同志社大学 VS. 関西学院大学
2017年9月30日(土) 12:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:1950人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:佐々木裕司(関西協会) アシスタントレフリー:北村浩士(関西協会) / 新久飛鳥(関西協会) / 木俣俊祐(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:関西学院大学2赤壁尚志 |
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同志社大学 | 関西学院大学 | |||
14 | FULL TIME | 21 | ||
14 | 前半 | 0 | ||
0 | 後半 | 21 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
2017年ムロオ関西大学Aリーグの京都での開幕試合は、昨年度善戦空しく2位となった同志社大学と、本来の実力を発揮出来ず6位となった関西学院大学の試合。快晴の宝が池公園球技場での試合となった。
微風の風上から攻める同志社大SO光部のキックでゲーム開始。両校共一進一退の攻防が続き膠着状態が続いた。
最初にスタンドを湧かせたのは、同志社大。
前半31分、22m付近からSH人羅からSO光部に渡りCTB阿部が鋭く切り込みゴール前まで持ち込み、フォローに入ったSH人羅が右中間に先制トライ。
GKもSO光部が成功し7-0と同志社大がリード。
ロスタイムになっても攻め続ける同志社大は、ゴール前のペナルティをキャプテンFL野中のタップキックから攻め込みサイド攻撃を繰り返し、最後はモールからSH人羅が持ち込み左中間にトライ、GKもSO光部が成功し14-0とリードを広げて前半が終了。
後半に入ると風が強まり、風上から攻める関学大が優位になった。
後半2分、関学大は22m中央からSH岩崎からSO山田に渡り、飛ばしパスを受けたWTB藤井が巧みなステップで左中間にトライ、GKもFB碓井が成功し14-7と追い上げる。
後半15分、関学大は、フォワードが徐々に優位に立ち、ゴール前20mから攻め続け18フェーズ重ね、ゴール前10mからSH岩崎からSO山田に渡りパスを受けたCTB金が左中間にトライ、GKもFB碓井が成功し14-14と追い付く。
後半29分、攻撃のリズムが良くなった関学大は、ゴール前5mスクラムから途中出場した21番山内がゴール前まで持ち込み、同じく途中出場した20番勝川が左中間にトライ、GKもFB碓井が成功し14-21。この試合初めてリードを奪う。
巻き返したい同志社大もゴール前まで攻め続け、再三のペナルティを全員でアタックするが、あと一歩及ばずノーサイド。
最後まで緊張感のある好ゲームであった。
MOMには、攻守に存在感のあった関西学院大学キャプテン赤壁尚志が選ばれた。
監督・キャプテンコメント
関西学院大学 牟田 至監督
フィジカルもセットプレーも負けていなかった。
前半終了前のゴール前でトライを取られたが、五分五分と思っていた。
後半は敵陣でプレーすることを伝えた。最初から主導権も獲っていたし、良い風も吹いてくれた。
後半に入って、キックもスクラムも良かったと思うが、もっと押せる様に改善したい。
勝った瞬間は、観ている方が辛かったが、今までは練習量が少なかったので、3分練をした成果が出て良かったと思う。
関西のレベルも上がっているので、フィジカル面をもっと鍛えて次も勝てる様にしたい。今日は勝てて本当に良かった。
関西学院大学 赤壁尚志主将
昨年は6位でしたが、最下位と一緒と思っていました。
私が一年生の時に、関西リーグで優勝しているので、関西での優勝を目指して初戦の同志社大に勝つために練習をしてきた。
ハーフタイムではトライは取られたが、フィジカルもフィットネスも負けていなかったので、後半は必ず勝負出来ると思っていた。
最後は同点もよぎったが、スクラムもプッシュ出来たし、粘って良かった。
勝った瞬間は仲間と涙もしたが、3部練の辛い練習もこなしてきたので、一生懸命頑張って勝つことができ良かったです。
次戦は天理大ですが、自分達のプレーを磨いて挑みたい。