12月3日(土) 関西大学 vs 立命館大学
マッチレポート
最終節、東大阪市花園ラグビー場第2グランドでの第2試合、花園ラグビー場2会場での第1試合の結果を踏まえ、混戦模様のなか、勝利チームが入替戦回避という一戦となった。どちらも何としても勝ちたい。

立命大のキックオフでゲームスタート。
開始早々4分、最初のスコアは立命大。相手ハイタックルの反則からゴール前ラインアウトを選択。モールを押し込むが押し切れず、最後尾でボールコントロールのHO②中川魁が右中間に飛び込み先制。ゴールはCTB⑫宮嵜隼人が確実に決める。(0-7)
この後も立命大ポゼッション有利な展開を続け、22分、相手反則のアドバンテージを生かしゴール前に迫る。最後は②中川がラックから持ち出しトライ(ゴール成功)を決める。(0-14)
この後もまだ、立命大有利の展開が続く。27分、ゴール前ラインアウトからBKの選手も入って鋭く押し込み、PR③藤野翼が右中間に押さえる(ゴール成功)。(0-21)
立命大が得意のモールでリードを広げ、このまま前半を終える。

後半開始。このまま引き離されたくない関大、後半の入りも集中力でゲームを決めてしまいたい立命大。
8分、今度も立命大。ハーフライン付近で⑫宮嵜からパスを貰ったCTB⑬江川剛人、スルスルと相手を抜き去り、50Ⅿを走り切ってゴールポスト下にトライ(ゴール成功)、4トライ4ゴールの点差と引き離す。(0-28)
このままでは終われない関大。なかなか有効打が出なかったが、21分、敵陣での展開からLO④中薗拓海がブレイク、フォローのSH㉑溝渕元気にパス、そのまま走り切り、ゴールポスト下にトライ。ゴールはFB㉓立石和馬が決める。(7-28)
だが、この後すぐの23分に立命大。SH㉑諸井琉哉がトライを返し(ゴール成功)、35分にもNO8⑧島正輝がゴールラインを越え、勝負ありの感。(7-40)
終盤39分に関大(SO⑩池澤佑尽トライ、ゴール成功)、41分に立命大(WTB⑪御池蓮二トライ)とスコアは動いたが、ゲームセット。(14-45)
立命大は6位でシーズンを終了。関大は8位で次週の入替戦(龍谷大学との)に回る結果となった。
POMには、立命大キャプテンのHO②中川魁が選ばれた。

会見レポート
関西大学
森拓郎 監督
協会の関係者の皆様には、最終節まで開催していただき、感謝しております。立ち上がりから思いきって行こうと、最終節にふさわしい試合をしようと準備したのですが、立命館さんのブレイクダウンのファイトのところで受けてしまったと感じています。結果的には大敗という形になってしまいましたが、ディフェンス面に関しては、学生がよく体を張ってくれて、うちらしいラグビーが出来たと思います。次は入れ替え戦なので、必ず来期もAリーグで戦える様に、もう1週間準備をして、Aリーグらしいラグビーをしたいと、関大らしいラグビーをして締めくくりたいと思います。
池原自恩 キャプテン
本日はありがとうございました。この試合にかける4回生の思いは部員一同強くて、メンバーはメンバー外の分の気持ちを背負って戦ったのですが、前半は立命さんが得意なモールアタックに苦戦してしまい、自陣で戦うことが多くなって、3トライ取られてしまい、後半も修正をしたのですが、やはり自陣でプレーすることが多くなり、自分達の練習でやってきたこと形を出す場面がありませんでした。それが今日の敗因です。今日はありがとうございました。

Q反則が多かった理由を教えて下さい。
池原キャプテン
レフリーからはブレイクダウンのペナルティをよく見ているよとありましたが、後半からは修正していたのですが、自分達のブレイクダウンの質が良くなかったのと立命さんのプレッシャーが強くて、そこでペナルティが重なってしまったと思います。
Q第1試合に摂南大学が勝利した事により、入れ替え戦回避が難しくなって、気持ちはいかがでしたか?
森監督
立命さんに私が就任してから1度も勝っていない相手なので、前の試合の勝敗に関係なく、しっかり立命さんにチャレンジするように集中するように話をしてきたので、そのあたりは問題ありませんでした。
池原キャプテン
去年も立命館さんに悔しい負け方をしてしまったので、立命館さんにフォーカスしてきたので、前の試合は見ないようにして立命館さんに集中しようと話をしました。
Q7試合戦って、改善すべき点は?
森監督
セットプレーに関して、課題を感じています。今週の立命さん、その前の関学さんには、結構良いセットプレーが出来たと思いますが、それ以外の5試合に関しては、そこから崩されたイメージがあるので、セットプレーが安定したチームを作らないと難しいと思っています。
池原キャプテン
通用した部分は、関大の持ち味である低いディフェンスが出来ましたが、セットプレーが7試合通じて安定しなかった事が反省点と感じています。
Q龍谷大との入れ替え戦にどの様に臨むのかを教えて下さい。
森監督
あまり準備する時間もないので、今までやってきた関大の強みをしっかり出して、相手にプレッシャーをかけながらラグビーが出来るように、準備したいと思います。
池原キャプテン
チャレンジャー精神をもって挑みたいと思います。
立命館大学
鬼束竜太 監督
本日は最終戦開催にあたり、協会関係者の皆様、ご尽力いただきありがとうございました。最終戦は第1試合の結果で順位が変わっていく状況の中で、先ずは、ベストゲームで試合を勝って終われるように臨みました。しっかりキック、ディフェンスでプレッシャーをかけ、ペナルティを獲得してからの敵陣でのラインアウトモールという自分達の形で、特に前半は良い形で自分達のペースで戦えました。それが80分間通してやり切れたかと思います。今回の順位を見て、色々思う所があります、例えば前節、前々節で一つでも勝っていればと思うとやり切れない思いはありますが、最後は勝って終われたのは良かったと思います。
中川魁 キャプテン
今日のゲームは自分達が1年間やってきたことをやり切ろうと話をして、ゲーム展開としてはラインアウト、スクラム、自分達のディフェンスを80分間出し切れたと思います。満足した形で終わることが出来て良かったと思います。結果として、今年の目標だった選手権出場は出来なかった部分は悔しいですが、達成できなかったのは、自分達の弱さだと思います。

Q前節の反省で点である試合の入りをどの様に修正したのでしょうか?
中川キャプテン
先ずしっかりと体を当てる、キックオフでしっかりと前に出てプレッシャーをかけることが出来たのでしっかりと修正が出来たと思います。
Q前半に2トライしてご自身の出来栄えはいかがでしたか?
中川キャプテン
自分が出来る事はモールを組んでも最後トライをするのは、チームのトライと考えています。今日の結果には自分自身は満足しています。
Q今シーズンの総括をお願いします。
鬼束監督
ディフェンスを課題として、シーズンを通して改善していき、ディフェンスの機会でターンオーバーや、ペナルティを獲得できた点は改善できたと思います。アタックは、フィジカルの部分ではバックスも含めまだまだ足りない部分があると思います。スクラムのプレッシャーを受けると厳しい所もあったと思います。
Qプレイヤーオブザマッチに選ばれた感想と要因は?
中川キャプテン
感想としては4年間の最後試合でもらえた事は嬉しく思っています。選ばれた要因はスコアした事が大きいと思いますが、80分間試合に出てプレーをし続け、自分の役割のセットプレーをしっかりとやり切れた所かと思います。
Q今日で引退するにあたり、仲間達にメッセージをお願いします。
中川キャプテン
同期のメンバーには僕をキャプテンとしてやってきてくれたことに感謝しています。後輩たちには選手権の景色を見せることが出来なかった事は本当に申し訳ないと思っています。今日からそこにフォーカスして頑張って欲しいと思います。
(文責:大阪府協会 矢倉孝二)
12月3日(土) 天理大学 vs 同志社大学
マッチレポート
2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ最終節は開幕と同じ東大阪市花園ラグビー場での開催となった。6節を終了した時点でも順位が確定せず混戦で、どの大学も力を抜けない戦いが始まる。
第1試合は晴れ、無風の天候に恵まれた第一グラウンドで天理大学VS同志社大学が対戦した。
天理大は前節で京産大に敗れ5勝1敗、勝点25の成績で今節を迎えるがこの一番に勝利し京産大に優勝のプレシャーをかけたい。
同志社大は2勝4敗勝点11と現状では5位と不本位な成績ではあるが、他校の結果次第では全国大学選手権出場の可能性もあり最後の意地を見せたい。

同志社大SO⑩大島泰真のキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだのは同志社大、開始2分に敵陣ゴール前20m右ラインアウトからモールを形成し、バックスも加わり最後はNO8林慶音が右中間に先制トライ、GKも大島が成功。0-7
反撃に出る天理大か8分に敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成しサイド攻撃を繰り返し最後はLO⑤韮沢陽斗がゴールポスト左に飛び込みトライ、GKもSO⑩福本優斗が成功。7-7
14分同志社大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成し再びNO8林が右中間にトライ、GKもSO⑩大島が成功。7-14

17分に再び同志社大が中央付近で相手のキックをチャージしたSO⑩大島が自らキックして、そのまま左中間に押さえトライ、GKもSO⑩大島が成功。7-21
21分には天理大が敵陣20m左ラインアウトからフェーズを重ね最後はWTB⑭ナイバルワガ トマシからFB⑮本田飛翔に渡りオフロードパスを受けたCTB⑬上野颯汰が右中間にトライ、GKもSO⑩福本が成功。14-21
39分には同志社大が敵陣ゴール前15m左ラインアウトからモールを形成しそのままゴールまで押し込み途中出場したHO⑯長島幸汰が左中間にトライ、GKもSO⑩大島が成功。
14-28同志社大がリードして前半が終了。

天理大CTB⑫堀田恒司のキックで後半開始。
天理大は後半からも得意の展開ラグビーで攻めるがパスミスでチャンスを潰す、
同志社大もゴール前まで攻め込むがトライを奪えず苦戦する。
お互いにリズムに乗れない時間帯が続いたが、
後半も最初にチャンスを掴んだ同志社大、23分に敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成しそのままゴールまで持ち込みHO⑯長島が右隅にトライ、GKも難しい角度からSO⑩大島が成功。14-35
26分再び同志社大が敵陣10m中央からロータックルで相手の落球を誘発したNO8⑳奥平都太郎が自らゴール前5mまで持ち込みSH⑨新和田錬からパスを受けたSO⑩大島が右中間にトライ、GKもSO⑩大島が成功。14-42

36分には天理大が敵陣ゴール前5mのペナルティからNO8パトリック・ヴァカタがタップキックで攻め込みサイド攻撃を繰り返し最後はNO8パトリック・ヴァカタが右中間にトライ、GK不成功。19-42
42分に再び同志社大が敵陣ゴール前10m右ラインアウトからモールを形成し最後はHO⑯長島が右中間にトライ、GK不成功。19-47
天理大も最後の力を振り絞り攻め続けたが得点を奪えずノーサイド。
同志社大のフォワードの活躍と安定したラインアウトで勝利を掴み素晴らしい試合だった。
ボーナス点を加え勝点5を獲得、最終順位3位を確保し全国大学選手権出場の権利も獲得した。
POMには途中出場から勝利に貢献したHO⑯長島幸汰選手が選ばれた。

会見レポート
天理大学
小松節夫監督
本日はありがとうございました。最終戦と言う事で選手権に繋がる様な試合をしたいと望みましたが、同志社大学の気迫と準備に後手を踏んでこのような結果になりました。これで終わりでは無いので恐らく一週間の期間で今日の反省をしっかりして、大学選手権で少しでも良い試合が出来る様にまた頑張って行きたい。
照井悠一郎キャプテン(以下CP)
本日はありがとうございました。試合を通してアタックでもセットプレイでもプレッシャーを掛けて行く予定だったが、逆にプレッシャーを掛けられてしまいモールディフェンスでも対応が出来ず多くトライを取れてしまったので、この1試合に掛ける思いが同志社の方が上回っていた。次のゲームに向けてしっかり反省して準備して行きたい。

Q:プレッシャーを掛けられたと言う事だがどこに原因があったのか?
照井CP
ビッグゲインされた時や、自分達が苦しい時に簡単に我慢できずにペナルティをしてしまい、更に相手にチャンスを与えてしまった所が幾つかあったので、そう言う時こそ声を掛けて規律の部分をもっとしっかりするべきだった。
Q:修正点は?
照井CP
フォワードのセットプレイの精度をしっかり上げて、規律の部分とアタックでのディフェンスもプレッシャーを掛けると言う所はもう一度更にやって行きたい。
Q:モールディフェンスが課題とあったがどの辺か?
照井CP
相手が重くしてきた所に天理は簡単に前に出してしまい、それに対してディフェンスの帰りの意識や一つ一つの準備の所で負けていたと感じた。
Q:大学選手権でどの様な結果を出したいか?
小松監督
しっかり気持ちを切り替えて、今日の反省をして次の準備をしっかりしたい。
照井CP
目標は変わらず日本一を目指すので、関西リーグとして京都産業大学と同志社大学との試合で気合だったり、試合に掛ける思いを学んだのでしっかり選手権に向けて良い準備をしたい。
同志社大学
宮本啓希監督
本日はありがとうございました。今シーズンここまで厳しい戦いしか無く、今日の試合は何としても5ポイントと言う所だけでしたので、ご覧いただいた様なゲーム内容でプランを組みました。ボールをどれだけ持てるかと言う所にフォーカスした所を選手がしっかりやり切ったので、プラン通りにゲームが運べたと思う。
梁本旺義キャプテン(以下CP)
自分達の今週の試合に向けたテーマが強気と言う所で、それを体現してしっかり自分達が仕掛けてムーブを起こそうと言う気持ちで臨んだのが今日のスコアに繋がった。
大島泰真選手
最高の勝ち方でした。

Q:今回しっかり前の方で止めてと思うがチームにどの様なアドバイスをしたか?
宮本監督
シンプルにご覧にいただいた様にどれだけ前に出れるかと言う所です。
天理は両サイドに強いランナーを置いているので、そこに対して良いボールを運ばせないかと言うプランを組んだ中で、しっかり前に出てタックルを二人で入って早く立つと言う所を徹底して行こうと言う事をグラウンド上でしっかりやってくれた。
Q:ディフェンスで早く立つと言う所を実践していた?
大島選手
はい、前に出ていました。
Q:大島選手の後半のトライが勝ち点に繋がったがどの様に感じたか?
大島選手
それがきっかけで5ポイントになったと初めて知りましたが、正直分かっていなかったので取り敢えず点差を離す事だけ考えていた。
Q:この数週間どの様にチームに声を掛けて来たのか?
梁本CP
自分自身もそうだったが、勝って他の試合の結果もあるが選手権に行くと言い続けて来たが、やはり自分も正直な事を言うとどこかに今日で最後になるかも知れないと思いもあり、今日で終わらせたくないという気持ちが多分一つ一つのプレイになったり、ミスしても皆でカバーしたりして今シーズン負けが続いたが、今日はやっと自分達は宮本監督が築き上げてきたラグビーを出せた日で、自分に取っても今後の人生でも今日は忘れられない一日になった。
Q:2週間前にショッキングな負け方をして、どの様にチームに声を掛けたのか?
2週間前の負けで自分達は良い時も有るが直ぐに悪い方向に進んでしまうの繰り返しで、近大戦の負けは自分達に取ってもとても大きなショックだったが、まだ終わってないと言う所をしっかりこの先に繋げる為にも4回生が中心になってチームを纏めてくれて、Aで出ている4回生だけでは無く、下のスコッドの試合では近大にしっかり勝ってバトンを繋いでくれたので、それが自信にもなった。強気と言ったのは京産戦には負けてしまったが、自分達から仕掛けないと絶対駄目だと言う所で後手になったら負けるので、今週のテーマは強気で一個一個のプレイを一対一の局面を勝って行こうと言っていた。
Q:選手権に向けて課題は?
宮本監督
いっぱいあるが選手権になるとノックアウト形式になるので、今日はしっかりはまったがディフェンスの一つの綻びが直ぐ3点に繋がるので、ディフェンスをもう一回しっかり強化しないといけない。アタックの所はやろうとしていた事が今日は出来ていたが、そこをムラなく最後まで出せる様にこれからやって行きたい。
Q:キックはいつも通り蹴れたか?
大島選手
いつも通りです。
キックは調子良かったです。
12月3日(土) 摂南大学 vs 関西学院大学
マッチレポート
2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第7節、花園ラグビー場第2グランドの第1試合は、同志社大学、立命館大学の結果次第では入替戦を回避できる摂南大学と、近畿大学の結果次第では大学選手権出場の可能性がある関西学院大学の対戦。どちらも負けられない一戦となった。

無風快晴の中、11時45分、摂南10番SO大津直人のキックで試合開始。いきなり試合が動く。2分、関学陣内10mL少し入った右ラインアウトから9番キャプテン藤谷龍哉からの10番大津に。大津がそのまま縦にスルスルと抜け出し右中間にトライ、自らゴールも決めて7−0と先制。続く7分にも、関学のオフサイドの反則からGLまで10m右ラインアウトを選択。そのモールを押し込み2番HO高木崇太郎が右すみにトライ。(10番G成功、14−0)
立ち上がり動きの固かった関学だったが、10分を過ぎてようやく摂南陣内に入ると、左中間10mL付近でボールを受けた15番FB武藤航生が、抜群のスピードとステップで内に内に切れ込み中央にトライ。(13分)10番SO泉谷尚輝がゴールを決めて14−7と追撃開始。続く19分にも、右中間22mLのラックから左に展開、BKラインで11番WTB加藤匠朗、加藤から左大外で待っていた6番FL國本周亮にパス、國本が左スミに飛び込んだ。Gは不成功だったが、14−12と試合を振り出しに戻した。
試合中盤、なんとしても勝ちがほしい両チームは、相手の反則で得たペナルティでPGを選択、互いに1本づつ成功し17−15の2点差のまま。しかし次に関学に痛いミスが出る。摂南のリスタートキックの処理をミスし、弾いたボールは摂南11番WTBマイケルズ・カストンにすっぽりと入る。マイケルズがそのまま40m走りきり左中間にトライ、10番大津のゴールも決まり24−15と9点差。(31分)これ以上離されるわけにはいかない関学は、34分に右中間35mのPGを10番泉谷が成功し、24−18、1T1Gで逆転できる6点差として前半を終了した。

後半、関学のキックでリスタート。先に敵陣深く攻め込んだのは関学だった。優位に進めるスクラムでペナルティをとるとゴール前ラインアウトへ、しかしノットストレートの痛いミスでチャンスを潰す。ピンチを凌いだ摂南は、関学の3つのペナルティで関学陣内に深く入り、G前5m右ライアウト。
そのラインアウトモールは崩れたが、そのラックから12番CTB嶋本大賀に、嶋本のニアに走り込んできた13番CTB東将吾が抜け出し中央に回り込んでトライ、ゴールも決まり31−18と13点差に広げた。(8分)
15分過ぎからは、摂南のペナルティの多さもあり、関学が終始摂南陣内で試合を進めていき、たびたびGL直前まで迫るも、ノックオンやハンドリングミスなどが重なりGLを破ることができないまま時間が過ぎていった。終盤に入った30分を過ぎても、摂南陣内で関学がボールを支配する。しかし摂南のペナルティからのタッチキックを2度失敗、チャンスを生かせない。ようやく得点したのは、ロスタイムに入った47分だった。摂南の後半10回目のペナルティから22番CTB佐藤然が素早くGO、右中間にトライ。Gも成功したが遅過ぎた。ここで試合終了、31−25、6点差で摂南の勝利となった。
Playerofthematchは先制トライを含めて16得点の10番大津直人が選ばれた。

摂南大学はこれで勝点4を獲得し12点として全節終了。結果的には来週の入替戦に回ることになったが、7年ぶりとなるリーグ3勝(藤谷キャプテン談)をあげ、上位に十分に対抗できる力を証明したシーズンであった。
一方関学は、勝点1を上乗せして12点となり最終結果は4位でシーズン終了。大学選手権への道は断たれてしまったが、昨年の最下位から上位に戻るきっかけとなるシーズンとなった。
会見レポート
関西学院大学
小樋山樹 監督
本日も関係者の皆様、ありがとうございました。本日の試合は、選手権がかかった大事な試合だったので、相手も強い摂南さんにここで勝って、選手権に行こうという事で臨んだのですが、自分達のミス、ペナルティが多く、特に試合の入りで重なってしまったのが、この結果につながってしまったと思います。
坂原春光 キャプテン
本日はありがとうございました。本日の試合は、大学選手権がかかった大事な一戦で、自分達はこの一戦に向けて準備をしてきたのですが、自分達のミス、ペナルティが重なってしまって、良いペースに乗れなくて、逆に摂南大学さんにスコアされてしまって、最後まで自分達の流れに乗ることができず、このような結果になってしまったと思います。

Q同志社大学の勝ちがわかり、選手権に行けないと分かった時の感情の流れを教えて下さい。
坂原キャプテン
今は、準備していたことを出来なかった事とまずは試合に勝てなかった事が悔しいです。チームを支えてくれた試合に出れなかったメンバーに対して、勝ちという結果を残せず、キャプテンとして何も出来なかったことが悔しいです。
Qアタックが続く中で取り切れなかった理由は?
坂原キャプテン
ミス、焦り、緊張から自分自身も前のめりになりすぎてしまい、チームに迷惑を掛けてしましました。摂南大学さんのプレッシャーがきつく、ミスが重なってしまったと思います。
Q近畿大学、立命館大学に勝利しながら、最後に勝てなかったのは?
小樋山監督
準備してきた事に間違っていないと思いますし、特に試合に出ていない4年生を含めた選手、スタッフが頑張ったので、結果に関しては、自分の責任と思います。ピークを後ろに持ってこれなかった理由は、けが人だけではないので、しっかりと振り返って、この負けを無駄にしないようにしていきたいと思います。
Q試合中にペナルティやミスが多発した原因は?
小樋山監督
練習中からオフサイドに注意するために1歩バック、2歩バックを言ってきたのですが、今週特にそれを言ってきたかといえば、そうではなかったと思います。
Qハーフタイムでどのような指示を出しましたか?
小樋山監督
自分達の強みを選手たち主体で確認しながら、敵陣に入って、ペナルティからは積極的に外に展開する事、ディフェンスは、前半ペナルティから自滅していることが多かったので、防げるミス、ペナルティは絶対防ぐと話しました。
Q4年間を振り返って思うことをお願いします。
坂原キャプテン
勝って選手権と思っていたので、何も考えられないというのが一番です。特にこの1年間はキャプテンとして、チーム全員の支えがあったので、ここまでのチーム作りができたと思います。ただ最後の試合で何も出来なかった事は、不甲斐なく思っています。このチームで4年間やってきた事は、間違っていなかったと思います。今後の人生に必ず生きてくると思います。
Q後輩たちに一言お願いします。
坂原キャプテン
一日一日を後悔せず、悔いなく取り組む事が大事だという事を伝えたいと思います。
摂南大学
瀬川智広 監督
コロナ渦の中、関西ラグビー協会並びに各チームの努力により、最終節まで試合を実施する事が出来たという事は、非常に大きなことだったと思います。またその事でラグビーが出来た事に感謝しています。
今日の目標は、入れ替え戦どうこうよりも、関西学院大学さんに勝つという姿勢で臨みました。これまでなかなか勝ち星があげられない中、前節の立命館大学さん、前々節の関西大学さんに勝つことが出来て、チームとしては1週間良い雰囲気で過ごすことが出来ました。その中で良い準備が出来ました。学生たちは80分間一生懸命戦い、よく勝ってくれたと思います。この勝利というものは、これからの摂南大学にとって、非常に大きな勝利だと思います。
今後さらに努力して、次の目標に向かって頑張っていきたいと思います。入れ替え戦に回るかどうかは分からないですが、自分達としてはやり切りましたので、結果を待ちたいと思います。
藤谷龍哉 キャプテン
秋のシーズンを関西協会の皆様、記者の皆様、大学関係者の皆様に最終節に花園での試合が出来た事に感謝します。今年1年間、摂南大学はオールアウトを合言葉にやってきました。この試合もオールアウトを合言葉に1年間やってきたことを出し切ろうと試合に臨みました。全員が80分間ファイトして、力を出し切れたと思います。
後半30分間程、自陣でディフェンスが続く場面がありましたが、最後に1本取られましたが、粘り強くディフェンス出来た事がこのチームの成長だと思います。今後どうなるかは結果次第ですが、どうなろうとやり切ろうと思います。

Qこの勝利は、今後の摂南大学にどの様に影響を与えますか?
瀬川監督
摂南大学は、留学生のパワフルなランナーを中心に勢いに乗れば、非常に良いラグビーをする、但し、戦略的に一つ一つ勝ち星を重ねる事が出来なかった文化がある中で、学生たちが自分達で話し合い、練習メニューを考え、課題を克服しようと、練習に取り組んでくれました。その中で、なかなか勝てない結果が続いていた中で、何か一つきっかけがあれば、チームが大きく変わるだろうと思っていました、それの一つ目が関西大学戦の勝利、その後に立命館大学戦の勝利と二つ続けて勝利した事が非常に大きかったと思います。その流れを止めることなく、今日の関西学院大学さんにも勝つ事が出来ましたので、チームとしてはいけるという手応えを掴んできましたので、今日試合に出ていない学生も摂南のジャージを着て試合に出たいと思えるような雰囲気を感じていました。
Q今年1年を振り返ってください。勝てるようになった要因は?
藤谷キャプテン
大きな分岐点となったのは、同志社戦の1週間前だったと思います。その時から4年生が中心となり、学生で話し合い本当に勝つチームとはどういうものなのか、学生が勝つという意識がなければ、学生スポーツは勝てないという事を意識し、瀬川監督のアドバイスを聞き、学生主体で頑張りました。同志社戦に10点差で負け悔しい思いをし、次の天理戦で手応えを感じ、次の関大戦で勝ちました。選手たちは同様にすればよいのかを考えるチームになりました。
Q長く続いたディフェンスの時間にどの様な気持ちでしたか?
藤谷キャプテン
攻められてもパッション、勢いで相手を押し返そうとハードワークと気持ちで戦いました。
Q最終節に向けて選手のモチベーションを上げるためにしたことは?
藤谷キャプテン
摂南大学が7年ぶりに3勝を達成しようと前向きなイメージを言ってきました。しかし関学さんも勝てば選手権という所で、意地の張り合いだと練習に取り組みました。
Q学生達の自主性を重んじるアプローチに変えた理由は?
瀬川監督
勝つという事は私がプレゼントする事が出来ないので、自分達で掴み取るしかない、そのきっかけさえあれば大きく変わると思っていました。練習中に笛を吹いて、指示を出していたことを、少し違うなと感じ、少し下がることにしました。結果的には凄く良くなってきたと思います。
(文責:大阪府協会 矢倉孝二)
11月20日(日) 京都産業大学 vs 天理大学
マッチレポート
曇天のたけびしスタジアム。ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節の第 2試合は、ともに5勝0敗勝点24で並ぶ京都産業大学(京産大)と天理大学(天理大)の対戦。勝った方がリーグ優勝に大きく近づく大一番。
14時ちょうど、天理大10番SO福本優斗のキックで試合が始まった。最初に攻め込んだのは天理大。京産大にKOのボール処理でミスが出て、そのまま京産大陣内でアタックを続けると、中央22m L付近で京産大がノットロールアウェイのペナルティを犯す。そのPGを10番福本が成功し天理大が0−3と先制した。(3分)さらに9分、京産大が再び自陣でペナルティを犯すと、天理大は今度はラインアウトを選択する。その右GL5mのラインアウトからモールを押し込み 2番HO谷口永遠が密集サイドを突いてトライ、10番福本のGも決まり0−10と差を広げた。
前半中盤に入ると、両チームともディフェンスがよく、なかなか敵陣22mL内に入れない時間帯が続く。その均衡を破ったのは京産大だった。24分、天理大の2つのペナルティから天理陣内に入る。その右22mL付近のラインアウトからまず14番WTBシオネ・ポルテレ、次に5番LOアサエリ・ラウシのパワーランナー 2人で中央GL直前まで迫ると、最後は再びポルテレ。天理大の 2人がかりのタックルをものともせずに左中間にトライ、10番SO西仲隼のGも決まり7−10と3点差に迫った。その後は、両チームとも敵陣22mL内に入る場面もあったが、ディフェンスもよく自らのミスもあり、トライに至らぬまま前半終了を迎えた。

後半、京産大10番西仲のキックでリスタート、いきなり得点したのは京産大。KOのボールを今度は天理大が処理をミス、そのボールが京産大に入ると、12番CTB家村健太が右サイドの14番ポルテレにキックパス。キックパスは通らなかったが、そのこぼれ球を京産大がタッチに出すことなく短いパスで前進、最後に7番FL松永壮太朗が右中間にトライ、逆転する。(0分、10番G成功、14−10)次は天理大。5分、京産大のペナルティから敵陣内のラインアウトを得て、そこからフェーズを重ねていく。9フレーズ目、左中間22mL少し入ったラックから、9番SH北條拓郎が右へ、10番福本、そして12番CTB堀田恒司が23番WTB豊田祐樹に飛ばしパス、豊田が右隅に飛び込みトライ、再び天理大が逆転。(10番G不成功、14−15)しかし京産大が再び逆転する。リスタートのボールを京産大が保持し右へ展開すると、天理大がたまらずオフサイドを犯す。天理陣右中間10m L少し入ったPGを10番西仲が決めて17−15とした。(9分)中盤に入り、次の得点が試合の行方を左右すると思われたが、取り切ったのは京産大だった。17分、右HL付近のラインアウトから20番No.8ヴェア・タモエフォラウの突進、11番WTB西浩斗で22mL内に入ると、最後は5番ラウシが左中間にトライ。西仲のGも決まり、24−15と8点差とした。次も京産大。24分、敵陣左10mL付近のラインアウトから右にフェーズを重ねて22mL内に入ると、12番家村がグラバーキック、そのボールが13番CTB高井良成に入り右隅のトライ。京産大が14点差をつけた。(10番G不成功、29−15)残り時間10分、反撃に出たい天理大は、京産大のGLに迫ると中央ということもありFWラッシュを選択する。しかし京産大は反則を繰り返すも粘り強いディフェンスでなかなかGLを割らせない。ようやくトライしたのは39分だった。5回目のFWラッシュから19番LO関口大輔が左中間にトライ、10番福本のGも決まり。29−22と7点差に迫った。残り数分、天理大はボールを散らしてなんとか京産大陣に入ろうとするが、最後は密集でボールを奪われ12番家村がタッチに蹴り出しノーサイドとなった。

セットプレーで京産大が上回ったものの、フィジカル、エリアマネージメントはほぼ互角。後半中盤までどちらが勝利するかわからない大一番に違わぬ好ゲームだった。6節を終えて、京産大は6勝0敗勝点28となりリーグ優勝に大きく前進して最終節近大戦を迎える。天理大は5勝1敗勝点24となり最終節同志社戦を迎えることになった。
POMは、京産大9番SH土永旭が選ばれた。

会見レポート
天理大学
小松 節夫監督
強い京都産業大さんに対してうちのデフェンスがどれだけ頑張れるかなと、あとセットがどれくらい対抗できるかなというところでのぞんだのですが、前半は割とうまくいっていたのかなと思いますが、後半の途中からけが人が出て我慢できなくなったかなというところで点差を広げられました、その後追い上げたのですが点差を広げられたところで勝負がついたと思います、もう少し修正できる点があるので最終戦に向けて頑張っていきたいなと思います。
照井 悠一郎キャプテン
セットプレーであったり相手の強いところで体を当てるところを準備してきて、前半はいい形で出ていましたが、後半にセットプレーが安定しなくなったりブレイクダウンでのプレッシャーで相手の強いところで受けてしまって崩れた感じです、そこを80分間できないと勝てないと感じたので、次に向けてしっかり準備していきたいと思います。

・修正できるところとは?
小松監督
今日の相手の京都産業大学さんの強みであるところを参考にしないといけないの、でそのあたりはチームとしてまだ強くなれると思いますし、まだ何試合か残っているので最後には4年生の力が出てくると思います。
京都産業大学
廣瀬 佳司監督
全勝対決ということで選手は気持ちを入れて戦ってくれました。アグレッシブでタフでフィジカルなラグビーが天理大学に対してどれだけ通用するかというチャレンジだったのですが、先制されて苦しい時間帯も多かったですが80分間よく戦って勝ち切ってくれたので学生はよくやってくれたと思います、まだ優勝が決まったわけではないので最終戦に向けてしっかり準備していきたいと思います。
家村 健太共同キャプテン
全勝対決ということでタフな試合になることを想定して練習に取り組んできました、春からやってきたことを前面に出そうということで、京産の強みであるセットプレーと今年スローガンにあげた「タフ」というところにこだわって試合にのぞむことができました、予想通りタフな試合になったのですが、FWが前へ出てくれてタフな試合ができました、まだ最終戦や大学選手権があるのでそこへ向けて一つ二つレベルアップできるように頑張っていきたいと思います。

・ハーフタイムの修正は?
廣瀬監督
前半にスクラムのペナルティを4つと、ペナルティが多かったのでその修正と、デフェンスは良かったので自分たちのシステムでしっかりやり切る、アタックはもっとアグレッシブるにいって欲しいと、後半の立ち上がりで素晴らしいアタックをしてくれました。
・後半7分に三木君とヴェア・タモエフォラウ君を投入した狙いは?
廣瀬監督
攻撃的なデフェンスをしてくれましたし、ヴェアはチームを前へ進めるランニングをしてくれましたし、彼らが入るとチームが活気づくので早めに投入しました。
・今日で優勝を決めたかったのでは?
廣瀬監督、家村共同キャプテン
先ずは目の前の相手の天理に勝つことがテーマでした。
11月20日(日) 同志社大学 vs 近畿大学
マッチレポート
2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節後半の第一試合は晴れ、無風の天候に恵まれた、たけびしスタジアム京都で同志社大学VS近畿大学が対戦した。
ここまで両チーム共2勝3敗と関西制覇はかなわない成績となったが、大学選手権出場の可能性も残っておりお互いに負けられない一戦となる。
同志社大SO⑩大島泰真のキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだのは近大14分に敵陣10m中央スクラムから左右に展開しFL⑥キャプテン中村健志が中央を突破し、SH⑨田原慶人からのパスを受けたWTB⑭植田和磨が相手のデフェンスをかわし右隅に先制トライ、GK不成功。0-5
28分に再び近大が同志社大に自陣まで攻め込まれ同志社大のグラバーキックを拾ったFB⑮阿曽有馬が約50m走りオフロードパスを受けたWTB⑭植田がゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩半田裕己が成功。0-12
同志社大も敵陣深くまで攻め込むがチャンスを潰し得点が奪えず苦しい戦いが続く中、39分に近大が敵陣23m左中間のペナルティからショットを選択しSO⑩半田が成功リードを広げる。0-15
その後お互いに得点を奪えず前半が終了。

近大SO⑩半田のキックで後半開始。
後半もチャンスを掴んだのは近大24分に敵陣22m左中間ラックから途中出場したSH㉑福山太陽からSO⑩半田に渡りCTB⑫森元翔紀からCTB⑬藤岡竜也に繋ぎ最後はWTB⑭植田が巧みなステップで相手をかわし右隅にトライ、GK不成功。0-20
27分近大が自陣10m左中間スクラムから右に展開しFB⑮阿曽が中央を抜け出し最後はCTB⑬藤岡が自らのキックを拾ってそのまま右中間にトライ、GKもSO⑩半田が成功。0-27
34分にも近大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトから右に展開しCTB⑫森元からパスを受けたCTB⑬藤岡がゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩半田が成功。0-34
同志社大もゴールまで持ち込むがトライを奪えずノーサイドを迎えた。

近大は素晴らしいデフェンスとアタックで同志社大を圧倒、勝点15とし現状3位で最終節を迎える。
POMには先制トライを含む3トライを挙げたWTB⑭植田和磨選手が選ばれた。

会見レポート
同志社大学
宮本 啓希監督
選手にまだ選手権の可能性がのこっているという意味のあるゲームだという話を事前にしていまして、モチベーション高くのぞめました、80分間4800秒気を抜くことなくやるということを今週のターゲットとしてやってきましたが、近畿大学さんの素晴らしいデフェンスの中でミスがあり取られるということで自分たちの流れを失ったと思います、近畿大学さんの、タックルしてすぐに起きてまたタックルするという素晴らしいデフェンスと徹底されたゲーム運びに頭が下がる思いです。
梁本 旺義キャプテン
80分間を振り返ってみて、接点のところで前へ出られなくて反則を繰り返したところが今日の負けの原因だと思います。

・相手陣22ⅿに入ることはできていたが取り切れなかったのは?
梁本キャプテン
我慢のところで近大さんのほうが早くリアクションできていました、近大さんがいいデフェンスをしてくるのはわかっていましたが、自分たちのアタックのクウォリティーが低かったのかなと感じます。
・最終節への思いは?
梁本キャプテン
天理大学さんもデフェンスの強いチームですし、アタックも強いキャリーが何人もいますが、接点のところで今日の試合の反省をして同志社らしい試合をしたいです。
近畿大学
神本 健司監督
今までと変わらず、自分たちの強みであるセットプレーからやっていこうとのぞみました、序盤は相手のプレッシャーを受けての自分たちのミスで流れを掴めませんでしたが、デフェンスのところは機能して失点しなかったところが前半は良かったと思います。
もう一つの課題として前節の天理大学戦で取り切れなかったアタックでしたが、よくスペースにボールを運んでくれていいゲインを切れてしっかり取り切ったところと、終盤にスクラムの修正もしてくれました、デフェンスで80分間しっかりやってくれたところが今日の結果です。
やり切ってくれた選手を誇りに思っています、また選手権のチャンスが残っているのでしっかり準備して次の試合にのぞみます。
中村 健志キャプテン
今日の試合で今までやってきた集大成を出すという意味のある試合でした、同志社大学さんの多彩なアタックに対してデフェンスから流れを作ろうとこの2週間準備してきました、今日は80分間プレッシャーをかけることができて、そこが勝利につながったと思います。
植田 和磨選手
同志社大学さんの多彩でスピードのあるアタックに対してこちらはデフェンスでプレッシャーをかけて大外へボールを運ぶことができたのが勝因だと思います、次の京都産業大学戦につながるいい試合になってよかったと思います。

今日の13番の藤岡選手の評価は?
神本監督
最近思い切りのいいプレーが出てきたので彼を起用しました、そしてそれに応えてくれました、今日の22番の志和池といい意味で競争があり、チーム内でそういったいい競争を作るのが我々の仕事だと思っています。
・次の京都産業大戦に向けて
中村キャプテン
まずはセットピースのところです、自分たちも強みにしているところです、京都産業大学さんもそこは同じなので、そこで負けないこと、あとは外国人プレーヤーが強いのでデフェンスで引かないことです。
・POMを取れたことについて?
植田選手
自分の強みはスピードとランスキルで、内に大勢の相手選手がいたので外で勝負しました、POMは藤岡の刺激を受けてのぞめたのでそれが良かったです。
・キックで相手陣地へボールを返す判断は?
神本監督
嫌なのは自陣でアタックして相手にボールを奪われて切り返しでデフェンスすることです、まだ相手陣でのアタックでのミスはまだリアクションでカバーできるので、キックでゲームを切っていってセットピースからデフェンスするほうがいいです。
11月19日(土) 立命館大学 vs 摂南大学
マッチレポート
第6節2試合目、前節敗れた2勝3敗の立命館大学と前節初勝利を上げ1勝4敗の摂南大学との一戦。1試合目で関西学院大学が破れ、混戦模様となる中、選手権出場や入替戦回避など含めた複雑な勝負となった。両校とも絶対に勝ちたい。

風下の摂南大のキックオフ。
スコアが動いたのは7分、先制は摂南大。敵失でゴール前5Mラインアウトの機会を得る。ラインアウトにBKの留学生も入れ強力な布陣で臨む。モールを組むも押し切れず、プレーオンのコールで密集から強引に抜け出したLO⑤ヴェティ・トゥポウが力ずくのトライ。ゴールはSO⑩大津直人が決める。(0-7)
続く11分も摂南大。今度はゴール前10Mラインアウトからまたもや⑤トゥポウがゲイン、最後はHO②高木崇太郎が左中間に飛び込みトライ(ゴール成功)と差を広げる。(0-14)
この後少し膠着状態が続いたが、24分、次は立命大のチャンス。敵陣22Ⅿ内での相手オフサイドの反則からゴール前ラインアウトを選択。キャッチングが少し乱れたがマイボールを確保、モールを組み最後はHO②中川魁が押さえ込みトライ。ゴールはCTB⑫宮嵜隼人が決める。(7-14)
33分も立命大。自陣ゴール前に迫られるも凌ぎ、⑫宮嵜のナイスキックで敵陣10付近まで戻す。相手ボールのラインアウトからの攻撃で⑫宮嵜が相手キックをナイスチャージ、自らボールを拾いゴールラインまで駆け抜ける。(12-14)
ロスタイム5分が告げられる中、42分に立命大。ゴール前約7Mラインアウトボールを後方でキャッチ。得意のモールを何度も押し込むが断念。BKにボールを散らし走り込んできたFB⑮吉本匠希にパス、左中間に飛び込む(ゴール成功)。立命大が逆転に成功し、僅差での折り返し。(19-14)

後半は立命大のキックオフでリスタートだが、ダイレクトでタッチラインを僅かに越えてしまう。摂南大は逃さず、クイックスローで反応し敵陣に攻め込む。
3分、摂南大は22M付近ラインアウトから攻撃を仕掛け、前半の最初と同じように⑤トゥポウが強引に相手を引き裂き右中間に逆転トライ(ゴール成功)。(19-21)
6分、今度は立命大。ゴール前10Mラインアウトのボールが乱れたが何とか確保。攻撃を繰り返し、最後は大外で待っていたNO8⑧島正輝にパス、そのまま右隅にトライで再逆転。(24-21)
12分にも立命大はゴール前ラインアウトを押し込んで②中川がトライ(ゴール成功)。(31-21)
立命大がリードを広げたかと思うと、今度は摂南大が19分に⑤トゥポウ、25分にはWTB㉓マイケルズ・カストンがトライ(どちらもゴール成功)し、再び摂南大が逆転。まさにシーソーゲーム。(31-35)
この後、立命大の⑧島が獲って(ゴール成功)、また逆転。(38-35)
最後は、摂南大⑤トゥポウが本日4本目のトライ(ゴール成功)。再々逆転でゲームを締めくくるとなった。(38-42)
点の取り合いのゲームとなったが、お互いの強み(摂南大はスクラム、立命大はラインアウトモール)は発揮できた。最終節はどのような戦い方をするのか、両校に注目したい。
POMには、本日大活躍の摂南大LO⑤ヴェティ・トゥポウが選出された。

会見レポート
立命館大学
鬼束 竜太ヘッドコーチ
勝利プラスボーナスポイントの5ポイントをmustな目標として試合にのぞんだのですが、前半も後半も入りの部分でミスがあり、6トライ取れたことはよかったのですが、それ以上に失点してしまいました、選手権出場は厳しい状況になったのですが、最後はいい形で終われるように選手たちには期待したいと思います。
中川 魁キャプテン
今日はポイント5を狙いに行こうとゲームに入りましたが、入りのところで相手にの呑まれてしまったところはあったのですが、その後に修正して取れる場面もあったのですが、やはり自分たちのミスで相手に点を与えてしまい、自分たちで崩れてしまいました、それでも自分たちのやってきたところは出せているので次の関大戦ではしっかりと出し切りたいと思います。
島 正輝選手
ゲームの入りにところで乗り切れなかったです、自分のキャッチミスで大きく展開が変わったと思います、次の関大戦ではキックオフからいい形で入れるようにしっかり修正してのぞみたいと思います。

・スクラムでの勝負に関して?
中川キャプテン
最初の何本かのスクラムで相手にいいふうに組まれてしまって、それが試合全体としてのスクラムの形が決まってしまったかなと思います。
摂南大学
瀬川 智広監督
今までなかなか勝ち星を得ることができない中で、前節の関西大学戦で厳しい試合の中でわずかな得点差で勝つことができ、今週の中5日のショートウェークで選手が疲労しているところでどのようにいい形のコンデションに持っていくかと、学生たちと調整しながら今日の試合を迎えました。
ゲームの入りは良かったのですが、途中で摂南の悪い癖でミスから失点してしまうという悪い流れになったのを、ハーフタイムに修正できてよかったと思っています。
私が来て3年目になり、実力はついてきていると思いますが、ゲームの流れや駆け引きのところでチーム全体が理解できていないところがありますが、この2試合で自信をつけて次の関西学院大学戦に準備をしてほしいなと思っています。
藤谷 龍哉キャプテン
ミスが多い中で摂南の強みであるFWで試合の流れを引き寄せることができました、またショートウィークでの試合で接戦をものにできたことは今後の摂南にとって大きな1勝だったと思います、あと一つ関西学院さんとの試合が残っているのでさらに成長していきたいと思います。
ヴェティ・トゥポウ選手
周りの人がめちゃくちゃ頑張っているので自分もみんなのために頑張りました、その結果4トライ取れてめっちゃうれしいです。

・ハーフタイムでの修正は具体的にどのようなものか?
瀬川監督
ほとんどがメンタルの話です、本当に学生たちは日々の練習を頑張っています、しかし何か自信がないというか、大事な場面でそれが出てしまいますので、少し強い言葉で自信をもって戦えと奮起を促しました。
・シーソーゲームで苦しい中でメンバーにどのような声をかけたのか?
藤谷キャプテン
「このままでいいのか」と勝ちにいくならパッションをもって摂南の圧力を相手にかけていけば勝てるということで、今年の摂南のキーワードに「パッション」があるのですがそのコールで気持ちをあげていった結果勝ち切れたと思います。
11月19日(土) 関西学院大学 vs 関西大学
マッチレポート
秋の日差しを背にした関西大のキックオフから、ゲーム開始。
キックによるエリアマネジメントで、お互いに探り合う立ち上がりも、関西学院大がFWを押し出し、敵陣ゴール前に迫る。10分あたりから、スクラムでの攻勢を続ける関西学院大に対し、反則を重ねながらも懸命に耐える関西大。
ペナルティトライも視野に入った中、回数を重ねたスクラムでコラプシングを犯した関西学院大が好機を逸し、逆に18分関西大が敵陣での展開攻撃を仕掛けると、関西学院大のハイタックルからPGチャンスを得る。SO10池澤が難なく決め0-3と先制。
19分関西学院大は、相手のキャッチミスから得たボールをWTB11加藤が左隅にTを決め逆転する(G成功7-3)。
ここからも、キックの応酬でチャンスをうかがう両チームだが、‘関関戦’を意識しているのか、ケアレスミスも重なり、攻め手を欠く展開。
ロスタイムの46分、関西学院大陣ゴール前で関西大SO10池澤がキック、SH9末井がキャッチし、ポスト下にT。Gも成功し7-10で折り返す。

後半開始からテンポアップし、攻める関西学院大だが、ミスから関西大に逆襲され、48分FL6奥平のT(G不成功7-15)、51分には、カウンターアタックから手薄になったBKラインを突かれ、左展開からCTB13澤口にTを許し、Gも成功し7-22。更には危険なタックルによるシンビンで1人足りない状況となった67分PGを決められ、7-25と窮地に陥る。
ゲームの流れは関西大となったが、72分入替で入った関西学院大WTB23伍々が巧みなステップでスペースを創り、WTB11加藤のTに繋げる(G不成功12-25)と、36分関西大陣22m付近のLOからモールを一気に押し込みT(G成功19-25)。
一気呵成の関西学院大は、‘50・22’から敵陣ゴール前に迫ると、83分スクラムから連続攻撃の末、SH21牟田が右中間にT。Gも決め26-25と逆転。勝敗が決したかと思われた。
しかし、残り僅かのロスタイムに賭けた関西大は86分、敵陣ゴール前スクラムから、SO10池澤が、ギャップを突き左中間にT。自らGも決め26-30とし、タイムアップ。

ラスト20分での関西学院大の勢いと、最終盤での関西大の覚醒が際立つ熱戦だったが、関西大SO10池澤は、最後にチームの勝利を呼び込み、併せてPOMを手中に収めた。

(文責:廣島 治)
会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹監督
関関戦ということで気持ちを持ってのぞんだのですが、前半の取るべきところで取り切れなかったり、自分たちのミスもあり、また関大さんの素晴らしいファイトもあって結果的には負けてしまいました、ただこれで終わりではないので最終節の摂南大さんへ向けてしっかり準備していきたいと思います。
坂原 春光キャプテン
チャレンジ精神をもって自分たちの強みであるデフェンスを前面に出して戦っていこうとのぞんだのですが、関大さんの気迫のこもったデフェンスや勢いに飲まれてしまい、また自分たちのミスで規律が乱れてしまってこういう結果になってしまったと思います、また関大さんのこの試合にかける思いが強かったことが逆転負けという結果につながったと思います。

・気持ちの部分で呑まれていたように感じたが?
小樋山監督
プレッシャーはあったと思います、チャレンジャーとしてのぞんだのですが、前半から関大さんの素晴らしいデフェンスで自分たちの思うような展開にならずに焦ってしまった部分はあったと試合を通して感じていました。
坂原キャプテン
前半から関大さんの気迫のこもったデフェンスに対して受けてしまい、いい方向に持って行けず、後半に修正もできなかったと思っています。
・ハーフタイムではどういた言葉をかけたのか?
坂原キャプテン
前半に取り切れなかったり、ミスがあってストレスをためてしまったので、自分たちがやるべきプランを遂行していこうと話しました。
小樋山監督
点差的にも負けていたので、チャレンジャーとしてひたむきにプレーしていこうという話をしました。
・選手権委向けての思いは?
小樋山監督
自分たちではコントロールできないことなので、まずは最終節の摂南大戦に向けて絶対に勝つという気持ちで準備していくだけです。
坂原キャプテン
今日の試合の課題も踏まえて、最後の一戦に一年間やってきたことを全員で取り組んで、100パーセントの準備をして必ず勝ち切ることを目指します。
関西大学
森 拓郎監督
前回の悔しい敗戦からやってきたことは変えず、デフェンスからチャンスを作るということにフォーカスしてやってきました、前半にキックを使って得点することができて、後半に強い関学さんにも受けることなくデフェンスから攻撃できたところが勝因だったと思います、80分を通して学生が体を張ってくれた結果だと思います。
池原 自恩キャプテン
まずはこの関関戦に勝てたことが良かったです、チーム全員で勝ち取った勝利だと思っています、この勝利を次につなげて必ず勝っていいチームにしたいと思います。
池澤 佑尽選手
関学さんの前に出るデフェンスが厳しいので、エリアをとって上手に戦っていく事ができましたが、後半に関学さんのアタックに呑まれて一時逆転されたのですが、気持ちの面で相手を上回ったのがこの結果につながったと思います。

・後半のロスタイムに入ったところで逆転されたときの心境は?
池原キャプテン
関学さんは後半が強いのはわかっていたので、もう一度ひたむきなデフェンスでチャンスを作っていこうという話をして最後のプレーにのぞみました。
池澤選手
個人的には落ち込んでしまって立ち直れないようなメンタル状態でしたが周りの14人が引っ張てくれてその結果でスコアすることができました。
・最後のトライの心境は?
サインに関しては一人外側の選手にボールを預ける予定だったのですが、関学さんのモールへのプレッシャーが強く、僕にボールが回ってきたところでギャップができたので仕掛けることができました。
・前節と比べて今日のキックの出来栄えは?(池澤選手へ)
池澤選手
前節はスクリューキックを主体にしたのですが、うまくミートできず飛距離が伸びませんでしたので、今日は普通のキックにスクリューキックを織り交ぜることでうまくエリアをとることができたと思います。
11月13日(日) 関西学院大学 vs 立命館大学
マッチレポート
大学選手権出場に向けて非常に重要なゲーム、シーズン5節目に入りお互いに強み弱みを熟知しているであろう両チームがどのような戦いをするのか、スクラムでプレッシャーをかけてBKを走らせたい関西学院大学、キックでエリアをとり相手陣でモールで勝負したい立命館大学の一戦は立命大のキックオフで始まる。

開始早々の4分に立命大が相手ゴール前ラインアウトからモールを組んで押し込むが関学大が懸命に踏ん張り押させない、そこで立命大はすかさず左へ展開しラックを形成し素早く巡目にボールを動かして13番江川剛人が左隅にトライし5点先取する、ゲームの入りは立命大のペースであったが、9分に関学大はゴール前スクラムからプレッシャーをかけ相手ペナルティを誘い、10番泉谷尚輝がPGを決め3-5と点差を詰める、その後は雨天ということもありキックでアリアを取り合う展開となったが互いに攻めきれない中、25分に立命大11番御池蓮二がモールを起点とした攻撃で関学大のデフェンスの手薄になった左隅に飛び込みトライ3-10と差を広げる、しかしロスタイムに入った42分にスクラムから展開11番加藤匠朗が左隅にトライ、10番泉谷のゴールもきまり10-10として前半を終える。

後半に入り6分に今度は関学大が先制トライをあげる、立命大のお株を奪うようなゴール前ラインアウトから2番平生翔大が押し込んだもので17-10と初めてリードする、その後、関学大は31分に20番國本周亮が中央へトライ、ロスタイムの46分に10番泉谷がダメ押しのトライをあげ、みずからゴールも決め31-10で立命大をノートライに抑えて勝利、大学選手権出場へ大きく前進した。
POMはキックでの貢献と最後のダメ押しのトライをあげた関学大10番泉谷尚輝が選ばれた。
後半に入り立命大はキックでの攻防で優位に立ち、30分まではほとんど関学大陣でゲームを進めるも、関学大の粘り強いデフェンスと自らのミスで攻めきれなかったのが悔やまれる、一方の関学大は予想通りスクラムでプレッシャーをかけてチャンスを作り、ミスなく取り切ったところが勝負を分けたといえる。
会見レポート
立命館大学
鬼束 竜太ヘッドコーチ
今日の試合は両チームにとって非常に重要な試合であることは、お互いに意識していたこだと思います。難しい雨のコンディションでの試合の中で、プランどおりに上手くできたこと、また上手くできなかったことがありますが、最後の部分でしっかりと仕留めきることができなかったことが関西学院さんとの差になり、今日の結果になったのではないかと考えています。あと2試合ありますので、今日の反省を活かして、次戦に向けて取り組んでいきたいと思います。
中川 魁キャプテン
今日のゲームはしっかり勝ち切ろうと話し合って臨んだ試合でしたが、フォワードがしっかり取りきれなかった場面が多く、負けてしまったことが今日の敗因の一つだと感じています。
ー前半のフォワードはいい感じだったと思いますが、後半、上手くいかなかった原因はどんな部分だと考えていますか。
中川キャプテン
最初は自分たちのペースで進められているシーンも多かったのですが、後半は最初に相手にモールで得点と取られ、チーム全体として焦りが出てしまったと思います。ゴール前に迫った場面で何度もミスが出て、更に焦りが出て、自分たちのプレーができなかったように感じています。
関西学院大学
小樋山 樹監督
今日の試合はチャレンジする気持ちで試合に臨みました。雨の天候の中、前半はペナルティが多くなってしまい、しんどい展開になってしまいました。後半はなんとか勝ちきれることができてよかったと思います。
坂原 春光キャプテン
今日の試合は、自分たちの強みであるディフェンスとチャレンジ精神をもって試合に挑みました。前半は相手のプレッシャーを受けて、苦しい時間帯が続きましたが、後半は自分たちの強みに立ち返って、勝ちきることができました。
泉谷 尚輝選手
今日の試合は、前半はキッキングで上手くエリアとることができませんでしたが、後半は切り替えてその部分を上手く修正して、相手陣内で戦えたことがよかったと感じています。
ー前半はフォワードがプレッシャー受ける場面多かったですが、後半はどのような部分を話し合って修正したのでしょうか。
坂原キャプテン
ハーフタイムに自分たちの規律を守って、自分たちで防げるペナルティは無くしていこうと話し合いました。後半は声がけをしっかりとできたことが、よい結果のゲームに繋がったと思います。
ー前半、上手くエリアがとれなかった原因はどこにあったと思われますか。
泉谷選手
前半は相手のキッキングが上手く、難しいポジションにボールを落とされたりと、なかなか有利にエリアを取ることができませんでした。後半はその部分を修正して、ノーバウンドでボールを取って、エリアを進めていこうと考えていました。
ー泉谷選手のキック力が大きな得点源だと思うのですが、どのような評価をされていますか。
小樋山監督
泉谷選手は左足のロングキックが最大の武器で、それを今シーズン上手く発揮してくれていると感じています。前半はミスなどもあって上手くいきませんでしたが、後半はしっかり修正してくれたので、よかったと思います。
11月13日(日) 関西大学 vs 摂南大学
マッチレポート
第5節3試合目、ここから前年度下位校での対戦になる2校。ここまで4連敗の関西大学と摂南大学の対戦、両校とも何とか初白星を得たい。
雨脚の強い中、関大のキックオフで始まる。
開始4分、最初の得点機会は関大に。相手のノットローラウエイの反則で得たPGを(約40Mの難しい場所から)SO⑩池澤佑尽がきっちり決めて先制。(3-0)
摂南大は直ぐに返す。7分、ゴール前5Mのラインアウトが少し乱れた。これが功を奏し、そこから抜け出したFL⑦森山迅都が左隅へ飛び込み逆転トライ。(3-5)
ここから、両チームとも攻めるが、雨の影響でのハンドリングミスもあり、得点に繋がらない。
33分は摂南大、先ほどのゴール前ラインアウトと全く同じ位置、今度はモールをきっちり組み、押し切る。HO②高木崇太郎がトライ、リードを広げる。(3-10)
38分、今度は関大。ゴール前でのラインアウトのチャンスからモールを押し込むが押し切れず、左右に散らす。最後はFL⑥奥平一磨呂が左隅にトライ、僅差で前半を終える。(8-10)

12分間のハーフタイムを挟み、後半がスタート。開始よりも雨音が聞こえるほど雨が強く降っている。
後半の立ち上がり、集中してどちらもこのゲームの主導権を握りたい。
早々3分、摂南大の方に得点機会が来た。これもゴール前ラインアウトからモールを形成、今回は押し込めないのではと思ったが、モールが千切れ、前の集団が前進、②高木が左隅に抑える。難しい位置からのゴールをSO⑩大津直人が決めて(9点差に)リードを広げる。(8-17)
しかし、10分、関大は⑩池澤がPGを成功をさせ、6点差(1トライ・1ゴールで逆転)と迫る。(11-17)
25分、逆転へ絵に描いたように関大、アドパンテージの(相手のノットローラウエイの反則からの)最中、⑩池澤が相手ライン裏へ絶妙のショートパントを、CTB⑬澤口飛翔がナイスキャッチ、そのままゴールラインを駆け抜け(ゴール成功)逆転に成功。(18-17)
このまま逃げ切りたい関大だが、まだまだ時間は十分にある。
摂南大は落ち着いていた。30分、敵陣10M付近でのスクラムを真っ直ぐ押し、ヘッドアップの反則のアドバンテージを貰うと右へ展開、CTB⑫嶋本大賀がゲイン、CTB⑬アミニアシ・ショーへパス、そのまま右中間を走り抜けトライ(ゴール成功)し、すぐに逆転に成功。(18-24)
終盤の10分間、関大もゴールラインに迫るが、摂南大は6点差を守り切り嬉しい初白星。この試合、セットプレーの差が勝敗を分けたかたちとなった。

POMには、セットプレーの要としてチームをリードしたHO②高木崇太郎が選出された。
会見レポート
関西大学
森 拓郎監督
今日は雨のゲームということもあり、ディフェンスにフォーカスして準備をしてきました。体を張ったディフェンスは機能していたと思いますが、セットプレーの場面で課題が残ったゲームだったと思います。ただ、出場した選手たちは、準備してきたことをしっかりと出してくれたので、次につなげていきたいと考えています。
池原 自恩キャプテン
前回の試合から約3週間の期間、自分たちの強みであるディフェンスにフォーカスして練習をしてきました。前半は粘り強いディフェンスができていましたが、その中で何度かペナルティをとられてしまい、自陣内でプレーする時間が長くなりました。後半も相手の陣内でのプレーを長くしていこうと臨みましたが、セットプレーの不安定さが出てしまい、ゲームプラン通りいきませんでした。ただ、体を張ったプレーもできていましたし、悪いところばかりではなかったので、次戦に繋げていきたいと思います。
ー今日の試合前のゲームプランを教えてください。また、今日の試合で勝ちきれなかった要因はどの部分にあったとお考えでしょうか。そして、来週の関関戦に向けての意気込みを聞かせてください。
池原キャプテン
摂南大学戦ということで、キックでエリアをとって相手陣内でプレーしようと話し合っていました。雨ということもあり、お互いにキックを多用したゲームになったのですが、相手陣内でプレーする時間が短くなってしまい、ゲームプランどおりにはいきませんでした。勝ちきれなかった要因としては、ゴール前のペナルティであったり、ラインアウトの精度であったりと、小さなミスだと思うのですが、ここぞという時にプレッシャーに負けてミスが多かったことが要因だと考えています。今日の悔しさを来週の試合にぶつけて、勝ち切りたいと思います。
摂南大学
瀬川 智広監督
今日の試合は両チームともに大事な一戦だったと思います。雨のコンディションで思い通りにいかない場面もありましたが、勝つことができたことに嬉しく思います。今日の勝利をきっかけに、来週の立命館大学戦もいい試合ができるようにしっかりと準備をしていきたいと考えています。
藤谷 龍哉キャプテン
まずは勝てたことがよかったです。チーム一丸となってサポートをしてくれたことがこの勝利に繋がったと思います。ゲームの内容としては、フォワードで前に出れたことが勝ちに繋がったと感じています。バックスはなかなかいいプレーができなかったので、次戦に向けてしっかりと修正していきたいと考えています。
ー僅差で前半を折り返しましたが、後半に向けて修正したことがあれば教えてください。
瀬川監督
後半も戦い方を変えるということはしませんでした。ただ、キックの処理の部分で意思の疎通ができていないような場面が見受けられたので、基本に立ち返ってシンプルなプレーを選択しようと話しをしました。
ー今期はスクラムで優勢にたつシーンが見受けられますが、昨シーズンから変わったことはどんな部分なのか教えてください。
瀬川監督
スクラムは急には強くはならないので、コツコツとやってきたことが、今シーズンになって、ようやく結果として出てきているのではないかと感じています。昨シーズンから取り組んできたことが、今シーズンから永山コーチが加わり、スクラムに必要なトレーニングを地道にやってきて、少しずつ結果になっているのではないかと考えています。
11月6日(日) 京都産業大学 vs 同志社大学
マッチレポート
第5節を迎え昨年の下位相手と対戦が終わり圧倒的な強さを見せる4連勝の京都産業大学と、昨年の下位相手に2勝2敗と苦しい同志社大学との一戦。京産大はこの試合でも力を見せつけたい。一方、同大は大学選手権を見据えても絶対に負けられない。
京産大のキックオフでスタート。
開始早々3分、いきなり京産大SO⑩西仲隼が自陣22M内からスピードとステップで5~6人を交わしインゴールまで駆け抜け中央へトライ。自らゴールも決め先制。(7-0)
同大としてはあっけなく先制点を与えてしまい、この後もこうした展開が続くのかと危惧されたが、暫らく膠着状態が続く。
1本返したい同大だったが、21分、次も京産大。ゴール前のラインアウトモールからLO⑤アサエリ・ラウシーが飛び出し、最後はFL⑥福西隼杜がゴールラインを超える。(12-0)
このまま引き離されたくない同大。32分、今度は同大の番だった。ゴール前スクラムからNO8⑧林慶音が持ち出し、ラックを2つ、最後は㏚①山本敦輝がトレイ。ゴールはSO⑩大島泰真が決める。(12-7)
36分、今度は京産大、ゴール前ラインアウトからモールを押し込み⑤ラウシーが押さえる(ゴール成功)。(19-7)
続く39分にも、京産大CTB㉒藤本凌聖がラインアウトのミスボールを上手くキャッチ、そのまま走り込んでトライ。点差を広げて前半を終える。(24-7)
ハーフタイムを挟み後半開始。
早々1分、後半から入替で入ったCTB㉒市川亮太が相手ライン裏へパント上げ自らキャッチ、そのままゴールラインを駆け抜けトライ(ゴール成功)。(24-14)
続く12分も同大、ゴール前ラックから走り込んできた⑩大島にパスアウト、そのまま走り込みトライ、点差を詰める。(24-19)
また、31分も同大。ゴール前までミスなく運んだボールを左へ展開。大外のFB⑮大森広太郎までフラットにパスを回し、インゴール左サイドから中央へ回り込んで何と逆転のトライ。ゴールはSH㉑藤田海元が決めてゲームをひっくり返す。
残り約10分、同大がこのまま逃げ切れるか、京産大が逆転をするかの攻防。
34分、京産大にチャンスが訪れる。敵陣22M付近でラインアウト。本日何度もミスをしたラインアウトだが、マイボールキャッチ。モールを形成しゴール前までBKも入り必死に足をかく。最後はインパクトプレーヤーとして投入されたNO8⑳ヴェア・タモエフォラウが飛び込みゴールラインを割る(ゴール成功)、逆転。(31-26)
そのまま京産大が逃げ切りゲームセット。
同大は、最後まで競い意地を見せてくれた。京産大は、次節、同じく全勝の天理大との大一番を迎える。勝って反省もでき、課題を修正して臨むであろう。
POMには、最後の逆転トライを奪った⑳タモエフォラウが選ばれた。
会見レポート
同志社大学
宮本啓希 監督
先週の難しい負けからマインド的にも準備に難しい面がありましたが、(今日の試合にむけて)「必ず勝つ」としっかりと切り替えができ、今シーズンのスローガンである「MOVE]を体現してくれました。準備してきた事も素晴らしい集中力ですべてできました。しかしその中で、京都産業大学の局面での集中力や一瞬一瞬の強さが、最終的な点差になったと思います。勝ち切れなかったのは私の責任です。学生たちは素晴らしかった。また次に向けて前に進んでいきます。
梁本旺義 キャプテン(以下CP)
(先週の結果から)メンタルの面で難しかったのですが、切り替えて京産大に絶対に勝つというマインドで臨んだ1週間でした。結果は負けてしまいましたが、グランドに立った15人の態度が非常に素晴らしく、めちゃめちゃ良い姿が見れて嬉しかったです。
大森広太郎 選手(15番FB)
先週のゲームはショックな形になってしまい、週初めの練習は雰囲気が暗かったのですが、下を向いている暇はないので、4回生が中心になって選手1人1人が準備して迎えた試合でした。
(同志社の)FWは劣勢なところもあったのですが、小さいながらもよく動いてくれていました。BKも準備してきた事ができたのですが、最後の最後、フィジカルの部分で京産大にやられたという結果になりました。
Q.この1週間(京産大戦にむけて)どのような準備をしてきたか
宮本監督
プレーに部分は今日の試合を御覧になっていただいたので判っていただいたと思います。マインドの部分で、4回生が先頭に立って、京産大にどうやって勝つんだと準備が出来た事が今日のゲームの内容につながりました。昨日のコルツ戦も4回生が体を張ってゲームをしてくれていました。本当に4回生の力がこの1週間を作ってくれたと思います。
Q.残り2戦どのように戦って行きたいですか
梁本CP
2試合、絶対に負けるわけにはいきません。春からやって来た同志社ラグビーをしっかり出して勝ちたいと思います。
Q.今日の試合がターニングポイントになりますか
宮本監督
今までの試合でもターニングポイントになるかな、という試合はあったのですが、今日は、選手自ら動いてボールを動かして、スペースに果敢にアタックしていました。それが次の2戦にむけて、梁本組の大きな意味のある試合だったと思います。
京都産業大学
廣瀬佳司 監督
伝統ある同志社大学との対戦という事で、チャレンジ精神でしっかりと準備してきました。対策通りに選手は戦ってくれてしっかり勝ち切ってくれたことは良かったと思います。31分に逆転された時は少し負けを覚悟しましたが、そこからしっかりアグレッシブに戦ってくれたところは、次の試合に向かっていけるなと思いました。
福西隼杜 キャプテン
同志社大学のディフェンスの圧力を受けてしまって、ゴール前で取り切らなければいけないところで取り切る事ができませんでした。ラインアウト等反省すべき点は多いのですが、このような競った試合でしっかり勝ち切れた事はチームとして大きいと思います。これを糧にして、2週間後の天理大学戦に臨みたいと思います。
ヴエア・タモエファラウ 選手 (20番No.8 POM)
自分達のプレーはなかなか出来なかったですが、勝負は最後の80分までわからないから、苦しいときは自分達をどれだけ信じるかが大事だと思います。それが結果になりました。次に天理戦までしっかりと準備します。
Q.ラインアウトの課題を具体的に
福西CP
MOVEのスピードの遅さで絡まれてしまうとか、細かなスキルの部分が課題かなと思います。
Q.次節(天理大学)にむけて課題は
廣瀬監督
天理大のこれまでの戦いを見ていると、次節が大一番になると思います。(京産大としては)セットプレーでプレッシャーを掛けていきたいと思います。セットプレーでボールが取れないとなかなか京産のリズムになれないので、(今シーズン)ずっと課題なのですが、セットプレーをもう一度見直したいと思います。アタック、ディフェンスはともに仕上がってきていると思いますし、好調をキープしていると思いますので、この勢いを切らさないようにしっかりと準備して、天理戦に臨みたいと思います。
Q.連覇への自信は
福西CP
1試合1試合成長出来ているので、自信はあります。特に、ディフェンスの部分で前に出れて、そこからカウンターでいけているので、その点は自信あります。