1月14日(日) 豊田自動織機 10-31 クボタ

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トップリーグ総合順位決定トーナメント 第2節
豊田自動織機 VS クボタ

2018年1月14日(日) 11:30キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
豊田自動織機 クボタ
10 FULL TIME 31
10 前半 5
0 後半 26
詳細
(TL公式)

マッチレポート

暖かな光が射す冬空の下、スピアーズのキックオフで試合が開始された。
試合開始からスピアーズがアタックで敵陣へ攻め込み、ラインアウトモールで攻め込むもシャトルズが必死のDFで守る場面が多くみられた。
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前半18分にはスピアーズが抜け出しトライかと思われたが、間一髪のところでシャトルズが止めノートライ。
シャトルズは粘りのあるDFでトライを許さないが、ペナルティにより自陣に食い込まれる。
試合が動いたのは前半26分、スピアーズは右ラインアウトからモールを組み、②杉本がトライ、0-5とする。
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シャトルズもすかさず前半29分、ラインアウトから展開し、⑤ケイデンがオフロードをもらい中央にトライ(ゴール成功)、7-5と試合を振り出しに戻す。
その後流れはシャトルズに移り、前半34分にもペナルティゴールを決め、10-5とリードし前半を終えた。
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後半は両チーム攻めるもミスがあり、得点にならない時間が続いた。
しかし、スピアーズは後半26分敵陣左ラインアウトからモールで押し込み、②杉本がトライ(ゴール成功)、10-12とリードする。
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その後も後半29分、相手陣22m内、左のポイントから右へ展開、。23桑江が抜け出しトライ(ゴール成功)、10-19と突き放す。
スピアーズは、後半35分にも左ラインアウトからモールで⑤グラントがトライ、10-24と試合を優位に進める。
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さらに、後半39分にもスピアーズは、左のポイントからボールを動かし、⑳ニックがトライ、10-31とし、スピアーズが勝利を収めた。
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記者会見レポート

豊田自動織機シャトルズ
レオン ヘッドコーチ

今日はとてもいい試合でした。今日の試合に向けて、早く・強くという点と規律を意識して練習してきましたが、どんな理由であれペナルティ数が多くイエローカードももらってしまいこのような結果になってしまいました。選手はとても頑張ってくれたので来期に繋がる試合だったと思います。

村川ゲームキャプテン
試合のフォーカスとして、ディシプリンを掲げていたが80分間規律を守ることができませんでした。前半、30分間守り続けて1トライに押さえたことは収穫でしたが、後半スイッチが切れてしまい相手の勢いを止める事ができなかったことは今シーズンを通じての課題でした。

Q:「後半スイッチが切れてしまった要因は?」
A:(村川ゲームキャプテン) ディフェンスをしている時間が多く、疲労が蓄積したことで後半足が止まってしまったことだと思います。

Q:「試合の立ち上がりはどうでしたか?」
A:(村川ゲームキャプテン) スタートからスイッチを入れて試合に臨むことを今週のテーマとして練習してきました。前半はディフェンスの機会が多かったですが、チームとしてスイッチを入れることはできていたと思います。

Q:「昨年と比べて今季は余裕のあるシーズンの終わり方ができたと思いますが、その要因は?」
A:(レオンHC) セットピースが改善されたことと、選手のプロ意識が向上したことで昨年より良い結果につながったと思います。今季の1 試合の得点平均は19点で、失点が27点でした。来季は80分間集中を切らさずにプレーすることと、ボールキープを続けて得点を重ねていくことを課題として練習していきたいと思います。
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クボタスピアーズ
フラン ヘッドコーチ

結果に関してはとても満足しています。最後の相手の少しの隙をついて得点を取るまで、とてもハードワークをした試合でした。今シーズン最後の試合ということで、勝利を目指して試合に臨みましたが、最後に攻撃がまとまってきていい結果に繋がりました。

立川キャプテン
来季につなげるためにも、今シーズンで退団する選手のためにも勝利して今日の試合を終えようという気持ちで望みました。前半はなかなかリズムに乗れませんでしたが、最後には自分たちの形でスコアできるようになったので、来季につながるいい試合だったと思います。試合中は怪我のアクシデントもありましたが、常に冷静に戦うことができたので結果に繋がったと思います。

Q:「今季の総括をお願いします?」
A:(フランHC) 今季はトライ数が昨年の34から50に増えたことは選手たちのハードワークのおかげです。しかし、目標とするトップ8に入ることはできませんでした。選手は試合を重ねるごとに成長しているという強い感覚を持っていますので、来シーズンもこのまま成長を続けていきたいと思っています。

Q:「後半流れに乗れた要因は何でしょうか?」
A:(立川キャプテン) 相手がシンビンになったことがとても大きな要因で、そのタイミングで自分たちの形でスコアを重ねることができたことが良かったです。

Q:「試合の立ち上がりはどうでしたか?」
A:(立川キャプテン) 相手の早いプレッシャーと風下の影響もあり上手く流れに乗れませんでした。後半の立ち上がりも敵陣に行くことはできましたが、ミスが続きスコアできない時間が続きました。その中でも、パニックにならずに冷静に試合を進めることができたことで最後に畳み掛けることができたと思います。
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(文責 石澤 一輝・山下 昂)

フォトギャラリー

■撮影:清水良枝