「ラグビースクールへの脳振盪啓発動画」のご案内

日頃より、子どもたちが安全にラグビーを楽しめる環境づくりに多大なるご尽力をいただき、ありがとうございます。
日本ラグビーフットボール協会安全対策委員会は、「プレーヤーの安全確保と重症傷害の発生防止」を最優先課題として掲げ、すべてのプレーヤー、特に子どもたちの命と安全を守るための環境づくりを推進しています。現在、ラグビーにおける脳振盪発生/頭部外傷が問題視されております。2025年度には小学3年生の男の子の頭部外傷の重症傷害が発生していることから 、あらためてラグビースクールの現場において脳振盪の危険性を正しく再認識していただくことが求められています 。
安全対策委員会では全国のラグビースクールに向けて、脳振盪から子どもたちを守るための正しい知識の普及と、適切な対応・環境づくりを広くお願いすることとしました 。指導者、保護者、スクール関係者の皆様に、本内容をご確認いただき、安全なスクール運営にご協力をお願いいたします 。
本取り組みに関する啓発動画、各種参照リンクやダウンロード資料などは、ウェブサイト「みんなでラグビー」に掲載しております 。 各現場での対応にあたっては、下記ウェブサイトをご確認いただきますようお願いいたします。
▼ ウェブサイト「みんなでラグビー」での紹介ページはこちら
https://minnaderugby.jp/news/21242/

■ 啓発セミナー動画のご活用のお願い
スクール内での指導者研修や保護者説明会など、安全意識向上のために本映像をご活用ください 。動画は「みんなでラグビー」の「お知らせ&トピックス」詳細ページからご視聴いただけます 。
・動画タイトル:「脳振盪から子どもたちを守る環境づくり」啓発セミナー動画
・主な内容:脳振盪の症状や危険性、正しく対応し復帰するプロセス、およびセーフティアシスタントの役割と責任について
・動画時間:35分程度

■ 現場での具体的な取り組みのお願い
現場の皆様に、以下の3つの取り組みをお願いいたします。
※各項目の詳細・参照URLは「みんなでラグビー」サイト内をご確認ください 。
1. 脳振盪に対する正しい知識のアップデート(指導者・スタッフ)
ガイドラインや啓発動画に基づき、スクールに所属するすべてのコーチ、セーフティアシスタント、運営スタッフが脳振盪についての正しい知識を再確認してください 。現場においては、「疑わしきは直ちにプレーを停止させる」原則の再徹底をお願いいたします 。
2. 段階的競技復帰(GRTP)プロトコルの厳守
脳振盪またはその疑いがあると判断された子どもが競技に復帰する際は、必ず医師の診断を受けてください 。その上で、「段階的競技復帰(GRTP)プロトコル」に従い、慎重に復帰ステップを踏める環境を整えてください 。
3. 保護者との緊密な情報共有
練習中や試合中に頭部への衝撃があった場合、その場での症状の有無にかかわらず、必ず保護者へ事実を報告してください 。あわせて、帰宅後の頭痛や吐き気などのサインに対する、家庭内での経過観察についての注意喚起も行ってください 。
4.脳振盪のオンライン報告
脳振盪や脳振盪の疑いが発生した場合には報告の義務があります。 2026年度4月より、従来の紙による報告書に代わり、スムーズに報告ができる「オンライン(アンケート形式)報告書」の運用を開始しております。オンラインでのご報告をお願いいたします。

未来を担う子どもたちの命と安全を最優先に確保するため、皆様の引き続きの多大なるお力添えをよろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会
安全対策委員会 委員長 齋藤守弘
m.saito@rugby-japan.or.jp