9月23日(土) 関西丸和 vs 大阪府警察
レフリー:八木 聖也(関西協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(関西協会) / 紀太 隆誠(関西協会) / 伊達 義博(関西協会)
関西丸和 | 大阪府警察 | |||
15 | FULL TIME | 28 | ||
5 | 前半 | 0 | ||
10 | 後半 | 28 | ||
勝点 0-4 |
メンバー表
関西丸和ロジスティクス | ||||||
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監督 | 徳原 英世 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 年齢 | 身長 | 体重 | 出身校 |
1 | PR | 上原 麻緒 | 24 | 176 | 113 | 大阪学院大学 |
2 | HO | 樫本 敦 | 35 | 180 | 106 | 摂南大学 |
3 | PR | 金村 規雅 | 27 | 172 | 98 | 摂南大学 |
4 | LO | 楠橋 健介 | 25 | 180 | 88 | 大阪学院大学 |
⑤ | LO | イオスア・ソウソウ | 26 | 184 | 112 | 朝日大学 |
6 | FL | 中村 健志 | 22 | 176 | 96 | 近畿大学 |
7 | FL | 高田 裕雅 | 36 | 181 | 100 | 柏原高校 |
8 | NO.8 | 上田 宥人 | 29 | 183 | 98 | 明治大学 |
9 | SH | 村山 千里 | 23 | 166 | 67 | 洛北高校 |
10 | SO | 福西 達也 | 23 | 174 | 80 | 天理大学 |
11 | WTB | 永野 拓也 | 24 | 174 | 82 | 朝日大学 |
12 | CTB | 片山 諒汰 | 22 | 171 | 82 | 龍谷大学 |
13 | CTB | テビタ・タイ | 26 | 185 | 110 | 摂南大学 |
14 | WTB | トゥイバイ・マアケ | 21 | 169 | 82 | 花園大学 |
15 | FB | 森田 慎也 | 28 | 171 | 77 | 京都産業大学 |
16 | Re. | 岡本 蓮次郎 | 25 | 176 | 96 | 中部大学 |
17 | Re. | 樫田 啓祐 | 25 | 178 | 115 | 環太平洋大学 |
18 | Re. | リサラ・ミキロニ | 23 | 186 | 140 | 日本体育大学 |
19 | Re. | 日光 斗亜 | 23 | 181 | 97 | 天理大学 |
20 | Re. | 宮田 隆平 | 24 | 168 | 90 | 天理大学 |
21 | Re. | 秋山 良雅 | 22 | 168 | 70 | 大阪国際大学 |
22 | Re. | 坪井 宏樹 | 28 | 168 | 78 | 九州共立大学 |
23 | Re. | 金 慶生 | 23 | 171 | 78 | 朝鮮大学 |
大阪府警察 | ||||||
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監督 | 大久保 洋志 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 年齢 | 身長 | 体重 | 出身校 |
1 | PR | 半田 晃大 | 26 | 173 | 102 | 帝京大学 |
2 | HO | 谷井 連太郎 | 27 | 164 | 102 | 天理大学 |
③ | PR | 黒木 龍平 | 28 | 180 | 107 | 日本文理大学 |
4 | LO | 蔵守 俊介 | 29 | 185 | 99 | 大阪体育大学 |
5 | LO | 栗本 勘司 | 24 | 182 | 94 | 関西大学 |
6 | FL | 湯川 紘平 | 31 | 170 | 92 | 近畿大学 |
7 | FL | 髙橋 稔貴 | 28 | 183 | 98 | 帝京大学 |
8 | NO.8 | 吉田 周平 | 27 | 183 | 98 | 徳山大学 |
9 | SH | 廣田 瞬 | 24 | 165 | 72 | 京都産業大学 |
10 | SO | 川島 俊亮 | 27 | 170 | 83 | 日本文理大学 |
11 | WTB | 勝又 祐介 | 25 | 173 | 77 | 関西大学 |
12 | CTB | 星野 大紀 | 26 | 179 | 93 | 大東文化大学 |
13 | CTB | 松田 信夫 | 25 | 170 | 80 | 天理大学 |
14 | WTB | 星野 玄太 | 28 | 172 | 83 | 中京大学 |
15 | FB | 志和池 豊馬 | 23 | 176 | 76 | 帝京大学 |
16 | Re. | 山口 翼 | 25 | 170 | 97 | 近畿大学 |
17 | Re. | 嶋田 健吾 | 28 | 180 | 102 | 大阪体育大学 |
18 | Re. | 小林 大介 | 25 | 170 | 105 | 東海大学 |
19 | Re. | 上辻 祐磨 | 24 | 180 | 97 | 摂南大学 |
20 | Re. | 中庭 由尋 | 30 | 180 | 101 | 摂南大学 |
21 | Re. | 白國 亮大 | 23 | 167 | 72 | 帝京大学 |
22 | Re. | 高部 勇 | 23 | 168 | 75 | 天理大学 |
23 | Re. | 楠本 航己 | 25 | 178 | 88 | 中央大学 |
マッチレポート
2023年9月23日、トップウエストAリーグが開幕。京大丸和RFでは、入替戦を圧倒して昇格してきた関西丸和ロジスティクス(以下、丸和)が、2連覇中の大阪府警察(以下、府警)に挑戦した。
16時、やや風下の丸和15番FB森田慎也のキックで試合がスタート。最初にチャンスを迎えたのは府警、6分丸和のペナルティ-で得た左GL5mラインアウト(以下、LO)からモール、そのモールを押し込みGLを超えるがグランディングできない。丸和の再三のペナルティ-もあり、その後も府警が丸和陣内で試合を進めるが、丸和はディフェンスが良く前に出てゲインを許さない。スクラムでも府警と互角に渡り合う。
10分過ぎ、丸和は府警のペナルティーからようやく府警陣22mL内に入り、15分、左GL5mのLOモールをバックス一体となって押し込み2番HO樫本敦が左隅にトライ、ゴールは不成功だったが丸和が5-0と先制する。
中盤に入って両チームともG前に迫る場面を作るが、双方ディフェンスで綻びを見せずGLを超える事が出来ない。30分を過ぎた前半終盤、府警は、丸和のペナルティーから三度丸和G前でLOを選択。しかしそのボールを確保できず丸和に渡ると、14番WTBトゥイバイ・マアケがラインブレイクして府警陣22mL内まで70mを走りチャンスを作る。ここで府警がハイタックルのペナルティ-、丸和はPKを選択するも不成功となり追加点のチャンスを逃す。40分にも丸和は左中間30mのPKを逃し前半終了。5-0、1T差で折り返す。
後半、府警10番SO川島俊亮のキックでリスタート。
2分、いきなり試合が動く。丸和10番SO福西達也の50/22mのタッチキックからのLOモールを押し込んだ後、9番SH村山千里がG前にパントする。一旦府警にボールが入ったが、自陣ゴール前でパスミス、そのミスを逃さなかった丸和12番CTB片山諒汰が右隅にトライ、難しいGKを10番福西が成功し、丸和が12-0とリードを広げる。
しかし府警もすぐに反撃に入り丸和陣内へ。4度目のG前LOモールを押し込むが、ここでもGLを割れない。それでも府警は丸和陣内で試合を進め、5度目の左GL5mLO、そこからモールを押し込み、今度は成功、6番FL湯川紘平が左中間に押さえる。15番志和池豊馬のGKも成功し、12-7と再び1T差に追い上げる。(14分)
次は丸和。22分に10番福西が中央35mのPKを成功、15-7と8点差とする。
しかし府警は粘り強く丸和陣内で試合を進めるとチャンスが訪れる。22番CTB高部勇がカウンターアタック、自分であげたショートパントを自らキャッチして中央22mL付近まで押し込み、最後は丸和のペナルティ-でG前スクラムを選択する。数回のラックサイドアタックの後、右に展開。10番川島からのパスが丸和ディフェンスの手にあたり、そのこぼれたボールを拾った府警7番FL高橋稔貴が右ポスト下にトライ、Gも成功し15-14と1点差となる。(27分)
残り10分、ゲームの行方が判らなくなる。
ここでボールを支配したのは府警。32分、府警は中央HL付近のラックから右に回し、10番川島から15番志和池がラインブレイクしてG前に迫る。2フェーズ目、ラックサイドを突いた17番PR嶋田健吾が左ポスト下にトライ、15番志和池のGKも決まり15-21と府警がついに逆転する。
しかしワンチャンスで試合をひっくり返せる丸和は、36分、府警のペナルティ-からG前に迫りLO、LOモールからラックになり、ラックサイドをこじ開けようと試みたが、最後はノットリリースのペナルティ-でチャンスを逃してしまう。
逆に40分、府警が左22mL付近のLOモールを一気に押し込んで、16番HO山口翼が左中間にダメ押しのトライ。GKも成功したところでノーサイドとなる。(15-28)
丸和は、前半、気迫で府警を上回り、主導権を握る場面が多々あったが、ペナルティーが前半11個と多く、自陣でのディフェンスの時間が長くなり、前半を5-0の僅少差で終えたのが今日の試合では痛かった。しかし未だ第1節、ディフェンス、接点、スクラムでは府警と互角の力があるだけに、規律の部分とキックの精度を修正すれば、トップウエストの台風の目になるのは間違いない。
一方の府警、ミスからトライを奪われたものの、強味の部分に拘って辛抱強く試合を運んだのが、最後に実った形となった。苦戦とは言え勝ち切った事は3連覇に向けてまずまずのスタートとなった。
試合後コメント
大阪府警察
大久保 洋志 監督
―今日の試合を振り返って
コロナの影響もあって、4年目で初めて普通の生活の中での試合を楽しみにしていましたが、正直、心臓に悪い試合でした。丸和さんの実力は判っていたのですが、(チーム内の)新ルールの認識や、やってはいけないエリアでのペナルティ-等、まだまだ精度が低かったと思っています。(この部分は)昨年から続いていますので、次節以降、しっかり修正していきたいと思います。
―ハイタックルのペナルティーが多かったが
夏のプレマッチから解消できていない部分です。しかし、危険なプレーは危険なプレーですので、しっかし指導して解消していきたいと思います。
黒木 龍平 キャプテン
―今日の試合を振り返って
正直3連覇という事がプレッシャーになっているところがあります。昨シーズンの3地域対抗戦で関東に負けていますので、今年は、打倒関東を目指して1月から始動しましたが、関西セブンスでも中電(中部電力)さんに負けてしまい、なかなか勝てない中で迎えた開幕戦でした。今日も最初は丸和さんの圧力に受け身になってしまいましたので、次週(豐田通商戦)は受け身にならず、準備してきたものをしっかりと出し切りたいと思います。
―昨年のスローガンは「圧倒」でしたが、今年は
「積み重ね」でいきたいと思います。
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