10月26日(日) 関西大学 vs 関西学院大学


入場者数:1100人 天候:くもり時々雨/微風
レフリー:須川 貴也(関西協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(日本協会) / 神野 慧二郎(関西協会) / 東野 竜平(関西協会)
関西大学 関西学院大学
8 FULL TIME 36
3 前半 10
5 後半 26
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西学院大学 13 中 俊一朗

試合映像(ダイジェスト)


メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
関西大学
監督 佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR多田 光希2177103
高鍋
2HO清水 開輝2172101
住之江中→尾道
3PR川相 喜由1180104
伏見中→ 大阪桐蔭
4LO岡田 薫瑠3185100
藤森中→東福岡
5LO中村 豪4189112
中宮中→常翔学園
6FL奥平 一磨呂418393
名古屋RS→東海大大阪仰星
7FL三木 翼217988
熊本RS→東福岡
8No.8谷口 永輝417486
大池中→関大北陽
9SH宮内 幹大316567
つくしYR→佐賀工業
10SO﨑田 士人418188
茨木RS→石見智翠館
11WTB一瀬 爽216869
長崎RS→東福岡
12CTB吉良 陸人317484
かしいYR→東福岡
13CTB神戸 逸玖417483
姫路RS→東海大大阪仰星
14WTB正田 青海317682
鯉城ジュニアRS→尾道
15FB堂免 遙生117078
鯉城ジュニアRS→尾道
16Re.大林 直人417190
淀中→関大北陽
17Re.川島 大虎117498
静岡ブルーレヴズRS→中部大春日丘
18Re.坂井 大斗4180106
河合第二中→天理
19Re.佐野 利樹418397
つくしYR→東福岡
20Re.中村 将人3185100
楠葉中→京都成章
21Re.坂本 蒼莞117073
相生中→関大北陽
22Re.中田 大和217181
住吉中→尾道
23Re.遠藤 亮真417684
春日LR→東福岡
※番号白抜きの選手はキャプテンです。
関西学院大学
監督 小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR中田 偲響4175106
蹉跎中→東海大大阪仰星
2HO田中 健太3171101
草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
3PR大塚 壮二郎3178108
芦屋RS→関西学院
4LO南川 祐大4185102
三田RCJ→京都成章
5LO中村 翔太3188110
菫中→大阪桐蔭
6FL池辺 康太郎3181105
かしいヤングラガーズ→東福岡
7FL林 万一心317195
山口RS→大津緑洋
8No.8成田 龍3177100
豊中RS→関西学院
9SH松田 詩悠417074
宝塚RS→関西学院
10SO新井 竜之介117674
藤沢RFC→石見智翠館
11WTB武藤 航生417484
兵庫県RS→関西学院
12CTB下元 大誠417486
帆柱ヤングラガーズ→東筑
13CTB中 俊一朗417790
東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
14WTB原田 海人416975
草ヶ江ヤングラガーズ→御所実
15FB的場 天飛417283
伊丹RS→石見智翠館
16Re.河内 晟歩1177100
茨木RS→流通経済大柏
17Re.渡邉 蒼平3183110
兵庫県RS→関西学院
18Re.小杉 太郎2183120
茗溪中→茗溪学園
19Re.乾 一輝4190104
堺RS→大阪桐蔭
20Re.立巳 竜の介417492
関西学院
21Re.柴崎 允希116968
桃谷中→石見智翠館
22Re.阪井 優晃216982
東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
23Re.藤原 虎之介317085
吹田RS→東福岡
※番号白抜きの選手はキャプテンです。

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第4節の後半2試合はくもり一時雨、無風の鶴見緑地球技場で開催。
1試合は関西大学(以下、関西大)VS関西学院大学(以下、関学大)が対戦。 関西大は12敗、勝点4を獲得。前節では強化したFWが機能し勝利した。集中力を持続し連勝を目指す。

関学大は開幕から3連勝、勝点14を獲得。ディフェンス、ブレイクダウンを重点に取り組みチャレンジャーとして勝点を上積みしたい。

関西大FB堂免遙生のキックで試合開始。

序盤からキックの応酬で試合は進行し互いにゴール前まで攻め込むが得点が奪えない時間帯が続いたが、17分関学大がオフサイドのペナルティからSO新井竜之介がタッチに蹴り出し、ゴール前5m右ラインアウト。スロワーHO田中健太からLO中村翔太がキャッチ、PR中田偲響キャプテンが中心にモールを形成し最後はHO田中が右中間に先制トライ、GKSO新井が成功、07

お互いにデフェンスが素晴らしく攻防が続く。

39分、関学大がペナルティからショットを選択しゴール前22m中央からSO新井PGを成功、010

ロスタイムに入り、漸くチャンス掴んだ関西大は44分、ペナルティからショットを選択しゴール前7m中央からSO﨑田士人PGを成功、310

追い上げて前半が終了。

関学大SO新井のキックで後半開始。

後半最初にチャンスを掴んだのは関西大。5分、オフサイドのペナルティからFB堂免がタッチに蹴り出しゴール前5m左ラインアウト、HO清水開輝からLO中村豪がキャッチ、FL奥平一麿呂キャプテンを中心に自信のあるモールを形成し、最後はHO清水が左中間にトライ。GK不成功、810

躍動感がでてきた関学大は12分、自陣12m右中間スクラムから左に展開。CTB中俊一朗が中央を突破し、SH松田詩悠のロングパスを受けたSO新井が左隅に飛び込みトライ。GKSO新井が難しい角度のキックを成功し、817

13分、関学大は自陣から攻めCTB下元大誠のロングパスを受けたWTB武藤航生が個人技でキックしバウンドしたボールをキャッチ、そのまま左中間にトライ。GKSO新井が成功、824

22分にも関学大が中央スクラムから右に展開、途中出場SH柴崎允希からSO新井FB的場天飛に渡り最後はフォローしていたSH柴崎がタッチライン際を走り切り右隅にトライ。GK不成功、829

3トライ差をつけてボーナスポイントを確保した関学大は34分にもゴール前10m右中間スクラムから、SH柴崎からパスを受けた途中出場FL立巳竜の介がディフェンスを突破しゴールポスト左にトライ。GKSO新井が成功、836

自分達のラグビーを継続したい関西大だったが、最後は関学大がタッチに蹴り出しノーサイド。関学大が368で勝利。勝点5を獲得した。

POMにはラインブレイクで勝利にも貢献した関学大CTB中俊一朗選手が選ばれた。

 

会見レポート

関西大学

佐藤貴志 監督
関西大学としては、関関戦として伝統ある一戦は連敗が続いていましたので、流れを変えたい気持ちで準備してきました。そういった意味では前半しっかり戦えていた部分はあったと思いますが、スクラムを中心にセットプレーが上手くいかないところがあったり、自分たちの波に乗れないことと、相手の素晴らしいバックスを走らせてしまったというあたりが敗因だと思います。
学生たちにも伝えましたが、上手くいっている部分は多々あったので、自信を持ってやってほしいです。ただ、改善しなければならない部分もチームや個人としてあるので、次節に向けていきたいと思います。

奥平一麿呂 キャプテン
自分たちがやるべきことや、やりたかったことが相手の良いプレッシャーの中で出しきれなかったことがフィジカル面も含めて、今回の敗因だと思います。

Q.前半、相手が1トライのみと善戦だったと思いますが、その要因は?
奥平キャプテン

前半うまくいったところは、つながり続けるディフェンスは15人がよくできていたと思います。その中で、規律の部分だったり、セットプレーの部分だったりが良いところが出なかったところもありますが、ディフェンスはよくできていたと思います。

Q.後半は足が止まっていたのでは?
奥平キャプテン

足が止まったというか、もちろんそれもありますが、相手のほうが視野やバックスペースの使い方が上回っていたと思います。

Q.いい試合が続いていますが、最後勝ちきれないところはチームとして今大事にしているところは?
佐藤監督
学生とよく話すのは、自分たちのスタイルがあるので、そのスタイルで良いのかどうか立ち返るようにしています。
ゲームの中でアンストラクチャーの中でコミュニケーション取れているのかどうかなど、常に学生と修正していけたらと思います。

 

 

関西学院大学

小樋山樹 監督
本日はありがとうございました。
本日の試合は関関戦ということと、関西大学さんは前節近畿大学さんに勝利して、3週間空いていたところもあって、ここは本当に勝負だな、負けたら終わりだなと危機感をもって挑みました。これまで準備してきたことを学生たちが出し切ってくれて良かったなと思っています。
ありがとうございました。

中田偲響 キャプテン
関西大学さんは前節近畿大学さんに勝利して3週間準備してきている、というところで、自分たちがこの試合にかける気持ちが大きいほうが勝利につながると思ったし、一戦一戦フォーカスすることでいい準備ができたのかなと思います。

Q.小林選手の状態と、後半、攻められながらも最後は突き放すという結果の勝因は?
小樋山監督
小林に関しては、今回はケガの離脱で、次節に間に合えばいいなというところです。
後半突き放したところで言えることは、4年生であったり、リーダーがリーグ戦で経験を積み、やるべきことをしっかりやって、チームとしてまとめてくれました。そしてこの試合に向けて準備してきたことを最後までやりきってくれたと思います。
どっちに転んでもおかしくない状況は多々ありましたが、こちらに流れを持ってこれたことは一つ成長なのかなと思います。

Q.関大戦に向けて注力して取り組んできたことと、最後まで主導権を渡さずに勝ち切った要因は?
中田キャプテン
関大さんはブレイクダウンに誇りを持っているチームだと思います。そのブレイクダウンで一歩でも引いたら負けだと思ったので、そこはかなりフォーカスして練習してきました。
後半突き放した要因は、前半より一人ひとりがやるべきことを的確に遂行した結果だと思います。

Q.前半1トライに留まってしまった理由はどういうところにあると考えますか?
中田キャプテン
前半最後のブレイクダウン周辺での関学側のペナルティが多かったし、前半はゲームが動かないと思っていましたので、想定内ではありました。
チームに焦りはありませんでした。
試合の流れや関学の特徴でもあるが、硬いところが関学の強みでもあるので、前半ゲームが動かないことはこれまで経験済みで、後半攻めていこうという気持ちでした。

Q.次節の天理戦に向けての意気込みは
小樋山監督
天理大学さんは昨年のチャンピオンですし、我々はチャレンジャーですので、関学のラグビーを80分間やりたいなと思います。
今日、リザーブの選手が良い動きをしてくれ、良い試合になったので、全員で準備をして挑みたいなと思います。

中田キャプテン
1週間しか準備期間はないのですが、今日の試合を的確に修正して関学のラグビーを天理大学さんにぶつけたいと思います。

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