10月12日(日) 1st・第6節 NTTコミュニケーションズ　29-26　ヤマハ発動機

トップリーグ　1stステージ・第6節 NTTコミュニケーションズ　対　ヤマハ発動機

◎マッチサマリー

穏やかな秋の陽光の中、二年ぶりに富山県でトップリーグが、開催されました。序盤、スクラムで優位に立ったヤマハ発動機ジュビロが相手陣に入り、ゴール前ラインアウトから形成したモールからの攻撃で立て続けにトライを奪いました。前半は、スクラムの影響もあり、ヤマハが優位にゲームをコントロールしましたが、前半30分過ぎからNTTコムもゴール前のペナルティからボールを繋ぎトライを決め、反撃の準備を整えます。

後半は、序盤に両チームがトライを取りましたが、以降、お互いにディフェンスが冴え渡り、ボールを相手陣に進めることができません。両チーム共に選手交代を積極的に行い、状況を好転させようとします。後半27分、ヤマハの運動量が落ちてきたところで、NTTコムは自陣からボールを繋ぎ、④栗原大介選手が中央にトライを決め、逆転に成功します。ヤマハも終盤猛攻を仕掛けますが、NTTコムはゴールを背にしてタックルでしのぎ、逆転を許しません。結局、29-26でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが勝利しました。MOMは、最後に逆転のトライを決めたNTTコミュニケーションズ④栗原大介選手が受賞しました。

(会見ダイジェスト)
ヤマハ発動機ジュビロ　清宮克幸監督
2年ぶりの富山での試合で勝利出来なくて残念です。序盤からセットプレーでかなり優位に立てたので、前半からキック中心でなく、FWでどんどん前に出て3トライを奪い主導権を握りながら、気の緩みから徐々に隙を衝かれ、必要のない3トライを奪われたのが決定的でした。改めて、今日の結果をしっかり検証し直して、次戦の東芝との試合に臨みたいと思います。

三村勇飛丸キャプテン
前半からしっかりとセットプレーで圧力をかけて点差をつけてリードしながら、自分達のミスや緩みから後半は上手くボールを繋がれてトライを奪われ失点を重ねてしまった。ファーストステージで上位に入ったのは嬉しいが、次の試合に向けて修正して準備して行きたい。

ＮＴＴニケーションズシャイニングアークス　ロブ・ペニーヘッドコーチ
今日はとてもタフなゲームで、ヤマハという素晴らしいチームに勝利できて本当に嬉しい。前半からプレッシャーをかけ続けられたにもかかわらず、あきらめずに粘り強くディフェンスして、数少ないチャンスをものにして勝利したことを誇りに思います。今日の勝利でセカンドステージの上位グループ進出も決定し、今後も厳しい試合が続きますが、自信を持ってこれからも戦っていきたいと思います。

溝口裕哉キャプテン
今日のヤマハ戦に勝利し、セカンドステージ上位グループに進出が決まって本当に嬉しいです。前半から強烈に圧力を受け続け、どんどん点差を広げられ、今までならここで終わってしまうところですが、今年はディフェンスをチーム規律とし、最後まで諦めずにタックルをやりきったことが勝因に繋がったと思います。今日の逆転勝利に浮かれることなく、次の試合、そしてセカンドステージ上位との対戦に進んでいきたいと思います。

◎フォトギャラリー 

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