキャッチし、ディフェンスをハンドオフでかわして右中間にトライ。立命大が5点を返し、5-7。

前半30分、近大は相手陣左45m付近のラインアウトからFW・BK一体で左右に展開。立命大の執拗なディフェンスに遭いながらもじわじわと前に出て、12フェーズ目、敵陣左中間15m付近のラックからSH⑨渡邊晴斗が右に展開。FL⑦加藤礼暉がキャッチしてすぐLO⑤楠大輝にショートパスし、ディフェンスを切り裂いて左中間にトライ。SO⑩中村のコンバージョンも決まり、近大が14-5。

前半35分、トライ後のキックオフがダイレクトタッチとなり得たセンタースクラムで、近大は立命大からコラプシングのペナルティを獲得。キックで大きく前進し、ゴール前10m左のラインアウトから攻めて前進。最後は左中間付近のラックからNo.8⑧小西泰誠が押し込んでトライ。SO⑩中村のコンバージョンも決まり、近大が21-5。

さらに前半42分、近大は自陣35m付近のラインアウトで立命大のノットストレートを得てマイボールスクラム。左に展開し、SO⑩中村が相手ディフェンスの間を抜いて約40m走り、フォローのWTB⑭太田へパスしてゴール中央にトライ。SO⑩中村のコンバージョンも決まり、近大が28-5と突き放して前半終了。

後半の最初のトライは追いかける立命大。後半13分、相手陣ゴール前10m付近のラインアウトでボールを持って突進してきた近大SO⑩中村が、立命大の好タックルでノックフォワード。立命大はそこで得た相手陣左中間20m付近のマイボールスクラムから右にオープン攻撃。SO⑩川口が1人飛ばしてFB⑮久保田創大にパス。久保田は大きくスワーブを切り、タックルを受けながらも右サイドに飛び込みトライ。立命大が10-28。

その直後の後半15分、立命大のハイパントを自陣30m付近で近大㉒須田厳太がキャッチして大きく前進し、SH⑨堀にパス。堀が前に蹴り、残り10mでキャッチしようとしたところ、立命大HO②大本峻士がノーボールタックルを犯し、シンビンで一時退場。

後半36分、近大は自陣30m付近の立命大ラインアウトからの攻撃を好タックルで潰してボールを奪い、FW・BK一体で連続攻撃を展開。立命大のディフェンスに遭いながらも前進し、12フェーズ目、相手陣右中間22m付近のラックから㉑篠原颯将が素早く球出し。FL⑦加藤礼暉が大きくゲインし、最後はSO⑩中村が右中間にトライ。SO⑩中村のコンバージョンも決まり、近大が35-10。

後半44分、立命大は相手陣右20m付近のラインアウトから左に展開。㉒初田航汰CTB⑫中村WTB⑪御池蓮二とつないでラック。素早い球出しからCTB⑬藤原洋斗に渡り、ゴール左にトライ。㉒初田のコンバージョンも決まり、17-35。

試合終了間際の後半48分、立命大は相手陣左中間15m付近のスクラムから㉑堀尾匠史が右に球出し。キャッチしたCTB⑫中村がそのまま近大ディフェンス4人の間を抜けて左中間にトライ。㉒初田のコンバージョンも決まり、24-35と迫るがここで試合終了。

近大が前半のリードを守り切り、35-24で今シーズン初勝利をあげた。POMは近大WTB⑭太田啓嵩

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