第6回 関西・一宮セブンズ大会結果

2015年5月9日(土)・10日(日) 第6回 関西・一宮セブンズ
グラウンド:一宮市光明寺公園球技場
◎レポート
今年は、メイングラウンド改修工事のため、通常は2面で行われるところ、サブグラウンド1面で行われた。
一宮ラグビークラブをはじめ、地元高校、トライデントスポーツ医療看護専門学校の協力により、今年も、アットホームな雰囲気のなか、22都道府県24チームによる各試合が進んでいった。

<大会1日目>
8つのプールによる予選が行われ、各プール1位はカップトーナメントへ進出、各プール2位はプレートトーナメントへ、各プール3位は、ボウルトーナメントへ進出となった。
京都は、24チーム中、唯一の失点0点で、カップトーナメントへ進んだ。

 

<大会2日目>
◇ボウルトーナメント
1回戦、広島B35-12滋賀、富山26-5山口、和歌山B26-14高知、鳥取24-7島根で進んだ、準決勝は、先制トライ(ゴール成功)後、前半で3トライをあげた富山(富山21-10広島B)が、 先制トライに続きトライをあげて試合を有利に進めた鳥取(鳥取15-7和歌山B)が勝利し、決勝へ進んだ。

≪決勝≫
鳥取(前半17/12後半) 29−21 富山(前半7/14後半)
※ボウルトーナメント優勝鳥取、準優勝 富山

前半1分、ラインアウトから得たボールを、鳥取が左サイドから右へ展開、⑮阪本が先制トライ。さらに前半5分、鳥取、相手陣ゴール前5mスクラムから右へ展開①佐々木が中央へトライ(ゴール成功)。
富山は、前半8分、自陣10m付近スクラムからBKが持ち込みオフロードパスでボールをもらった12番走り抜け、中央へトライ(ゴール成功)となり、12-7となる。
前半終了のホーンの鳴ったなか、鳥取はハーフウェイ付近から左に展開、⑮阪本が左隅にトライで、17-7とし前半終了。

後半、キックオフのボールを、富山は9番が中央まで運び、そこから右へ展開2番がフェイントで相手ディフェンスの裏へ抜け出し、中央へトライ(ゴール成功)。すると、鳥取はキックオフ再開のボールを右サイドから左サイドへ展開、⑪平野が左隅へトライをあげ、すぐに引き離す。さらに鳥取は、後半6分、敵陣10m付近スクラムから右へ展開、⑭山下が抜け出し、中央へトライ(ゴール成功)で29-14となる。
後半10分、富山が反撃、10m付近ペナルティから攻撃を重ね、22m内側左サイドから右へ展開、15番がゴール右側へトライ(ゴール成功)をあげノーサイド。29-14で鳥取が勝利した。

23 bowl winner tottori

ボウルトーナメント優勝 鳥取

 

◇プレートトーナメント
1回戦、昨年に続き東海地区同士の対決となった三重対岐阜は、岐阜が前半からトライを重ね(岐阜27-7三重)、続く試合も徳島が先制トライからトライを重ね優位に試合を進め(徳島19-5大阪)。静岡と香川が大接戦、終了間際、ホーンが鳴り響くなか静岡がトライをあげ21-19で勝利。石川対岡山は1T1G差の19-12で石川が準決勝進出となった。

準決勝は、先制トライに続きトライをあげ試合を進めた徳島(徳島21-14岐阜)が、後半最後に2トライをあげ引き離した静岡(静岡19-5石川)が勝利し、決勝へ進んだ。

≪決勝≫
徳島(前半14/14後半) 26−7 静岡(前半0/7後半)
※プレートトーナメント優勝 徳島、準優勝 静岡

トーナメントでの徳島は先制トライ後、トライを重ね、優位に試合を進める。
前半3分、徳島はハーフウェイ付近で右サイドから左へ展開、⑦井手がまわり込んで外側へ走り込みそのまま中央へトライ(ゴール成功)、前半8分には、自陣10m付近の攻防から⑦井手が抜け出し、中央へトライ(ゴール成功)で、徳島は14-0で前半を折り返す。

後半、静岡が反撃、キックオフのボールの攻防でボールを獲得し、⑥菅原がディフェンスの裏へ抜け出し中央へトライ(ゴール成功)で、14-7とする。
しかし、徳島は、後半3分、自陣10m付近右サイドで獲得したボールを②中田が相手陣22m内側へキック、そのボールをめがけ走り込んだ②中田が左隅へトライ(ゴール成功)。さらに、後半6分、ハーフウェイ付近スクラムから左へ展開、⑥森長が敵陣10m付近で相手を振り切り、中央へトライ(ゴール成功)、徳島が28-7で勝利した。

26 plate winner tokushima

プレートトーナメント優勝 徳島

 

◇カップトーナメント
1回戦から兵庫(前年度優勝)と京都(前年度準優勝)が対決、京都が前半からトライを重ね、京都36-5兵庫となる。続く、和歌山A対愛媛は、大接戦、ホームが鳴り響いたなか、左サイドを駆け抜けてトライをあげた和歌山A19-17愛媛。

さらに、奈良対福井は接戦、前半奈良が12-7で折り返すと、後半福井が3トライ連続であげ、福井22-17奈良。広島A対愛知は、後半3トライをあげ引き離した愛知(愛知33-12広島A)が勝利した。

準決勝は、評判の高いチーム同士の対決となった、京都対和歌山Aは、左右に大きく展開の京都、縦横とリズムよく展開の和歌山Aが5-7と前半を折り返す、後半入り、2トライ連続であげた京都が、和歌山A反撃を1トライ1ゴールで抑え、京都17-14和歌山Aとなった。続く、福井対愛知は、前半愛知が12-5と折り返したあと、後半、福井が2トライ1ゴールをあげ、勝利かと思った終了間際、愛知が敵陣右サイドで展開、ショートパントから走り込ンだ選手がボールを獲得、右サイドからゴール中央までまわり込みトライ(ゴール成功)で、愛知19-17福井となった。

≪決勝≫
京都(前半31/29後半) 50−10 愛知(前半0/10後半)
※カップトーナメント優勝 京都、準優勝 愛知

愛知キックオフのボールを、京都⑦ダウモハパイがダイレクトキャッチからそのまま独走、右サイドへトライから、さらに、京都は、キックオフ再開の敵陣10m攻防から獲得したボールを左に展開しトライ(ゴール成功)。ここから、京都はトライを重ねていく。
前半6分には、敵陣22mフリーキックから右へ展開、ゴール前へ持ち込む、そこへ、走り込んできた⑬衣川へパス、そのままゴール右側へトライ(ゴール成功)。前半8分には、自陣22mから攻撃を試みる愛知のボールを、①三木がパスカットし、右隅へトライ。前半終了間際には、敵陣10m左側へ攻撃を進めたところから、④清井がキックパス、右サイドにいた三木がバウンドを合わせキャッチ、ゴール右へトライ(ゴール成功)、京都が31-0とし折り返す。

後半も、京都はトライを重ねる。前半1分、愛知が自陣22mからキック、キックのボールをパスでつなぎ、京都⑦ダウモハパイが左隅へトライ。後半3分には、キックオフ再開の攻防からボールを獲得、京都⑩小森が、ゴール中央へトライ(ゴール成功)。さらに、後半5分、ハーフウェイ付近スクラムから1次攻撃で⑩小森が裏へ抜け出し、そのままゴール中央へトライ(ゴール成功)と、50-0とする。
ここから愛知がようやく反撃、後半7分、自陣22mから左に展開、縦に力強く持ち込み、つなぎ22番傳田がゴール右へトライ。さらに、後半9分、キックオフ再開のボールを獲得、左に展開し、⑲松田が左隅にトライ。反撃もここまで、京都が50-10で勝利した。

30 cup winner kyoto

カップトーナメント優勝 京都

(記事:愛知県協会 写真:清水良枝 広報担当:進藤剛)

◎試合結果
第6回関西一宮セブンズ(試合結果)



※第12回(2021年)、第11回(2020年)は中止