10月28日(土) 第4節 同志社大学 47-14 摂南大学

C01I20132017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第4節
同志社大学 VS. 摂南大学

2017年10月28日(土) 14:00キックオフ グラウンド:宝が池球技場 入場者数:1421人 天候:雨/弱風
レフリー:木村陽介(日本協会A2)
アシスタントレフリー:丸山智一(関西協会)/飴田鉄平(関西協会)/勝木龍樹(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学10永富晨太郎
同志社大学 摂南大学
47 FULL TIME 14
26 前半
21 後半
詳細(PDF)

マッチレポート

降り続く雨の中、摂南の先蹴でゲーム開始。
両チーム、探り合いの展開から開始早々の2分、中盤から同志社SO10永富が左中間に絶妙なパント、CTB13高井が左隅に抑えT。(G成功7ー0)

先週、雨中戦でロースコアで敗れた同志社にとって、待望の先取点。
摂南もセンターに両外国人を配し、激しいコンタクトでプレッシャーをかけるも、濡れたボールが手につかない。
10分自陣ゴール前で押され気味の同志社は、スクラムからSH山田がサイドアタック。WTB11鶴田が快走、一気に敵陣を深くえぐるなど、左右に振り回す。

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最後はCTB13高井が右中間にT。(G成功14ー0)23分にも粘りのDFからターンオーバーした同志社が、左へ大きく展開、WTB11鶴田が左中間へT。(G不成功19-0)
ジョネ、サミソニをCTBに配し、激しいブレイクダウンを仕掛ける摂南だが、同志社の身体を張ったタックルが阻み、また近接したポジショニングのため、仕掛けた直後のフェイズに両外国人が絡み辛く、結果、ゲイン出来ない状況が続く。

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攻守の要であるFL6丸山が負傷退場した同志社だが、気落ちすることなく連続ラッシュを繰り返し、33分摂南DFのギャップを突き、SO10永富が右中間へT。(G成功26-0)

劣勢気味の摂南も前半ロスタイムに、CTBサミソニのスピード豊かなランで右中間にT(G成功26-7)、後半開始後の47分同志社陣10M付近のスクラムからNO.8木下がサイドを抜け出しビッグゲイン、繋いだLO5河野が中央にT(G成功26-14)、追撃態勢を整える。

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同志社にとって、嫌な流れを断ち切ったのはFWの踏ん張り。なかでも後半の攻防で鋭い動きをみせていたHO2平川が、50分左展開のボールをアングルチェンジしながら巧みに受け、そのままゴール正面に走り込みT。(G成功33-14)

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雨が止み、ボールを動かしやすい状況になるも、‘攻める’タックルと、粘りのターンオーバーで勢いを取り戻した同志社は、決定力ある両WTBとマッチし、2トライ、2ゴールを加点し、47-14でタイムアップとなった。
MOMは、攻守にリードの光るSO10永富が獲得。

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監督・キャプテンコメント

同志社 萩井 好次監督
アグレッシブな摂南大学に対し、DFでよく身体を張った結果、前半の終盤まで良い試合運びだった。前半終了間際から後半最初にかけ、受ける場面
もあったが、最後まで粘り強くDF出来たことが勝因。先週の敗戦から、この1週間は選手間で話し合い、結果、4回生中心に良くまとまってくれた。
まだまだ様々な面で盤石ではないが、京都産業大学戦に向けて体制を整えたい。

同志社 永富 晨太郎選手(MOM)
DFで身体を張った分、気持ちが落ちることなく、いいプレーが出来た。今季は2戦目から(本来のCTBではなく)SOだが、自分でゲームメイク出来る
こともあり、苦ではない。
ひとつのプレーに拘り過ぎて、ここまでチーム全体が苦戦しているが、DF精度を上げ、FWを活かす動きが出来れば、もっと良くなる。
チーム、個人とも視野を拡げて、残り試合に臨みたい。

フォトギャラリー

■撮影者:渡辺隆夫

■撮影者:萩原康夫