12月4日(土) 京都産業大学 vs 関西学院大学
マッチレポート
23年ぶりの優勝に王手をかけた京都産業大学、今季6敗と未だ勝星のない関西学院大学はシーズン最終戦で何とか白星をあげ来シーズンにつなげていきたい。
注目の一戦は、たけびしスタジアム京都で京産大のキックオフで始まった。

序盤は関学大の体を張ったデフェンスに京産大はなかなか自分たちのラグビーをさせてもらえない。ようやく14分にゴール前ラックから4番フナキ・ソロモネが持ち込んでトライ、15番竹下拓己のゴールも決まり7-0と先制する。

一方の関学大は京産陣に度々攻め込むがノットリリースの反則でチャンスを逃してしまうが、44分に京産陣22mラインアウトから左へ展開し11番加藤匠朗が左中間にトライ7-5と食い下がって前半を終える。

後半も関学大の鋭く前へ出るデフェンスに京産大はなかなかチャンスを作れないなか、12分に相手陣でのスクラムから強烈にプレッシャーをかけ左へ展開し14番船曳涼太が中央へトライ、ゴールもきまり14-5とした。

その後は徐々に京産大ペースとなり29分には5番アサエリ・ラウシーがゴール前ラックから持ち込んでトライ、35分には13番堀田礼恩、39分には20番ヴェア・タモエフォラウがやはりゴール前ラックから持ち込んでトライをあげ地力の差を見せ33-5で関学大を突き放し見事に23年ぶりの優勝を勝ち取った。

POMは京産大3番平野叶翔が選ばれた。

廣瀬佳司新監督になり、また8月には新型コロナの影響で1ヶ月の休止と環境が大きく変わる中で迎えたシーズンでフィジカル面は言うに及ばず、メンタル面で安定した力を発揮した京産大の学生を称えたい。一方の関学大は魚谷勇波キャプテンをはじめ80分間体を張り続けて京産大を苦しめた、「ひたむきさ」では京産大を上回っていたように思われた、シーズン最終節ふさわしい試合であった。
会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹監督
本日も公式戦を開催いただきましてありがとうございました。
(試合は)先制点が欲しかった場面でなかなか取り切れなかった事が、試合を通してみると痛かったと思います。しかし、選手が80分間諦めることなく体を張り続けてくれたことは誇りに感じています。
魚谷 勇波キャプテン
本日はありがとうございました。最初から体を当てていこうと話していましたが、その部分は、特にディフェンスでは出来ていたと思います。しかしアタックの部分で取り切らなければいけない場面で取り切れないところが(勝敗では)痛い部分でした。
Q.京産のディフェンスについての印象は
魚谷キャプテン
関学の選手が先に倒れてしまって、そこに京産の選手が立ってドライブしてきたところに圧力を感じました。接点でしつこく絡んできたところも素晴らしいプレーだと感じました。
Q.次週、入替戦(大阪体育大学戦)に向けての収穫は
魚谷キャプテン
体を当てるという事を達成できたことです。京産さんはFWの強いチームで、そこに対して接点で、特にディフェンスで負けなかった事は次の試合への収穫だと思います。
Q.前半は流れを掴んでいたが、その要因は
魚谷キャプテン
同志社戦では気持ちの部分、体を当てていくという部分で負けてしまって、大量点を取られてしまった事を反省して、(2週間)その部分を徹底して来て、今日それを出来た事が結果につながったと思います。
Q.苦しいシーズンになったが、(今日の)最終節に向けて、チームで何を話して、どのようなメンタルで臨んだのか
魚谷キャプテン
同志社戦でふがいない試合をしても応援してくださる方はいらっしゃって、その方々に愛され、応援して良かったと思われるプレーをしようと、原点に返って自分達で誇りを持てるプレーをしようと、関学で良かったと思えるチームを目指そうと、4年生だけでなく全員で話をしてきました。結果は負けてしましましたが、次の試合(入替戦)は絶対に勝たないといけないので、勝つという事にこだわって、(1週間)やっていきたいと思います。
京都産業大学
廣瀬 佳司監督
協会関係者、関学関係者の皆様、今日はありがとうございました。
今日はマインドセットが非常に難しい試合でした。関学さんの厳しいプレッシャーに受けてしまって、前半はなかなかリズムに乗れませんでした。後半はしっかりと立て直して勝ち切ってくれた事は、学性達が本当に良くやってくれたと思います。
23年ぶりに優勝出来ましたことを、関係者の皆様に感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
平野 叶翔キャプテン
気合が入ってなかったわけではありませんでしたが、天理戦、同志社戦のようなマインドセットではなかったかなと思います。(前半は)関学さんのプレッシャーに自分達のラグビーが出来ませんでしたが、ハーフタイムでしっかり修正して後半は京産らしい戦いが出来たので、これを活かして、大学選手権も頑張っていきたいと思います。
Q.ハーフタイムでどんな事を話したか
平野キャプテン
練習でやってきていない事を前半はやってしまっていたので、(後半は)やってきた事をやりつくそう、京産らしいラグビーをしようと伝えました。
Q.具体的には
平野キャプテン
ボールキャリアへのサポートの部分やペナルティが多かった点など自分達のラグビーが出来ず、関学さんに流れを持って行かれていた事を修正しようと。
Q.ブレークダウンで前半はピンチを何回も凌いでいたが手応えはあったか
平野キャプテン
フィジカル、ブレークダウンの練習にしっかりと時間を割いてきたので、やってきた事をやりきれば守れるという手応えはありました。
Q.前半は優勝を意識して硬くなった?
平野キャプテン
意識的にはなかったのですが、自分たちにとっては(優勝は)初めてだったので、無意識の部分で隙きがどこかにあったかもわかりません。
Q.23年ぶりの優勝について喜びの声を聞かせてほしい
平野キャプテン
京産の伝統の中でたまたま自分達が良い結果を出させていただいたという事で、OBを含め京産として勝ったというところが嬉しいです。
Q.(監督へ)23年ぶりの優勝についてもう少し思いを聞かせてほしい
廣瀬監督
23年ぶりと知ったのは監督になってからで、長くかかったんだなあ、と言うのが本音です。今年はチャンスだったので、そこでしっかりと勝ち切ってくれた学生達に感謝したいと思います。また、ここまでしっかりと支えてくださった大学関係者、ラグビー部に携わっていただいた方々に、良い報告ができたと感謝しています。
Q.大学選手権にむけて意気込みを聞かせてほしい
平野キャプテン
関東のチームにも京産らしいラグビーが出来るように、しっかりと準備をしたいと思います。
Q.花園ではなく熊谷、秩父宮と戦っていくことになるがその点はどうか
平野キャプテン
その部分は(自分達には)どうすることも出来ないので、ただしっかりと準備をするだけです。
11月28日(日) 摂南大学 vs 立命館大学
マッチレポート
9月に開幕した2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグもいよいよ最終の第7節。前節まで2勝の立命館大学と1勝の摂南大学との一戦。敗れると共に入替戦の可能性も高まる生き残りを賭けた戦いとなる。風は冷たいものの暖かい日差しの差し込み1,500人を超す熱心な大学ラグビーファンの見守る中、摂南大学CTB⑫河波風太のキックオフで開始された。

先手を取ったのは摂南。ペネトレーターの外国人選手を中心に果敢に立命館陣に攻め込み、開始直後の2分にSO⑩大津直人が中央に飛び込み先制した。

しかし立命館も慌てず、12分に摂南のノット・ロール・アウェイで得た22mL中央のPGをCTB⑫森駿太が落ち着いて決める。
さらに24分にG前10mの摂南のオフサイドによるPKから優位に立つスクラムを選択、持ち出した№8⑧宮下大輝がそのまま右中間に抑え、早くも逆転に成功した。
ここからは立命館ペース、31分、36分、43分にそれぞれCTB⑫森、SH⑨北村瞬太郎、FL⑦江木畑悠加がそれぞれトライを挙げ、前半を7-29と大差で折り返した。

立命館の前に出るディフェンス、FW・BKS一体となった攻めから一方的なペースとなった。摂南はスクラムや接点で反則を繰り返し、逆襲の機会を掴めなかった。

後半に入っても立命館は6分にショートサイドを突いた攻めでWTB⑪キャプテン木田晴斗がトライを挙げ、7-34と摂南を引き離しにかかる。
その後、摂南も13分、21分に№8⑧ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノがパワーで連続トライを挙げ一時は13点差に迫り観客を沸かせたが、時すでに遅し。

逆に立命館が終了近くの33分にWTB⑭藤井健太郎がダメ押しトライを挙げ、21-41と大差で最終戦をものにした。

この結果、立命館は3勝4敗で5位、摂南は1勝止まりでBリーグとの入替戦が確定した。立命館は好素材が多く、毎年上位候補に挙げられるもののなかなか結果が出ない。恵まれた環境でフィジカル強化に努め、来期こそ上位に食い込んでほしい。摂南は外国人選手だけでなく、周辺のプレイヤーもレベルアップを図り、入替戦ではAリーグの意地を見せてほしい。
POMは攻守の要でGKも着実に決めた立命館大学CTB⑫森駿太に贈られた。

会見レポート
摂南大学
瀬川智広監督
関西リーグの最終節ということで、われわれ摂南大学としては勝ち点5をとれば順位を上げるチャンスがあった中で、チーム全体で良い準備をしてきた。ゲームの入りも良かったので、やろうとしたラグビーはできたと思う。ただ相手の立命館大学も結果によって5~7位という中で、ディフェンスを含めて相手の力がわれわれを上回ったのではないかと思う。最終節となったがわれわれはこれから入替戦に臨むが、昨年は行われなかった入替戦はA・Bリーグの活性化として関西リーグの発展に不可欠なもので、学生にとってもとても意味のあるものだと思っており、残り2週間、今のメンバーでラグビーができることを楽しみたい。
隈元添太キャプテン
ゲームとしては前半の入りと後半の途中からは摂南大学らしい良いアタッキング・ラグビーができたと思うが、そこで最終的にトライが取り切れずにターンオーバーされたり、準備していたプレイができなかったことが敗因。最終節を終え7位以下という結果に終わってしまったが、摂南大学ラグビー部としては選手権出場を目標として活動してきた。結果、入替戦出場ということになったが、それをしっかりと受け止めて、入替戦でどう摂南大学らしい試合ができるのか、2週間しっかり準備して試合に臨みたい。

Q:後半はアタックの継続などで素晴らしいところがあり、敗れはしたものの入替戦に向けてこういう点に手ごたえを感じたところは?
隈元キャプテン
先週1週間、摂南らしく前に出るアタッキング・ラグビーを中心に練習してきた。前半の入りと後半に関してはそういったプレイが随所に現れていたと思う。
立命館大学
鬼束竜太ヘッドコーチ
本日を含め関西リーグ開催にあたり、コロナ禍の中、運営いただいたことに感謝する。
今日の試合は勝てば5位、負ければ入替戦という中、先週の関西大学戦で何とか勝ちを拾ったというところで、多くの反省点があったが、選手たちはこの一週間、その反省点を活かして努力してくれた。特に前半はその思いを体現してくれたことが勝因。後半の序盤で少し苦しい点はあったが、リザーブ選手たちがその流れを変え、相手の流れを止めてくれたことでしのぎ切れた。4回生を含めた選手たちがきちんと責任を果たしてくれた。最後は本当に良い形で締めくくれたと思う。
木田晴斗キャプテン
最終節、勝てば5位ということで最後の良い80分、摂南大学との戦いでは接点が最も重要になるということ、接点で前に出られると苦しい、そこで勝てれば絶対に負けないと話しながら1週間取り組んできた。今日の試合でも接点で前に出られると相手に良い流れを持っていかれて苦しい時間帯もあったが、試合を通してはセットプレイで優位に立てたので、そこから接点でも前に出るという良い流れを作れたのが勝因だったと思う。

Q:今シーズンの自己評価をお願いしたい。
鬼束ヘッドコーチ
8月就任ということで選手たちには戸惑いの部分もあったと思うし、コロナ禍で練習も合宿もできない期間が続き、選手も私もいろいろな不安の中で始まったシーズンでこの4カ月はバタバタとしたシーズンだった。強化出来ていなかった点も多く、その結果、上位チームとの対戦においては苦しい点だった。そこはごまかしてもごまかしきれないラグビーの本質的な部分だった。戦いながら強化、修正したかったが、やはり上位との対戦においては厳しかった。来シーズンに向けてはその点を鍛え直して臨みたい。その結果、5位ではなく選手権出場、優勝を争えるチーム作りをしたい。
木田キャプテン
シーズンインに際し、今シーズンは結果にこだわるといい続けてきたが、自分自身も結果を出さなければならないということがプレッシャーになるとキャプテンとして良い結果が出ないとは思っていた。キャプテンとしてはしっかりプレイで引っ張ろうと思っていたが、開幕戦の勝利の後、目標とする大学選手権出場、ベスト8ということがプレッシャーとなり、途中の4連敗中は自分がプレイでチームを引っ張ることができなかった。その後、自分のポジション変更などで肩の力を抜くことはでき本来の力を少しずつ出せるようになったが、それが最初からできていればと思う。それを反省点としてこれからのラグビー人生の糧にして活かしていきたい。
Q:大学選手権出場、ベスト8を目指した上での一番の誤算は?
鬼束ヘッドコーチ
8月の就任時にコーチ陣と確認したところでは、今年の2~3月にコロナ禍で身体づくりができていなかった。春先も思うように試合ができなかったとのことで、いくら良い選手が多くてもラグビーは身体をぶつけることに最近はさらにフォーカスされている中、やはり同志社戦、京産大戦では顕著に表れたと思う。フィジカルは1日2日で強化できるものではなく、それを来シーズンに活かすことができればと思う。
Q:今年1年チームを引っ張ってきて最もきつく、チームをまとめる際に苦労された時期、そこをどう乗り切ったのか?
木田キャプテン
熱くなって元気に引っ張る選手が少なく、FWにも特にそんな選手が必要だと言い続けてきたが、自分は性格的には出せていなかった。しかしキャプテンとしては何とかしないといけない、自分が引っ張らないといけないと考えた時期がきつかった。チームの練習の雰囲気などは自分一人では変えることができないということを学ぶことができた。
Q:4連敗した辺りはどうチームの雰囲気を変えたのか?
木田キャプテン
4連敗目の近畿大学戦で、もう一度本質であるラグビーをしっかり楽しもうということを確認し、このメンバーでラグビーができるのもあと僅かと話し、楽しむことを言い続けることで雰囲気も少しずつ良くなってきたと思う。
Q:後輩たちに一言お願いしたい。
木田キャプテン
このシーズン戦ってきて、フィジカル面で苦しかったことはみんな感じているので、シーズンインから一年間を通じて強化に取り組んでほしい。
(文責:大阪府協会 石川悟)
11月28日(日) 関西大学 vs 近畿大学
マッチレポート
ここまで、リーグ戦5位の関西大学と2位の近畿大学の最終戦は、近大のK.O.で試合が開始された。
先制したのは近大。3分、ゴール前5m中央ラックから右展開し、⑨-⑩とスキップパスを通してWTB⑭植田和磨が右端へトライ、SO⑩半田裕美己のGも成功(0-7)した。

7分、関大も10mラインアウトから右に展開しSO⑩高桑基生のチップキックをCTB⑫立石和馬が押さえた。⑩高桑のGも決まりすかさずと同点とする。関大のブレークダウン、コンタクトのプレッシャーが相手を上回り近大を苦しめる。

20分過ぎから近大はハイパントキックを仕掛け関大のミスを誘う。
26分に近大はG前30m右中間のこぼれ球をCTB⑫福山太陽宇がピックアップし、デェフェンスの裏からWTB⑭植田につなぎ右端にトライ、G不成功(7-12)。
近大は30分にも22m右中間にハイパントキックからのこぼれ球をゲットしたCTB⑫福山がLO⑤甲斐登生に繋ぎ右端へトライ、G成功し(7-19)と突き離しにかかる。
近大はその後も34分にWTB⑭植田が3本目のトライ、G成功(7-26)、39分に10mライン左中間ラックから右にCTB⑫福山が抜けゴール前でHO②宮崎賢輝に繋いでトライ、Gも成功した。
前半はキャプテンのCTB⑫福山の献身的なアシストプレーで7-33で折り返す。

後半に入って5分、近大はG前5m左ラインアウトからパワープレーでモールを押し込みSH⑨松山将輝が右中間にトライ、G成功(7-40)と後半も先制した。
18分にもG前10m左中間ラックからFB⑮のランプレーで繋ぎ、敵にタップされるもFL⑦宮本学武が好フォローしトライ、G不成功(7-40)とする。
関大も24分、No8⑧池原自恩と入替交代した⑳雨谷悠雅が22mライン左中間から抜け出しトライ、途中出場の㉓池澤佑尽のG成功(14-45)。

近大は27分、10mライン右中間ラックから左展開しFB⑮河井優と入替交替した㉓宮崎竜司がトライ、G不成功(14-50)。
34分、㉓宮崎が相手キックをG前30m右で受け、ライン際を大きくゲインする走りを見せ、G前ラックから抜け出したLO⑤甲斐が押さえた。G成功し14対57で近大の勝利でノーサイドとなった。

この試合結果、最終総得点は関大10点、近大29点となり次週のリーグ戦で順位が確定する。
POMには近畿大学SO⑩半田裕己が選ばれた。

会見レポート
関西大学
森拓郎監督
よく80分間、体を張って関大らしいラグビーを見せてくれたと思う。しかし、近大の強いアタックデェフェンスに対し思うように準備したプレーができず、課題の残るゲームであった。4回生が最後のゲームとなり今シーズンを終わるが、今年出た課題を次年度に後輩たちが繋げてくれると信じている。
高桑基生キャプテン
後輩に何か残せるものがあるかと、勝ちは勿論であるが、自力で入れ替え戦を回避することを目標にやってきた。80分間戦い来年以降の後輩に残せるものがあったと思う。これまでのリーグ戦を通して関大のラグビーを多くの人に知ってもらえ今後の関大にはよかったと思う。今日の反省は多々あるが、来年以降後輩たちがAリーグに戻り課題を克服し新たに戦うことに期待したい。

Q:6シーズンぶりに2勝したが、監督就任1年目を終わって課題と収穫はどの様に考えているか。
森監督
先ず課題は引き続き、Aリーグで戦う練習強度をキャプテン、副キャプテンが厳しく部の雰囲気を作り上げ、今後も継続して課題を克服していきたい。収穫は練習でやったことがゲームプランだったりを理解し身体を張ったところだ。
近畿大学
中島茂総監督
リーグ戦も最終節で、格言にもあるように「終わりよければ、全て良し」の内容で締め括りたいと学生に話をした。今日の試合を振り返ると前半の入りのところで、無理な体勢のパスワークで墓穴をほりリズムが作れなかったが、途中からキャプテンの指示で何とか主導権を呼び寄せることができた。関大は体格的に大きな選手は少ないが、伝統として粘り強さとバックスは小気味良いパスワークで展開し注意をしていた。直近の5年間を見てみても近大の2勝3敗で負け越しているが選手は意識をしていない、経験値として注意をしていた。関大らしいプレーをさせないための接点と強いデェフェンスを指示した。前半はその様な流れになったが、先般と同じでメンバー8人が入れ替わったときにスタートメンバーと同じプレーができるかが課題である。残り10分で3回ほど不用意なプレーがありリズムが作れなかったことが、3週間後の全国大会までに修正点であるかと思う。今年を振り返り大きな怪我も無く、概ね28~9人で乗りきれたのが収穫だと思っている。
福山竜斗キャプテン
前半の入り関大の気持ちのこもったデェフェンスとブレークダウンの激しさが思った以上で、無理なアタックで一気にいこうとし流れがつかまれず、20分過ぎに得意のハイパントの攻めでエリアを取りにいき締まったアタックで改善した。デェフェンスは前後半1本ずつ取られ修正する部分もあるが、ポイントを取ってリーグを終わることができた。最後は運じゃないが結果を待ちたい。
Q:リーグトップの11トライでトップに立ったが感想を聞きたい。
植田和磨選手
自分にとって初めての秋シーズンで、天理戦から始まり緊張もあったが先輩たちのおかげで楽しくラグビーさせてもらい、思い切ったプレーができた結果がトライ数になった。

Q:シーズン中に掴んだことやシーズン中の取り組みを知りたい。
植田選手
ウイングとしてトライを取りきること、裏に抜けたプレーヤに早くコールし自分がトライすることが大切で、ボールをもらうことに貪欲になることを徹していた。
Q:大学選手権で自分の見てほしいところを聞かせてほしい。
植田選手
自分の持ち味としてはランニングスキルとステップで、後はハイパントのジャンプも大学選手権では十分に発揮したい。
Q:植田君の活躍をどのように思っているか。
中島監督
期待にたがわずよく頑張っている。欲を言えば1対1で抜ききる力がまだまだ、滑って転ぶケースも見られた。以前も話したが春に比べると体重も7~8KG増えコンタクトプレーでも強くなり、試合慣れも見え成長の証を大学選手権で期待をしたい。
Q:6勝1敗の評価を知りたい。
中島監督
6勝1敗の成績はH12年のリーグ戦で、最終の同志社に勝てば全勝優勝だったが、同志社に完敗した思い出がある。その時点から打倒同志社と時間がかかったが、久々に6勝できた。キャプテンのリーダーシップと4回生にキャプテン含め5人のリーダーが、高い志しと貪欲な取り組みの成果だと思う。 修正部分は多々あるが、攻守共に安定したチームになればと思っている。
Q:初優勝の望みは少ないが、待つことの気持ちを聞かせてもらいたい。
中島監督
人事を尽くして天命を待つ、ことしかないと思う。優勝するのは他力本願になるが、可能性はあり待つことだと思う。
Q:優勝の可能性はあるがどのように考えているか。
福山キャプテン
京産大に負けもう1度切り替え関学戦に繋げた。今日も5ポイントをあげ29ポイントとし成長したと思っている。
Q:大学選手権に向け改善する部分を聞かせてもらいたい。
中島監督
関東のチームは、ブレークダウンやデェフェンスでもプレッシャーをかけてくるので、練習から見直し、より強度を求め関東のチームに勝利したい。
Q:今日ロックの山本選手が戻ってきたがどのように思ったか。
中島監督
春に体調をくずした。夏辺りから身体を動かし9月までに2・3軍で活躍し全国大会に間に合った。彼は身長があるのでラインアウトマイボール獲得の貴重な戦力になっている。
Q:彼は副キャプテンでもあり、待ち望んでいた気持ちを聞かせてもらいたい。
福山キャプテン
山本の存在はチームにとって大きく、プレー面でフォワードを引っ張る明るい性格でチームのリーダーでもある。大学選手権に向け一緒に成長していきたい。
(文責:大阪府協会 南昌宏)
11月21日(日) 関西大学 vs 立命館大学
マッチレポート
2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグもいよいよ終盤の第6節、優勝争いと共に目が離せないのが順位争い。共に上位校との争いに苦戦を強いられた両チームも、この日まで勝ち点は関西大学9、立命館大学5と入れ替え戦回避に向けて予断を許さない。1つでも勝ち点を積み上げ、ライバル校との差を広げておきたい。関西大学は直前のケガでキャプテンPR龍田恭佑を欠いた不安は拭えず、立命館大学も未だ1勝と結果が出ていない。重苦しい雰囲気の中、立命館大学のキックオフでゲームが開始された。

いきなり先制したのは関大。前半5分の22ml中央付近のPGをゲームキャプテンSO⑩高桑基生が慎重に決め3-0とした。

その後は両チームとも硬さが目立ち、反則やミスなどでなかなか主導権を奪えない。一方の立命館は前半終了間際の39分、ハーフウェイ中央付近のラックより左展開、最後はフォローしたSH⑨北村瞬太郎が中央にトライ、CTB⑫森駿太のゴールも決まり3-7と立命館大学がリードして前半を終了した。

後半は関大が4分にWTB⑪澤口飛翔、17分にCTB⑫立石和馬のトライで17-14と一旦はリードを奪う。

しかし最後は25分に立命館大学キャプテンWTB⑪木田晴斗の逆転トライで17-19としてシーソーゲームに決着をつけた。

この結果、関西大学は勝ち点10、立命館大学は勝ち点9と入れ替え戦回避の順位となったが、最終節の結果次第ではまだまだ油断できない。両チームとも特に4回生メンバーの集大成のゲームを見せてほしい。POMは決勝トライを挙げ、要としてチームを牽引した立命館大学キャプテンWTB⑪木田晴斗に贈られた。
会見レポート
関西大学
森 拓郎 監督
本日はありがとうございました。1週間、立命館さんに対しての準備がしっかりと出来ていた中で、週末にキャプテンが怪我をしてしまい急遽メンバーが代わってしまった。少しやりにくい所もあってんですけれども、フィールドに立った15人がキャプテンの分までしっかりとプレーをしてくれました。内容的には満足しています。ゲーム的には立命さんの強く前に出る所をしっかり押さえれなかったとか、修正する部分はあるのですが、今後につながる良いゲームが出来たと思っています。今日はありがとうございました。
高桑基生 ゲームキャプテン
今日のゲームは監督がおっしゃっていた様にキャプテンが3日前にけがをしてしまって、メンバー自体はキャプテンの分までやるとか、ここ最近、立命館さんには勝っていなかったので、歴史を変えるという意味では大事な一戦となった。選手一人一人が80分の中で1分1分を楽しむという所にフォーカスして、歴史を変えにいって臨んだ試合ですが、結果として負けてしまって、この試合でこの悔しさが終わるのではなくて、次節、そこでぶつけたいと思っています。
Q:終盤にかけて接戦ですごく締まった試合をしていると見えるのですが、リーグ進むにつれて良くなっている部分というのは、司令塔の目から見て何かあるのでしょうか?
高桑ゲームキャプテン
具体的には2点あると思っています。一つ目はチーム全体の雰囲気が試合に出るメンバーだけでなく、試合に出るメンバー以外も観客席から良い応援であるとか、普段の練習から良いクオリティのアタックをしてくれるという所で、下のチームからの底上げの所が良くなっているなと感じる点と、二つ目はメンバーが自分たちは関大の代表であるという自覚を持って戦ってくれていると司令塔から見ても思うので、そういった点がチームが良くなっていることだと思います。
Q:龍田キャプテンは3日前にどの様にけがをしたのでしょうか?また次節は大丈夫でしょうか?
森監督
スクラム練習で足を痛めた、大きな怪我ではなく、次節は調整して何とか出れる状態に持っていけると考えています。
Q:今日の敗戦で降格争い巻き込まれてしまいましたけれども、残り少ない時間で特にどのあたりを修正していきたいでしょうか?
森監督
大きく変える部分はないなと思いますが、近大さんの力強いプレーにしっかり体張って、先ずは良い準備をしていきたいと思います。
Q:1本目のショットと2本目のショットの心境を教えてください。
高桑ゲームキャプテン
自分としては、残念な役回りという言い回しが違うかなと感じています。1本目は前半の最後という所で良い形で終われればなと思っていたので、それほど緊張はしていませんでした。2本目はやはり勝負を決めるという所のショットだったのと、1本目外してしまったという所で取り返せるチャンスが来たと思ったので、それとやはり歴史を変えようと臨んだ一戦だったので、自分にしか味わえない緊張感に襲われてしまって、結局はそこに負けてしまった自分の弱さが出てしまった結果だと思っています。
立命館大学
束竜太 ヘッドコーチ
本日は関西協会の皆様、大阪協会の皆様、準備にあたりご尽力いただき心から感謝申し上げます。試合の方は見られた通り勝ったことだけが全てで、それ以外の事はなく、多分、この関西リーグで一番出来の悪い試合だったと思います。それでも本当に最後に外してもらえたので、何とか生き残れたという形で、勝って反省が出来る事がありますので、それが良かったという事で、次の試合に向けて修正したいと思います。
木田晴斗 キャプテン
今回の関西大学さんは昨年も勝っていて夏にも練習試合した。去年も勝っていたという所で、今回の試合は気の緩みがあったら負けるぞと言ってきて、1週間練習をしてきました。それを選手みんなに言い続けてきたんですけれども、やはり前半が終わった所で、今までとは違った雰囲気でチームのみんなに気の緩みがあった。そういった所から取り切れなかったり、自陣で簡単なミスをして相手にチャンスを与える等、そういった悪い流れを断ち切ませんでした。最後、本当に勝ち切れたという所は良かったですけれども、このまま行けば、次の試合も同じような結果になってしまう。自分達は苦しい試合になってしまうので、もう一度メンタル的な部分を1週間で変えてチーム全体として引き締めてやっていきたいと思います。
Q:後半、逆転されてからアタックに勢いが出てきたのはチームとしてどの様な確認をしたのでしょうか?
木田キャプテン
もう一度ゲインラインを取りに行く所を意識して前に出よう、シンプルに前に出る、ボールを繋げれば前に出れると話をした。前半はそこで取り切ることに先走って、オフロードなどでミスを重ねていたので、先ずはゲイン切ってその積み重ねで地道にトライを取りに行こう、と話をして前に出るミスの少ないアタックが出来たと思います。ただ最後の所で取り切れずターンオーバーをされてしまった所などが少し甘かったと思います。
Q:木田選手をウイングで起用する意図と成果は?
鬼束ヘッドコーチ
意図を伝えるともう一試合残っているので・・・、ただこの2試合出ている江川も元々良いものを持っています。ただ、スペースの使い方であったり、ディフェンスの詰め方であったり、木田とは違うタイプでそこができると思ったので、木田に良い形でボールキャリーにすれば、センターよりウイングの時の方が、もしかしたらランの機会が増えるのではないかという所です。
Q:木田選手はウイングでは、どの様な感じでプレーしていますか?
木田キャプテン
ウイングだと自分の強みであるラン、ボールを持った時の動き、前に出る所にフォーカス出来るので自分の強みが出せると思います。
Q:次の試合、リーグ最終戦にどの様なラグビーがしたいですか?
木田キャプテン
僕達が1年間意識してきた立命館のディフェンスを、見ている人も今日は感じられなかったと思うので厚いディフェンス、前に出るディフェンスでしっかり相手を圧倒して、アタックはもっと自由に楽しんで、見ている人が楽しいようなラグビーをしていきたいと思います。
(文責:大阪府協会 矢倉孝二・石川 悟)
11月21日(日) 近畿大学 vs 摂南大学
マッチレポート
9月中旬に新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客開催で開幕した2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグも残すところあと2節となった。
ヤンマーフィールド長居での第1試合は、開幕戦で昨年度の大学王者である天理大学を撃破して波に乗る近畿大学と昨年度の6位から一つでも順位を上げたい摂南大学との一戦。初冬とは思えない小春日和の空の下、熱心な大学ラグビーファンに見守られ、摂南大学のキックオフで幕を開けた。

天理に続き同志社大学を破り、首位を走る京都産業大学とも16-12と接戦を演じた近大は序盤からやはり強力FWが牙をむき、いきなり摂南ゴール前に迫る。
前半6分にFW戦でPKを繰り返して得たゴール前5mの中央スクラムからブラインドサイドを突き、FB⑮河井優のパスを受けたWTB⑭植田和磨があっさりとトライを奪う。

さらに近大は10分、ゴール前5mのラインアウトから内を突いた№8⑧古寺直希をフォローしたWTB⑭植田が連続トライ。また天理戦以来機能している前に出る強力ディフェンスで、ことごとく摂南のチャンスの芽を摘む。前半さらにWTB⑭植田が2トライを連取し、前半は24-0と摂南を圧倒した。

迎えた後半も序盤の5分、近大は試験的ルールの50/22を効果的に使って迫ったゴール前10mのラインアウトからモールを押し込み、最後はSH⑨松山将輝が抑え29-0と早くも勝負を決した。

その後、摂南も10分のLO④西本泰樹と43分の№8⑧ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノの2Tで意地を見せるが、やはり序盤の失点が響き最終的には43-14と近大が今季の勢いそのままに摂南を撃破した。

この結果、近畿大学は勝ち点24とし、首位の京都産業大学に続き2位。わずかながら関西初制覇の可能性を残した。また第58回全国大学選手権への出場権を獲得、関東勢に果敢に立ち向かい、昨年度の天理大学同様に健闘が望まれる。
一方の摂南大学は第7位に転落、最終節の立命館大学戦に入れ替え戦回避を賭ける。POMは攻守の要として多くのトライをアシストした近畿大学CTB⑬中洲晴陽に、第4節の関西学院大学戦に引き続き贈られた。
会見レポート
摂南大学
瀬川智広 監督
残念ながら敗れてしまったので、また来週に向けてしっかりと修正したいと思います。
隈元添太 キャプテン
今、率直な感想としては、悔しい気持ちでいっぱいです。なかなか自分達のラグビーが出来なかった点もあり、近畿大学さんの力強いプレーに圧倒されてしまった場面が多くあったので、そこを修正して来週に臨めるように練習していきたいと思います。
Q.自分達のラグビーが出来なかったというところで、近大のプレッシャーを受けた原因は?
隈元キャプテン
前半のスクラムで相手にプレッシャーをかけられて、ペナルティを取られたり、自陣ゴール前にはりつけられてしまったりするシーンがかなり多かった点と、摂南大学は敵陣に入って、そこからのアタックを強みとしているのですが、スクラムやブレイクダウンでペナルティを取られてしまって自陣にはりつけにされてしまった点が今回の修正点だと思います。
近畿大学
中島 茂 総監督
リーグ戦も第6節に入って、終盤に入りました。終盤戦になってきますと各チーム勝敗をずいぶん気にする所でございます。我々も全国大会の出場に向けて何としても今日は勝利を収めて全国大会に駒を進めたいという形で臨みました。摂南大学さんは近大と少し似ている所があって、リズムに乗れば爆発的な力を発揮するチームです。過去もそういう形で敗戦した記憶があります。特に前半10分は極力摂南の攻撃を封印するという事で、近大が多くボールを獲得するという事と、ディフェンスをしっかりやるという事で10分間戦って、それで相手の強みと弱みを掌握して、中盤に攻撃するという形で試合に臨みました。前半は戦略通りの展開になり、危なげなく完封になったと思っております。後半は気を緩めることなくキャプテンを中心に展開はできたのですけれども、終盤は主力メンバーが代わり、ラスト5分でリーダーが不在という中で、FWの紙森、金子が抜け、キャプテンが抜け、河井が抜けという中で、リーダー不在という事で、成り行きのゲームをしてしまったという事が、今後の課題という事になるのかなと思います。最後取りきって終わりたかったんですけれども、逆に摂南にトライを許しての勝利という事、ちょっとほろ苦い勝利かなと思います。
福山竜斗 キャプテン
第4節、第5節の関西学院大学さんと立命館大学さんの試合で、前半からなかなか自分達の今の強みであるディフェンスというところで得点を重ねるという事が出来ず、自分達でも油断をしているという気持ちはなかったんですけれども、もう一度締め直すためにこの2週間、自分達により厳しくして準備をしてきた。今日の試合の前半は本当に自分達の形のディフェンスで前に出ることができて、アタックの時間を多く取れたという事で、すごく良い入りが出来たのですけれども、前半から後半にかけてディフェンスでペナルティを多くなってしまった。そこで摂南大学さんの攻めるチャンスを与えてしまって、最終的には2トライを取られてしまったので。今日の出来としては、しっかりと自分達の持っている力を出せた部分は多かった。改善できるポイントもあったと思うので、そういう意味では凄く良い試合になったと思うので、しっかり改善してラストの試合に臨みたいと思います。
紙森陽太 選手
今日のゲームでは、前半は福山キャプテンが言っていた様に、前節、前々節であまり良いディフェンスが出来ていなかったので、今回は体を張って良いディフェンスが出来た事と、FWは課題としていたラインアウトモールディフェンスで相手をしっかりと止めることが出来たのと、スクラムでコラプシング、ペナルティを取ることが出来たのでBKに良い球出しができ、チームに良い影響を与えられたと感じています。
植田和磨 選手
今日の試合では、前節、前々節で課題となった前半からのディフェンスの所でチームとして一体となってディフェンスということを意識して、それが出せて自分達のペースに持っていけた。相手が内に集まった所を外に振り、自分がしっかりと取りきれた所は非常にうれしく思います。後半になって、相手の強いキャリアーに対してのタックルが甘くなり、ゲインされ、自分もあったんですけれども、オフサイドのペナルティでチームに迷惑をかけたので、そこは反省したいと思います。
Q.ファーストスクラムからコラプシングを奪う等、圧倒したスクラムの自己評価をお願いします。
福山キャプテン
自分達の強みであるスクラムでFW8人がしっかりと前に出てくれて、試合を有利に持ってきてくれたので、そこをすごく感謝する点であります。
Q今日の勝利で大学選手権の出場が決まり、大学戦選手権への意気込みをお願いします
福山キャプテン
僕たちにとって選手権という舞台は凄く初めてなので、選手権で自分達の力を出せるように、先を見据えるのではなく、まずは次の試合に向けてしっかりと準備をして、最後の関西リーグ1試合に今は集中したいと思います。
Q.今年、去年とスクラムの強さが非常に目に留まるのですが、いつごろからどのようにスクラムの強化に取り組んでいるか教えて下さい
中島総監督
スクラムは大西コーチと松浦アドバイザーの2人にお願いしているのですけれども、先ずは質の部分を上げるという所とそれとスクラムを組むにあたっての首の強化や背筋の強化だったり足の強化だったり体の部分、特に体幹を強くすることで、紙森を中心に4年間積み上げてきた。ただ今日の先発メンバーと先週試合に出ていた松浦あたりは、それなりのスクラムを組めるのですが、後半から入った選手はまだまだスクラムワークという部分でのテクニックが無いので、その部分はちょっと層が薄いかなと思います。一にも二にも紙森が国際試合にも何度も参加しているので、そういった経験をもとにしてほかの選手にも伝授している所だと思います。
Q.スクラム強化が必要だと思った転機は?
中島総監督
私は、昭和生まれなので考え方が古い所があるのですが、やはりラグビーはFWが主導権を握らないと中々有利に展開できないと思っています。すなわちスクラムの強化をすれば、ある程度主導権を握れる可能性が強いのかなと、前々から思っていたのですが、途中スクラムだけでは勝てないとバックスを中心としたチーム作りをした時期もありました。しかし、ここ数年来、トップリーグのチームを見ていますとスクラムの強いチームが有利に展開できているという事もあって、そういう強化に取り組んで4年積み上げてきて、今年なんとかそれなりのスクラム力が向上したかなという所です。
Q.大学の人気がリクルートの成功に結び付いている部分はありますか?
中島総監督
ないと思います。内輪の事は秘密なのであまり言えませんが、受験生を増加させる秘策はあるんです。確かにブランディングづくりが上手くいって注目度が高くいう事で一般の高校生からは志願をしたい大学の一つとなるんですけれども、それとラグビー選手が近大へ来るのとは別のものだと思います。高校時代に高いレベルにいる選手は日本のチャンピオンシップに手が届く所へ目が行きがちなんですけれども、紙森とキャプテンの福山はそういった所を選ばないで近大へ来たという所が今年の強みかなと思います。この2人には非常に感謝しております。リップサービスです。
Q.紙森君はオフザフィールドでどのようにチームに貢献できているのか?
中島総監督
あまり見当たらないのですが、彼は練習中でも多くの事は語りません。とにかく黙々と学生らしくひたむきにやっている所が以心伝心してほかのメンバーに伝わっているという事だと思います。
Q.近大のラグビーを魅力的に見せるためにどのような事を見て欲しいという形でプレーしていますか?
福山キャプテン
先ず僕達が元々一番得意だったアタックのところでは、BK、FWが一体となって、本当に見ている人を魅了するようなアタックに加えて、今年はディフェンスの強化を自分達に真摯になってやって来たので、ロースコアに抑えるディフェンスという所も見てもらえばと、アタック、ディフェンス共に魅力のあるチームになって来ていると思う。これからもさらにレベルアップして、多くの人に楽しいと思ってもらえるようなラグビーをしたいと思っています。
Q.全国が決まりました、その舞台でどのようなプレーを見せたいか、見て欲しいか?
紙森選手
僕のプレーとして、やはりスクラムの所で関東のチームに圧倒して、堅実なプレーをしっかりとするので、宜しくお願いします。
Q.去年より体重が2㎏は筋肉という解釈で良いか? 去年はベンチプレス170㎏、スクワット230㎏との事ですが、今年は?どのような肉体強化に取り組んでいますか?食生活はどのようにしていますか?
紙森選手
その解釈で大丈夫です。重量はあまり変わっていないのですが、筋肉をデカくする上では、回数を重ね、筋肉を大きくしました。私生活では、油物を取らず揚げ物などは極力食べないようにして、鶏胸肉ばかり食べています。
Q.全国大会出場に、勝ち点が絶対という中で、トライを積み重ねた植田選手に攻撃の面での振り返りをお願いします。また、全国への意気込みもお願いします。
植田選手
前半からディフェンスでプレッシャーをかけて、その上でアタックは自分達のペースが掴めて、センターやフルバックの先輩がボールを回してくださって、自分は走っただけなんですけどそこでウイングとして取りきれた所は良かったと思います。ウイングとしてトライを取る事は出来たのですが、自分一人で打開できる力は発揮出来ていないと思うので、自分の持ち味であるランやステップを大学選手権でもっと見せれるように頑張っていきたいと思います。
(文責:大阪府協会 矢倉孝二・石川 悟)
11月20日(土) 京都産業大学 vs 天理大学
マッチレポート
今期優勝の行方を大きく左右する大一番、ここまで全勝で23年ぶりの優勝に大手をかけたい京都産業大学と、初戦の近畿大学を落としたものの星一つの差で追いかける6連覇を狙う前年度学生王者・天理大学との一戦。 久々に多くのファンが見守られるなか、素晴らしいグラウンドコンディションのもとで行われた。
風下の京産大のキックオフでスタートした。
スタート直後、京産大が攻め込みトライを窺うが、天理大はFB⑮江本洸志のナイスジャッカルでピンチを凌ぐ。 その後、風上の天理大が敵陣で試合を進めるが、京産大の粘りのあるデイフェンス(DF)にスコアを阻まれる。 勝利を左右するであろうスクラムは、序盤10分で3回あったが、どれもうまく組めず、小さな反則でそれぞれフリーキックの反則(京産大2回、天理大1回)が与えられる。

14分、天理大はゴール前中央15M付近で相手の反則からPGでの得点の機会を得るが、ここは狙わず、5Mラインアウトを選択するもスコアできず。
均衡が破れたのは22分だった。
京産大はFL⑦三木皓正のナイスタックル後のキャプテンPR③平野叶翔のジャッカルで自陣を脱す。ゴール前22Mまで戻しラインアウト、そこからFWの強いボールキャリア―が前に前に突進、最後は③平野が左中間に抑え込む。ゴールキック(GK)もFB⑮竹下拓己がきっちり決め先制した。(7-0)

この後もお互いに一進一退の攻防が続いたが、35分、天理大はゴール前中央10M付近で得たペナルティを⑮江本がすぐに仕掛ける、京産大のオフサイドアドバンテージ、その間にSO⑩筒口允之が裏にショートパント、インゴールで自ら押え、GKも自身で決めて同点に追いつく。(7-7)
次のスコアも天理大、ロスタイム43分にスクラムでの反則で得たペナルティーを40Mと少し難しい距離であったが、⑩筒口がPGをコントロールよく決め、天理大が3点のリードで前半を終える。(7-10)
後半は、天理大のキックでリスタートするが、このボールがダイレクトタッチで京産大のセンタースクラム選択。京産大は、そこから敵陣で攻撃を仕掛け、ゴール前20M付近で相手のオフサイドの反則を得る。

5分、迷わずPGを選択、⑮竹下が決めすぐに同点に追いつく。(10-10)
9分、天理大はボールを大きく展開して右隅にトライと思われたが、京産大の粘りのDFでゴール前ノッコン、大きなチャンスを逃す。
14分、スコアが動いた。京産大はゴール前ほぼ中央30M付近で天理大にオフサイドの反則を誘い、これも⑮竹下がPGを決めて京産大がここで逆転に成功する。(13-10)
スクラムは、後半は京産大が修正して自慢のスクラムを優位に組みだした。

23分、京産大はスクラムでターンオーバーしたボールを敵陣深くまで運び込む。そこでまたもオフサイドの反則を誘う。ゴール前中央15M付近のPGを⑮竹下が難なく決めリードを広げる。(16-10)
天理大としても1トライ・1GKの差、早くトライをとりたいところだが。この後、ゴール前のラインアウト機会を得るが京産大のDFに阻まれるなど、暫らく、天理大が攻撃するも京産大が我慢強く守るという展開が続く。
だが、37分、またもや天理大にペナルティー、京産大はゴール前ほぼ中央30MのPGを⑮竹下が正確に決めて、貴重な3点を追加する。(19-10)
終了間際、天理大は長いフェーズで攻撃を仕掛けゴールラインを窺うが得点に繋がらず。双方とも1トライとPGが勝敗を分けた緊張感ある好ゲームであった。

POMには、貴重なトライを挙げ、キャプテンそしてスクラムの要としてチームに勝利を引き寄せたPR③平野叶翔が選出された。

23年ぶりの優勝に大きく前進した京都産業大学、本日負けはしたものの次節同志社大学戦そして大学選手権に向けて立て直しを図るであろう天理大学、両チームの今後の益々の活躍に期待したい。
会見レポート
天理大学
小松 節夫 監督
本日の試合は相手の京都産業大学さんの得意とするセットプレーでも、しっかりと戦えたと感じています。しかしながら、私たちのチームは得点できるところで、しっかりと得点できなかった部分や、後半に攻められた場面でペナルティを重ねてしまったところが、最後の得点差になったと考えています。リーグ戦はあと1試合残していますので、しっかりと立て直して、いいゲームをしたいと思います。
佐藤 康 キャプテン
今日はありがとうございました。前半は勝って折り返すことができましたが、後半は自陣でいる時間が長くなってしまい、ペナルティも増えてしまい、簡単に得点を許してしまう展開になってしまいました。その部分をしっかりと修正して、次戦に向けてしっかりと準備をしていきたいと考えています。
Q:前半15分の場面ですが、ペナルティゴールではなくてタッチを狙いましたが、どう判断してあのプレーになったのでしょうか。また、京都産業大学のモールディフェンスはどういったところが手強かったと感じていますでしょうか。そして今日の結果で6連覇という数字が途絶えてしまいましたが、それについて感想をお願いします。
佐藤キャプテン
あの場面ではチームで十分に準備してきていて、自信があったのでペナルティキックではなく、タッチに蹴って勝負にいきました。モールディフェンスに関しては、あのようにくることは予想できていたのですが、自分達のモールを組みきれずにやられてしまいました。その部分を次戦に向けて、しっかりと修正していきたいと考えています。そして自分達の代でこのように6連覇という数字が途絶えてしまいましたが、立ち止まることなく、この先を見据えて、しっかりと戦っていきたいと考えています。
Q:前半は相手チームから反則をとれていましたが、後半は逆に反則をとられる場面が目立ちましたが、スクラムを組む中でどのようなことがあったのでしょうか。また、以前に、上手くいかない場面でチーム全体が落ち込んでしまうということを言われていましたが、その部分に関しては今日の試合はどうでしたでしょうか。
佐藤キャプテン
スクラムのフロント3の戦いでは、相手チームのほうが上手く組んでいたように思います。それに私たちが上手く対応できなかったと思います。その対応力の差が今日の試合の結果になってしまったと感じています。フォワードの8人を含めたコミュニケーションをしっかりととって、次に向けてしっかり立て直して準備をしていたいと思います。
Q:終盤のアタックの場面でゲインしてもなかなか突破できなかった要因を、どうお考えでしょうか。また後半からマナセ選手を入れた意図を教えてください。
小松監督
今日の京都産業大学さんのディフェンスが非常によかったということと、自チームではボールを横に動かしたりはできていましたが、そこからの突破ができなかったと感じています。マナセ選手は、後半にアクセントをつけたいと考え、ウイングではなくセンターに入れました。
京都産業大学
廣瀬 佳司 監督
本日は関係者の皆様、ありがとうございました。2013年から天理大学には勝てていなくて、今年はチャンスだと感じ、選手を送り出しました。試合はやはり天理大学のプレッシャーで反則をしてしまうことが多く、耐える時間が長くなってしまいました。選手はよく我慢してディフェンスをしてくれたと思います。後半は風上でペナルティーゴールを重ねて、勝つことができました。選手がよく頑張ってくれたと感じています。
平野 叶翔 共同キャプテン
今日の試合は天理大学さんのいいアタックといいディフェンスで、上手くいかないことが多くありましたが、我慢の時間、走らなければならない時間が長くてなってしまいました。ただ春からそういう練習を積み重ねてきたので、自信をもって、それをチームのみんなに声をかけて、それにみんなが応えてくれて、後半は規律のいいラグビーができたことで勝つことできました。
竹下 拓己 選手
今日の試合はタフなものになることがわかっていて、それに対してチーム全体で粘り強く戦ってくれました。そのおかげでペナルティのチャンスができて、ペナルティゴールを積み重ねて勝利することができました。チームの我慢強さという良さが出た試合でした。
Q:監督が就任してから、守備に対する意識はチームのどのように訴えかけていかれたのか、そしてどんな取り組みをされてきたのかを教えてください。
廣瀬監督
春から特にタックルなどのスキル面をしっかりと取り組んできました。そこからチームディフェンスに移行していきました。私たちが指導する以上に、選手たちが前に出ていこうという気持ちが芽生えて、選手達自信が作り上げていったような感じです。
Q:天理大学のモールに対するディフェンスは、何がポイントだったのでしょうか。
平野キャプテン
しっかり組まれると強いというのがわかったので、モールの入りとその後のドライブを絶対にやめないということをしっかりとフォーカスして準備をしてきました。いつもの練習ではアタックをして、ディフェンスの練習を行っているのですが、今回は8割ぐらいをモールディフェンスの練習に割いてもらって、準備をしてきました。
Q:チームの選手達はディフェンスについてどう考えて、今日の試合に臨んだのでしょうか。また、我慢の時間が長くなったと言われていましたが、それに対してどんな練習をしてきましたか。そして今年のチームはこれまでのチームと何が違うと感じていますか。
平野キャプテン
今年は選手の中で「走ろう」という声があって、廣瀬監督も「前に出よう」と指導してくださるので、ディフェンスもできるだけ前に出る意識になっているのでよい結果につながっているのではないかと感じています。前に出る意識によって、状況判断に余裕をもって対応できていると思います。今シーズンは試合を通して、オフサイドをとられることが多くなっているのでで、今日の試合に関しては試合中にしっかりとアジャストして修正していく意識をもつことができました。練習に関しては特別なことはしていないのですが、京都産業大学らしい、粘り強さ、ひたむきさが大事だと思うので、そこにしっかりとフォーカスして練習してきました。今年のチームに関しては、やっていることは特段変わるものではなく、これまでのOBの皆様が残してくれたことを、僕たちが継承して、体現していることに、結果がついてきてくれていると感じています。
Q:スクラムに関して、今日の試合でどのような手応えを感じましたか。また、具体的にどのあたりよかったと思いますか。最後にキャプテンとして今日の試合に関して率直な感想をお聞かせください。
平野キャプテン
前半の終盤にレフリーとしっかりとコミュニケーションをとれせていただいて、ハーフタイムにしっかりと話し合えて、いい切り替えができたと感じています。具体的にはヒットも低さもよかったと思います。試合は終盤まで難しい展開でしたが、9点差ということでメンタル的にも優位にゲームを進められていたと思います。最後の笛が鳴った時は、やっと勝てたという気持ちが強かったです。
Q:試合前から風上にたった後半に得点を重ねていくという展開をねらっていたのでしょうか。
廣瀬監督
特に後半に、ということではなく、前半の風下で選手達がよく耐えてくれたので、後半はもっとアグレッシブにボールを動かしていけるかなと考えていましたが、こちらのミスや反則で、なかなか波に乗れないなと感じていました。そういった中ではありましたが、こちらもプレッシャーをかけて反則を誘って、ペナルティーゴールで得点を重ねることができました。
Q:23期ぶりに優勝に王手をかけました。率直な気持ちをお聞かせください。
廣瀬監督
とりあえず今日は天理大学さんに8年ぶりに勝てたということで、選手達にとっても私にとっても、いい一日になったと感じています。あと1試合、関西学院戦がありますので、全勝で優勝を掴みとりたいと考えています。
平野キャプテン
優勝まであと1つということですが、1戦1戦の目の前のことに向かって全力でひたむきに取り組むことは変わりがないことなので、しっかりと準備をして、いいゲームしたと思います。
Q:ペナルティーゴールで勝敗が分かれる試合が続いていますが、どんな意識で試合に臨まれていますか。また、プレッシャーを感じていますか。
竹下選手
タフな試合が続くことわかっているので、とにかく普段の練習から、どれだけ自分に自信をつけられる練習ができるのか、キックも数多く蹴りこむか、そこに責任感を感じながら練習に励んでいます。
11月20日(土) 関西学院大学 vs 同志社大学
マッチレポート
やや風はあるものの晴天で芝の状態も良好と絶好のラグビー日和の中、関西学院大学と同志社大学の一戦が行われた。
今季未だ未勝利の関学大は残り2試合を残すのみで何とか1勝をあげて意地を見せたい。
一方の同志社大学は前節に京都産業大学に惜敗したものの大学選手権の出場枠が1枠増えたことにより、気持ちを切り替えて選手権への出場を確実にしたいところ。
興味ある1戦である。

先蹴は同志社、3分に関学陣10m付近から10番嘉納一千のショートパントを11番和田悠一郎がキャッチし中央へトライ。
10番嘉納のゴールも決まり7点先取すると、18分にもハイパントがバウンドするところを14番大森広太郎が上手く拾いポスト右へトライ0-14とする。

その後22分には22mラックから右へ展開し9番新和田錬、5番南光希とつなぎ10番嘉納が右中間にトライ。
26分には左サイドから15番山口楓斗が相手のタックルを交わし中央へトライとたたみかける。
関学大は裏のスペースを狙われたりバックスにボールを動かされたりと翻弄されている。
何とか相手陣に攻め込むが、相手でフェンスの鋭い出足で反則を犯して戻されてしまうと、全く反撃のチャンスを見出せないまま前半が終わった。
スコアは0-28。

後半に入っても同志社の攻勢は緩まない。
5分に22mラックから左サイドへ展開10番嘉納、11番和田、5番キャプテン南が左中間にトライ。
14分にはゴール前ラックのボールをターンオーバーして12番岡野喬吾が右隅にトライと一方的な展開となる。

関学大もキックで裏のスペースを狙うなど何とか事態を打開しようとするが、同志社にうまく対応されて全く自分たちのラグビーをさせてもらえないうちにゲームは終わってしまった。
0-68で同志社の多彩な攻撃が印象に残るゲームであった。

会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹 監督
本日は試合を開催していただき誠に有難うございました。今日の試合は関西学院としてやろうとしたことが、上手く出せなかったと感じています。特にブレイクダウンの場面では、同志社大学さんにプレッシャーをかけられることが多く、上手くいきませんでした。
魚谷 勇波 キャプテン
私たちのチームは全敗している中でこの試合に臨みましたが、同志社大学さんよりも身体をしっかりと当てていくことをしなくてはいけなかったのですが、全然、それができませんでした。

Q:小樋山監督がブレイクダウンの場面のことを言われていましたが、プレーしている選手としてはどうだったでしょうか。また、ゲームの中で苦しかったか部分やそれを試合の中でどのように対処していたのでしょうか。
魚谷キャプテン
一人で攻めている相手に対して、人数をかけて対応してしまった場面や、全体として受け身になってしまったことで、試合のテンポを上手く掴みきれませんでした。試合の中ではパスをずらしていくことで対処しようとしていましたが、チーム全体で意思統一をしきれず、修正ができなかったと感じています。
Q:まだ1勝もできていない状況をどのように受け止めていますか。また、今年はチームとして、何が上手くいっていないと感じていますか。
魚谷キャプテン
リーグ戦は残り1試合しかありませんが、有観客で沢山の応援をいただいている中で、関西学院としてチームの存在意義をしっかり示していきたいと考えています。チームとしては試合の中での修正力が足りず、自分たちの考えるラグビーが遂行できていない。その修正ができない限り、勝利には結びつかないのではないかと考えています。
同志社大学
伊藤 紀晶 ヘッドコーチ
今日の試合は無失点で終えられたこと、そしてアタックも積極的にボールを動かしてアタックできたことがよかったと考えています。
南 光希 共同キャプテン
今週は「接点」をテーマに試合に取り組んできた中で、ブレイクダウンの場面やアタックの場面などで、チームとしてしっかり対応でき、80分間通してできたことが勝利につながったと感じています。
嘉納 一千 選手
今日の試合は、チーム全員がテーマに対してしっかり意識をもってプレーできたので、それが勝利につながったと感じています。

Q:前節の試合の敗戦は、チームにとって非常に重いものになったと思いますが、今試合に向けて何に重点をおいて、準備をしてきたのでしょうか。また、今日の試合結果の意義をどのように考えていますか。
伊藤HC
前節の試合後、選手達には「前を向いていこう」と声がけをしてきました。試合に負けたからといって大学選手権が終わるわけではないので、次に向けてしっかりと取り組んでいくことを考えていました。ディフェンスの場面などの「接点」の部分で受け身になっていることがあったので、そこを強化していこうと話をしていました。
南キャプテン
チームとしては前節は負けてしまいましたが、あと2試合残っているので、その気持ちの切替えもしっかりできていたと思います。前の試合での反省点をしっかりと修正して試合に臨もうとチームでしっかりと話し合いをしました。自分たちのチームは「日本一のブレイクダウンを目指そう」と言ってきたので、今日の試合ではそれを体現できた部分があったので、次の試合に向けてしっかりと準備をして、大学選手権につながるような「日本一のブレイクダウン」を目指して取り組んでいきたいと考えています。
Q:今日の試合でのプランを教えてください。また、その出来の満足度を教えてください。
嘉納選手
今日の試合では、エリアマネジメント部分ではしっかり対応できていたと感じていますが、キックでは上手くいかない部分もあったので、次の天理大学戦に向けてしっかり修正をして臨みたいと考えています。
Q:今後に向けて成長させていきたい部分があれば教えてください。
嘉納選手
相手のディフェンスに対して、どのようにアタックしていくのかを常に考えて、準備を行ない、チームの他の選手ともしっかりとコミュニケーションをとることができているので、大学選手権に向けて、継続していきたいと考えています。
Q:今日の試合ではバックスラインを少し変更していましたが、その狙いと結果をどのように受けとめていますでしょうか。
伊藤HC
今日の布陣が固定ではなくて、どのポジションでも、その時点で能力の高い選手を試合で起用していきたいと考えています。起用する選手によって、どのように効果的にボールを動かせるかを考えながら、どのような布陣がいいのかを考え、次戦の天理戦、そして大学選手権に向けて準備をしていきたいと考えています。
Q:大学選手権への出場チームが3枠から4枠に増えましたが、どのように感じていますか。
南キャプテン
最終戦まで大学選手権に出場できるのか、わからない状況ではなくなったのですが、チームとしては、あくまで関西で勝って大学選手権にいくことを考えているので、やることは変わらないを考えています。
嘉納選手
気持ちの部分では楽になりましたが、自分達は目の前の試合に100%の力を出せるように練習に取り組んでいきたいと考えています。
11月7日(日) 近畿大学 vs 立命館大学
マッチレポート
近畿大学、立命館大学共に大学選手権をかけ負けられない一戦に1389人のファンが、やや北風が気にかかる中を見守り、風上の立命館K.Oで戦いが始まった。
前半7分、近大は相手G前5m右中間ラックから大外へ左展開しWTB⑪宮宗翔がトライ。SO⑩半田裕己のGも成って7-0と幸先よく先制した。立命館も10分、相手10m左中間ラックからこぼれたボールをWTB⑪キャプテン、木田晴斗が40mを走りきって左端に押さえた(7-5)。
今度は近大が21分、相手G前5m右中間ラックから左展開し、最後はNo8⑧小寺直希がGポスト左にトライを奪った(SO⑩半田裕己G成功、14-5)。
近大は23分にもキックオフリターンからFB⑮河井優がインゴールへ蹴り込み、相手ミスをSH⑨松山翔輝が押さえリードを広げた(SO⑩半田G成功、21-5)。
これ以上の点差をつけられたくない立命館は29分、相手G前10m右ラインアウトからモールで押しきり、FL⑥中村壮が右端にトライし10-21と反撃を開始する。
36分、G前7m左ラインアウトから、再びモールで押し込みHO②横尾太一が押さえ、CTB⑫森駿太のGも決まって17-21と追い上げた。
スクラムからのプレッシャーで攻撃に優位に立つ近大、G前のラインアウトからドライビングモールを得点に繋げる立命館と、持ち味を発揮した両校のゲーム運びは僅差得点で前半を折り返した。

後半、どちらが先に得点するかが試合の趨勢に大きく影響すると思われたが両校共に勝ちを意識したのか反則が多くなり、17分のウオーターブレークを過ぎても無得点。
試合が動いたのは23分。近大は相手G前5m右中間ラックからSH⑨松山のパス受けたWTB⑭植田和磨が右中間にトライ、SO⑩半田のGも成功して28-17と突き放しにかかる。
ここから両校共に戦術的入れ替えの頻度が増え、このゲームへの意気込みが感じられた。

勝利に対して相手を上回る拘りを見せたのは近大。28分、相手10mライン中央ラックから右展開しCTB⑫キャプテンの福山竜斗が右中間にトライをあげ、SO⑩半田のGも成って35-17とした。
ロスタイムも含めた残り15分間は、一進一退の攻防を展開したが、近大が優勝に望み繋ぐ勝ちをおさめた。POMには近畿大学No8⑧古寺直希が選ばれた。
会見レポート
立命館大学
鬼束竜太 ヘッドコーチ
試合は大学選手権出場が厳しい状況の中で勝ちたい一戦であった。前半は選手たちも応えてくれたが後半はなかなか思うようにできなかった。あと1本取れるかの結果になったが、試合ごとに戦う意識でやってきたので残り2試合を勝って終わりたい。
木田晴斗 キャプテン
3連敗しプライドを取り戻して臨んだ一戦で、前半は取りきれるところは取りきり、思うような展開だった。後半も継続していこうとしたが、敵陣に入って近大の粘り強いデェフェンスに対してついていけず、アタックに関しては最後まで粘ることができずに展開が変わってきた。デェフェンスはしっかりできてきたので3連敗したときよりも悔しい試合になってしまった。

Q:後半、ブレイクダウンで反則が多かったが感じているところを教えてもらいたい
木田キャプテン
3戦の負けはブレイクダウンが課題で、前半は良かったが後半は寄りのところで遅くなり、相手に隙を見せた場面もあった。こちらも体勢が孤立したところをターンオーバーすることも多かったので、そこが敗因とは思っていない。
Q:そこよりも粘り強い部分のところか。
木田キャプテン
相手が継続してアタックし、最後の集中力で隙を突かれ流れを持っていかれた。
近畿大学
中島茂 総監督
リーグ戦も第5節で終盤の節目の試合と捉えている。立命館大学はセットプレーの安定と木田キャプテンを中心とした機動力が特徴である。近畿大学は第4節の関学戦において、自陣から強引なプレーから墓穴を掘って前半をイージーに戦った反省から自陣からはセーフティなプレーをすることを話していたが思いもよらない展開だった。前半は魂の入ったタックルが見られなかったのでハーフタイムでは原点に戻ってしっかりタックルすることと、後半は完封することで臨んだ。前半より多少気機敏になってきたが終わってみると不完全燃焼になっているのが課題だと思う。開幕戦から回を重ねるごとに、内容が少しずつ悪くなっていることに懸念している。残りの試合に向けて再度、元へ手繰り寄せるチームに戻したい。
福山竜斗 キャプテン
前節の関学戦に35点と最高失点をしたので、今日の試合では前半はデェフェンスにフォーカスしてエリアを取っていこうと話をしていた。キャプテンである自分のミスや反則があり、ふがいなかったところをしっかりと修正していきたい。後半は落ち着いてミスをなくして0点に押さえようと話をした。アタックは持ち味を出しきれ改善できたので、残り2試合を強みのアタックと締まったデェフェンスで失点をなくし、締まったゲームをしたい。

Q:開幕戦から悪くなっている要因の原因はどこにあるのか。
中島総監督
気の緩みに尽きると思う。今期は開幕の天理に向けてベストパフォーマンスということでチームが引き締まり、目標をクリアして同志社戦までは良かったが、自信が裏目に出ていると見受けられる。練習はしっかりできているが開幕戦と2戦目に勝利したことで何とかなるという空気が蔓延しているように感じる。
Q:確認だが優勝したらリーグは初優勝であるのか。
中島総監督
そうである。
Q:今日勝って優勝の可能性は十分あると思うが、その辺りの意気込みを聴かせてもらいたい。
中島総監督
自力優勝は今のところ非常に厳しい状況なので、とにかく優勝ということよりも残りの2節にベストパフォーマンスができるように締め直すことだと思う。
福山キャプテン
一戦一戦に近大ラグビーが届けられるように練習から見直して、関西1位にふさわしいチームになることが大事だと思うので残り試合は課題をクリアして成長したい。
Q:競った試合で勝利を重ねることでプラスに働いているところを聞きたい。
福山キャプテン
勝利することでチームの雰囲気が良くなってきている。練習でもノーメンバーともやりあえているので残り2節を練習で改善してきたい。
(文責 大阪府協会、南昌宏)
11月7日(日) 摂南大学 vs 関西大学
マッチレポート
第1試合はともに関西学院大学に勝利したものの他の3試合で勝ち星のない摂南大学と関西大学の一戦。秋の青空が広がった鶴見緑地球技場で行われた。試合は、有利なスクラムと縦攻撃での突破を図る摂南大と、正確なラインアウトとBK展開で試合を運ぶ関大と、対照的な内容で、非常に興味深い試合となった。両チームとも残り試合での勝ち越しを目指す。

先制したのは摂南大。7分、相手陣22m中央での関大のノットロールアウェイで得たペナルティーでショットを選択。WTB⑪前薗斗真が確実に決めた。なおも相手G前5m左中間のスクラムをワンプッシュ。そのままNo⑧ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノが持ち出しポスト右に押さえ、10-0。試合の主導権を握ったかに見えた。しかし関大は34分、相手G前5m右ラインアウトからモールを押し込み、最後はWTB⑪澤口飛翔がトライ。なおも相手22m左ラインアウトを起点に右展開、CTB⑬藤原悠が縦に切れ込んで押さえた。

前半半ばからBK展開でいいリズムをつくった関大が相手陣で試合を進め、後半もその流れが続いた。
摂南は反則が目立つようになり、流れをつかめない。逆に関大は前に出るディフェンスが光って反則を誘いターンオーバーに結びつけた。
12分、タックルでのターンオーバーからチャンスを掴み、相手G前5mラックからのNo⑧池原自恩が飛び込んだ。
ディフェンスでも自陣G前でWTB⑪澤口のタックルが摂南大FB⑮キャプテンのヴィリアミ・ツイドラキのトライを防ぐ一方、風上の摂南大は自陣22mライン付近からの縦へのキックが相手Gデッドボールラインを越え80m戻されるミスも出た。
33分、相手G前スクラムでの関大のアーリープッシュで得たFKから最後はFB⑮ツイドラキがトライを奪い、その後も必死に攻めたが及ばず惜敗となった。

POMにはチームの攻撃のリズムをつくったSH⑨溝渕元気が選ばれた。
会見レポート
摂南大学
瀬川智弘 監督
4連戦で疲れた状態ではあったが、勝ち点を取るという目標で臨んだ。関西大の激しいディフェンスの前に出ることができず破れたのは残念だった。一番残念だったのは、反則を繰り返し、それをゲームの中で修正できなかったことに尽きる。チームの実力はあると思っているので、もう一度自信を持って残り2試合、プレーしてほしい。
ヴィリアミ・ツイドラキ キャプテン
勝ちにいったが関大の方が気持ちがあった。いいゲームをしたが点をとれるまではいっていない。次も頑張りたい。

Q:反則が続いたが改善点は?
瀬川監督
オフサイドはオフサイドラインに立たないだけで、普段から意識してやるしかない。取られた反則はほとんどオフサイドだと思うので、レフリーとのコミュニケーションで苛立ちを感じていたが指示に従うことが大切で、もう一度ゲームの中でしっかり修正できるように、学生たちと話していきたい。
関西大学
森拓郎 監督
1週間いい準備ができたのと、先週、京都産業大学のフィジカルの強さを体験できたことが今日のゲームの入りから最後の粘りまでよく我慢できた要因だった。思っていたイメージと違った感じになったが、80分通してしっかりファイトできたところが勝ちにつながった。
瀧田恭佑 キャプテン
1年生のときに入れ替え戦で負けた経験をしたので雪辱の相手だった。4年生がかける思いは強く、リーグ戦では負けられない一戦で、1週間の準備期間でチーム全体が一つになりいい準備ができた結果が勝利につながった。

Q:イメージと違った点は?
森監督
ボールをキープして継続したアタックで4トライとりたいと思っていたがテンポのいいアタックができなかった点だ。
Q:藤原選手のトライが流れを変えたが?
森監督
準備していたプレー。前節はキックを使っていたので縦にアタックしようと今週取り組んできてうまく出た。
Q:今後の試合に向けて
森監督
試合ごとにチーム力が上がってきている状態なので、立命館大学にも近畿大学にもチャレンジしていい結果を出せるように準備したい。
瀧田キャプテン
立命館大学には昨年(0-38と)悔しい負けかたをしているので借りを返したい。残り2試合は、4年間やってきたものを表現できる最後の舞台なので1線1戦全力で勝ちにいきたい。
(文責 大阪府協会・丸井康充)
11月6日(土) 天理大学 vs 関西学院大学
マッチレポート
2021ムロオ関西大学Aリーグ、第5節は晴れ、微風の天理親里ラグビー場で開催された。
第二試合は天理大学VS関西学院大学。
天理大は前節でもミスが多くセットプレーも安定しなかったが、それでも勝点15を確保しておりこの一戦でも勝点の上積みを目指す。
関学大はリズムを掴めず苦しい戦いが続いているが、前年度王者に一泡吹かせる戦いがしたい。

天理大SO筒口のキックで試合開始。
キックオフから激しい攻防を繰り返した両チームだったが、17分に天理大が敵陣右ゴール前10mラインアウトから左に展開しSH北條からSO筒口に渡りCTB高部からパスを受けたWTBトゥイアキがデフェンスの間をすり抜けゴールポスト下に先制トライ、GKもSO筒口が成功、7-0。
27分関学大が敵陣右ゴール前8mラインアウトからモールを形成しそのままゴールまで押し込みHO平生右中間にトライ、GK不成功、7-5とする。
30分天理大は敵陣右24mラインアウトからSH北條からSO筒口に渡りLOモアラからFB江本に、江本からパスを受けたFL服部が突破しゴールポスト下にトライ、GKも筒口が成功、14-5とする。
34分に再び天理大は敵陣左ゴール前10mラックから右に展開しキックパスを受けたWTBトゥイアキのオフロードパスを受けたLOモアラが右中間にトライ、GK不成功、19-5。

38分に再度天理大が敵陣右ゴール前5mラインアウトからモールを形成しHOキャプテン佐藤が右中間にトライ、GKもSO筒口が成功、26-5とリードを広げる。
天理大のミスからチャンスを掴んだ関学大は43分に敵陣左ゴール前5mラインアウトからモールを形成しHO平生がサイドを突破し、左中間にトライ、GKもFB奥谷が成功、26-12と追い上げて前半が終了。

関学大SO齊藤のキックで後半開始。
10分に天理大が敵陣右ゴール前12mラインアウトから左に展開しLOモアラが右中間にそのままトライ、GK不成功、31-12。
天理大はゴール前まで攻め込むが関学大の厚いデフェンスに得点を奪えず苦戦していたが、27分に敵陣右ゴール前5mラインアウトモールから途中出場した16番HO谷口が右中間にトライ、GKも筒口が成功、38-12。
意地を見せたい関学大は41分に自陣10mからタックルミスでチャンスを掴み、こぼれ球を拾ったWTB加藤がそのまま走り切り右中間にトライ、GK不成功、38-17。
その後も追い上げるが、ノーサイド。天理大が38-17で勝利。

関学大は敗れはしたが速いテンポでアタックし天理大を苦しめた。勝点を奪うことは出来なかったが下級生も戦力に加わり次節が楽しみな戦いであった。
天理大は継続した攻撃が出来ず苦戦したが、勝点5を獲得した。関西連覇を達成する為にも負けられない戦いが続くが、しっかり修正して臨んでほしい。
POMには途中負傷交代したがアタック、デフェンスと存在感を示した天理大学FL7番、服部航大選手が選ばれた。

会見レポート
関西学院大学
小樋山監督
公式戦を開催していただき関係者の皆様に感謝いたします。試合は負けてしまいましたが、後半の入りの所でトライを取れなかったのが(敗因として)一番大きかったと思います。
魚谷キャプテン
本日はありがとうございました。勝ち切れないというところが自分達の弱さなのかなと思います。

Q.毎週、毎週改善されていっていると思うが、特にどの点を修正していっているのか
小樋山監督
先週の近畿大学戦から、自分達の立ち返るべき点、大切にするべき事を整理して、(今日の)
天理大学戦に向けては大きくは変えていませんが、ラインアウトを重点的に整理しようとしてきました。
Q.(テンポもあり勢いもあったと思うが)アタックについては
小樋山監督
自分達の形を作ってボールをキープして攻めることができればトライを取れると、選手自身も自信を持って戦えていると思います。自陣ではなく敵陣でしっかりプレーをするというところが大事だと思います。
天理大学
小松監督
今日はありがとうございました。試合も残り3試合になって順位争いも激しい中で、今日の関西学院大学戦はプレッシャーをしっかり掛けて、前節の悪かったところをしっかり修正して臨みました。前半は点も重ねていい形で後半につなげたのですが、後半はミスが多く、特に残り20分は形が作れないような状況で、あまりいい形ではゲームを運べなかったという反省が残りました。残り2試合、京産大、同志社大と大事な試合に向けてしっかり修正して臨みたいと思います。
佐藤キャプテン
今日は自分達のミスで相手にボールを渡してしまい得点を取られました。(試合の)入りのところで自分達のやりたいことができていなかった。次の試合に向けて、強い相手に向けても自分達のいい形で試合を運べるようにしっかり練習して試合に臨みたいと思います。

POM服部選手
天理大学は元気が大事だと思っていますので、チームを鼓舞するプレーをしようといつも心掛けています。

Q.形が作れない要因は?
小松監督
しっかりとしたストラクチャーから攻めてボールを継続するというところができず、無理なカウンターを仕掛けたりアンストラクチャーから攻めて孤立したりして、最終的にはボールを失ったたりと継続できなかったというところで、自分達のアタックの形につながっていかなかったと思います。
Q.次の京産大戦にフォーカスしての課題は
小松監督
自分達がボールをキープしながらアタックを仕掛けるというところで今日のようなミスが多かったりブレークダウンが悪かったりすると相手にボールを渡してしまうことになるので、しっかりと継続できるように練習していきます。
Q.関学の早いテンポのアタックへの対応は
服部選手
全員が前を見てセットするという事を意識して1週間練習してきましたが、
関学の早いテンポのアタックに(継続される度に)外を余らせてしまったので、
次の京産戦に向けてしっかりと修正したいと思います。