令和3年10月30日(土)、マイクロCUPから始まって昨年は新型コロナウイルス禍で中止となり今回は2年ぶりで節目の15回目となりました。今回もCanterburyが支援に参画していただき、『SEINAN ラグビーマガジンCUP 関西ミニ・ラグビー交流大会2021』Supported by Canterburyとして、大阪府堺市にあるグラウンド、J-GREEN堺で2021年度は新型コロナウイルス感染禍で大会を縮小しながらの開催となり、コロナ感染を心配しながら当日を迎えることになりましたが、2年ぶりの大会を迎えて良い天気に恵まれグラウンドコンディションも最高で大会を行うことができました。
今年新型コロナウイルス禍のなかで夏には東京でオリンピックが無事開催され無観客ではありましたが盛り上がりました。今年のマガジンカップも緊急事態宣言が9月末日まで延長され開催が出来るか、すべきかを大変悩んでおりました。しかしポジティブに考えて前に進み出来るだけの努力をして開催することに至りました。各地ではいろいろなイベントがことごとく中止されている中の開催で準備していても不安のほうが大きな今大会で、当日目にしたのは子供たちのラグビーに対する熱い思い情熱がひしひしと伝わって、この大会が今後のイベントを動かしていくきっかけになったような満足感に浸って、コロナ禍の中からの新しいスタートと考えております。(私感)
さて、今回は新型コロナウイルス禍の中での大会であり密を避けて出場を30チームに絞って行いました。しかし、55チームの参加希望が有り抽選で出場チームを選ぶことになり関係者一同胸の痛い思いをしながら参加できなかったチームには大変申しなく思っております。早期に新型コロナウイルス感染が終息し、元の状態での開催が出来ますように心より願っております。、参加者は30チームで544人と大勢が参加しての大会でした。しかしながら基本無観客(引率保護者選手1名に付き1名規制)での大会で今までの大会と違ってコロナ禍を認識・意識していただき無事何事も起こらず終了したことに感謝して、自信と誇りを持てた大会になり、これを新たな第一歩として日本で最高と言える大会の一にしていきたい思いです。
各3チームが10グループに分かれて総当たり2試合、全30試合を行いました。
11分ハーフの試合を2試合戦い、全試合をこなせたことは、子供たちがこのコロナ禍の中、日頃十分な練習が出来なかったにもかかわらず精いっぱいグラウンドを駆け回って勝敗に関係なく交流会を楽しんでくれてた様に見え何もできなかった日々が嘘のように映りましたし、思い存分にラグビーができる場を提供できたのかと思います。あまりの頑張り過ぎで危険な状況の場面も多々見受けられましたが、反面、頑張ってくれている姿を拝見していると嬉しさと感動で胸を熱くする場面も多く有り嬉しい大会となりました。
思いはさまざまですが、あるチームでは女子も交じっての試合で、ナイスタックル・ナイスパスとナイスチームプレイなど見ごたえのある試合を繰り広げてフェアーなプレー・マナーを披露してのトライ、多彩なプレーを混ぜての攻撃、さらには体格的に小さな選手が大きな相手選手にひるむことなく立ち向かうタックルを見て、1年半の大会ブランクを感じさせない意味ある再開の一日となりました。
長いコロナ禍の中、ここに携わっていただいている各関係者の努力の成果だと感謝しております。今後も引き続き低下させることの無いよう、一番に安全対策を考え、更なる技術力向上と環境の整備を合わせて進めて、他競技以上にラグビー指導者、ラグビーファミリーのマナー向上に努めたいと考えております。
また選手たちには将来の日本代表を夢みて活躍する選手にと期待をしております。
最後に本大会、運営にご協力、ご尽力いただいた協会及び各府県の役員の皆さん、ラグビーマガジンの関係者、大変お世話になり有難うございました。感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
関西ラグビーフットボール協会U12普及育成委員会
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