12月5日(土) トップウェストA 2ndステージ 第3節 JR西日本 24-7 ユニチカ

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12月5日(土) トップウェストA 2ndステージ第3節 JR西日本 対 ユニチカ

2015年12月5日(土) 12:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場 入場者数:921人 天候:晴れ
レフリー:吉川浩司 (関西協会)
アシスタントレフリー:實野隆一/谷之口尚大/庵奥后郎
JR西日本
レイラーズ
ユニチカ
24 FULL TIME 7
10 前半 0
14 後半 7
 勝点
5
詳細(PDF)  勝点
0

マッチサマリー

トップウエストAリーグ2ndステージもいよいよ最終節。1stステージ3位のユニチカと4位のJR西日本レイラーズとの戦い。2ndステージでは両チームともまだ勝ち星はないが、来シーズンにつながる戦いをしたい一戦。1stステージではユニチカが17-12と接戦をものにした。両チームの戦いは東大阪市花園ラグビー場でユニチカのキックオフで幕を開けた。

前半戦、序盤から両チームとも決め手を欠き、なかなか主導権を奪えない。そんな中、均衡を破ったのはJR西日本。PKでユニチカゴールに迫った26分、ゴール前5m左サイドのラインアウトからラックを形成、SH⑨細井悠揮が右に出したパスを受けた右PR③坂井博文が左中間に抑えてトライ。先制した。
その後は膠着状態が続くが、JR西日本は前半終了間際にPKを得ると、タッチキックでゴール前に迫る。ラインアウトを起点とした左中間ラックからSH⑨細井、HO②河野悟とつないで左中間にトライ。10-0とJR西日本がリードして前半を終えた。

サイドの代わった後半、今度は先手を取ったのはユニチカ。6分に22mL中央のスクラムからのサインプレー。SHの位置に入ったWTB⑭竹中和也がNo8田村拓也からボールを受け、そのままスクラムサイドを走り抜け中央にトライ。WTB⑪猿渡一起のゴールも決まり10-7と追い上げる。
しかしその後は両チームとも、中盤ではボールを支配して相手ゴールに迫るが、決め手を欠き一進一退の攻防が続く。均衡を破り追加点を挙げたのはJR西日本。両チームプレイヤーの足が止まり始めた34分、ユニチカゴール前右中間の相手ボールスクラムからタッチに蹴りだそうとしたユニチカWTB猿渡のキックをFL⑳鄭宏基がチャージ。そのまま右中間に抑えトライ。さらにロスタイムにもJR西日本はBKに展開して、WTB⑪藤本貴也が左中間にトライを挙げ、24-7とユニチカを突き放した。

2ndステージ、ようやく勝利を挙げたJR西日本と残念ながら未勝利に終わったユニチカ。来年度以降、さらに上位またTLを目指すためにはフィットネス強化とセットプレイの精度向上が不可欠である。奮起を期待するとともにフェアなゲームを展開した両チームに対し、試合終了後のスタンドから温かいエールが送られていた。

(記事:石川 悟、丸井康充)

フォトギャラリー

 

2015年12月5日(土) JR西日本対ユニチカ ■撮影:野口美保