9月23日(土) 関西丸和 vs 大阪府警察


2023年09月23日 16:00 K.O.
京都大学丸和運輸機関ラグビーフィールド
入場者数:人 天候:
レフリー:八木 聖也(関西協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(関西協会) / 紀太 隆誠(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
関西丸和 大阪府警察
15 FULL TIME 28
5 前半 0
10 後半 28
勝点
0-4

試合映像(FULL)


メンバー表(48時間前)

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関西丸和ロジスティクス
監督徳原 英世
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR上原 麻緒24176113大阪学院大学
2HO樫本 敦35180106摂南大学
3PR金村 規雅2717298摂南大学
4LO楠橋 健介2518088大阪学院大学
LOイオスア・ソウソウ26184112朝日大学
6FL中村 健志2217696近畿大学
7FL高田 裕雅36181100柏原高校
8NO.8上田 宥人2918398明治大学
9SH村山 千里2316667洛北高校
10SO福西 達也2317480天理大学
11WTB永野 拓也2417482朝日大学
12CTB片山 諒汰2217182龍谷大学
13CTBテビタ・タイ26185110摂南大学
14WTBトゥイバイ・マアケ2116982花園大学
15FB森田 慎也2817177京都産業大学
16Re.岡本 蓮次郎2517696中部大学
17Re.樫田 啓祐25178115環太平洋大学
18Re.リサラ・ミキロニ23186140日本体育大学
19Re.日光 斗亜2318197天理大学
20Re.宮田 隆平2416890天理大学
21Re.秋山 良雅2216870大阪国際大学
22Re.坪井 宏樹2816878九州共立大学
23Re.金 慶生2317178朝鮮大学
大阪府警察
監督大久保 洋志
No.Pos.氏名年齢身長体重出身校
1PR半田 晃大26173102帝京大学
2HO谷井 連太郎27164102天理大学
PR黒木 龍平28180107日本文理大学
4LO蔵守 俊介2918599大阪体育大学
5LO栗本 勘司2418294関西大学
6FL湯川 紘平3117092近畿大学
7FL髙橋 稔貴2818398帝京大学
8NO.8吉田 周平2718398徳山大学
9SH廣田 瞬2416572京都産業大学
10SO川島 俊亮2717083日本文理大学
11WTB勝又 祐介2517377関西大学
12CTB星野 大紀2617993大東文化大学
13CTB松田 信夫2517080天理大学
14WTB星野 玄太2817283中京大学
15FB志和池 豊馬2317676帝京大学
16Re.山口 翼2517097近畿大学
17Re.嶋田 健吾28180102大阪体育大学
18Re.小林 大介25170105東海大学
19Re.上辻 祐磨2418097摂南大学
20Re.中庭 由尋30180101摂南大学
21Re.白國 亮大2316772帝京大学
22Re.高部 勇2316875天理大学
23Re.楠本 航己2517888中央大学

マッチレポート

2023年9月23日、トップウエストAリーグが開幕。京大丸和RFでは、入替戦を圧倒して昇格してきた関西丸和ロジスティクス(以下、丸和)が、2連覇中の大阪府警察(以下、府警)に挑戦した。

16時、やや風下の丸和15番FB森田慎也のキックで試合がスタート。最初にチャンスを迎えたのは府警、6分丸和のペナルティ-で得た左GL5mラインアウト(以下、LO)からモール、そのモールを押し込みGLを超えるがグランディングできない。丸和の再三のペナルティ-もあり、その後も府警が丸和陣内で試合を進めるが、丸和はディフェンスが良く前に出てゲインを許さない。スクラムでも府警と互角に渡り合う。

10分過ぎ、丸和は府警のペナルティーからようやく府警陣22mL内に入り、15分、左GL5mのLOモールをバックス一体となって押し込み2番HO樫本敦が左隅にトライ、ゴールは不成功だったが丸和が5-0と先制する。

中盤に入って両チームともG前に迫る場面を作るが、双方ディフェンスで綻びを見せずGLを超える事が出来ない。30分を過ぎた前半終盤、府警は、丸和のペナルティーから三度丸和G前でLOを選択。しかしそのボールを確保できず丸和に渡ると、14番WTBトゥイバイ・マアケがラインブレイクして府警陣22mL内まで70mを走りチャンスを作る。ここで府警がハイタックルのペナルティ-、丸和はPKを選択するも不成功となり追加点のチャンスを逃す。40分にも丸和は左中間30mのPKを逃し前半終了。5-0、1T差で折り返す。

後半、府警10番SO川島俊亮のキックでリスタート。
2分、いきなり試合が動く。丸和10番SO福西達也の50/22mのタッチキックからのLOモールを押し込んだ後、9番SH村山千里がG前にパントする。一旦府警にボールが入ったが、自陣ゴール前でパスミス、そのミスを逃さなかった丸和12番CTB片山諒汰が右隅にトライ、難しいGKを10番福西が成功し、丸和が12-0とリードを広げる。

しかし府警もすぐに反撃に入り丸和陣内へ。4度目のG前LOモールを押し込むが、ここでもGLを割れない。それでも府警は丸和陣内で試合を進め、5度目の左GL5mLO、そこからモールを押し込み、今度は成功、6番FL湯川紘平が左中間に押さえる。15番志和池豊馬のGKも成功し、12-7と再び1T差に追い上げる。(14分)

次は丸和。22分に10番福西が中央35mのPKを成功、15-7と8点差とする。

しかし府警は粘り強く丸和陣内で試合を進めるとチャンスが訪れる。22番CTB高部勇がカウンターアタック、自分であげたショートパントを自らキャッチして中央22mL付近まで押し込み、最後は丸和のペナルティ-でG前スクラムを選択する。数回のラックサイドアタックの後、右に展開。10番川島からのパスが丸和ディフェンスの手にあたり、そのこぼれたボールを拾った府警7番FL高橋稔貴が右ポスト下にトライ、Gも成功し15-14と1点差となる。(27分) 
残り10分、ゲームの行方が判らなくなる。

ここでボールを支配したのは府警。32分、府警は中央HL付近のラックから右に回し、10番川島から15番志和池がラインブレイクしてG前に迫る。2フェーズ目、ラックサイドを突いた17番PR嶋田健吾が左ポスト下にトライ、15番志和池のGKも決まり15-21と府警がついに逆転する。

しかしワンチャンスで試合をひっくり返せる丸和は、36分、府警のペナルティ-からG前に迫りLO、LOモールからラックになり、ラックサイドをこじ開けようと試みたが、最後はノットリリースのペナルティ-でチャンスを逃してしまう。

逆に40分、府警が左22mL付近のLOモールを一気に押し込んで、16番HO山口翼が左中間にダメ押しのトライ。GKも成功したところでノーサイドとなる。(15-28)

丸和は、前半、気迫で府警を上回り、主導権を握る場面が多々あったが、ペナルティーが前半11個と多く、自陣でのディフェンスの時間が長くなり、前半を5-0の僅少差で終えたのが今日の試合では痛かった。しかし未だ第1節、ディフェンス、接点、スクラムでは府警と互角の力があるだけに、規律の部分とキックの精度を修正すれば、トップウエストの台風の目になるのは間違いない。

一方の府警、ミスからトライを奪われたものの、強味の部分に拘って辛抱強く試合を運んだのが、最後に実った形となった。苦戦とは言え勝ち切った事は3連覇に向けてまずまずのスタートとなった。

試合後コメント

大阪府警察
大久保 洋志 監督
―今日の試合を振り返って
コロナの影響もあって、4年目で初めて普通の生活の中での試合を楽しみにしていましたが、正直、心臓に悪い試合でした。丸和さんの実力は判っていたのですが、(チーム内の)新ルールの認識や、やってはいけないエリアでのペナルティ-等、まだまだ精度が低かったと思っています。(この部分は)昨年から続いていますので、次節以降、しっかり修正していきたいと思います。

―ハイタックルのペナルティーが多かったが
夏のプレマッチから解消できていない部分です。しかし、危険なプレーは危険なプレーですので、しっかし指導して解消していきたいと思います。

黒木 龍平 キャプテン
―今日の試合を振り返って
正直3連覇という事がプレッシャーになっているところがあります。昨シーズンの3地域対抗戦で関東に負けていますので、今年は、打倒関東を目指して1月から始動しましたが、関西セブンスでも中電(中部電力)さんに負けてしまい、なかなか勝てない中で迎えた開幕戦でした。今日も最初は丸和さんの圧力に受け身になってしまいましたので、次週(豐田通商戦)は受け身にならず、準備してきたものをしっかりと出し切りたいと思います。

―昨年のスローガンは「圧倒」でしたが、今年は
「積み重ね」でいきたいと思います。


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■KRPU 渡辺隆夫

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