11月24日(日) 関西大学 vs 同志社大学


入場者数:924人 天候:晴れ/微風
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:廣瀬 亮治(関西協会) / 立川 誠道(日本協会) / 田村 智章(関西協会)
関西大学 同志社大学
29 FULL TIME 31
17 前半 19
12 後半 12
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶同志社大学 5 木村圭佑

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大4175103つくしYR→東福岡
2HO山本 真士3178102滋賀学園中→石見智翠館
3PR平尾 啓太3177105英田中→大阪桐蔭
4LO岡田 薫瑠2185100藤森中→東福岡
5LO中村 豪3189115中宮中→常翔学園
6FL中村 将人218598楠葉中→京都成章
7FL西山 光太郎417592住道中→天理
8NO.8中川 一星218297かしいYR→東福岡
9SH宮内 幹大216667つくしYR→佐賀工業
10SO立石 和馬417585つくしYR→東福岡
11WTB遠藤 亮真317688春日LR→東福岡
12CTB吉良 陸人217486かしいYR→東福岡
CTB石川 海翔417587大桐中→大産大附属
14WTB正田 青海217682鯉城RS→尾道
15FB工藤 寛治117575練馬RS→東海大相模
16Re.完山 汰成417590伏見中→光泉カトリック
17Re.中岡 大暉4168103文の里中→石見智翠館
18Re.坂井 大斗3180107河合第二中→天理
19Re.佐野 利樹318395つくしYR→東福岡
20Re.谷口 永輝317385大池中→関大北陽
21Re.河道 慎之介216570大阪RS→東海大大阪仰星
22Re.松下 英太郎316671住吉中→尾道
23Re.髙橋 瀬句117068江東RS→天理
同志社大学
監督中尾 晃
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR前田 卓耶2177107報徳学園中→報徳学園
2HO長島 幸汰3176100西陵中→京都成章
3PR三輪 拓翔3175100四日市Jr.ラグビークラブ→尾道
LO寺北 亘佑4182105宝塚RS→常翔学園
5LO木村 圭佑4180102奈良RS→大分舞鶴
6FL山中 颯真418095同志社香里中→同志社香里
7FL久保 太陽4183104吹田RS→報徳学園
8NO.8中谷 陸人1180102大阪桐蔭
9SH石田 太陽317072木本中→東海大大阪仰星
10SO大島 泰真317075藤森中→京都成章
11WTBファイアラガ 義信 ダビデ217388高槻RS→常翔学園
12CTB田中 勘太417485ゆのきRS→長崎北陽台
13CTB森岡 蒼良217783東芝府中Jr.ラグビークラブ→京都成章
14WTB岩本 総司317882四條畷RS→常翔学園
15FB村岡 麟太郎417280東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
16Re.荒川 駿2177102東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
17Re.上野 聡大4181117大正北→常翔学園
18Re.土井 康暉4181115大阪RS→常翔学園
19Re.柏村 一喜218496尼崎RS→報徳学園
20Re.鈴木 崇敏417590磐城
21Re.藤田 海元417070文の里中→東海大大阪仰星
22Re.立川 和樹317380天理中→天理
23Re.江口 翔417078筑紫丘RS→東福岡

マッチレポート

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節の残り2試合は天理親里競技場で開催された。第一試合は晴れ、微風の中、関西大学(以下、関西大)対同志社大学(以下、同志社)が対戦。
関西大は第2節で近畿大に勝利し勝点4を獲得している。
同志社は開幕から5連敗となっているが名門の意地にかけても一矢を報いたい。ここから入替戦回避を目指す重要な一戦。

風上から攻める同志社SO⑩大島泰真のキックで試合開始。
開始2分、関大がキックの蹴り合いから自陣10mでキャッチしたNO8⑧中川一星がSO⑩立石和馬にパスをつなぎ、敵陣まで走り込んだ。フェーズを重ねSH⑨宮内幹大からSO⑩立石、FL⑦西山光太郎、PR①宮内慶大のバックフリップパスを受けたWTB⑪遠藤亮真が左隅に飛び込み先制トライ。GK不成功。5-0

7分、同志社が関大からのキックを自陣で受けたWTB⑭岩本総司から得意の展開ラグビーで敵陣まで攻め込んだ。素早い動きのSO⑩大島からHO②長島幸汰、PR③三輪拓翔にパスをつなぎ、LO⑤木村圭佑が相手を引きずり左中間にトライ。GKもSO⑩大島が成功。5-7

10分、再び同志社がゴール前20mのペナルティからFL⑦久保太陽がタップキックで攻め、パスを受けたCTB⑫田中勘太に復帰したLO④キャプテン寺北亘佑がサイドを攻め、最後はNO8⑧中谷陸人が左中間にトライ。GKもSO⑩大島が成功。5-14

20分、関大がペナルティからキックで蹴り出し、ゴール前5m左ラインアウトからスロワーHO②山本真士からジャンパーLO④岡田薫瑠がモールを形成し、ラックからSH⑨宮内が左中間に飛び込みトライ。GK不成功。10-14

25分、関大がゴール前15m同志社の攻めをCTB⑬キャプテン石川海翔の好タックルでチャンスを掴み、ゴール前7m左中間のペナルティからPR①宮内がタップキックでそのままゴールポスト左にトライ。GKもSO⑩立石が成功し逆転。17-14

同志社は得意のアタックで攻め込むがチャンスを活かせない時間帯が続いた。
34分、ゴール前12m右中間でのスクラムからフェーズを重ね、SH⑨石田太陽からSO⑩大島、CTB⑫田中、FB⑮村岡麟太郎が倒れながらパスをつなぎ、最後はWTB⑭岩本が左隅にトライ。GK不成功で再び逆転。17-19
最後は関大がキックで蹴り出し、前半は19-17と同志社がリードして終了。

関大SO⑩立石のキックで後半が開始。
7分、後半は同志社が最初にチャンスを掴みゴール前8m左ラインアウトからスロワーHO②長島からジャンパーLO④寺北がモールを形成しHO②長島からCTB⑫田中、SO⑩大島、FB⑮村岡からパスを受けたWTB⑪ファイアラガ義信ダビデがディフェンスを倒し右隅にトライ。SO⑩大島が難しい角度からのGKを成功。17-26

リードを広げられた関大はようやくチャンスを掴み、27分、敵陣20m右ラインアウトから得意のモールを形成しそのままゴールまで押し込み、最後はHO②山本が右中間にトライ。GKもSO⑩立石が成功。24-26

混戦に歓声が湧く中、38分、同志社がゴール前10m左ラインアウトからスロワーは途中出場のHO⑯荒川駿からジャンパーLO⑤木村に渡りモールを形成。そのままゴールまで持ち込み、最後はHO⑯荒川が左中間にトライ。GK不成功。24-31

関大は43分、ゴール前17m右ラインアウトからモールを形成し押し込みゴール前まで攻め続け、最後はSH⑨宮内からSO⑩立石のロングパスを受けた途中出場のWTB㉒松下英太郎が左中間にトライ。GK不成功。29-31

関大も自陣から攻め続けたが同志社のディフェンスを崩せず、最後はノッコンで試合終了。同志社が31-29で初勝利。
同志社は開幕5連敗から脱出し勝点4を獲得したが、入替戦回避は叶わず、最終節に望みを繋ぐ勝利となった。

POMには先制トライと効果的なジャッカルでチームを鼓舞した同志社大学LO⑤木村圭佑選手が選ばれた。

会見レポート

関西大学
佐藤 貴志 監督

残念な結果でした。ただ選手の100%のパフォーマンスには満足しています。勝たなければならない試合でしたが、しっかり勝ち点1も取って次につながります。入替戦を勝って自分たちで回避できるように、短い期間ですがこの1年の集大成を出せるようにしっかり準備していきたいと思います。

石川 海翔 キャプテン
摂南大戦の敗戦から2週間チーム一丸として取り組んできたのですが、自分たちのコミュニケーションミスやハンドリングエラーで取り切れなかった部分がこの2点差につながっていると思います。次の立命戦に向けてチーム一丸となってファイトして勝ちにいきたいです。

Q.後半にいったん突き放されかけたときにどのようにチームに声をかけたか?
石川キャプテン

自陣でプレーしていると、相手の強みのモールでスコアされるので、先ずは相手陣に入ってプレーしようとコミュニケーションを取りました。

Q.戦前の対策としては?
佐藤監督

デフェンスのところでは「ブレイクダウンでファイトする部分の制度をあげていく」という結果は出たと思います。特に相手の9番周りのアタックオプションは警戒していました。アタックに関しては少しデフェンスが寄る傾向があったので、スペースへボールを運ぶ部分と自身が判断してコンタクトのところで前へ出ていく部分と、特にコンタクトはアタックコーチの山形を中心にしっかりやってきて、継続すれば前進できたのでそこは成長できたとことろかと思います。


同志社大学
酒井 優 ヘッドコーチ

昨年からなかなか勝てないという中の今シーズン、苦しい中で同志社のラグビーを見つめ直してやってきました。その間に慶応大学さんとの定期戦や昨日の関西大学さんとのジュニア戦などチームが一つになりつつありましたので、今日のメンバー23人だけでなく全体でいい方向に向かっていると感じました。
ゲームのほうは、お互いが力を出し切って、最後2点差ですけれども我々が欲しかった勝利を学生が勝ち取ってくれました。先ずは同志社にとって大きなことかなと思います。

寺北 亘佑 キャプテン
なかなか勝てていなかったところで、ようやく関西リーグで勝つことができて、素直にうれしく思います。
先々週からジュニア戦でもいい流れで、チーム全員で自信をもって挑めたゲームなのでこれが結果につながったと思います、次のゲームに向けてしっかり準備して良いゲームでリーグ戦をしめたいと思います。

Q.スクラムやモールをどういった気持で押し込んでいったのか?
寺北キャプテン

スクラムに関しては分析から「押せるな」という感触はもっていましたので、8人で1枚となって組めれば押せると話しました。春からやってきたモールを組めればトライを取れると思っていました。
ただ前半はモールからBKでトライを取ってくれているので、しっかりボールキープして押せるなら押す、無理ならBKに展開してトライを取ってもらうと考えていました。

Q.立命戦から3週間ですがどこに注力してやってきたか?
酒井ヘッドコーチ

何か変わったこととか、特別なことをやろうというのではなくて、アタックもデフェンスもしっかり当たってドライブして、早く起きて、とか当たり前のことをやってきました。この3週間というよりこの1年やってきたことが、少しかもしれませんが出てきたのかと思います。

Q.次の摂南大戦に向けて
酒井ヘッドコーチ

最後キャプテン中心に、今日以上の部分を出すということです、まだまだ不要なミスがありますので、そこを減らして同志社としてどこまでやり切るのか、そこだけに絞りたいと思っています。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 野口美保

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