11月19日(日) 第6節 近畿大学 19-41 同志社大学

2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節
近畿大学 VS. 同志社大学

2017年11月19日(日) 14:00キックオフ グラウンド:鶴見緑地球技場 入場者数:2219人 天候:晴れ/弱風
レフリー:河野哲彦(日本協会A1)
アシスタントレフリー:米谷大助(関西協会) / 谷之口尚大(関西協会) / 西本武史(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 2平川隼也
近畿大学 同志社大学
19 FULL TIME 41
12 前半 22
7 後半 19
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マッチレポート

第二試合は、前節で全勝の天理大学と好ゲームを展開し調子の出てきた近畿大学と今シーズン、今一つ調子の出ない同志社大学との対戦。

試合は近大のキックオフで開始された。先制したのは同大。12分に22mライン付近ラックをSH9番山田公佑からLO4番堀部直壮がサイドに持ち出し、BKSへつなぎ最後はFB15番光部修平がトライ(FB15番光部G成功)し7-0。

その後も同大はFW、BKSが機能し本来の同大らしい展開ラグビーで16分にFB15番光部がPGを決めると、26分、ゴール前中央ラックからSH9番山田からSO10番永富晨太郎とつないでトライを奪った。FB15番光部G成功で17-0とした。32分にも22mライン付近ラックからBKS、FWとつなぎ最後はWTB11番安田卓平がトライ、FB15番光部のGも成って22-0とした。

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このまま引き下がれない近大は終了間際の39分にゴール前ラックからSH9番下村怜央からNo.8・8番酒井秀章とつないでトライ(FB15番南部崇史のG成功)。42分にもゴール前15m付近ラックから良い動きを見せるSH9番下村からFB15番南部とつないでトライ(FB15番南部G失敗)。22-12として前半を終了した。

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後半も左記に点を取ったのは同志社。開始早々の3分、ゴール前ラインアウトからモールを押し込んでLO5番服部綾がトライしFB15番光部Gも成功し29-12と引き離しにかかる。しかし近大は6分、22mライン付近ラックからSH9番下村からFL6番追田冬馬とつないでトライ(SO10喜連航平のG成功)し29-19と追いかける。

その後は疲れの見えた近大に対して、同大が15分にゴール前ラックからSH9番山田、CTB12番阿部亮介、WTB144番高野蓮とつないでトライ。34-19。35分にもハーフライン付近ラックからSH9番山田、SO10番永富、CTB12番阿部とつないでトライ。FB15番光部のGも成功し41-19でノーサイドとなった。

同志社大学が会心の勝利で大学選手権出場に望みを繋いだ。MOMにはFWの核として近畿大学の強力FWに終始プレッシャーをかけ続けて、チームを勝利に導いた同志社大学Ho2番平川隼也選手が選出された。

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(文責:大阪府協会、灘英世、丸井康充)

監督・キャプテンコメント

萩井好次監督
序盤、攻め込まれた場面でも、しっかりデイフェンスできたことや、ラインアウトでも対策してきた(とおりのプレーができた)ことなど、良いリズムに乗れた。(その結果、)前半に得点を重ねることができたのかなと思います。(ただ、近大のミスに助けられた場面も多かったのですけれども…。)これも、試合に出ていない4回生とかが中心になっていろいろ対策をしてくれて、それを(試合に出た)メンバーが実践してくれたので、今日の結果につながったのではないかなと思います。

―6戦全勝で優勝を決めた天理大戦に向けては?
天理大は優勝されたが、あと倒せる(チャンスが残っている)のはうちしかないので、しっかり準備して臨みたいと思います。

野中翔平主将
これまで、あまり同志社らしくないというか、泥臭いプレーを選択できていないというか、下のチームからも厳しい言葉ももらったりとか、もう一度プライドを取り戻す(自分たちが紺グレを着て出ている意味であるとか、プライドといったものを取り戻そう)という話をして今週1週間準備をしてきた。その結果、技術云々ではまだまだできていないこともありますが、それよりもみんなのコミュニケーションの量が上がっていたり、気持ちのあるプレーができていたり、そういうところで近大さんよりも少し上回れたので、今日は勝つことができたと思います。

―最終戦に向けては?
現在3勝3敗ということですが、入学した時からやはりライバルは天理大と思っていた。また、自分たちは春負けているので、関西で最終の天理大戦に勝つんだという気持ちで、夏合宿もやってきた。来週は、今日以上の気持ちの入ったプレーで、必ず勝って大学選手権につなげたいと思います。

フォトギャラリー

■撮影者:山口勝一

■撮影者:野口美保