第6節の見どころ
11月18日(日)@兵庫・神戸ユニバー記念競技場
12:00K.O. 同志社大学 VS 大阪体育大学
14:00K.O. 関西学院大学 VS 京都産業大学
11月18日(日)@大阪・キンチョウスタジアム
12:00K.O. 関西大学 VS 近畿大学
14:00K.O. 天理大学 VS 立命館大学
第4節からの2連勝で本来の力を取り戻した感のある同志社大学。第4節は完璧なディフェンスとラインブレイクで、第5節はNO.8ファイアラガやCTB永富らの活躍で勝利を手繰りよせた。残り試合を全勝して大学選手権出場に望みをつなげたいところである。
一方の大阪体育大学は、前節で待望の1勝をあげた。チーム状態が上向きになってきているだけに、大型FWの前進をBKの展開につなげるとともに、激しいディフェンスでロースコアの試合に持ち込み勝機を見出したい。
伝統の関関戦では激しい当りとひたむきなプレーで接戦を制したが、前節では痛い1敗を喫してしまった関西学院大学。それまでは、相手にリードされても勝川主将を中心に規律を維持し、後半最後に逆転する試合運びは見事である。
一方、京都産業大学も前節のゲームでは敗戦となったが、ラインアウトモールとラックサイドアタックは相当の破壊力を有しており、ここから連続するラインアタックも十分な得点力がある。大学選手権出場に向け、両チームともに負けられない試合となるため、激しい試合展開となるのは必至である。今シーズン屈指の好ゲームとなるであろう。
関西大学ラグビーリーグ委員 広野秀之
第1試合は、開幕から白星が遠い両校の対戦である。
関西大学は、前節まで粘り強いディフェンスを見せながらもなかなか白星が遠い。持ち前のFWセットプレーの安定と、テンポの速いBK攻撃に繋げて今シーズン初勝利を目指す。
一方、近畿大学は、持ち味の攻撃力を発揮している場面はあるが、苦しい戦いが続いている。しかし、FW・BK一体となった勢いのあるアタックが出来れば、勝利は遠くないはずである。この試合を含めて残り2試合、両校負けられない試合が続くが、白熱した好ゲームを期待する。
第2試合は、5戦全勝の天理大学と、4勝1敗の立命館大学の対戦である。
天理大学は、トライを量産する攻撃力、個々のタックルスキル及び組織ディフェンスは、他校を寄せ付けていない。また、持ち味であるプレーへの集中力、ひたむきさを武器にここまで5戦全勝である。
一方、立命館大学は、同志社大学には惜敗したものの、強力なFWが、セットプレーやブレイクダウン等しっかりと前で仕事をし、展開力のあるBKがうまく機能し、ここまで4勝を収めてきた。この試合は、関西リーグ優勝を担う注目の一戦となるだろう。
関西大学ラグビーリーグ委員 酒井 優