Kansai Rugby
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9月19日(日) 立命館大学 vs 関西学院大学

マッチレポート

今年度の関西大学Aリーグが18日に開幕。三重国体が中止になり、それにともなって各地のブロック大会も中止を余儀なくされた。大学リーグも開催が懸念されたが、「無観客」ということではあったが、関係者の努力で熱戦の火ぶたが切られることになった。

大阪での開幕戦2試合は、曇り空の蒸し暑い天候の下、大阪市東住吉区のヤンマースタジアムで行われた。第1試合は、昨年度4位に甘んじた関西学院大学と同じく不本意な5位に終わった立命館大学の対戦。ともに初戦に勝利して、いい流れで今後を戦いたいところ。

午前11時45分、立命館のキックオフで開始された。関学はいきなりの3分、相手陣22mライン中央での相手ノットロールアウエイの反則で得たペナルティーでショットを選択。FB⑮奥谷友則が確実に決めて先制した。しかし関学が先行したのはここだけ。以後は立命館の後塵を拝す苦しい展開になってしまった。

立命館は相手G前10m左のラインアウトからモールを押し込み、最後はNo8⑧宮下大輝が左隅に押さえて逆転に成功。以後、22分にG前からラックサイドを突いたSH⑨北村瞬太郎が、33分にSO⑩江良楓からの絶妙のキックパスを受けたWTB⑭藤井健太郎が、それぞれ中央にトライを奪うなど、前半を22-10で終えた。

後半に入って20分近くこう着状態が続いた後、立命館は相手G前10m右ラインアウトでターンオーバー。左に展開してWTB⑪安井拓馬が左中間に押さえた。更に28分にSO⑩江良楓、33分にFB⑮吉本匠稀に(29分)替わった㉓間瀬陽紀がトライした。関学も31分、LO④入江元気に(22分)替わった⑲藤井崇弘がトライを奪い、衆力近くの36分にFB⑮奥谷友則もトライしたが及ばなかった。

お互い、随所に好ディフェンスをみせたものの、緊張からか「初戦の固さ」が見られた。ハンドリング、パス、キック処理、ラインアウト、ブレイクダウンでミスがあり、自分たちのペースをつかめない印象だった。そしてミスが直接、間接に失点に結びついた。メンタル、フィジカル両面で早く自分たちの力が発揮できる状況を作り上げ、次節に臨んでほしい。

POMにはキックパスで好機を演出するなど、チームの攻撃面で大きく貢献した立命館SO⑩江良楓が選ばれた。

会見レポート

関西学院大学
小樋山樹監督
コロナ禍の中、試合を開催していただき関係者に感謝している。試合の入りから相手より勝ちたい気持ちをもって、チャレンジャーとして戦っていこうと話していた。気持ちを持って戦っていたが固くなりすぎ、そこを立命館にうまく戦われた。
魚谷勇波キャプテン
春はいい結果が出せなかったが夏合宿は無事行うことができた。準備してきたつもりだったがそれが出せず、自分たちが何もできなかったという印象だった。

Q:課題であったセットプレーと調整面で今日の出来はどうだったか?
小樋山監督
春にセットプレーの課題が出て、夏合宿を通して鍛錬してきた。今日の試合でもミスが出ていたので次回に向けて修正したい。

魚谷キャプテン
セットプレーは自分たちの甘さが出た。細かいミスを立命館に突かれ、そこが穴となってトライを取られてしまった。日ごろからの自分たちの甘さが出てしまった。

Q:チームの仕上がり具合と12月までの改善点は?
小樋山監督
始まったばかり。初戦は大切なので勝ちたかったが、ここから前を向いて残りは勝つだけなのでわかりやすくなった。我々はチャレンジャーなので、1試合1試合成長していって最後は笑いたい。ここからは引きずることなく前を向いて、次に向けて頑張りたい。

魚谷キャプテン
細かいところをどこまで突き詰められるか。練習自体は間違っていないと思うし、拘るところも間違っていない。こだわっているところ、やっていることは間違っていないが、細かいミス、細かい甘さ、ちょっとしたスキが出てしまった。もう一度全員が細かいところを徹底してやっていきたい。

Q:春、夏を通してやってきたコンタクトの手ごたえは?
魚谷キャプテン
通用する部分もあったし、スクラムも安定して組めた。やってきたことは間違っていなかった。

Q:自陣から回して取れるシーンもあったが、目指したい形か?
小樋山監督
単にボールを回すだけでは勝てないので、そのためのブレイクダウンやコンタクトの局面を課題として取り組んできた。その部分はいい場面もたくさんあった。

Q:1年生3人の評価は?
小樋山監督
緊張していたと思うが、自分の力で勝ち取った先発の座なのでしっかり自信をもって戦ってほしい。通用していた部分はたくさんあったので、これからどんどん良くなると思っている。


立命館大学
鬼束竜太ヘッドコーチ
コロナ禍の中、協会関係者の開催に向けての準備に感謝する。夏合宿や練習試合ができず不安な部分もあった。修正する部分もあったがきょうは勝ったことがすべて。きょうを起点に次の試合から上を目指したい。

木田晴斗キャプテン
開幕戦をするにあたってサポートしてくれた皆さんに感謝する。最初の20分を大事にしっかり取ろうと話していた。自分たちの強みであるディフェンスで前に出て、特にフォワードが相手にプレッシャーをかけ、そこから得点につなげるという自分たちの理想の形が出し、流れをつくって勝ち切ろうと思った。

Q:2年間開幕戦で勝てていなかったが、きょうの勝利はチームにとって大きかったのでは?
木田キャプテン
2年間は開幕戦に負けてそこからシーズンに入っていった。開幕戦の大切さ、その後に関わってくることは自分自身で認識していたので、絶対に勝たないといけないと思っていた。

Q:春、夏はいい結果が得られていなかったが、どのように修正したのか?
木田キャプテン
秋に結果を残すことがすべて。夏に悔しいゲームを多くして、もっとやらないと思い悔しさを感じた。悔しさを晴らそうと、開幕戦に勝とうとトレーニングしてきた。

Q:夏合宿の直後に中止になったりしたが練習への影響は?
鬼束ヘッドコーチ
8月の頭に就任し、1、2日で陽性者がでたり、夏合宿でもでて、継続して練習ができなかった。練習試合もできない状況で選手たちの不安も多かったと思う。(そんな状況で)逆に強みの部分を生かすこととターゲットを絞ってやることだった。今日の試合はそこに集中してやれた結果。

Q:ターゲットは?
鬼束ヘッドコーチ
自分たちの得意とするところの明確化し集中することである。

Q:試合の修正点は?
鬼束ヘッドコーチ
前半の終盤、後半の終盤で、開幕の緊張があった。動けなくなったところでいかにちゃんとしたディフェンスができるか、の精度を上げれば、きょうの三つのトライは防げた。

Q:今後ヘッドコーチの色を出す面はあるか?
鬼束ヘッドコーチ
8月から新しいことを入れていくのは難しいので、今やっていることにオプションをプラスしていけばアタックなりディフェンスなりのプラスアルファが出てくると思う。

Q:前後半での気持ちの切り替えは?
木田キャプテン
終始得点が相手より上回っており、逆転されない気持ちの部分はあった。暑い天候で、前半の終わりや後半の終わりで集中力が欠けていた。今後、レベルアップしていく上で最後までやりきるということにこれから取り組んでいきたい。自分自身はフォワードが体を張ってしっかり前に出るディフェンスをしてくれていたので、チームにいい流れを持っていくために強気にいった。

Q:きょうの試合のアタック面は?
木田キャプテン
鬼束コーチが、細かいところまで突き詰め、全員が共通認識を持ってアタックできるよう、ミーティングなどで指導してくれ、選手がしっかり取り組んだ。

(文責 大阪府協会・丸井康充)

9月18日(土) 同志社大学 vs 関西大学

マッチレポート

2021ムロオ関西大学Aリーグは、昨シーズンに続き、新型コロナ感染症対策のもと、開幕を迎えることなった。
開幕戦は、早朝、和歌山県を通過した台風14号の影響が心配されたが、曇り空から時折日差しが差し込み、少し蒸し暑く感じる、まだ夏を感じさせる宝が池球技場にて、電光掲示板(西)を背にした関西大学のキックオフで試合が始まった。

試合が動いたのは、前半6分。
関西大学は、ペナルティからキックで前進、相手陣右10m内側でのラインアウトから左へアタック、ラック形成から右へBK展開した攻撃で、⑬藤原がディフェンス裏へ抜け⑮山村へパス、さらに、⑨溝渕へパスが渡り、ゴールポスト左へトライと思われたが、同志社大学の⑩嘉納の懸命のディフェンスによりグラウンディングできず、世界的試験実施ルールによる同志社大学のゴールラインドロップキックとなる。
関西大学は、ゴールラインドロップキック再開のボールを確実にキャッチし、ペナルティを得ながらゴール前まで攻め込むも、同志社大学がターンオーバー。
ターンオーバーで得たボールが⑮山口に渡ると、⑮山口は、自陣ゴール前5mからステップを交えスペースを巧みに突き、ディフェンス裏に抜け出すと、約95mを走り切り、左中間へトライ、⑩嘉納コンバージョンを決め、7-0と先制する。

対する関西大学は、前半10分、関西大学は、相手陣左10m内側ラインアウトから連続攻撃、同志社大学のオフサイドを得た22m内側ゴール正面のペナルティでキックを選択、⑩高桑がペナルティーゴールを決め、3-7とする。

すると、同志社大学は、前半12分、キックオフ再開後の攻防で、関西大学のタッチキックから得た相手陣左10m内側ラインアウトから右へ連続攻撃、3フェーズ目、BK展開で⑫西村からオフロードパスを⑬大森が受け取り、ディフェンス裏に抜けると、ゴールポスト右へトライ(ゴール成功)、14-3とする。

その後、両大学とも、相手陣22内側へ攻め込むがハンドリングエラーもあり、トライを獲りきれない。
次のトライは、同志社大学。
前半21分、相手22m内側からの関西大学のロングキックをハーフウエイライン付近で⑮山口がキャッチすると、相手陣右22m外側まで持ち込みラック形成、そこから左右連続攻撃、大きく左へ展開をかけ、外側でポジションをとる⑦馬渡、⑪和田へ渡り、左タッチライン沿いを抜け、インゴールでまわり込み、ゴールポスト左へトライ(ゴール成功)、21-3とする。

さらに、同志社大学は、前半26分、相手陣右10m外側、相手ラインアウトボールを獲得し、FW・BK一体の連続攻撃でゴール前へ、⑩嘉納のゴール左隅を狙ったグラバーキックを関西大学⑭石川が戻りインゴールへダウンボール。
同志社大学は、その5mスクラムを押込み、相手ノーバインドのペナルティを得ると、すかざず、FWが仕掛け、ゴール前のFW攻防となった、5フェーズ目、⑨田村が巧みにフェイントを入れながら、ゴール中央へ持ち込みトライ(ゴール成功)、28-3と突き放しにかかる。

前半33分には、同志社大学が、ペナルティからキックで前進、相手陣右側10m内側ラインアウトから左へ展開、3フェーズ目のアタックで、⑮山口が内側へサポートに入っていた⑨田村へ絶妙なタイミングでパス、左中間にトライ(ゴール成功)を決める。
前半は、同志社大学が35-3で終了する。

後半開始直前より、数分間、小雨と風が西から東へ吹く環境となり、風上となる同志社大学のキックで後半試合再開となる。

後半開始早々、1分、同志社大学は、関西大学の自陣22m内側からのロングキックを⑮山口が、ハーフウェイライン付近でキャッチすると、相手ディフェンスを交わし、スペースを抜ける巧みなランで、相手陣左ゴール前へ持ち込むと、そこから大きく右へ展開し、右隅へ⑬大森がトライ(ゴール成功)、42-3とする。

後半18分まで、同志社大学が試合の流れをつかみ、
後半4分、同志社大学は、ペナルティからキックで前進、相手陣右ハーフウエイライン内側ラインアウトから、オフロードパスなど細かくつなぎ縦に攻める。そこから、大きく左へ展開、タッチライン沿い⑪和田が走り切り、左中間へトライ(ゴール成功)、49-3とする。

後半8分には、同志社大学は、相手陣22m中央付近のラックでターンオーバーしたボールを⑨田村が素早く左に展開し⑫西村へ、飛ばしパスで⑦馬渡へボールが渡ると、タッチライン沿いを走り切り、インゴールでまわり込み、左中間へトライ。(ゴール成功)、56-3とする。

後半10分には、同志社大学は、キックオフ再開で獲得したボールを自陣10m中央付近から、右へ展開BKからのパスをディフェンスに絡まれるか絡まないかのぎりぎりのタイミングで受け取った①山本がハーフウエイライン付近から快走、相手陣ゴール前5mまで持ち込み、相手ディフェンスのタックルを受け倒れながら④依藤へパスをつなぎ、左中間へトライ(ゴール成功)、63-3とする。

さらに、後半18分には、同志社大学は、相手陣22m中央付近での相手ノットロールアウェイのペナルティから連続攻撃、4フェーズ目、BK右へ展開のボールを⑫西村グラバーキック、⑪和田がバウンドを合わせゴールライン右隅キャッチすると、インゴールでまわり込み、右中間トライ、68-3と大きくリードを拡げる

ここから流れは関西大学へ。
後半22分関西大学は、ペナルティからキックで前進、相手陣右22m内側のラインアウトから、モールを形成、ゴール前で⑯柿本が抜け出しトライを狙うも、同志社大学のディフェンスによりインゴールにてグラウンディングできず、世界的試験実施ルールによる同志社大学のゴールラインドロップキックとなる。
関西大学は、ゴールラインドロップキック再開のボールを確実にマイボールとし攻撃を仕掛け、同志社大学のノットロールアウェイによりペナルティをもらうと、キックで前進、後半22分のラインアウトよりゴールライン寄り、ゴール前5mのライアントとなる。
後半24分、そのラインアウトからモールを形成し、⑯柿本がトライ、8―68とする。

関西大学は、自陣ゴール前から果敢に攻撃を試み、相手陣での攻撃の時間が増える。

しかし、後半32分、同志社大学が、関西大学のノックオンのボールを㉒倉岡が拾い、自陣22m中央付近から誰もいない相手陣10m内側へ蹴り込むと、戻る関西大学BKに対し、同志社大学⑮山口が駆け込む。
ボールは、相手陣22m内側へ転がったところ、関西大学⑪木村との競り合いに、走力に勝る⑮山口が前に抜けたところで足に掛け、ボールはインゴールへそのボールを⑮山口が、右中間で抑えトライ(ゴール成功)75-8とする。

関西大学は、キックオフ再開のボール、相手ノックオンのボールを獲得し、相手陣で試合を進めるも、攻めきれずフルタイム。
同志社大学が、関西大学春季トーナメント優勝の勢いを関西大学Aリーグのシーズンへつなげ、75-3で開幕戦を制した。

プレイヤーオブザマッチは、同志社大学⑫西村選手が選ばれた。

会見レポート

関西大学
森拓郎 監督
春季トーナメントの対戦で、セットプレーからやりたいラグビーができなかったので、準備をしてきた。内容はすごく良くなってきており、未だ準備不足のところもあり、残念な結果であったが、要所要所良いプレーがあり、次につながるラグビーができた。

龍田恭佑 主将
大敗で悔しい思いもあるが、リーグ戦は開幕したばかりなので、今回で出た課題を糧にして大学選手権出場の目標に向け進んでいきたい。

Q:攻撃面で⑬藤原選手を中心に攻撃でゲインすること多かった点はどうでしたか。
龍田主将
ゲインする場面を増やしていくこと、トライに結び付ける練習が必要と感じている。

Q:後半FWでモール・ピック、スクラムと戦えていたと思うのですが、感触はいかがですか。
龍田主将
スクラム・モールと局所局所では良いプレーもあったが、良いプレーをつなげていくラグビーができていないので、つなげていくラグビーをしていきたい。

Q:大学練習環境は人数制限のある環境ですか。その環境で出来ていることはありますか。
森監督
緊急事態宣言環境なので、今も人数制限が続いている。
セットプレーについては安定するところに関しては練習が出来ている。ブレイクダウンのプレッシャーで、思うようにボールが出せなかった点は練習が出来なかった点と考えている。


同志社大学
伊藤紀晶 ヘッドコーチ(HC)
コロナ環境下、台風通過の環境下で、試合が出来たことを皆さまに感謝申し上げます。
良いところがあるなか、改善しなければいけないところもあり、グランドに戻って取り組みたい。

南光希 主将
開幕戦に勝てて良かった。点差は開いたが、修正点がいっぱい見つかったので、次に試合に向け準備していきたい。

Q:夏合宿が出来ず、実践経験が出来なかった点についてどのように感じたか。
南主将
他大学と試合することはなかったが、練習のなかでコンタクトの強度とか試合に向けて考えて練習していたので、試合で出し切れたと思う。

Q:スクラム・ブレイクダウンを圧倒していた点ついてどのように感じたか。
南主将
準備していた点だが、勝っているなかでの課題、選手が変わるとずれてしまう点などの課題があった。

Q:開幕戦が昨シーズンと同じ大学ですが、就任2年目としての違いはありますか。
伊藤HC
去年の開幕はなかなか練習が出来ず臨んだが、去年から取り組んできたディフェンス、ブレイクダウンなどが上積みされて、試合で出せるようになったと感じている。

Q:プレイヤーオブザマッチに選出された感想と今日のプレーを振り返ってはどうですか。
西村選手
初めて選ばれたので素直にうれしい。いいプレーと自分のミスでピンチがあった、練習で修正してこれからやっていきたい。

Q:BK・FWとも相手スペースを意識して突いて、ショートパスが良くつながっていたと思いますが。意識して取り組んできたことはありますか。
西村選手
春からオフロードに取り組んでいて、その練習の成果として、ビックゲインがとれていると思います。

Q:BKが機能したように見えていたが、試合あまりできていないなかのBKの感想はいかがですか。
田村選手
開幕で固くなるところもあるが、BKでトライが取れた点は同志社の強みを活かす部分なので、ポジティブに捉えている。

Q:ボーナス点制となって、前半早々でボーナス点を得たことをどう思いますか。
田村選手
勝ち点制は意識したが、自分たちのラグビーを意識することで、その先でボーナスポイントが取れると考えていた。

(文責 進藤剛)

12月6日(日) 摂南大学 33-55 立命館大学 順位決定戦

マッチレポート

関西大学ラグビーAリーグの今シーズン最後となる順位決定戦、摂南大学と立命館大学との試合は、穏やかに晴れわたった宝ヶ池球技場にて、摂南大学のキックオフで試合が始まった。

試合が動いたのは、前半9分。摂南大学は自陣22m外側左中間で立命館大学のキックしたボールをキャッチすると右へ大きく展開し、さらに折り返して相手陣ゴール前中央へ。ラックを形成し左に展開、⑦春山が左中間へトライ(コンバージョン成功)7-0と先制する。
前半16分、摂南大学は自陣10m内側から右サイドをめがけハイパント、ハーフウェイラインを越えたころで、⑪東がキャッチし相手陣22m中央へ持ち込むとラックを形成、そこから左へ展開し、⑮ツイドラキが左隅にトライ(コンバージョン成功)14-0と追加点をあげる。

対する立命館大学は前半21分、相手陣22m外側中央で摂南大学のノッコンのボールを拾い、右へ展開、さらに折り返して相手陣ゴール前中央へ、ラックを形成し左に展開、⑫山口が左中間へトライ、14-5とする。
さらに立命館大学は、PKで前進。相手陣22m外側左ラインアウトから右へ左へと展開し、ゴール前中央でのFW攻防となり摂南大学のオフサイドのペナルティー。スクラムで優位に立つ立命館大学はスクラムを選択。そのスクラムのボールをコントロールできず、チャンスは消えかかったかと思ったが、摂南大学がペナルティー。
立命館大学は、再度得た相手陣ゴール前中央のペナルティーから、今度はアタックを選択。左へ右へと仕掛け、ゴール左で形成されたラック、⑫山口がアングルよく走り込み、⑨北村からパスをもらい、ゴール中央へトライ(コンバージョン成功)、14-12(前半32分)とする。
さらに前半39分、立命館大学はPKで前進、相手陣22m左ラインアウトから右へ展開しゴール前へ、さらに左へフェーズを重ね、④田中がゴールポスト右へ飛び込みトライ(コンバージョン成功)14-19と逆転する。

ロスタイムは5分。前半45分、立命館大学はPKで前進。ハーウェイラインでのラインアウトからFWのショートパスで前進を試みようとしたその瞬間、摂南大学⑨三田村がパスカットすると、そのまま右中間を走り切り右隅へトライ、同点となる。

前半は見応えのある両校の攻防となり、19-19で前半終了した。

立命館大学のキックオフ再開で、後半は始まった。

立命館大学は、相手陣10m内側左へのキックオフ再開のボールを蹴り込むと、そのボールを立命館大学が獲得し、さらに、PKで前進。相手陣22m内側左のラインアウトからモールを形成し、左隅へ⑳宮下がトライ、19-24(後半2分)とする。
後半11分、摂南大学は自陣ゴール前左側スクラムからFWのアタック、その攻撃でノッコンすると、立命館大学④田中がそのボールをひろい、そのまま右中間へトライ、19-29とする。
さらに立命館大学は、後半16分。PKで前進、22m内側左のラインアウトからモールを形成し、左中間へ④田中がトライ、19-34とする。

一方的な試合となるかと思われた、後半21分。摂南大学は、ハーフウェイラインから相手陣22m内側へキック、キャッチした立命館大学のボールキャリアーへのタックルからターンオーバーし、さらに摂南大学はゴール前で攻撃を重ねると⑲トゥポウがトライ(コンバージョン成功)、26-34とする。

直後のキックオフ再開の攻防から立命館大学は後半26分、摂南大学のキックを⑬木田が自陣ハーフウェイライン付近右サイドでキャッチすると、ステップで左右に走り相手陣22m中央へ、ラック形成から右への展開で⑩江良が抜け出し、右中間トライ(コンバージョン成功)、26-41とする。
立命館大学は手を緩めずトライを重ねる。後半29分には、自陣から右へ左へと展開し、相手陣ゴール前へボールを運び、④田中がゴール左側へこの日4トライ目となるトライ(コンバージョン成功)、26-48とする。

摂南大学は、後半38分、ハーフウェイライン付近からの攻撃で、左へ展開すると⑮ツイドラキが抜け出し相手陣ゴール前へ、ラック形成から⑨三田村からのパスを⑯米川が受けとりトライ(コンバージョン成功)、33-48とする。

直後、立命館大学は、後半40分、PKで前進、相手陣ゴールまであと10mの右ラインアウトからモールを形成し、左中間へ⑯中川がトライ(コンバージョン成功)、33-55とした。

関西大学ラグビーAリーグの今シーズン最後となる順位決定戦は、立命館大学の勝利により、立命館大学は5位、摂南大学は6位となり。シーズンを終了となった。

プレイヤー・オブ・ザ・マッチは立命館大学No.8、8庄司拓馬が選ばれた。

試合後コメント

摂南大学
瀬川智広監督

今シーズン、コロナの状況のなかで最後まで試合が出来たこと、関係者の方に感謝します。
4年生にとっては最後の試合、今までにない立ち上がりだったが、セットプレーで徐々に相手にくずされた。今シーズン1勝も出来なかったが、チームとして成長し続けてくれたこと、選手に感謝します。4年生は最後となりますが、今年出来たことは継続して、悪かった点は修正して来年取り組みたい。

三田村直輝主将
主将に指名され、不安ばかりであったが、ひとりで引っ張るのでなく、仲間が引っ張ってくれた。今日の試合も点差が広がったとき、自分が落ち込みそうになったところを、横にいてくれた仲間がチームを引っ張ってくれた。4年間早かったけれど、濃い4年間であった。これからは、摂南大学の勝利に向け後輩にお願いしたい。

Q.チームとして成長を感じた部分はどこか。
瀬川監督

ラグビーにおいて、1つ1つのスキルが上がったと思う。それ以上に4年生を中心に、学生のまとまり、つながりが出来ていた。試合に出られない4年生が積極的に練習を、試合の準備を支えてくれた。監督として勝利を贈ることが出来たかったなか、選手たちが1つ1つの道筋をつなげてくれた。今シーズンは勝利につながらなかったくやしさを、新チームにつなげたい。

三田村主将
1年生の頃は責任感が乏しい学年であったが、学年を重ね、4年生となりチームスローガン「リンケージ(つながり)」のとおり、横とのつながりがすごく濃くなって、チームスローガンを遂行できた。


立命館大学
中林正一監督

今シーズン、関係者の方のご尽力により、無事に公式戦ができたこと感謝します。
最後の試合ということで、自分たちの積み重ねてきたことを出し切って、勝って笑って終わろうとの気持ちで臨んだ。摂南大学も同じ気持ちで試合に臨むと思うなかで、摂南大学は交流戦を含めて、前半、接戦になる試合となっていた。前半、相手のプレッシャーのなか簡単にトライを取られることもあったが、後半、修正して得点を重ねることが出来た。もう少しディフェンス厳しくして、と思うところは来年の課題としたい。4回生を中心にチームを創り、最後勝って終えられてよかった。

庄司拓馬主将
今日まで公式戦を最後までやりきれて本当によかったと思います。ありがとうございます。
摂南大学が前半、強いアタックとディフェンスをやってくることがわかっていたので、前半我慢しようと取り組んだなかで、先制点を許し、そこから我慢を重ね、後半、自分たちのペースになった。内容として良かった点、悪かった点、たくさんあると思うが、今シーズン最後の試合、勝ててよかった。4回生としてラグビーを続ける人、続けない人、それぞれ次のステージに向け、このシーズンのことを次のステージに活かし頑張っていきたい。

Q.今年の4回生について
中林監督

4回生を中心に自分たちでどういうチームをつくるのか考えて取り組むなか、いいスタートが切れるなと思っていたところ、コロナの環境となるなかでも、4回生がしっかりチームの指針を出して、しっかりと取組んでくれた。のちのち振り返っても、良いチームといわれる世代となった。

Q.学生ラグビー4年間を終えて
庄司主将

立命館大学に入学し、恵まれた環境で、4年間公式戦に出場してきたなかで、そのなかで、悔しい思い、嬉しい思い、いろいろ経験できた。振り返ってみると、ああしておければよかったいうこともあるけれど、自分がたどった日々、全力で毎日やりきった。やりきれて4年間よかった。

(文責:進藤 剛)

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KRPU 渡辺隆夫

KRPU 坂田勇三

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11月29日(日) 天理大学 54-21 同志社大学 優勝決定戦

マッチレポート

OddリーグとEvenリーグをそれぞれ3戦全勝で勝ち抜いた5連覇を目指す天理大学と勝てば5年ぶりの優勝となる同志社大学の一戦。
本年度の大一番。両校のプライドをかけた熱い戦いを期待したい。

同大のキックオフで始まった。どちらも先制したいところだが、最初にスコアを動かしたのは天理大だった。

10分、敵陣ゴール前10M付近のラインアウトからPR①谷口祐一郎がピールオフからビッグゲイン、ゴール前に釘づけにしたところで最後はWTB⑪マナセ・ハビリが左中間に飛び込む。(5-0)

15分も天理大、また①谷口がビッグゲインし、ゴール前に迫る。ラック左サイドで待ち構えていたLO⑤中鹿駿にパスが渡り左中間にトライ、FB⑮松永拓郎がゴールを決める。(12-0)

23分は天理大のモール攻撃。先週の関学戦ではモールを押し込めなかった天理大。ゴール前5Mラインアウトから、今回は8人が塊となってきっちり押し込み、ゴールポスト右にHO②佐藤康が押え込む(⑮松永ゴール成功)。(19-0)

33分にも、ゴール前5Mラインアウト、今回はラックサイドを執拗に攻め、最後は⑤中鹿が本日2本目のトライを奪い(⑮松永ゴール成功)。リードを広げて前半を終える。(26-0)

後半開始。まずは一本返しておきたい同大だが、後半も天理大が先制。

5分、今度はPR③小鍛冶悠太がビッグゲイン(天理大は両PRともスピードがありよく走る)でゴール前に迫り、左大外で待っていた②佐藤にパスを繋ぎ、左中間にトライ(⑮松永ゴール成功)。(33-0)

これ以上は引き離されたくない同大。8分にやっとキャプテンFL⑥中尾泰星が意地のトライ(FB⑮桑山太一がゴール成功)。(33―7)

連続してスコアしたい同大だが、天理大はこの後20分にNO8⑧山村勝悟が、24分にはSO⑩藤田大輝がスコア(どちらも⑮松永ゴール成功)し、大きく点差を広げる。(47-7)

同大は替わった両PR⑰ファイアラガ望サムエルと⑱栗原勘之が残り10分でトライを返したが、終わってみれば大差の優勝決定戦となった。(54-21)

Player of the Match には、LO⑤中鹿駿が選ばれた。

試合後コメント

同志社大学
伊藤紀晶ヘッドコーチ
 ※記者会見から
接点で受けてしまったかな‥と感じています。同志社もどれだけ前に出られるかを意識したが、天理大学さんの前に出る圧力に受けてしまった。

同志社大学
中尾泰星主将
 ※記者会見から
今までの試合ならアタックの部分で前に出ることができたが、今日は天理大学さんの圧力で前半は僕らのテンポでラグビーができなかった。でも、後半になってからは、いい感じでトライをとれたり、DFでもプレッシャーをかけれた部分もあったので、そこはよかったのかな‥と感じています。


天理大学
小松節夫監督
 ※記者会見から

本日はありがとうございます。優勝決定戦ということで、同志社大学さんのここまでの戦いぶりを見ていると、勝つか負けるかわからない緊張したゲームになるだろうということで臨みました(特に相手BKの勢いをどう止めるか、うちとしてはFWでどう取り切るか)。前半はいい戦い方ができたが、最後の方は反省点です。全国大会に向けては、ここまでの経験を生かして、関西代表としてしっかり戦っていきたいと思います。

天理大学
松岡大和主将
 ※記者会見から

同志社大学さんの前に出てくるプレッシャーに対して、自分たちからしっかり体を当てていこう。ATもDFも自分たちから体を当て続けよう。ということを今週1週間やってきた。前半はできていたのですが、後半はDFの部分で引いてしまったところがあって、自分たちの形が崩れて相手の流れに持って行かれてしまった。そこは課題と思っています。しかし、試合を通して少しづつレベルアップしてきているところもあるので、選手権に向けて(短い期間だが)準備していきたいと思っています。

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KRPU 坂田勇三

KRPU 萩原康夫

KRPU 渡辺隆夫

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11月29日(日) 関西学院大学 21-28 京都産業大学 順位決定戦

マッチレポート

前週の各予選リーグ最終戦。関西学院は絶対王者・天理を追い詰め、京都産業は同志社に完敗と、同じ敗者でもダメージは違い、次戦への準備方も違う。ゲーム後の記者会見から、次戦への‘リセット’の差が勝敗を分けた感がうかがえた。

快晴・微風の中、風下に位置する京都産業の先蹴で、大学選手権・関西代表最終枠の争奪が始まった。
先週の勢いそのままに、関西学院が前でDFし、京都産業の足を止めると、注目のファーストスクラムでは、京都産業が耐え忍び、関西学院の反則を誘発、序盤は一進一退の状況が続く。

先制は関西学院。11分京都産業自陣で貰ったペナルティから、ゴール前LOへ。モールを形成・押し込むと、ゴール前ラックからSH9橋詰が持ち出し、SO10呉がショートで受け、ポスト真下にT。(G成功7-0)

京都産業は16分、関西学院陣ゴール前LOからのモールを巧みにずらしながら前進、最後はNO.8ヴェアが押さえT。(G成功7-7)早めに振り出しへと戻す。

継続を意識する関西学院に対し、鋭いジャッカルで対抗する京都産業。激しいブレイクダウンの応酬も、ところどころでケアレスミスを犯すなど、詰めの甘さを露呈する。

前半終了間際、敵陣ゴール前に迫る京都産業の‘圧’にたまらずペナルティを犯す関西学院。

スクラムを選択し、ボールをゴール前にキャリーする京都産業は、関西学院のDFに苦戦するも、最後はFL7城間がT。(G成功7-14)
逆転し、前半を終える。

後半も一進一退ながら、流れは京都産業。50分関西学院陣22m付近のスクラムでフリーキックを得ると、NO.8ヴェアが走り切りT。(G成功7-21)
勢いに乗る京都産業は一気にゲームを決めたいが、関西学院DFの粘りの前に、チャンスを潰す。

61分敵陣ゴール前からペナルティを得た関西学院は、タッチへ蹴りだし、トライを狙う。LOから形成したモールを押し込み、HO2竹内が押さえT。(G成功14-21)

大学選手権出場をかけ、意地のぶつかり合いとなった終盤の20分、一瞬のスキを捉え、スコアしたのは京都産業。74分CTB12ニコラスが7番からのパスを受けてT。(G成功14-28)

諦めない関西学院は、インジャリータイムに敵陣ゴール前へラッシュ、シンビンで1人欠ける京都産業FWをモールで押し込み、HO2竹内が再び押さえT。(G成功21-28)

ラストワンプレーに賭け、リスタートのボールを繋ぐも、決めきれずタイムアップ。

死闘の末、大学選手権・関西代表の座は京都産業が奪取した。プレイヤー・オブ・ザ・マッチは京都産業FL7城間が獲得。

試合後コメント

関西学院大学
小樋山樹監督

新型コロナ禍の中、公式戦を全う出来たことについて、協会はじめ皆様のご尽力に感謝する。ゲームは京都産業の強みであるFWにやられた。我々の力を出し切れなかったのが、敗因の全て。

竹内海斗主将
FW、BKともミスを前半から重ねてしまった。相手FWを受けてしまい、後半も修正しきれなかった。

Q.天理戦以降、どのような準備を
小樋山監督

天理戦で手応えがあったので、今日もその勢いで行けると思っていたが。チームとして最終目標である‘大学日本一’を本気で目指していたかと言われれば、それは次への課題であると言わざるを得ない。

竹内主将
天理戦は悔しい結果だったが、いいゲームが出来たと思う。先週と比べれば、今日の方が、若干気持ちが入っていなかった。


京都産業大学
伊藤鐘史監督

新型コロナ禍の中、公式戦が出来ることへの協会はじめ関係する皆様のご尽力に感謝したい。同志社戦の後、もう一度、チーム理念を確認し、ひたむきにラグビーに取り組んだ一週間だった。週初めからの練習も激しく、ケガ人も出たくらいだったが、昨日のチームランでようやく整った。最後のシンビンでは少々慌てたが、全体的には落ち着いて観ていられた。しかしながら、これで終わりではなく、大学選手権で勝たなければ意味がない。この2週間で、しっかり準備したい。

京都産業大学
田中利輝主将

‘意地’を通した一週間だった。4回生は、負ければ終わりの中での意地、FWの意地、BKもひたむきに一つ一つのプレーに集中し、愚直にやり切り勝利出来た。ここで終われないのも京産の意地。大学選手権では大暴れしたい。

Q.就任1年目で大学選手権出場を果したが
伊藤監督

異例のシーズン下、大学選手権出場は、チームとして進化出来、ありがたい。このチャンスを活かして成長してほしいと願う。

田中主将
同志社に負け、モチベーションを戻すのは容易ではなかったが、火曜日から切り替え、激しい練習を愚直に、ひたむきに繰り返すことで、今日のゲームに臨んだ。

Q.修正点は
伊藤監督

敵陣でのアタックの精度を上げること。強いスクラム・モールは京産の伝統であり、これを軸に、2週間磨きをかける。

POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)
FL城間賢選手

こだわるプレーは特になく、ひたむきにFLの役割であるDFをしただけ。

Q.トライシーンをアシストしたことについて
キャリーに徹し、ボールリターンをしたら、味方が巧くフォローしてくれた。

(文責:廣島 治)

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11月22日(日) 関西学院大学 17-43 天理大学

マッチレポート

神戸ユニバー競技場は薄く雲がかかっているが天気は晴れ。風もあまり強くなくプレーしやすい天候の中、関学のボールで試合開始。

7分天理が関西学院ゴール前右側でのラインアウトから、そのままモールを押し込み、右サイド14番(土橋)へパスし走ってトライ。難しい角度からのキックも10番(松永)が決め0-7。

関学は22Mラインからボールを持った15番(奥谷)が相手のDFの間をすり抜け走る。ショートパントを上げ、自らトライを狙うが惜しくもボールを押さえられず、エンドラインを割ってしまう。
しかし関学は、前半11分にPGを決め、3-7と確実に点差を縮めていく。

27分天理陣22メートルを超えたあたりでのラインアウトから関学は少しずつ左サイドでボールを回し前進する。天理のDFも粘るも関学左サイドから中央にいた3番(小寺)へパスが回りそのまま前進。パスをつなぎ最後は23番(坂原)左サイドでトライ。キック成功10-7。
最初こそ押されていた関学だが、このファーストトライから流れを掴み、スピードを生かしたプレーが続く。

35分には関学が相手のDFに囲まれるも素早く中央を抜け左へ展開し、スピード落とさずにフェイクを入れながら最後は13番(塩谷)が左サイドでトライ。キック成功17-7。
直後、天理は敵陣5Mラインでラインアウト、関学もスクラムを横に押し前進を止め、5Mラインでのせめぎ合いが続く。 この攻防に勝ったのは天理。39分、右にボールを回して最後は13番(フィフィタ)が2人のタックルを受けながらも手を伸ばしてトライ、キック成功17-14で前半終了。

後半、関学は前半同様スピードで走り抜きたいところだが、天理の厚いDFに阻まれる場面が増える。
試合の流れが大きく変わったのは57分、関学の危険なプレーにより、関学7番(上條)がシンビン。関学は1人少ない中でのプレーを強いられることとなる。

このチャンスを逃さなかった天理、58分タックルを受けても倒れない強さで19番(中鹿)がゴールラインへ攻め込み最後は10番(松永)がトライ、キック失敗するも17-19と天理が逆転に成功。

62分ゴール前に攻め込んでいた天理にも危険なプレーがあり天理1番(谷口)がシンビンとなり両チーム同じ人数になるが、流れを渡さない天理が連続攻撃。67分ゴール前中央のラックから出たボールを天理9番(藤原)がゴール中央にトライ。キック成功17-26。

その後もキックオフのボールを素早く回し相手とのギャップを作った天理は、関学のDFを振り切り10番(松永)がトライ、キック成功17-33と突き放す。
関学がミスを連発する中、74分、天理が右サイドに展開、タックルを受けても倒れないパワーに加え、スピード豊かに突進する天理を関学のDFは止められず、最後は天理14番(土橋)がトライ。キック成功で17-40。

試合終了間際時間がない関学は果敢に攻め込むも、時すでに遅く、最後は天理がペナルティゴールを決め、17-43でノーサイド。

POMは天理大学9番藤原忍。この勝利で天理大学が大学選手権出場を決めた。

試合後コメント

関西学院大学 
小樋山樹監督 ※記者会見から
本日はこのような試合を設けていただき、ありがとうございます。天理は本当に強いチームだが、絶対に勝つという強い気持ちで挑んだ試合だった。点差だけ見ると離れてしまったように見えるが、1つのミスの大きさに気づいた、いい試合だった。大学選手権でもう一度天理にリベンジできるよう次戦に向けて準備していきたい。

竹内海斗主将 ※記者会見から
悔しい気持ちでいっぱいであまり言葉が出てこない。日本一という目標を掲げた中で天理は大きな壁だと考えていて、ここに勝たないと日本一は届かないと思っていた。来週の大学選手権をかけた試合に勝ち、天理にリベンジしたい。試合に関しては惜しい試合はいらない、絶対に勝ち切ると話していたが小さなミスで相手にのまれてしまったという印象。

Q:前半良かった点、後半の内容について
小樋山監督
前半の良かった点は15人全員が体を張ってタックルができていた。後半、相手に流れがいってしまった時に、ミスに対する反応は天理が素晴らしかった。

Q:今日の試合でできたこと、できなかったこと
竹内主将
FWはDFで前に出ることができていた。アタックもBKを交えてできていて相手も嫌がっていた。後半はスクラムでペナルティを重ねてしまうなど、一人一人の気持ちの部分で負けてしまった。

呉嶺太選手
FW対FW、バックス対バックスになると負けてしまうと思っていた。前半はお互い絡みながらアタックできたのが良かった。後半は疲れてきて、天理の圧力を感じ始めた時からコミュニケーションの量が減ってしまった。そこでFW対FW、バックス対バックスの一番嫌な形になってしまったので、次戦修正していきたい。

Q:今年は調整が難しい1年だったと思うがそこに関してはどう感じているか
小樋山監督
そこに関しては言及することはない。限られた環境の中で個々ができることをしっかり考えてやってくれていた。次の試合に向けて絶対に勝てるよう調整していきたい。


天理大学 
小松節夫監督 ※記者会見から
本日はありがとうございました。今日勝てば大学選手権出場が決まるので、関学のプレッシャーに負けないよう、自分たちから体を当てにいくことを意識したが、ミスが多く、関学のプレッシャーやエリア取りの上手さで、うちのペースにならず、久しぶりに厳しい試合だった。しかしこのような試合を勝ち切れたことは次に向けていい経験になったので、これを糧に全国大会に臨んでいきたい。

天理大学 
松岡大和主将 ※記者会見から
関学のプレッシャーに対して、自分たちから体を当てようと思っていたが相手の巧みさと、FWのセットプレーで圧倒されてしまった。後半流れを変えてくれる選手も出て、こういった経験できたことは大きいので、しっかり切り替えて次戦に臨みたい。

Q:前半最大10点差となったが、インゴールで何を話した?選手に動揺はあったか。
松岡主将
リアクションを早くしようと話していたが、そこがうまくいってなかったので早くセットし、前を向いて切り替えようと話した。

Q:どんなプランで逆転しようと思ったか。
松永拓朗選手
前半は、自陣で相手のペースでプレーすることが多かったが、敵陣に入れば自分たちのプレーができるとわかっていたので、とにかく敵陣に入り自分たちのラグビーをしようと思っていた。

Q:2本目のトライ後、ガッツポーズしていたが。
松永選手
ずっと嫌な流れだったので、サインからのワンプレーで流れを変えることが出来、感極まった。自分たちのミスが続き相手のペースのときはしんどかったが、後半は我慢できる場面が多くなったので良かった。

Q:勝因は?次戦に向けての意気込み。
松岡主将
前半は慌てたので、後半はもう一度しっかりリアクションしようとしたのが良かった。後半最初はミスもあったがバックスが流れを変えてくれ、しっかり全員が体を当てることをできたことが勝因。FWのセットプレーやラインアウトからのモールなどが課題なので、来週に向け切り替え、いい準備をしていきたい。

Q:昨シーズンの段階と比べてセットプレーについてどう感じているか。
小松監督
関西はどのチームもセットプレーはかなりレベルが上がっており、数年前にうちが他を圧倒できていたところはなかなか難しいと感じている。関学はFWに自信を持っており、ラインアウトモールやスクラムでかなりプレッシャーを受けた。この段階で今日のようなプレッシャーを受けたのはうちにとってプラスになった。今後関東や強いチームと戦うときは今日の経験を活かしていきたい。

(文責:濵田 舞以佳、編集:廣島 治)


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11月22日(日) 摂南大学 13-47 近畿大学

マッチレポート

Oddリーグ第3節(最終節)・第1試合、これまで両校とも2連敗と大学選手権の出場権は逃したものの、勝利し、順位を上げて2週間後の順位決定戦に臨みたい摂南大学と近畿大学の一戦。

摂南大のキックオフで始まった。

どちらも先制したいところだが、最初に得点の機会を得たのは摂南大。

2分、敵陣10Mを超えた右中間付近のノットリリースに対しショットを選択、やや難しい場所であったが左へ逸れてしまいPG失敗。

次にチャンスを得たのは近大。7分、敵陣22M付近でのラインオフサイドに対し、こちらも迷わずPGを選択、左中間付近からCTB⑫福山竜斗が決め先制する。(0-3)

今度は、摂南大。10分、敵陣22M付近でのラインオフサイドに対し、これも迷わずPGを選択、ほぼ中央からCTB⑬ヴィリアミ・ツイドラキが決めてイーブンスコアとする。(3-3)

この後、どちらもボールを動かし攻撃するが、なかなか得点に繋がらない状況が暫らく続く。

33分、均衡を破ったのは近大。WTB⑪宮宗翔が右タッチライン際をビッグゲインで敵陣に入りこみ、22M付近で得たペナルティに対し、今度はPからGO、最後はFB⑮中州晴陽が左隅に飛び込みトライ。難しい位置から⑫福山がゴールを決める。(3-10)

前半の終了間際の40分には、こちらは摂南大⑬ツイドラキがPGを決めてロースコアで前半を終える。(6-10)

12分のハーフタイムを挟んで後半が開始、どちらも先制して主導権を握りたい状況であったが、後半も近大が先行する。5分、13分に⑫福山がPGを決めて徐々に点差を広げていく。(6-16)

19分には、またもや⑪宮宗のビッグゲインから、最後はLO⑤沈尚勇が走りこんでゴールポスト中央にトライ。(ゴール成功。6-23)

勝負あったかのところで、近大は21分に⑮中州、28分にCTB⑬小林健太(ゴール成功)、34分にSH㉑竹内駿とトライ(ゴール成功)を畳みかけ大量リード。(6-40)

38分には、摂南大⑬ツイドラキが一本返す(ゴールも成功。13-40)も、ロスタイムに近大HO⑯平沼泰成が駄目押しのトライ(ゴール成功)で締めくくった。(13-47)

Player of the Match には、本日キックで得点を重ね、終始体を張ったプレーでチームをけん引したCTB⑫福山竜斗が選ばれた。

試合後コメント

摂南大学 
瀬川智広監督 ※記者会見から
大学選手権の出場を目標にしていたが、(この目標を)失った中で、もう一度摂南大学として何のためにラグビーをやっているかを考えながら、今日の試合で体現しようと1週間準備をしてきた。結果的には、後半、近畿大学さんの勢いのある攻撃を止められず、摂南大の良さをほとんど出すことができなかった。

思うような結果ではないが、次の順位決定戦では「何のために」ということ、そして4年生にとっては最後の試合となるので、しっかりとやることを整理して臨みたいと思います。

摂南大学 
三田村直輝主将 ※記者会見から
前半はチームとしても良かったが、後半、1トライを獲られてからチームの集中力(緊張の糸)が切れてしまったというのが正直な感想です。


近畿大学 
中島茂総監督 ※記者会見から

今期は最低限大学選手権に出場するという目標だったが、前2節に敗れて出場の芽が断たれたという結果になった。しかし、今日は是が非でも勝利し、順位決定戦と合せて結果的に4戦2勝2敗にするということで1週間トレーニングしてきた。前半は苦戦もしたが、結果としては大差で勝利を納められ学生の頑張りに敬意を表している。

(順位決定戦の)立命戦には、必ず勝利し、昨年と同じ5位を死守したいと思っています。

森田博斗主将 ※記者会見から

前半は摂南大学さんの圧力で近大らしいアタックができなかった。後半は劣勢だったスクラムも修正し、それを起点にディフェンスを止めて近大らしいアタッキングラグビーができた。

あと2週間、前半からアタッキングラグビーができるよう練習に励みたいと思います。

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11月21日(土) 立命館大学 38-0 関西大学

マッチレポート

両チームとも2敗を喫し大学選手権出場権を失ったが、何としても1勝をあげたいとのぞむであろう、好ゲームが期待できる一戦は、琵琶湖からの強風が吹く滋賀県東近江市の布引グリーンスタジアムで行われた。

風下から関西大が蹴ったボールを立命大が大きく動かし関西大陣へ。ゴール前左中間ラックから出たボールを右へ大きくキックパス。これをキャッチした14番藤井健太郎が右隅に押さえ5-0と先制する。その後17分、43分と13番木田晴斗が続けてトライし、自らが蹴るゴールキックも決め19-0として折り返す。

後半サイドが変わって風上から攻撃する関西大。キックを効果的に使って攻めていき、チャンスを作るもののミスで取り切れないところで、立命大が19分関西大陣ゴール前からのラインアウトから2番中川 魁が左中間にトライ24-0。29分には12番山口魁生が、37分にはゴール前スクラムを起点に8番キャプテンの庄司拓馬がダメ押しのトライ。22番森 駿太の2本のゴールも決まり38-0と関西大を完封した。

POMは2本のトライと2本のゴールキックに加えて度々のビックゲインで勝利に貢献した立命大 木田晴斗が選ばれた。

関西大は前へ鋭く出るディフェンスと、前半の風下、後半の風上でパスの角度やアタックラインの深さを変えるなど緻密なラグビーで立命大に立ち向かったが、立命大のこのゲームに期する気持ちの入ったプレーに跳ね返された。しかしながら点差を感じさせない見ごたえのある好ゲームであった。

試合後コメント

関西大学
園田晃将ヘッドコーチ
チャンスはいくつか作れていたのですが、前節はそのチャンスを生かし切れていなかったことから、そこを課題としてのぞんだのですが、やはりそれが出てしまい結果的に0点となってしまいました。フィジカルの部分で立命さんが強いのはわかっていたのですが、そこでトライをとられましたし、アタックでは近いところでプレッシャーを受けてターンオーバーを許してしまい「やられたな」という感想です。

淡野徳蔵キャプテン
第2節で目標だった大学選手権出場は途絶えてしまったけれど、切り替えてAリーグでの1勝を勝ち取りにいこうとのぞんだ試合でした。ゲームの入りでスコアされてしまったことと、アタックでのミスと、それに簡単に自陣に入られてしまってアタックさせてしまったことが敗因だと思います。

Q.チャンスを作るがとり切れない要因は?
園田ヘッドコーチ
くずせているシーンがあるなかで取り切るという意識よりか、例えばラインブレイクした後のリアクションの遅さとか、もっとシンプルにスペースを狙ってアタックをすればよかったりとか、もう一度外へ振る意識であったりと、くずした場面でもっと勝負すればよかったかなと思います。


立命館大学
中林正一監督
自分たちのやってきたことをやっていこう、やってきたことをすべて出すことができるかそれにチャレンジしようとのぞんだ結果、自分たちの流れを失うことなくゲームができました。

庄司拓馬キャプテン
自分たちのラグビーをどれだけするか、前半に良い入りができたので、立命館のアタック、ディフェンスができたと思います。

Q.この1週間のチームの取り組みは?
中林監督
2連敗して目標が途絶えたが、スローガンであるハングリー・アローをどう体現できるかを課題として取り組んだ。

Q.ハングリー・アローの意味は
庄司キャプテン
ハングリーは飢えるとか熱量、アローは一つの方向に向くという意味で捉えています。4回生は立命大生として最後の試合になります。ハングリー・アローを体現させて終わりたいです。

POMに選ばれた木田晴斗選手へのインタビュー
Q.今日のパフォーマンスについて、またこれだけ長い距離をゲームで走ったことは?
90ⅿ以上走ったのは初めてです。走り切ることだけを考えていたので長いとは感じなかったです。スペースのあるところでボールをもらえてよかったです。

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KRPU 渡辺隆夫

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11月21日(土) 同志社大学 49-19 京都産業大学

マッチレポート

2020ムロオ関西大学ラグビーA リーグEvenリーグ第3節。強風の布引グリーンスタジアムの第2試合は、ともに1節、2節を勝利し、Evenリーグの1位をかけ、同志社大学と京都産業大学の伝統校の対戦となった。
今日の勝利でAリーグ2位以内が決まると同時に、大学選手権出場が決まる大事な一戦でどちらも負けられない。布引らしい強風のコンディションも勝敗に少なからず影響するであろう。

13時、同志社15番FB桑山太一のキックオフで始まった。先制のチャンスは同志社、京産陣10mL中央少し入たところからPGを狙うが風下からのキックで惜しくも外れる。ここから同志社が立て続けに反則を犯し、京産大が同志社陣ゴール前に迫ると、9分、ゴール前5m左のラインアウトからモールを形勢、7番FL三木皓正が左隅にトライ、10番SO西仲隼のゴールも決まり京産大が先制。(0−7)

しかし同志社もすぐさま反撃、京産大のリスタートの処理ミスから京産陣に入り、12分、左ラインアウト、フェーズを重ねてできた中央付近のラックから左に回し10番SO田村魁世が左中間トライ、15番桑山のゴールも決まり同点に追いつく。(7−7)

15分、今度は京産大が得点する。12番CTB家村健太が中央をラインブレイク、パスを受けた11番WTB吉松玲於が左すみにトライ。(10番G不成功 7−12)

2度リードを許した同志社だったが、ファーストトライ同様にすぐさま取り返す。19分、自陣10mL中央付近かのタップキックを拾った11番WTB和田悠一郎が左タッチL際を快走、中央まで持っていきトライ、15番桑山のゴールも決まり、2点リードする。(14−12)

前半終盤は同志社が得点を重ねる。26分、先ほどと同じようにタップキックから右に回し14番WTB山口楓斗、15番桑山で右すみにトライ。(15番G成功)

35分、ラインアウトからバックスへ展開、CTB内に入ったブラインドサイドの14番和田がきれいに抜け出し中央にトライ、(15番G成功、28−12)そのまま前半を終える。

風下の京産大のキックで後半開始。開始直後から風上の同志社が京産陣で試合を進める展開となり、これ以上離されてはいけない京産大であったが同志社に得点される。

5分、22mL付近のラックから7番FL木原音弥が抜け出しそのまま中央にトライし点差を広げる。(15番G成功、35−12)

その後中盤にかけて、得点のない状況が続くが、同志社が終始京産陣で主導権を握った展開を続け、京産大は同志社陣になかなか入れない。終盤に差し掛かった31分、同志社12番CTB岡野喬吾が京産大のキックをチャージし、13番CTB稲吉渓太にパス、そのまま中央にトライ。(15番G成功、42−12)ほぼ勝利を決めた。

35分にも、京産陣22L付近で京産大のパスをインターセプトして14番山口がトライ。(10番G成功、49−12)

後半得点のない京産大は、ようやくロスタイム43分に9番SH廣田瞬が意地のトライを見せて一矢報いる(10番G成功)も、ここで試合終了。同志社が49−19で京産大を破りEvenリーグ1位となり、大学選手権出場を決めた。

Player of the Matchは、持ち前の快速で2トライを挙げた同志社大学11番WTB和田悠一郎が選ばれた。

試合後コメント

京都産業大学
伊藤鐘史 監督
毎回言っていますが、試合の機会をいただけ感謝しています。今日は、同志社が素晴らしいゲームをしたと思います。京産大は最初のトライを見て貰えばわかる通りFWでプレッシャーをかけてモールでトライしたように、試合の入りは良かったのですが、その後のゲインライン上でのバトルで大変な時間帯があって、その辺今日は同志社さんが良かった。今は、気持ちを切り替えて来週に向かって進んでいきたいと思います。

田中利輝 キャプテン
同志社の強いプレッシャーを強く感じてしまい、焦ってプレーすることが多くなり、アタックでボールをキープできない、トライを取りきれないところがありました。デフェンスでも低いタックルをテーマにしていましたが、高くなり、同志社に前に出られてしまいました。また、こぼれたボールにセービングにいかないなどルーズなプレーもありました。来週の順位決定戦に向けてそこのところを修正していきたい。

Q.来週に向けて
田中キャプテン

今回負けた事を真摯に受け止めて、力を出し切れたのか?を見つめ直して、京産大のプライドをかけて準備したいと思います。


同志社大学
伊藤紀昌 ヘッドコーチ

最初に取られましてしまいましたが、集中力を持って試合に臨めていたのかなと思います。

中尾泰星 キャプテン
前半入りで同志社の流れでできなかったが、ボールキープで我慢してやっていこうとを前半中盤からできたからこそ後半のスコアにつながったと思います。

Q.ご自身の今日のプレーについて
POM 和田悠一郎 選手

(個人的には)初戦で緊張もあったのですが、やるべき事は決まっていたので、コミュニケーションをとってしっかりできたと思います。

Q.今日の点差についての評価と何が良かったのか?
伊藤HC

ディフェンスを意識してやっていた。スクラムでもしっかり止められていて、ディフェンスが前に出ていけたので、この点差になったかなと思います。

Q.チーム状態がかなり上がってきていると思うが
伊藤HC

振り返ると、交流戦初戦で関大さんに勝てて、リーグが始まった時に緊張もあったが気の緩みもあったのかなと思います。そこから切り替えて、しっかりディフェンスで前に出られたとか、練習でやってきたことをしっかり出せている、と言うのが今の状態かなと思います。

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KRPU 渡辺隆夫

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11月15日(日) 関西学院大学 52-31 摂南大学

マッチレポート

秋晴れの日曜日、ユニバー記念競技場にて、関西学院大学のKOで試合スタート。

最初のトライは関西学院大学。前半14分摂南大学のペナルティーにより関学がラインアウトからモールで押し込み右中間へ1番田畑のトライ。15番奥谷がキックを決め7-0と関学が先制。
先制を許した後、前半18分、摂南大学が敵陣22mラインから9番三田村がディフェンスのギャップをつきゴール中央へトライ。13番ヴィリアミ・ツイドラキがゴールを決め、7-7と同点に追いつく。
前半22分、摂南のスクラムペナルティーにより関学ラインアウトからそのまま中央へ押し込み2番竹内が右へトライ。ゴール不成功12-7
前半30分先ほどの同じ攻め方で関学が連続トライ。2番竹内がトライを決め、ゴール成功19-7。
前半42分関学ペナルティーから摂南の13番ツイドラキがPGを成功させ、19-10で前半を折り返す。

後半最初のトライはまたしても関西学院大学。後半2分、関学が敵陣22m付近ラインアウトよりモールで押し込み9番橋詰がトライ。ゴール成功26-10。
後半5分マイボールラインアウトから右へ展開。12番東がディフェンスラインを突破し、9番三田村が中央へトライ。ゴール成功26-17。
後半10分摂南の連続トライ。中央付近ラインアウトから左へ展開。ディフェンスラインを10番山田が切り裂き12番東へパス。そのまま独走し中央へトライ。ゴール成功26-24。
2点差まで迫られた関学は後半15分。摂南のスクラムペナルティーから5m付近ラインアウトでラックを形成。少しずつ前進し8番松田が中央へトライ。ゴール成功33-24。
後半29分関学マイボールスクラムから21番佐藤が持ち出しそのままゴール中央へトライ。ゴール成功40-24。
後半36分関学が敵陣ゴール前スクラムを押し込み20番上條が右中間へトライ。ゴール不成功45-24
後半40分関学19番江野がバックスラインのボールをインターセプトする。18番齊藤へ繋ぎゴールに迫り、摂南の反則により、認定トライとなる。52-24と突き放す。 後半43分摂南が敵陣22m付近スクラムよりすばやいラックで前進し、最後は13番ツイドラキがトライ。ゴールも成功させ52-31とするが、反撃及ばずノーサイドとなった。

POMは関西学院大学 1番田畑司。
関西学院大学FW陣がゲームの主導権を引き寄せ続けた。

試合後コメント

摂南大学 瀬川監督
大学選手権に勝ち残っていくためには勝たなければならない試合だったが、結果が出ず残念だ。しかし、来週近畿大学との試合が控えているため、この一週間が摂南大学の真価が問われる期間になると思う。今日の結果を真摯に受け止め、次週に備えたい。

摂南大学 三田村キャプテン
試合前は良い雰囲気で練習ができていた。チーム一丸となることができていた。今日は敗戦してしまったが、チームが何かをつかみ始めていると感じた。これが続けば勝ちに結び付くと思う。

Q.今日の試合を振り返って、スクラムの課題についてどう思うか。

瀬川監督
今日の敗因はスクラムでのペナルティーからの失点だととらえている。スクラムに関しては8人全員で押していくことが大切なので、その点を修正したい。今シーズン、ディフェンスに関しては成長していると感じているので、次戦ではセットプレーの安定を目指したい。


関西学院大学 小樋山監督
今日の試合において、摂南大学の必死なプレーや勢いに押されてしまう場面があり、試合の流れがつかめず最後まで苦しめられた。

関西学院大学 竹内キャプテン
勝利できたことはとても嬉しい。しかし、相手のプレッシャーによるミスやディフェンスで抜かれる場面があったので、それらは今後詰めていかなければならない。FWで圧倒できたことが今日の勝因だと考えている。

Q.チームとしてスクラムにフォーカスしてきたのか、今日のゲームプランとして注力したのか。
竹内キャプテン
チームとしてスクラムにはこだわってきた。

Q.新型コロナウイルス感染拡大により練習時間等が制限されてきたと思うが、どういった工夫をしてきたのか。
竹内キャプテン
FWだけでオンライントレーニングをしたり、一対一の姿勢など、基礎の部分は継続して行っていた。その積み重ねが練習再開時のまとまりにつながったと思っている。

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