10月15日(日) 関西大学 vs 関西学院大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:933人 天候:晴れ/弱風
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:神村 英理(関西協会) / 飯田 真治(関西協会) / 有田 信一(関西協会)
関西大学 関西学院大学
20 FULL TIME 44
15 前半 15
5 後半 29
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西学院大学 14 山本快

メンバー表

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関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大3176107つくしヤングラガーズ→東福岡
HO垣本 大斗417092枚岡中→石見智翠館
3PR細矢 一颯4173110蹉跎中→関大北陽
4LO中薗 拓海418098茨田北中→関大北陽
5LO中村 将人118595楠葉中→京都成章
6FL中川 一星118293かしいヤングラガーズ→東福岡
7FL谷口 永輝217387大池中→関大北陽
8NO.8雨谷 陸椰418095高槻RS→常翔学園
9SH溝渕 元気416975蹉跎中→大産大附属
10SO池澤 佑尽417985兵庫県RS→東福岡
11WTB立石 和馬317585つくしヤングラガーズ→東福岡
12CTB石川 海翔317485大桐中→大産大附属
13CTB吉良 陸人117486かしいヤングラガーズ→東福岡
14WTB正田 青海117581鯉城RS→尾道
15FB﨑田 士人218290茨木RS→石見智翠館
16Re.山本 真士2178105滋賀学園中→石見智翠館
17Re.福井 鼓生2177103淀中→関大北陽
18Re.杉原 絃太4180100英田中→大産大附属
19Re.中村 豪2189114中宮中→常翔学園
20Re.西山 光太郎317587住道中→天理
21Re.末井 健将416771川西市RS→報徳学園
22Re.松尾 俊祐316873ノーサイドJr.RFC→高鍋
23Re.森 大起418088勧修中→光泉カトリック
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR黄 世邏3180107愛知朝鮮中→中部大春日丘
2HO平生 翔大3174104関西学院中→関西学院
3PR安達 朋樹4165105吹田RS→大阪桐蔭
4LO川内 悠斗4179104名古屋市立志賀中→中部大春日丘
5LO堤 保澄3180100洛南中→京都成章
6FL田中 大瑚3177100兵庫RS→関西学院
7FL稲垣 直希3177101帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
8NO.8小林 典大2185103京都市立上京中→京都成章
9SH金築 達也418181西宮甲東ジュニアRC→報徳学園
SO齊藤 綜馬417081関西学院中→関西学院
11WTB中 俊一朗217684東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
12CTB松本 壮馬317286宇摩RS→石見智翠館
13CTB冨岡 周417488芦屋RS→御所実業
14WTB山本 快317684関西学院中→関西学院
15FB加藤 匠朗417488関西学院中→関西学院
16Re.相澤 亮介217896高崎RC→佐野日大
17Re.前川 吏六4169101世田谷RS→関西学院
18Re.豊永 慎之佑4178110ヤングウェーブ北九州→大分舞鶴
19Re.野矢 健太郎4178100豊中RS→石見智翠館
20Re.國本 周亮417690三田RS→関西学院
21Re.松田 詩悠217073宝塚RS→関西学院
22Re.的場 天飛217076伊丹RS→石見智翠館
23Re.佐藤 然417893名古屋市立守山東中→中部大春日丘

マッチレポート

2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節,前半の2試合は晴れ、弱風の天理親里競技場で開催される。

第1試合は関西大学VS関西学院大学が対戦。
関西大は1勝2敗、勝点4を獲得し、前節では強みのFW戦で同志社大に勝利し勢いを保ったままこの一戦に臨む。関学大は開幕から3連勝、勝点12を獲得し、安定した試合運びと後半に強みを発揮している、前年度はロスタイムに逆転を許した雪辱を晴らしたい一戦。

関大SO⑩池澤佑尽のキックで試合開始。
開始8分、最初にチャンスを掴んだのは関学大敵陣18m右ラインアウトから右に展開しFB⑮加藤匠朗からパスを受けたWTB⑭山本快が左隅に先制トライ、GK不成功。0-5
13分、関学大が関大の自陣からキックしたボールを中央でキャッチしたWTB中俊一朗が走り込みパスを繋ぎ最後はHO②平生翔大がゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩齊藤綜馬が成功、リードを広げる。0-12
21分、関大が敵陣ゴール前12mのペナルティからショットを選択しSO⑩池澤がPGを成功。3-12
23分、今度は関学大が敵陣42mでノットリリースのペナルティからショットを選択しSO⑩齊藤がPGを成功。3-15
25分、関大が敵陣22m付近右中間からターンオーバーしマイボールから左に展開しSH⑨溝渕元気からパスを受けたCTB⑫石川海翔が中央を突破しそのままゴールポスト左にトライ、GKもSO⑩池澤が成功、追い上げる。10-15
41分、再び関大が敵陣ゴール前7m右ラインアウトからフェーズを重ねSO⑩池澤からWTB⑭正田青海に渡りパスを受けたWTB ⑪立石和馬が左中間にトライ、GKもSO⑩池澤が成功、同点とする。15-15
両校譲らず前半が終了。

関学大SO⑩齊藤のキックで後半開始。
後半開始5分、関学大が敵陣ゴール前20m右ラインアウトから展開し最後はSH⑨金築達也からパスを受けたCTB⑫松本壮馬が右中間に勝ち越しトライ、GKもSO⑩齊藤が成功、リードする。15-22
11分、再び関学大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成しサイドを攻め最後はPR③安達朋樹が右中間にトライ、GK不成功。15-27
18分、今度は関大が敵陣ゴール前10m右ラインアウトからモールを形成し最後は途中出場したPR⑱杉原絃太が右中間にトライ、GK不成功、追い上げる。20-27
27分、関学大が敵陣11m右ラインアウトからフェーズを重ね最後はNO8⑧小林典大がゴールポスト右にトライ、GKもSO⑩齊藤が成功。20-34
29分、関学大がキックオフのボールを自陣22m付近でキャッチしたWTB⑭山本が巧みなステップで独走しそのまま左中間にトライ、GKもSO⑩齊藤が成功リードを広げる。20-41
37分、関学大が敵陣15m中央のペナルティからショットを選択しSO⑩齊藤がPGを成功。20-44
関大も果敢にアタックを仕掛けるが関学大の分厚いデフェンスに阻まれ得点を奪えずノーサイドを迎える。
関学大は最後まで粘りのデフェンスで関大のトライを阻止し3トライ差を死守した。
勝点1を上乗せし勝点5を確保。17として無敗で優勝を目指して邁進する。

POMには先制トライと独走トライで勝利に貢献した関西学院大学WTB⑭山本快選手が選ばれた。

会見レポート

関西大学
Q、今日の試合を振り返って。
佐藤 貴志 監督
前半は点差が開きそうな時に、頑張ってしっかり自分達のスタイルに戻して、同点で折り返す事ができました。後半はしっかり自分達のプランを持って臨みましたが、関学さんの、特にバックスのアタック力、ディフェンス力の前に後手を踏んでしまいました。
(次戦まで)二週間空いていますので、しっかり立て直して関大のスタイルをもう一度確認して臨みたいと思います。

垣本 大斗 キャプテン(以下 C)
前半は自分達のプラン通りにしっかりと戦えましたが、セットプレー、特にスクラムで大きなプレッシャーを受けてしまったのが、(勝敗に)一番大きかったと思います。 バックスも関学バックスに勢いに乗られてしまったのが敗因です。

Q、スクラムのセットアップで(お互いに)反則が多かったが。
垣本C
スクラムのギャップや距離感のところが合わなかった所はありました。

Q、ラインアウトモールではアタック、ディフェンスとも(パフォーマンスが)良かったと思いますが感触は。
垣本C
モールは関大の強味だと思います。(今日の)関学さんにも通用したと思いますし、次戦に向けてもっともっと磨きを掛けていきたいと思います。

Q、モールで一番大事にしている所はなんでしょうか。
垣本C
8人全員で固まって低く方向を統一して押して行く事を意識しています。

Q、(上位4チームとの)4節を終えて、1勝3敗という成績をどう評価されますか。
佐藤監督
目標にしている大学選手権出場については、1勝する事も1敗する事も(すべて)大きな影響があります。
ただチームとしては、非常に成長できていると感じています。後半戦に向けて、もう一度強味を磨いて弱みを修正していきたいと思います。

Q、どのあたりに強味、弱みを感じますか。
佐藤監督
特にスクラムの所で、(今年は)勝負できる場面、我慢できる場面が増えてきていると思います。ディフェンスでもブレークダウンでのターンオーバーが増えています。上位のチームに対してしっかりプレー出来た事には自信を持って、(後半戦に)つなげていきたいと思います。


関西学院大学
Q、今日の試合を振り返って。
小樋山 樹 監督
関関戦であり、2年連続で負けているという事がありましたので、チャレンジャーとして臨みました。
試合については、接点で負けないという事を意識していましたが、関大さんの素晴らしいファイトの前に受けてしまい、反則を続けてトライを取られる場面が特に前半はありました。後半、この部分を修正してしっかりエリアを取って敵陣で戦えた事が、結果的には勝利につながったと思います。次は京都産業大学さんとの対戦なので、絶対に勝つという気持ちで2週間しっかり準備したいと思います。

齊藤 綜馬 ゲームキャプテン(以下 GC)
勝ち切れたというのが一番良かったです。
3勝で今日を迎えて、ボーナスポイントを取って勝つという事も考えていた中で、それを達成できて良かったです。

Q、ラインアウトとその後のモールで今シーズン苦戦していると感じるが。
小樋山監督
春シーズンはラインアウトの獲得の部分で課題がありました。夏合宿を経て(この部分は)良くなってきていると思います。次は、形をしっかり作って同じベクトルに向かって全員で固まって押す事を、平日のユニット練習から意識して練習していきたいと思います。

Q、(前節の)摂南戦では終盤にたたみかけられたという所が、今日は改善され、逆にたたみかけたと思いますが、どこを改善されましたか。
小樋山監督
(摂南戦後に)リザーブメンバーがもっとインパクトを出していこうという事と、終盤にスイッチを入れ直してやろうと話をしていました。
喩キャプテンに代わって入った7番FL田中大瑚も良く走ってやってくれていましたし、リザーブから出た選手も良くタックルに入ってくれていました。
ただ、自分達がしっかりやれば後2~3本は取れた場面がありました。その場面で取り切れなかった事では、目標の関西制覇にはまだ厳しいかなと思いますので、日頃の練習から危機感を持ってやっていきたいと思います。

Q、4連勝の要因は何でしょうか。
齊藤GC
(昨年は)滑り出しが良かったにもかかわらず終盤で負けて大学選手権を逃しましたので、今年はチャレンジャーという事を大事にして日頃からやっています。泥臭いプレーをしていこうという部分で相手より上回っている事が、勝てている要因だと思います。

小樋山監督
(昨年)選手権出場を逃した悔しさが根底にある事で、学生自身が本当にチャレンジャーという意識を持っていると思います。そこは大事にしていきたいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫

■KRPU 新屋敷こずえ
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