10/13(土)太陽生命ウイメンズセブンスシリーズ鈴鹿大会レポート

10/13(土)太陽生命ウイメンズセブンスシリーズ鈴鹿大会

2018年10月13・14日
於:三重交通G スポーツの杜鈴鹿

C01I6267
太陽生命ウイメンズセブンスシリーズ鈴鹿大会が開催された。
今シーズン過去3大会でトップを走る日本体育大学ラグビー部女子。それを4ポイント差で追う三重PEARLS。そして秋田大会から徐々に力を発揮してきた、ながとブルーエンジェルス(NBA)の活躍がこの優勝争いにどのように絡んでくるかが見どころの大会である。
大会1日目の予選プールは、肌寒さを感じる曇り空の下行われた。オープニングゲームで見事な勝利を飾った地元PARLSは、初戦こそ手こずったが、3ゲームとも安定した試合運びで予選プールを1位で通過。総合ポイントでトップを走る日体大も、2戦目のRKUラグビー龍ヶ崎GRACE戦で苦戦したものの無事1位通過。プールCは、NBA、YOKOHAMA TKM、ARUKAS KUMAGAYAの3チームが2勝1敗で並ぶ混戦となり、勝ち点、得失点差でNBAが1位通過となった。
初日は、地元三重PEARLSの安定感が際立った1日となった。

大会2日目。雨上がりのウエットコンディションのスタートとなったが、天候にも恵まれ、爽やかな秋晴れの日になったが、選手たちにとっては暑さを感じる1日となった。

優勝争いに絡みたかったNBAは、初戦の東京フェニックスに惜敗し5位決定戦トーナメントへ。
PEARLSは、準決勝でARUKASの強力なDFを前に思うような試合運びなならないことが焦りに繋がり、2枚のイエローカードをほぼ同じタイミングでもらったこともあり惜敗。決勝進出を逃した。

総合ポイントでトップを走る日体大は、外国人選手を有するチームにもスピードを生かしたアタックと粘り強いディフェンスで初戦を突破。準決勝ではフェニックスに接戦を強いられたが、なんとか決勝への切符を手に入れた。
決勝は、決勝進出の段階で年間総合優勝が決まった日体大と予選プールは2位通過ながらもカップトーナメントに入って素晴らしいDFカを見せているARUKASとの戦いとなった。

前半こそ拮抗したものの、後半に入り日体大が運動量と走力を生かしてARUKASを突き放し今大会を優勝を飾った。体力・走力・組織力、全てにおいて素晴らしいパフォーマンスを発揮することができた日体大の優勝は、これからの女子ラグビーの目指すべき指針にもなるのではないだろうか。
尚、今大会のMVPは、決勝でも見事なトライを挙げた日体大の山本実が選ばれた。

決勝戦フォトギャラリー


(文責:三重県協会 山中茂生)

試合結果の詳細については、日本協会HPでご確認下さい。
大会1日目
https://www.rugby-japan.jp/news/2018/10/13/49498
大会2日目
https://www.rugby-japan.jp/news/2018/10/14/49503

その他フォトギャラリー

NBA VS GRACE


TKM VS VENUS


フェニックス VS パールズ