11月29日(日) 第7節 摂南大学 24-34 立命館大学

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関西大学Aリーグ 第7節 摂南大学 VS 立命館大学

2015年11月29日(日) 14:00キックオフ グラウンド:大阪市鶴見緑地球技場 入場者数: 2475人 天候:晴れ
レフリー:北村浩士(関西協会)
アシスタントレフリー:木村陽介/河井光輝/ 庵奥后郎
MOM:立命館大学 13番 宮田遼
摂南大学 立命館大学
24 FULL TIME 34
5 前半 14
19 後半 20
 詳細(PDF)

マッチサマリー

第2試合も曇り空。微風ながら冷たさを感じる中、共に3勝3敗同士の摂南大学と立命館大学の対戦となった。勝利して3位を確定し、大学選手権の出場を決めたい両校の熱き戦いが始まる。

前半は立命館大のキックオフで開始。立ち上がりは摂南大のペースで流れ、ペナルティーからフェイズを重ね立命館大のゴール前まで攻め込む。ポスト右5mスクラムから左に攻め、ラックを連取して迎えた6分、ゴール直前左中間ラックからSO徳田颯馬が持ち出し左中間に先制のトライを挙げた。GはそのSO徳田が狙うが不成功に終わる(5-0)。摂南大はその後も何度か追加点のチャンスがあったが、反則等で得点出来ずに時間が進む。迎えた21分、立命館大はペナルティーからタッチ。ゴール前5m右ラインアウトで左FL古川聖人がキャッチし右FL小原稜生、HO江口晃平と繋ぎ右中間にトライし追いつく(5-5)。GもSO田中健登が決めて逆点した(5-7)。

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この後、立命館大は24分、26分と攻めたてるがハンドリングミスでチャンスをつぶしてしまう。残り10分からは今度は摂南大がペースをつかみ、留学生コンビを中心に猛攻を仕掛けるもののなかなか得点まで至らない。逆にロスタイムに入った41分、摂南大には痛い、立命館大にとってはしてやったりのビックプレーが飛び出す。左WTB山口匠が自陣10mL右中間で摂南大のパスをインターセプトし、60mを走り抜け中央にトライ。GもSO田中が決めて前半を終える(5-14)。前半戦は、摂南大が反則を繰り返して自滅した感があり、立命館大は相手のミスをチャンスとして生かし、折り返した。

後半も立ち上がりからは摂南大が立命館大ゴール前に攻め込む。6分、ゴール直前中央ラックからトライランキング、得点ランキング1位のNo8セコナ・トプイが中央に反撃のトライを挙げ、GもSO徳田が決めて詰め寄る(12-14)。9分にも、ゴール直前右中間ラックからまたもNo8トプイが逆点のトライを挙げ、GもSO徳田が決め逆転に成功した(19-14)。

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逆点された立命館大も15分、ゴール前15m中央PGをSO田中がしっかり決めて差を縮めると、27分にはゴール前20m右中間からのPGを17分から出場のSO㉒大城海が決めて再逆点(19-20)。息の詰まるゲーム展開になった。勢いに乗る立命館大は、29分ゴール前30m左ラインアウトから右に展開、SH高島理久也、SO㉒大城、右CTB宮田遼、左CTB宮本将希、右WTB三島藍伴と繋ぎトライを挙げ、GもSO㉒大城が決めて突き放す(19-27)。しかしあきらめない摂南大は34分、ゴール前5m右中間ラックからSH吉住魁人が持ち出し左LO⑳フェツアニ・ラウタイミに回してトライし、Gは外してしまうが3点差に追い上げる(24-27)。前半同様、立命館大が後半43分、ロスタイムに相手ラインアウトから右FL小原がトライを奪い、GもSO㉒大城が決めて逃げきった(24-34)。

この試合、立命館大が摂南大の留学生コンビを中心にした攻撃を想定内に収め、しっかりとディフェンスしたことが勝利につながった。摂南大は前半の規律の乱れが響いた試合だった、12月5日の結果待ちではあるが大学選手権に出場なら修正して挑んで欲しい。

MOMは攻守共に素晴らしいプレーを見せた立命館大学の右CTB宮田遼に贈られた。

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(記事:鈴木博之、丸井康充)

フォトギャラリー

2015年11月29日(日) 立命館大学対摂南大学 ■撮影:山口勝一

2015年11月29日(日) 立命館大学対摂南大学 ■撮影:古田浩