全勝対決は天理が制す、2連覇! 11月19日(日) 第6節 天理大学 45-7 京都産業大学

DSC_70822017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節
天理大学 VS. 京都産業大学

2017年11月19日(日) 14:00キックオフ グラウンド:皇子山総合運動公園陸上競技場 入場者数:1987人 天候:晴れ/強風
レフリー:戸田京介(日本協会A)
アシスタントレフリー:丸山智一(関西協会) / 奥村亮(関西協会) / 水山統之(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 8ファウルア・マキシ
天理大学 京都産業大学
45 FULL TIME 7
21 前半 7/td>
24 後半 0
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マッチレポート

全勝対決は天理が制す、2連覇!

天理大学の2連覇か、京都産業大学の19年ぶり5度目の優勝か?滋賀県は皇子山総合公園陸上競技場で全勝対決の火ぶたはきられた。

開始7分、ゴール前10mのラインアウトモールから天理大8番ファウルア・マキシが押し込み先制トライをあげる、10番松永拓朗のゴールキックも決まり7―0とするが、京産大も15分ゴール前5mラインアウトモールから押し込みラックへ、そこから8番武田知大が持ち出しトライ、15番河野 翼がゴールを決め7-7と互いにFW勝負で意地を見せる。

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しかし19分に天理大9番藤原 忍がゴール前ラックからサイドをもぐりトライ、ゴールキックも決まり14―7とリード、32分にまたも8番マキシがトライをあげ21―7で前半を終える、天理大は風下ながら絶妙のキックの駆け引きでのエリアマネジメントで相手陣に入り着実にトライを重ねた。

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後半、風下ながら京産大は天理大をゴール前にくぎ付けにし攻撃を重ねるが、なかなか攻め込めない、天理大はタッチに逃れようとするキックをチャージされるなど苦しみながら耐える、しかし自陣ゴール前ラックからの連測攻撃で一気に相手陣ゴール前まで攻め込む、京産大も必死で自陣に戻ってデフェンスするが天理大がゴール前ラックから素早く左へ展開し15番井関信介が左中間にゲームの流れを変えるトライ28―7とし流れは一気に天理大へ、後半開始から16分であった、その後はマキシのこの日3本目のトライなどで45―7と京産大を突き放した。

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MOMは天理大8番ファウルア・マキシ。
京産大は終盤に相手陣ゴール前でスクラム勝負するなど大いに観客を沸かせたが、やはり後半開始から相手陣で攻めるも取り切れず流れをつかめなかったのが悔まれる。
学生が互いに持ち味、強みを全面に押し出し、自分たちが日ごろ積みかさねてきたものを信じて勝負する見所満載の好ゲームだった、関西の大学リーグは面白い、そして強いと実感した。

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会見レポート

天理大学 小松節夫監督
嬉しいです、勝因はセットプレー、スクラムとモールです、「そこの勝負でやるかやられるか」最初の一本目で食い込まれて、「京産大は強いな」と思ったがその後のスクラムを自分たちで修正してくれた、またゴール前での攻防で取るか取られるかのプレッシャーの中でも修正しながら戦ってくれた、あとはキックでどのように相手陣に入るのかが勝負になると思っていました。

・試合開始前にどのように選手を送り出したのか?
「今日はどういうラグビーを見せてくれるのか楽しみにしている」と言いました。

天理大学 王子キャプテン
今日はFWの勝負になると思っていたのですが、FWが怯まずに前に出てくれた事が勝利につながったと思います。京産大は同志社戦から勢いがあると思うので、その勢いに負けないように、FW勝負、ディフェンス勝負で負けないことをしっかり守っていこうと思っていた。
(今シーズン)ここまで自分たちのゲームをなかなか出来ていなかったのですが、今日はそれなりには良い内容だったと思います。しかしまだまだ課題もありますので、これからも日本一を目指してしっかり頑張って行きたいと思います。

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫