6月27日(土) 朝日大学vs立命館大学 関西大学春季トーナメント

レフリー:細川 正義
アシスタントレフリー:橋元 教明 / 飯田 真治 / 有田 信一
| 朝日大学 | 立命館大学 | |||
| 14 | FULL TIME | 90 | ||
| 7 | 前半 | 47 | ||
| 7 | 後半 | 43 | ||
| 詳細(PDF) | ||||
マッチレポート
春季トーナメント7・8位決定戦。春季トーナメントで初めて関西大学Aリーグ校の一角を倒した昨年秋季東海学生Aリーグ優勝の朝日大学(以下「朝日大」)と昨季は春季トーナメント優勝ながら関西大学Aリーグ7位の立命館大学(以下「立命大」)の一戦。
台風等の影響で開催が危ぶまれたが、続いた大雨もキックオフ時間に合わせたかのように止んでくれた。きれいに整備された天然芝、どのようなコンデションなのか。
立命大のキックオフでスタート。
先制は立命大。4分、敵陣22m付近、朝日大のオフサイドで得たペナルティから、SO⑩青田宗久がゴール前5m付近にタッチキック。ラインアウトからモールを一気に押し込み、FL⑥久野惇也が右中間にトライ。ゴールキックは⑩青田がきっちり決める。0-7
7分、次も立命大。敵陣10m付近ラインアウトから右オープンに展開、WTB⑭金内友希が大きくゲイン。SH⑨香山創祐が走り込んできたNO8⑧生島拓海にタイミングよくパス、そのまま走り切り中央へトライ(GK成功)。0-14
22分にも立命大。ゴール前20m付近ラインアウトからFWが右巡目に体を当てながらゴール前まで前進、最後は⑩青田がゴールポスト右に飛び込む(GK成功)。0-21
26分、敵陣深くに攻め込んだ朝日大にやっとチャンスが巡ってきた。SO㉓奥野陸がゴール前までボールを運び、SH⑨三橋寛生からFL⑥秋月芯へ、そのままゴールポスト下に飛び込みトライ。ゴールキックはWTB⑭細川アイセア健アコテウが決める。7-21
だが、直後28分、立命大⑭金内がステップで相手を交わしトライ(GK成功)。
その後も立命大は、30分に⑨香山のトライ(GK成功)、37分はWTB㉔岡本光樹のトライ、42分にも㉔岡本のトライ(GK成功)で大きくリードし、前半を終える。7-47

朝日大のリスタートキックで後半が始まる。
後半も主導権を握っていたのは立命大だった。4分、敵陣10mと22m中間付近でのラインアウトから得意のモールを10mほど押し込む。相手のコラプシング(ペナルティ)のアドバンテージを得ながら左へBK展開、FB⑮川口慧大が相手のタックルを引きずって左中間にトライ。7-52
その後、朝日大は11分にNO8⑧ハライフォヌア・ファウラオが相手の固いディフェンスを力で突破してトライ(GK成功)するも反撃はここまで。14―52
この後は、立命大が14分にHO②田中京也のトライ(⑮川口のGK成功)、17分はFL⑦梁瀬拓斗がトライ(GK成功)、28分には㉔岡本が、32分にはSH㉑百田桔平がトライ(GK成功)、35分にも⑦梁瀬が、最後の42分にはPR⑰荒玉龍之介がトライを決めて(GK成功)、試合終了となった。14-90
雨水を含んだ芝生の影響をほとんど感じさせなかった立命大の攻撃。終始手を抜くことはなかった。他方、関西大学Aリーグ校のもう一角を倒したかった朝日大。それは来年以降に持ち越しとなった。

会見レポート
朝日大学
吉川充 監督
台風7号、8号が来るという難しい状況の中でぎりぎりまで、協会の方、会場設営の方のご尽力に感謝申し上げます。
我々は、去年勝たせてしていただいたので、この場で経験を積ませていただいていますが、3年前に起きた大麻事件の影響で部員獲得がうまくいかない中で、4年生には苦労を掛けているなと思っています。しかし言い訳ばかりをしていられませんので、この経験の中から一つでも何かをつかんで、夏に向けてチーム作りをしていきたいと思っています。
川口寛太 キャプテン
本日はありがとうございます、今日の試合を振り返って、今シーズンはまだチームに成れていないというのが反省です、ゲームの中で課題が見つかり、それを克服するためにのぞんだゲームでまた新しい課題が見つかるという状況で、それはありがたいのですが、ふがいなさも感じています、やはり主体となる4年生がチームも、練習も、試合も引っ張っていかなければならないと感じました。

Q.きょうはどのような課題をもって臨んだのか?
川口キャプテン
まず体を当てて、プレッシャーをかけてミスを誘うというところを意識しました、そこが継続できずに一つのミスで崩れていったところかなと思います。
Q.順位決定戦に出場するのは?
吉川監督
初めてです、初戦に勝てたのが良かったです、しかし2戦目で厳しさを思い知らされました、非常に勉強になりましたが、課題解決にまでは至っていません。
しかし春にファーストジャージを着て戦うことがなかったので、いい機会を与えてもらっていると思います。
Q.秋に向けてどのように取り組んでいくか?
吉川監督
やれることは限られているし、スター選手がいない中で、ひたむきにやっていかなければならないですが、きつい方を選べていないのが現状です、7月に東京でチャンピオンチームとの試合もあり、また岐阜県ラグビー祭も控えていますので、いろんな方の力もお借りしながら、秋に向けてもう一度デフェンスからやり直して行きたいなと思っています。
Q.去年の春のチャンピオンに臨むにあたってどこに目標を定めたのか?
吉川監督
相手はすごいメンバーが集まっていますので、我々は何か自信をもてるきっかけが作れたらなと送り出しました、振り絞って何とか追いつく相手なのですが、それを80分続けることができませんでした、仕込みが足りないというか、もう少し知恵と勇気を与えていってあげたいと思います。
川口キャプテン
立命館さんも勢いが強かったのですが、うちも、しっかり前へでて止められる部分があったので、そこを80分間継続できるようにしていきたいです。
立命館大学
中林正一 監督
まずは開催が危ぶまれる中で、ご尽力いただいた皆様に感謝申し上げます。
春シーズンの最後なので、いい形で終わろうと、練習でやっている部分が出ているところも多くあったのですが、やはり上位チームと比べるとまだレベルが低いと思います、秋に向かって自分たちの目標を見失わずにしっかり積み上げていきたいと思います。
名取稜太郎バイスキャプテン
今年のチームのスローガン「やったる」を体現しようと試合に臨みました、ただ中林さんもおっしゃっていたように、秋シーズンに上位チームにも「やったる」を体現できるように、積み重ねていきたいと思います。

Q.去年の優勝チームというのはこのトーナメントで意識したのか?
名取キャプテン
結果も大事でしたが、それよりも何を課題として見つけるかを大切にしていたので、プレッシャーは感じていなかったです。
Q.春季トーナメントはどこに目標を定めていたのか?
中林監督
去年の春シーズン優勝して、秋シーズンに入替戦というとんでもない結果になったということを踏まえて、春は強化の一環というところに目標を定めました。秋の開幕戦に向かって何ができるかにフォーカスしたのですが、アタックもデフェンスもプレッシャーがかかった状況で自分たちのプレーができず、「やったる」を体現し、見ていただいている方にもそれが伝わるという点では少し物足りなかったです。
Q.上位チームに通用するためにはどこが強みになりそうか?
中林監督
去年は調整して臨んで結果が出たということで、満足してしまい、見ているところが他のチームと違ったなと、それで夏以降の伸びがあまりなかったと思います。
今年はFWの力ははっきり言って落ちると思っていますが、名取を含めてマインドはいいものを持っているので、まずFWはセットプレーを安定させて、デフェンスは前へ出る攻撃的なデフェンス、アタックはスキルを活かしてボールを動かして突破口を見出していくということをやっていきたいと思っています。
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