Kansai Rugby
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11月2日(日) 京都産業大学 vs 近畿大学

 

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節の前半2試合はくもり時々晴れ、無風の宝が池公園球技場でいよいよ優勝を目指す上位4校が対戦。

1試合、京都産業大学(以下、京産大)VS近畿大学(以下、近畿大)。

京産大は開幕から4連勝、勝点20を獲得。ここまで危なげない戦いで連勝し、フィジカルに拘るラグビーで王座奪回へ邁進したい。
近畿大は22敗、勝点9を獲得。FWBKが一体となった戦いが整いつつあり、何としても一泡吹かせたい。

京産大SO吉本大悟のキックで試合開始。

最初にチャンスを掴んだのは京産大、6分にゴール前23m左ラインアウトからスロワーHO福留斗生からFL伊藤森心キャプテンがキャッチしモールを形成。サイドを攻め最後はLO石川東樹が左中間に先制トライ。GKSH髙木城治が成功し、70

10分、京産大がペナルティからSO吉本がタッチに蹴り出し、ゴール前10m右ラインアウト。スロワーFL平野龍から途中出場のHOシオネ・マヘがキャッチしサイドを攻めSH髙木のパスを受けたFL平野が回転しながら右中間にトライ。GKSH髙木が成功し、140

攻撃の手を緩めない京産大は19分、自陣5mから攻めパスを繋ぎ最後はWTB小林修市が右隅にトライ。GK不成功で、190

京産大の波状攻撃に耐えた近畿大は30分、ゴール前6m京産大のラインアウトボールをNO.8小西泰誠が奪い左に展開し、SH渡邊晴斗CTB中村優太からパスを受けたCTB井上晴嵐がゴールポスト下にトライ。GKCTB中村が成功し、197

39分、今度は京産大が自陣中央スクラムからフェーズを重ね、SH髙木からパスを受けたSO吉本のキックパスを受けたWTB小林が右中間にトライ。GKSH髙木が成功し、267

ロスタイムには近畿大が敵陣まで攻めるがノックフォワードで前半が終了。

近畿大CTB中村のキックで後半開始。
後半攻撃のリズムを掴んだ近畿大は7分、京産大ラインアウトのミスからチャンスを掴み自陣から攻め、FB太田啓嵩が突破しキックしたボールを押さえたWTB松本睦生が右中間にトライ。GK不成功で、2612

15分、近畿大がゴール前15m右ラインアウトから左に展開し最後はWTB吉田幹太が左中間にトライ。GKも今節から復帰したCTB西柊太郎が成功し、2619

23分、再び近畿大が自陣から攻め、PR弓部智希からパスを受けたLO中田悠生キャプテンが左中間にトライ。GKCTB西が成功し同点、2626

同点に追いつかれた京産大は29分、ペナルティからSO吉本がタッチに蹴り出し20m左ラインアウト。FL平野からLO石川がキャッチしモールで押し込み、最後はLO石橋チューカが抜け出し左中間にトライ。GKSH髙木が成功し、3326

36分、近畿大の攻めをFB宮里快一がスチールを決めチームの危機を救い、SO吉本がタッチに蹴り出す。その後、中央右ラインアウトからモールで攻め、フェーズを重ね最後は途中出場のWTB太田陸斗がゴールポスト左にトライ。GKSH髙木が成功し、4026

ロスタイムに入りどちらもトライを奪いたい。近畿大はトライを決めて7点差のポイントを、京産大も3トライ差にしてボーナスポイントが欲しい。

近畿大が自陣22ml付近の右ラインアウトから攻めるが、京産大はSO吉本の好タックルでチャンスを掴み、FL伊藤のキックがトライゾーンで止まりCTB吉岡佑真が押さえてトライ。GKSH髙木が成功しノーサイド、4726

京産大が4726で勝利。ボーナスポイントを含む勝点5を獲得し、全国大学選手権への出場も決めた。

POMにはディフェンスにアタックからトライと活躍したLO石橋チューカ選手が選ばれた。

会見レポート

近畿大学

神本健司 監督
前半の入りで何とか先制したいところでしたが、自分たちのミスから自陣に入られ簡単に失点をしてしまう。その後も続けて2本(合計3本)取られたというゲームの序盤としては望んでない形でした。後半は強化してきたスクラムでプレッシャーを与えることができていたので、その強みも生かしつつ何とか離されないようにと申し合わせ、幸い良い流れに行ったのですが、やはりうちの力の無さと京都産業大学さんの粘り強さで最後は離されてしまいました。ただ、選手たちは良くやってくれました。僕自身の力の足りなさで申し訳ない気持ちで一杯なのが現状(の気持ち)です。残り2戦、(近畿大学の力を存分に発揮して)4年生には勝たせて、最後良い形で学生のラグビーを終えさせたいと思っています。

中田悠生 キャプテン
前半、3本のトライを簡単に取られたというのが響いたと感じています。前半からFWは(勝ったり負けたりですが)良い勝負ができていたので、後半、セットプレーで優位になって、そこから乗っていきたかったのですが、京都産業大学さんの80分間の集中力やタフが上回っていたのかなと思っています。

Q.後半は流れを引き寄せることができた。ハーフタイムの指示は?
神本監督
まだ、ゲーム自体は死んでいない(7対26)ので、まずは(後半)先制するということ。もう一つはセットプレー(スクラムでペナルティをとれたていた)。一つ一つのプレーで返していくしか相手には勝てないということを申し合わせました。その結果、キャプテンを中心にあのような流れになったのかなと思っています。

京都産業大学

廣瀬佳司 監督
今週から(前年度の)上位チームと当たるということで、しっかり準備して臨みました。伊藤(キャプテン)中心に集中力を持ってゲームに臨んでくれたと思っています。近大は実力のあるチームなので最後までもつれるゲームになるだろうと覚悟はしていまして、後半20分過ぎに同点(26対26)になりやはりと思いましたが、チームがまとまってスコアしてくれてすごく良い試合をしてくれたと思っています。次節、また強いチームと当たりますのでしっかり準備して臨みたいと思っています。

伊藤森心 キャプテン
前節の同志社戦の(前半10分で2トライされた)反省から、(中1週間という難しいコンディションではあったが)前半絶対に集中して自分たちのフィジカルバトルに拘ろうと話をしていて、前半はすごく良い入りができた。ただ、後半開始20分のところで近畿大学さんの(意地というか僕たちの試合にかけてくる)プレッシャーを受けて一時同点になったが、そこで落ちることなく(僕であったり吉本であったりとそういう)プレイヤーがしっかりしゃべってくれて、(一つにもう一度まとまって)近畿大学さんを圧倒しにいこうという姿勢を最後の後半20分に見せられた。それがスコアに反映されて勝ち切れたことは良かったと思います。ただ、その部分(後半最初の20分)を修正していかないと、関学、天理は凄いタフな相手だと思うので、関西優勝のためにもう一度レベルアップしていきたいです。

Q.レベルアップの方法は?
伊藤キャプテン
上位チームと当たるということでよりタフな試合になることは分かっていたので、前半入りの部分は素直に評価したらいいと思っています。ただ、関学、天理との試合をものにするためには、後半入りの20分、自分たちの時間を多くとるというのが80分の中でテーマだと思うのでそこをもう一度修正して臨みたいと思います。 前半はアタックでもデフェンスでも相手より低く早く走るということが徹底できていたと思うのですが、後半の入りは、(中1週間で疲れなのか?気の緩みなのか?まだ整理できていないが)少し足が止まってしまったのかなというのが印象にあります。ここ(後半最初20分間)を拘って自分たちのもの(時間)にできれば、もっと試合展開は楽にできる。先にハードワークして相手を疲れさせるというのが京産大のテーマでもあると思うので、走るということ、そこは意識したいです。

10月26日(日) 同志社大学 vs 京都産業大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学Aリークの第4節最終戦は、1勝2敗勝点4の同志社大学(同志社)と、3勝0敗勝点15の京都産業大学(京産大)の対戦。先の試合で関学が勝点5を獲得したため、大学選手権出場の為には勝利したい同志社。一方、勝点20の天理には並んでおきたい京産大の伝統の一戦は、雨模様の鶴見緑地球技場で行われた。

14時、京産大10番SO吉本大悟のキックで試合開始。
先にボールを保持して同志社陣内に攻め込んだのは京産大だったが、同志社が最初のアタックで先制する。京産大のミスから出来た自陣左中間10m L付近のラックから右のスペースに大きくキックを蹴り込み、15番FB岩本総司が京産大BKを抜き去り、右中間にボールを押さえ込みトライ、10番キャプテンSO大島泰真のゴールも決まり7−0とする。(3分)
追加点も再び同志社。9分、敵陣深く入った左ラインアウト(LO)から右サイドでラック。9番SH田中心温が逆サイドの5番LO林慶音へ、がそのままトライを奪い(10番大島G成功)14−0とする。

ミスが多くなかなかペースを掴めない京産大であったが、中盤に入るとようやく本来のアタックを見せ始める。17分、同志社陣トライゾーンまで5mのLOでモールを組んでそのまま6番FL平野龍が左隅に抑え込む。9番SH高木城治が難しいゴールを決めて14−7となる。
さらに19分、同志社陣内でフレーズを重ね中央22m L付近のラックから右に展開、13番CTBナブラギ・エロニがラインブレークして5番LO石川東樹へつなぎ石川が右中間にトライ。ゴールも9番高木が成功させて14−14の同点に追いつく。次の追加点も京産大。
28分、同志社陣トライゾーン直前の右隅のスクラムからまず13番ナブラギでゲインラインを突破してラック、9番高木が左に素早く捌き10番吉本から内に切れ込んで来た15番宮里快一へ、宮里が中央にトライして(9番高木G成功)、ここで京産大がリードを奪う。
前半終了直前、京産大のミスから京産大トライゾーン近くのスクラムを得た同志社は、8番No.8西本龍太がサイドアタックをするが、京産大9番高木がタックルで防ぎ、同志社トライならず、14−21と京産大のリードで前半が終了する。

後半、同志社10番大島のキックでリスタート。序盤は中央付近での攻防が続いたが、後半最初の得点を挙げたのは同志社。左LOから右に展開して、12番CTB立川和樹が縦に突っ込んでラック、逆の左にパスをつなぎ、11番WTBファイアガラ義信ダビデが5人を交わして左隅にトライ、Gは不成功も19−21と2点差に詰め寄る。(8分) 
ここから京産大が同志社陣内で試合を進めるがミスがあって得点に繋がらない。すると20分、同志社陣内深くでアタックする京産大がノックフォワードのミス、そのボールが同志社にすっぽり入り、14番WTB上嶋友也が京産大陣深くにキック、先制点同様に15番岩本が快走してトライゾーンで抑えこむ。10番大島のゴールも決まり26−21と逆転する。(15分) 
しかし、京産大は直ぐに再逆転する。15番宮里23番太田陸斗で大きくゲイン、同志社陣内に入って左のラックから右にワイドに振っていき、14番WTB小林修市が右隅にトライ。Gも決まり26−28とする。(20分) 
残り20分、試合の趨勢を決めるであろう次の得点は京産大。同志社トライライン直前に迫り、密集サイドをつく事10回、最後は8番No .8シオネ・ポルテレがダイビングトライ(G成功)して26−35と9点差にする。(27分) 
さらに33分、左LO、7番キャプテン伊藤森心がキャッチしてモールを押し込み19番シオネ・マヘが左隅に抑え込み追加点を挙げる。(G成功、26−42) 
19番マヘはロスタイム41分にもラックサイドを突いてトライ(G成功)し、26−49で試合終了。京産大は前節に引き続いて終了直前の得点で勝点5を獲得した。

敗れたとはいえ、後半20分までは互角の戦い、最後に力尽きたが、伝統の一戦にふさわしい戦いをしてくれた同志社。残り3戦、同志社ラグビーを見せてくれる事に期待したい。一方、ロスタイムに勝点5を挙げるしたたかさは流石の京産大だが、ラインアウトをはじめミスがまだ多いところがある点は次節修正してくれるであろう。

POMは1トライ、要所でゲインを重ねた京産大15番宮里快一が選ばれた。

 

会見レポート

同志社大学

永山宜泉 監督
雨の中(のゲーム)、準備してきた攻撃が通用した部分もありましたが、最後の30分はラグビーに向き合った時間が京産大さんの方が少し上だったということ。私たちも一生懸命にやったのですが、今後の課題として取り組みたいと思います。

大島泰真 キャプテン
一生懸命にやったのですが、届かなかった。それ以外、あまりないです。

・ラグビーに向き合った時間とは?
永山監督
今年の4年生たちは必死にラグビーに向き合ったと思うのですが、京産大の4年間には少し追いつかなかったかなと。そこの部分が最後の30分間に出たかなということは反省してます。

大島キャプテン
われわれは最後の30分で仕留めるというのが毎試合の戦い方なのですが、京産大が4年間積み上げてきたフィジカルをボディブローのようにずっと打たれ続けて、われわれの本番であるラスト20分、30分のところでギアを上げれなかった。(これは)積み上げの差かなと思います。

・今日のゲームプランは?
永山監督
京産大さんには強いフォワードと強いランナーが沢山いる中で、逃げずに真正面からフィジカルバトルに向き合おうと、あとはキック(ハイボールなど)で攻めていこうということ。そこは上手くいっていたが、最終的にはフィジカルの部分で少し劣勢になってしまったかなと思います。

 

 

京都産業大学

廣瀬佳司 監督
同志社大学にプレッシャーをかけられて、思うようなラグビーができませんでした。前半、(最初に)二つトライをとられ、追う展開になってしまったところが非常に苦しかったですが、最後はしっかりとボーナス点まで取って勝ちきってくれました。本当によくやってくれたと思っています。次節から上位チームと当たっていきますので、しっかりと修正して臨んでいきたいと思っています。

伊藤森心 キャプテン
前半二つ(自分たちのミスから最初に)スコアされ、後半も自分たちのミスから同志社大学さんに少ないフェーズで(トライを)とられた。こういうミスを修正しようとずっと言っているのですが、まだ修正しきれていないところが現在のチームの弱いところ。ここを本当に修正しないと勝てないと思うので、ここをチーム(キャプテン)として重く受け止めて修正したいと思います。

・具体的な修正点は?
伊藤キャプテン
試合前から、同志社さんはフォワードのところでプレッシャーをかけてくることは分かっていた。(そこを避けるというか)外に展開するという気持ちが強すぎて、私たちの本来の強みであるフィジカルバトルが少しおろそかになってしまった。先にフィジカルにこだわってから、外にできたスペースに振っていくというのが(ラグビーの定石)京産大のプレースタイルなので、そこがチームの中で統一し切れなかったというのが、ミスが多くなった要因だと思います。

10月26日(日) 関西大学 vs 関西学院大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第4節の後半2試合はくもり一時雨、無風の鶴見緑地球技場で開催。
1試合は関西大学(以下、関西大)VS関西学院大学(以下、関学大)が対戦。 関西大は12敗、勝点4を獲得。前節では強化したFWが機能し勝利した。集中力を持続し連勝を目指す。

関学大は開幕から3連勝、勝点14を獲得。ディフェンス、ブレイクダウンを重点に取り組みチャレンジャーとして勝点を上積みしたい。

関西大FB堂免遙生のキックで試合開始。

序盤からキックの応酬で試合は進行し互いにゴール前まで攻め込むが得点が奪えない時間帯が続いたが、17分関学大がオフサイドのペナルティからSO新井竜之介がタッチに蹴り出し、ゴール前5m右ラインアウト。スロワーHO田中健太からLO中村翔太がキャッチ、PR中田偲響キャプテンが中心にモールを形成し最後はHO田中が右中間に先制トライ、GKSO新井が成功、07

お互いにデフェンスが素晴らしく攻防が続く。

39分、関学大がペナルティからショットを選択しゴール前22m中央からSO新井PGを成功、010

ロスタイムに入り、漸くチャンス掴んだ関西大は44分、ペナルティからショットを選択しゴール前7m中央からSO﨑田士人PGを成功、310

追い上げて前半が終了。

関学大SO新井のキックで後半開始。

後半最初にチャンスを掴んだのは関西大。5分、オフサイドのペナルティからFB堂免がタッチに蹴り出しゴール前5m左ラインアウト、HO清水開輝からLO中村豪がキャッチ、FL奥平一麿呂キャプテンを中心に自信のあるモールを形成し、最後はHO清水が左中間にトライ。GK不成功、810

躍動感がでてきた関学大は12分、自陣12m右中間スクラムから左に展開。CTB中俊一朗が中央を突破し、SH松田詩悠のロングパスを受けたSO新井が左隅に飛び込みトライ。GKSO新井が難しい角度のキックを成功し、817

13分、関学大は自陣から攻めCTB下元大誠のロングパスを受けたWTB武藤航生が個人技でキックしバウンドしたボールをキャッチ、そのまま左中間にトライ。GKSO新井が成功、824

22分にも関学大が中央スクラムから右に展開、途中出場SH柴崎允希からSO新井FB的場天飛に渡り最後はフォローしていたSH柴崎がタッチライン際を走り切り右隅にトライ。GK不成功、829

3トライ差をつけてボーナスポイントを確保した関学大は34分にもゴール前10m右中間スクラムから、SH柴崎からパスを受けた途中出場FL立巳竜の介がディフェンスを突破しゴールポスト左にトライ。GKSO新井が成功、836

自分達のラグビーを継続したい関西大だったが、最後は関学大がタッチに蹴り出しノーサイド。関学大が368で勝利。勝点5を獲得した。

POMにはラインブレイクで勝利にも貢献した関学大CTB中俊一朗選手が選ばれた。

 

会見レポート

関西大学

佐藤貴志 監督
関西大学としては、関関戦として伝統ある一戦は連敗が続いていましたので、流れを変えたい気持ちで準備してきました。そういった意味では前半しっかり戦えていた部分はあったと思いますが、スクラムを中心にセットプレーが上手くいかないところがあったり、自分たちの波に乗れないことと、相手の素晴らしいバックスを走らせてしまったというあたりが敗因だと思います。
学生たちにも伝えましたが、上手くいっている部分は多々あったので、自信を持ってやってほしいです。ただ、改善しなければならない部分もチームや個人としてあるので、次節に向けていきたいと思います。

奥平一麿呂 キャプテン
自分たちがやるべきことや、やりたかったことが相手の良いプレッシャーの中で出しきれなかったことがフィジカル面も含めて、今回の敗因だと思います。

Q.前半、相手が1トライのみと善戦だったと思いますが、その要因は?
奥平キャプテン

前半うまくいったところは、つながり続けるディフェンスは15人がよくできていたと思います。その中で、規律の部分だったり、セットプレーの部分だったりが良いところが出なかったところもありますが、ディフェンスはよくできていたと思います。

Q.後半は足が止まっていたのでは?
奥平キャプテン

足が止まったというか、もちろんそれもありますが、相手のほうが視野やバックスペースの使い方が上回っていたと思います。

Q.いい試合が続いていますが、最後勝ちきれないところはチームとして今大事にしているところは?
佐藤監督
学生とよく話すのは、自分たちのスタイルがあるので、そのスタイルで良いのかどうか立ち返るようにしています。
ゲームの中でアンストラクチャーの中でコミュニケーション取れているのかどうかなど、常に学生と修正していけたらと思います。

 

 

関西学院大学

小樋山樹 監督
本日はありがとうございました。
本日の試合は関関戦ということと、関西大学さんは前節近畿大学さんに勝利して、3週間空いていたところもあって、ここは本当に勝負だな、負けたら終わりだなと危機感をもって挑みました。これまで準備してきたことを学生たちが出し切ってくれて良かったなと思っています。
ありがとうございました。

中田偲響 キャプテン
関西大学さんは前節近畿大学さんに勝利して3週間準備してきている、というところで、自分たちがこの試合にかける気持ちが大きいほうが勝利につながると思ったし、一戦一戦フォーカスすることでいい準備ができたのかなと思います。

Q.小林選手の状態と、後半、攻められながらも最後は突き放すという結果の勝因は?
小樋山監督
小林に関しては、今回はケガの離脱で、次節に間に合えばいいなというところです。
後半突き放したところで言えることは、4年生であったり、リーダーがリーグ戦で経験を積み、やるべきことをしっかりやって、チームとしてまとめてくれました。そしてこの試合に向けて準備してきたことを最後までやりきってくれたと思います。
どっちに転んでもおかしくない状況は多々ありましたが、こちらに流れを持ってこれたことは一つ成長なのかなと思います。

Q.関大戦に向けて注力して取り組んできたことと、最後まで主導権を渡さずに勝ち切った要因は?
中田キャプテン
関大さんはブレイクダウンに誇りを持っているチームだと思います。そのブレイクダウンで一歩でも引いたら負けだと思ったので、そこはかなりフォーカスして練習してきました。
後半突き放した要因は、前半より一人ひとりがやるべきことを的確に遂行した結果だと思います。

Q.前半1トライに留まってしまった理由はどういうところにあると考えますか?
中田キャプテン
前半最後のブレイクダウン周辺での関学側のペナルティが多かったし、前半はゲームが動かないと思っていましたので、想定内ではありました。
チームに焦りはありませんでした。
試合の流れや関学の特徴でもあるが、硬いところが関学の強みでもあるので、前半ゲームが動かないことはこれまで経験済みで、後半攻めていこうという気持ちでした。

Q.次節の天理戦に向けての意気込みは
小樋山監督
天理大学さんは昨年のチャンピオンですし、我々はチャレンジャーですので、関学のラグビーを80分間やりたいなと思います。
今日、リザーブの選手が良い動きをしてくれ、良い試合になったので、全員で準備をして挑みたいなと思います。

中田キャプテン
1週間しか準備期間はないのですが、今日の試合を的確に修正して関学のラグビーを天理大学さんにぶつけたいと思います。

10月19日(日) 天理大学 vs 立命館大学

マッチレポート

第4節、第2試合、前年優勝校の天理大学と春のトーナメント王者立命館大学の対戦。
ここまで3連勝(勝点15)と順調な天理大学(天理大)に対して、未だ勝星(勝点)に恵まれない立命館大学(立命大)。前節の京都産業大学戦ではアグレッシブなラグビーを見せてくれたが。

雨も上がった曇り空の天然芝、天理大のキックオフで始まった。
序盤10分間、天理大の攻撃を立命大が何とか止めるという構図が続く。天理大はゴールに迫るも決められない。
だが、最初にスコアしたのは立命大だった。12分、天理大のオフサイドの反則から5mラインアウトの機会を得る。得意のドライビングモールを押し込み、FL⑦𠮷川大智が右中間に押さえ込む。GKはCTB⑫中村颯汰が決める。ワンチャンスをものにした立命大が先制する(0-7)。

しかし、次は天理大。15分、敵陣15m右中間のマイボールスクラムから右に展開。SO⑩上ノ坊駿介がゲインしたところにフォローのFL⑦川越功喜に内返し、FL⑦川越がゴール前まで大きくゲイン。ラックを作りSH⑨朝倉達弥からLO⑤岡﨑慶喜にパス、そのまま右中間に飛び込みトライ(5-7)。

34分にも天理大。FL⑦川越のタックルで立命大の乱れたボールを、CTB⑬山田晟大が足に引っ掛けてドリブルし、自らキャッチしてそのままゴールポスト中央まで回り込みトライ。GKはSO⑩上ノ坊が決めて逆転に成功(12-7)。

39分、今度は立命大。FWの縦、BKの展開と一体となってゴール前にボールを運ぶ。粘る相手のゴール前ディフェンスから大きく左へ展開。SO⑩初田航汰からCTB⑫中村FB⑮久保田創大からNo.8⑧生島拓海、大外のWTB⑭御池蓮二と渡し、インゴールを左中間まで持ち込んでトライ(GK成功)(12-14)。
ロスタイム49分にも、立命大CTB⑫中村がPGをきっちり決めて立命大リードで前半が終わる(12-17)。

立命大のリスタートキックで後半が始まる。こうしたゲームは後半を先制したチームが勝つケースが多いが、本日はどのような結果に。
2分、後半先制したのは天理大だった。ノットローラウェイの反則のアドバンテージをもらい、その間にNo.8⑧木下颯がブレイク、フォローのSH⑨朝倉にパス。そのまま中央に走り込んでトライ(GK成功)。天理大が再逆転(19-17)。

だが、立命大も空かさず返す。BKラインで大きくボールを動かし、最後はWTB⑭三浦遼太郎から内返しでもらったFB⑮久保田がトライで再逆転。立命大BKが力のあるところを見せる(19-22)。

だが、天理大も黙っていない。12分、PR③井上魁の力強いゲインの後、FB⑮フィリモネ・サイアからCTB⑬山田とボールを渡し、ゴールポスト下にトライ。GKはWTB⑪フコフカ・ルカスが決めて再逆転(26-22)。

この後、18分には天理大WTB⑭平松麟太郎のトライで引き離すも、20分には立命大がFB⑮久保田のトライで食い下がる(31-27)。


ここから、天理大は足の止まった立命大に対してギアを上げ攻撃を掛ける。31分、FL⑥アリスター・サウララが右隅へ、36分にはWTB⑭平松が勝負ありのトライ(GK成功)。

天理大は最後の10分間で引き離し勝利を収め、おまけにボーナスポイント1も獲得した(43-27)。

POMには、2度の逆転トライを決めたCTB⑬山田晟大が選出された。

会見レポート

立命館大学

小寺 亮太ヘッドコーチ
アグレッシブに力を出すということでは、試合を重ねるごとによくなっているが、勝負の綾というものがある。
バッドネクストではなくグッドネクストを目指して、良かったところをさらに伸ばしながら、次の試合に向けてしっかり準備して臨みます。

中村颯汰 ゲームキャプテン
チャンピオンチームに対して、自分たちがどこまでしつこいラグビーをするのかを言い続けていたのですが、前半の入りで相手の10番にかき乱されてしんどい時間が続きました。前半の最後に自分たちのアタックが思う存分出せたので、リードして折り返せました。後半に入って相手のハイボールやクイックボールによって自分たちのアタックができなかったのが敗因だと思います。
修正して良い準備をしていきます。残り3試合、1戦ごとに良くなっているので、今週より強い立命館を目指していきます。

Q.試合を重ねるごとに良くなっていると言われたが、選手としてはどう感じているか?
中村ゲームキャプテン
一戦ごとに分析して、やることを明確にしているが、それが徹底できるようになってきたと思います。ただ、それを80分間続けることが課題です。

Q.バックスの展開力が良くなっていると思うが?
中村ゲームキャプテン
ありがとうございます。天理大学はタイトで強く、プレッシャーがかかるのは想定していたので、早くボールを出してバックスで展開しようと練習してきました。それが前半の最後に発揮できたと思っています。

Q,勝負の綾とはゲームの中のどこだったのか?
小寺ヘッドコーチ

やはりクイックスローじゃないですかね。前節の京都産業大学さんにもクイックスローからやられました。バックスもできる範囲で対応はしたのですが、その辺のところでしょうか。
ただ、それであっても修正する力はあるので、先ほど申し上げましたがグッドネクストを意識して、特にバックスは中村を中心に良いアタックができて仕留めることができる。その前のセットプレー、崩していくところをどう意思統一していくのか、そして自分たちの強みをどのように発揮できるのかが勝負を制する綾であると思います。

Q.相手の10番に対する対策は?
中村ゲームキャプテン
ブレイクダウンでプレッシャーをかけてテンポを出させないことと、アンストラクチャーのボールには必ず絡んで攻撃してくるので、こちらの10番を中心に横の連携を取って押さえていこうと話していました。前半の反省では、ブレイクダウンのところでのファイトを徹底できずに、9番に良いボールさばきをさせてしまい、10番に好きに動かれて崩されました。

Q.残り3試合どのようにチームを作っていくのか?
小寺ヘッドコーチ

これまでキャプテンも含めて怪我人もあった中で、中村も負担がかかっていたががんばってくれています。キャプテンも復帰できる見込みなので、チームとしてどのように強みを発揮していくかです。それで胸を張って今シーズンを終われると思います。それをサポートしていくのが我々の役目だと思います。


天理大学

小松 節夫監督
春のトーナメントを制された立命館さんとの対戦ということで、今のところ立命館さんは結果が出せていないですが、いいチームだと思っています。ディフェンスからプレッシャーをかけて戦ったのですが、ミスが多くて先制され、あまり出来は良くなく最後まで苦しみましたが、4戦目でこういったタイトなゲームができていい経験でした。これから厳しいゲームが続くと思いますが、今日の経験を生かしてやっていきたいと思います。

上ノ坊駿介 キャプテン
前半のゲームの入りが良くなく、立命館さんのプレッシャーに苦しむシーンが多く、前半に劣勢で折り返したのは初めてで、いい経験ができました。後半の最後に天理らしいラグビーができて勝ち切れたので良かったです。

Q.ハンドリングのミスが目立ったが?
上ノ坊キャプテン

パッサーとキャッチャーのコミュニケーションのずれだと思います。

Q.ハーフタイムでチームにどのように声をかけたのか?
上ノ坊キャプテン

ミスが起きると気持ちがネガティブになるので、ミスは起こることとして、ミスをした後に気持ちを下げることなく後半エナジーを出していこうと話しました。

Q.クイックスローの判断は?
上ノ坊キャプテン

大外側の帰りが遅く、また枚数もこちらが多い状況で、アリスター・サウララが要求したので投げました。クイックはラインアウトの成功率や、相手に準備されている状況でのプレー再開を考慮して、仕掛けられるところは行こうと狙っていました。

Q.相手にマークされている中でのゲームについて?
上ノ坊キャプテン

自分がマークされているときは周りの選手が動けるし、周りの選手が動いてくれたら自分が生きるので、冷静にコントロールできるように心がけています。

10月19日(日) 摂南大学 vs 近畿大学

マッチレポート

第1試合は摂南大学(以下、摂南大)VS近畿大学(以下、近畿大)が対戦。

摂南大は開幕から3連敗しているが、前節では自信を持ったディフェンスとアタックで素晴らしい戦いをしており、今節での初勝利を目指す。
近畿大は1勝2敗で勝点5。FWを全面に出すプランで、チームの目標である関西優勝、全国ベスト4を最後まで貫きたい。

摂南大SO⑩村上剛琉キャプテンのキックで試合開始。

開始2分、摂南大がゴール前5m右ラインアウト。HO②三羽了からLO⑤レンズ・モルンガがキャッチして左に展開。SH⑨薬師寺仁平CTB⑬ジョシュア・ナレヴィアSO⑩村上FB⑮前田晃明WTB⑭寺西秀騎→最後はWTB⑪カストン・マイケルズが左隅に先制トライ。GKもCTB⑬ナレヴィアが難しい角度から成功し、7−0。

序盤から激しい攻防を繰り返し、26分。近畿大がペナルティからチャンス掴みゴール前5m左ラインアウトからスロワーHO②金井海琉からFL⑥澤村類がキャッチし右に展開。ラックからSH⑨渡邊晴斗からSO⑩須田厳太に渡り、最後はFB⑮南野将生が右中間にトライ。GKはCTB⑫中村優太が成功し、7−7。

29分、摂南大が自陣から攻め、WTB⑭寺西がブレイクし、SH⑨薬師寺FB⑮前田のバックフリップパスを受けたWTB⑪カストンが右中間にトライ。GKはCTB⑬ナレヴィアが成功、14-7。

その後は両校共にミスはあったが、最後は自陣のスクラムから摂南大SO⑩村上がタッチに蹴り出し、14‐7と摂南大がリードして前半が終了。

近畿大CTB⑫中村のキックで後半開始。
巻き返しを図る近畿大は13分、ゴール前5mスクラムから摂南大が反則を繰り返しペナルティトライ、同点にする。14‐14。

ペナルティトライからリズムを掴んだ近畿大は16分、CTB⑬井上晴嵐がゴールポスト下にトライ、GKもCTB⑫中村が成功し、14‐21。

23分、近畿大のCTB⑬井上がディフェンスのギャップをうまくついて、左中間にトライ。GKもCTB⑫中村が成功し、14‐28。

30分、近畿大が中央右ラインアウトから途中出場のHO⑯井上晴貴からNO8⑧小西泰誠がキャッチし右に展開。最後は個人技でWTB⑭太田啓嵩がゴールポスト左にトライ。GKもCTB⑫中村が成功し、14‐35。

35分、再び近畿大が10m左ラインアウトから右に展開しWTB⑪松本睦生が中央を突破。フォローしていたNO8⑧小西が左中間にトライ。GKもCTB⑫中村が成功し、14‐42。ボーナスポイントとなる3トライ差をつける。

差を縮めたい摂南大は敵陣まで攻め込むが得点を奪えず、ノーサイド。

近畿大が42‐14で勝利。勝ち点5を獲得した。

POMには、ペナルティトライから息を吹き返しアタックの精度を上げ勝利に貢献した近畿大学PR③大下貴志選手が選ばれた。

会見レポート

摂南大学

瀬川智広監督
素晴らしい会場コンディションで試合ができたことをうれしく思います。選手たちはよくがんばってくれましたが、近畿大学さんのスピードと展開力が上回り、屈してしまいました。切り替えて、残り3戦の準備をしていきたいと思います。本日はありがとうございました。

村上剛琉キャプテン
今回の近畿大学戦は、前回の関西学院大学戦を踏まえ「最後まで勝ち切る」ことをハーフタイムで話していました。しかし後半は近畿大学さんの走りや、こちらの反則など、思うようなエリアで戦えませず自分たちでしんどい場面を作っていました。前半は2試合続けて良い入りができていますが、後半の入りから最後まで勝ち切るところは残り3戦で修正します。ありがとうございました。

Q. 前半はリードで折り返しました。後半に残った課題は?
瀬川監督
相手があることなので、特別になにかを修正することはなかったと思います。接点では良い攻防もありましたが、最後にそこを防ぎ切れなかったというところです。

Q. 後半、近畿大のスクラム起点のペナルティトライから流れが変わった印象です。ピッチ上で変化は感じましたか。
村上キャプテン
過去の試合でも1点差での自陣でのプレーにプレッシャーを感じてしまったり、前回も今回もゴール前スクラムにこだわっていながら、トライを取られました。今日もFWのメンタルが揺れた苦しいときに、BKから盛り上げ前へ出しあげていけなかっことが、失点につながったと感じています。


近畿大学

神本健司監督
本日はありがとうございました。セットピースは自分たちの強みでもあり、そこを持ちつつ、良いところも悪いところもありました。チーム全体の空気感は良くなかったのですが、いろいろあっても今日はポジティブにやろうと臨みました。結果的に前半はミスも多くて自分たちの時間を作ることができなかったのですが、後半はタフにプレーできたことが得点につながりました。当然、起点としてはスクラムで相手に脅威を与えてペナルティートライを取ったことから流れに乗ったのですが、総じていろんな状況であってもポジティブに取り組め、一皮むけた勝利だったと思います。
過去の結果を生かしてここから上位陣から勝利をもぎ取れるようにやっていきたいと思います。

中田悠生キャプテン
前半、自分たちのミスでなかなか得点につなげられなかったのですが、前後半通して自分たちのやりたいセットプレーができ、我慢して自分たちの色が出せました。グランドに立っている15人が集中力を持ってプレーできたことがスコアに繋がったと思います。

Q. 後半12分前後のペナルティトライで手応えは? ハーフタイムの声掛けは?
中田キャプテン
スクラムは8人全員いけると確信していたので、貫き通したトライだと思います。ハーフタイムに声掛けしたのは「全員が持っているもの出し切ろう」という一言だけです。

神本監督
ミスも含め、うまくいっていない時間帯があり。ゲームは前半だけではないので、後半に出しきれないままでいくのかと投げかけました。そこに選手が応えてくれた結果が、スコアに結びついたと思います。シンプルに様々なテクニカルな部分の問題もありましたが、うまくいかないところを切り替えるところを話しました。

Q. 後半、流れや気持ちが乗ったのはどの場面から?
中田キャプテン
グラウンドにたっていて感じたのはスクラムトライからです。そこから全体が乗ってきた感じがしました。

Q. 今季ここまでの修正とその過程は?
神本監督
メンバーの怪我の離脱など、少しづつ歯車が合わなかったところがありました。そこに自分たちで蓋をして、ポジティブにできない部分も。それを払拭するように立命館大学さんに臨んで、勝利したのですが、ここからというところで関西大学さんに負けてしまいました。しかし、まだまだ俺達はこんなものじゃないという気持ちがあります。普段からそれを取り除く練習をしていますが、私の力不足でできていませんでした。
彼らの力を発揮できたら勝利する力をもっていると信じています。その力を自信として発揮できるようにキャプテンらと話しながら、勝ちを取りにいけるようにしたいです。

10月12日(日) 立命館大学 vs 京都産業大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節第4試合、開幕から2連敗と苦しい立命館大学(立命大)と順調に2連勝の京都産業大学(京産大)の一戦。
春季トーナメント決勝では立命大に軍配が上がっている。京産大にとってはリベンジとなる戦いだ。
平年より気温は高めであるが曇り空、前節までと比べるとまずまずのコンディション、京産大のキックオフでスタートした。

開始早々30秒でファーストスクラム。最初は両チームフロントローがスリップダウン、組み直したあと立命大の強烈なヒットで京産大からコラプシングの反則を奪った。両チームともこだわりのあるスクラムでまずは立命大に軍配。

序盤、立命大が優位にゲームを進める展開。11分にはPGの機会を得るが決まらず。

だが、直後の12分、京産大がワンチャンスをものにした。自陣10M付近で立命大のノックフォワードボールをすかさずカウンターアタック。LO⑤石川東樹からHO②福留斗生、キャプテン・FL⑦伊藤森心、トライゲッターのNo.8⑧シオネ・ポルテレへとテンポよくフラットパスで繋ぎ、⑧ポルテレはスピードを生かし、最後は追いすがる相手をフィジカルで突き飛ばし左隅にトライ。難しい角度からのGKSH⑨高木城治が見事に決め先制する。(07

この後、攻守が激しく入れ替わり立命大もゴールに迫るが京産大のデフェンスに阻まれるという展開。
32分、京産大はゴール前10MラインアウトからFWが近場を攻めゴール前までボールを運ぶ。ラインオフサイドのアドバンテージの中、右に展開。SO⑩吉本大悟WTB⑪馬田琳平からFB⑮宮里快一とパス、⑮宮里がタックルを交わし右中間に飛び込む(GK成功)。(014

引き離されたくない立命大、もう一本とって有利に進めたい京産大。
43分、京産大の攻撃を凌いだ立命大がチャンスを迎えた。ゴール前5Mのラインアウトから得意のドライビングモール、しっかり押し込みHO②大本峻士が左中間に押さえこむ。難しい位置からのGKCTB⑬藤原洋斗が決め、1トライ1ゴール差に迫る。(714

前半、最後のプレーで京産大がゴール前5Mラインアウトの得点機会を得るが、立命大のLO⑤名取稜太郎が阻み前半が終了する。

立命大のリスタートキックで後半が始まる。どちらも、先制点が欲しいところである。
2分、京産大は、自陣10M付近で相手のスローフォワード・タッチに対し、相手の意表を突いてクイックで投入、CTB⑫奈須貴大60Mを走り切り中央へトライ(GK成功)。したたかに奪った追加点、この得点が精神的に優位に立ったのではと思われる。(721

だが、6分に立命大がゴール前5Mラインアウトから今回はモールを組まず直ぐに右ラインに展開。FL⑦𠮷川大智からライン上に残ったSH⑨香山創祐へパスアウト、WTB⑭三浦遼太郎からSO⑩初田航汰へ。⑩初田がタックルを受けながらワンモーションでゴールラインを越えトライ(GK成功)。また、7点差に迫る。(1421

この後、13分には、京産大がゴール前10MラインアウトからFW選手がボールを前へ動かし、最後はPR①小林龍昇がトライ(GK成功)で引き離す。(1428

次の15分には、立命大が見ごたえあるBK展開で⑭三浦がフィニッシュと追いすがる。(1928

だが、京産大は、31分に⑮宮里の見事な超ロングタッチキックからのゴール前ラインアウトモールを制圧。PR③八田優太がグランディング(GK成功)。

36分にも、京産大は自陣スクラムを押し込みアドバンテージの中、BKへ展開。⑮宮里⑫奈須WTB㉓太田陸斗CTB⑬ナブラギ・エロニがそれぞれブレイク。最後はフィニッシャー⑧ポルテレがトライで引き離し、勝負あったか。(1940

42分、立命大HO⑯西野陽がラインアウトモールからトライで意地を見せる。(2440

京産大は45分のラスト1プレーでもう一度集中し意思統一、22Mセンタースクラムから⑧ポルテレが持ち出し相手を集めギャップを作る。走り込んできた㉓太田のトライ(GK成功)を演出した。ボーナス点をゲットするためのしたたかな攻撃と見た。(2447

終わってみれば京産大のダブルスコアとなったが、立命大も地力のあることはは十分に証明したゲームであった。
POMには、勝負を決めるトライなど攻守に活躍した京都産業大学CTB⑫奈須貴大が選ばれた。

 

会見レポート

立命館大学

小寺亮太監督
いつもありがとうございます。いい準備をしてきて、最終的には得点は開いてしまったものの、自分たちが勇気を持ってアグレッシブなラグビーを体現して、今持っている最大の力を出してくれたと思います。チームとして修正できるところは修正し、次の試合に顔を下に向けずに向かっていきたいと思います。

中村颯汰ゲームキャプテン4年=大阪桐蔭)
今日の試合はもう後がない中で、徹底した分析でやりたいことを明確にして挑みましたが、最終的には、相手のセットプレーの強さなどが上回っていました。前半はやりたいことが徹底できていましたが、それを80分間通してできなかったのが、今日の反省点です。

Q.チームが2連敗している中で、どうことをチームで話をしてきたか?
中村ゲームキャプテン
過去2戦、自分たちのミスであったり、シンビンであったり、自分たちの思いもよらない形で敗戦してしまって、島キャプテンを中心にどうやって京都産業大に挑んでいくかについてミーティングを重ねたうえで、チャレンジャーとしてゲームに臨みました。

京都産業大学

廣瀬佳司監督
本日はどうもありがとうございました。取って取られての非常に苦しい試合でしたけれども、伊藤キャプテン中心にしっかりと最後勝ち切ってくれて、非常にいいゲームをしてくれたと思います。終始ミスが多くて安定感のない試合で、修正すべき課題がたくさん出たなと思っておりますので、しっかり修正して、同志社戦に臨んでいきたいと思います。

伊藤森心キャプテン4年=松山聖陵)
本日はありがとうございます。廣瀬監督からもあったように、自分たちのミスで自分たちの時間を失って、相手にボールを渡してしまうというプレーが多かったんですけど、そういう苦しい状況の中で自分たちの形を戻すことができなかったところが、今日の反省点かなと思います。この後も関西リーグが続いていくので、こういった課題を修正しながらひたむきに自分たちのラグビーをしていこうと思います。

Q.春季トーナメントで負けている立命館大ということに対する意識は?
伊藤キャプテン
リベンジャーでありチャレンジャーという精神はこの試合に向けていて、前節の関西大学戦が終わった後から、立命館に勝つためだけにこの2週間練習してきたので、まず勝って反省できるということは、すごくいいことだなと思います。

Q.ボーナス点と合わせて勝ち点「5」に対する意識は?
伊藤キャプテン
本当に30でも、57でも、どんな小さなスコアであっても、まず勝つことが一番だし、僕たちはボーナスポイントを意識して試合できるほど、チャンピオンチームもなんでもありませんし、そこはひたむきに戦うことだけに集中しています。

Q.今日の試合で京産大らしいプレーはどのあたりでしたか?
廣瀬監督
あまり出せなかったですね。まあ前半特にですけど、ゴールラインを背負ってトライを取らさなかったという場面が何回かありましたが、そのあたりは良かったかなと思います。ただうちらしさというのがなかなか出せなった、すごく立命館に封じ込められたという感じです。例えば、スクラムであったり、モールであったり、うちのやりたいようにはやらせてもらえなかったので、そこが課題ですね。

10月12日(日) 摂南大学 vs 関西学院大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第3節、後半2試合はくもり、無風の宝が池公園球技場で開催された。

1試合は摂南大学(以下、摂南大)VS関西学院大学(以下、関学大)が対戦。
摂南大は開幕から連敗しているが、前に出るデフェンスとアタックを修正して臨み、初勝利を目指す。
関学大は連勝で勝ち点を10を獲得している。FWBK一体のアタックで今節もチャレンジャーとして勝ち点を上積みしたい。

摂南大キャプテン・SO村上剛琉のキックで試合開始。
最初にチャンスを掴んだ摂南大。5分にペナルティからショットを選択し、20m右中間からのPKWTB寺西秀騎が成功し、30

11分、関学大のSO新井竜之介が素晴らしいキックで「50:20」。ゴール前20mまで攻め、ラインアウトでスロワーHO田中健太からFL中村翔太がキャッチし力強いモールを形成そのままHO田中が押し込み右中間にトライ。GKSO新井が成功し、37

15分、摂南大がペナルティからショットを選択し15m中央からのPKを再びWTB寺西が成功し、67

20分、摂南大がゴール前12m右ラインアウトから、スロワーHO三羽了からLO中田優成がキャッチしフェイズを重ね、最後はFB前田晃明のパスを受けたCTBジョシュア・ナレヴィアがディフェンスをかわし右中間にトライ。GKWTB寺西が成功し、137

その後は両校譲らない時間帯が続いたが、ロスタイムに摂南大がチャンスを掴み、PKを選択したが、決まらず摂南大が137とリードして前半が終了。

関学大SO新井のキックで後半開始。
後半は最初にチャンスを掴んだのは関学大。8分にゴール前6m左ラインアウトからサイドを攻め、最後はNo.8小林典大が左隅にトライ。GKも難し角度からSO新井が成功し、1314

巻き返しを図る摂南大は16分、WTBカストン・マイケルズが関学大のパスをインターセプトしそのまま45mを走り切りゴールポスト下に逆転トライ。GKWTB寺西が成功し、2014

逆転を許した関学大は25分、ゴール前10m右中間のペナルティからタップキックで仕掛けたNo.8小林が前進しサイドを攻め続け、最後はPR大塚壮二郎が左中間にトライ。GKSO新井が成功し再逆転。2021

42分、関学大が摂南大のゴール前5m右中間スクラムボールを奪いNo.8小林が左中間にトライ。GK不成功。2026

逆転を狙う摂南大だったが、最後は関学大途中出場SH岩見優太からパスを受けたSO新井がタッチに蹴り出しノーサイド。

関学大は粘る摂南大を振り切り2620の僅差で勝利し、勝ち点4を獲得。摂南大も善戦し勝利を逃したが勝ち点1を獲得した。

POMは逆転トライで勝利に貢献した関西学院大学PR大塚壮二郎が選ばれた。

 

会見レポート

摂南大学

瀬川智広監督
新しくなった宝ヶ池(公園球技場)で、ローカールームも整備されていて、気持ち良く試合に臨む事が出来ました。初戦(京都産業大学戦)、2戦(天理大学戦)と思い通りの試合が出来なくて、(チームとして)進んでいる方向が正しいのかと苦しい部分もあったのですが、今日は気持ちを新たにして学生達は戦ってくれたと思います。結果としては、関西学院大学はフィジカルが非常に強くて、(関学の)ゴール前の攻撃を止める事が出来なかったのが、最終的には敗因につながったと思いますが、ケガの選手が多い苦しい状況の中で勝ち点1を学生達が取ってくれた事は、勝利と同じ位の1点ではないかと思います。ちょうど折り返しを迎え残り4試合ありますが、一つ一つ勝っていけるように、チームとして前を向いていきたいと思います。本日はありがとうございました。

村上剛琉キャプテン
京都産業大学戦、天理大学戦と圧倒的なスコア差で(試合に)負けてしまったという結果から、どうすれば残り5戦をを勝っていけるかと(チームで)考えていて、(関学戦を迎える今週の)終盤まではあまりチームとして乗ってこなかったのですが、終盤の朝練でもう一度チームで話をしたところから少しずつチームが良くなってきたのではないかと思います。その要因として、下級生達がすごくチームを盛り上げたり引っ張ってくれるようになり、チームの雰囲気が少しずつ上向きになっていると感じます。今日も劣勢な場面が結構あったのですが、メンバーの下級生が声を出してくれて、キャプテンとして支えられました。(結果は)負けてしまいましたが、次につながる試合が出来たと思います。

Q,チームとしてどのような話し合いをされたのですか?
村上C

4回生と1、2、3回生に分けて、下級生には僕の方から話をして、4回生には3回生のリーダー、リーダーシップのある選手が話をする形で、チームをどうしていくべきかという事を話し合いました。

Q.(今日の試合に向けて)ゲームプランはどういうものだったのですか?
村上C
(今日の)ゲーム前は、京産戦でキッキングゲームで負けていた事があったので、(蹴り合いの中で)自陣10m Lまで来たらカウンターしようというプランでしたが、(宝ヶ池は)トライゾーンが広いので、途中からキックも入れていこうとしました。

Q.接戦で勝ち切れなかったという今日の試合で不足していた部分はどこでしょうか?
瀬川監督
正直、力のあるチームでは無いと思っています。だからこそ、一人ひとりができる事をいかに一つに集めていけるかが今シーズンのテーマだと思っています。

(私は)今の大学生は30点差位は試合によってはひっくり返ると思っています。そういった意味で、ちょっと自信がなくなったり、うまく行かなくなった時に気持ちがつながってこないとかで(変わってくるの)すが、今日は最後の最後まで気持ちが切れなかったと思います。

ご質問の勝ち切れなかったという点については、もらったペナルティでタッチキックが出なかったり、自陣ゴール前のマイボールスクラムで出し切れなかったりとか、この一つのプレーをどうするかという部分、プレッシャーの中で一つ一つをしっかりやっていけるかどうか、また状況が変わった時にチーム全体でどうプレーするか、チーム全員が同じ気持ちで戦えるかどうか、またその精度の部分が、勝つか負けるかに関わってくるんだと思います。

Q.1戦、2戦からかなり良くなって来ていると思いましたが、学生達の日々の努力はどのように見られていますか?
瀬川監督
努力という事であれば、練習量もかなり多いですし、(日頃から)めちゃくちゃ努力はしてきています。ただそれが結果に結びつかなくて、もやもやしたというか、自信が無いというような形で戦っていたのを、腹をくくってできる事を100%やろうという形になってきています。

まだまだチームは一つになれると思います。次の試合までにその部分をしっかり話し合って、臨みたいと思います。

 

関西学院大学

小樋山樹監督
本日はありがとうございました。かなりしんどいゲームになりました。レフリング(とのマッチング)の部分もありましたが、特に前半は、自分達自身で受けてしまっていた部分であったり、敵陣で取り切るべき所で取り切れなかったとか、自滅の部分が多かったと思います。後半に入ってからは、ディフェンスやブレークダウンの部分で少しずつ良くなってきたのが、最後に勝ち切れた要因だと思います。

中田偲響キャプテン
前半に関しては、自分達のペナルティでペースを崩してしまっていましたし、摂南大学さんは気迫もありエナジーもありましたので、そういった流れの中で、苦しい時間帯を痛感した前半40分でした。しかし後半は、ペナルティも減らす事が出来ましたし、自分達のやりたい事を再現する事が出来たと思います。

Q.レフリング(とのマッチング)の部分、特にブレークダウンのところでかなり苦しんだと思いましたが、どのように修正しましたか?
中田C
前半は自分達でグレーな部分でプレーをしてしまっている部分があったので、真っ白(クリア)な部分でプレーをしていこうと声を掛けていました。後半は修正出来てクリアな部分でプレー出来たと思います。

Q.前半に苦戦した所で、ハーフタイムでどのような指示を出されましたか?
小樋山監督
関学はチャレンジャーなので、摂南さんも強いですし、このような展開は(たくさん)経験していて、普通の事なので、後半はチャレンジャーのマインドで、自分達からエナジーを出して、ディフェンス、ブレークダウンでしっかり体を当てていこうと話をしました。

Q.小林選手が後半の最初と最後にしっかりとトライを取られていましたが、今日の彼の評価は?
小樋山監督
経験値というか、小林であったり武藤であったりとかリーグ戦で経験を積んできたメンバーが、大事な局面で大きな仕事をしてくれたと思います。

10月5日(日) 天理大学 vs 同志社大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第3節は、くもり一時雨、無風の天理親里競技場で開催された。
第2試合は天理大学(以下、天理)と同志社大学(以下、同志社)が対戦。天理は開幕から危なげない戦いで連勝、勝ち点10を獲得している。チャレンジャー精神でこの一戦でも勝ち点を上積みしたい。同志社は開幕戦に久しぶりの勝利。第2節では関学大の厚いデフェンスに苦戦したが、後半には得意の展開ラグビーで得点しており、継続した戦いがしたい。

SO⑩大島泰真(同志社・キャプテン)のキックで試合開始。お互いに譲らない時間帯が続いたが、最初にチャンスを掴んだのは同志社。3分、ゴール前ペナルティからキックを選択しSO⑩大島が25m中央から決めて先制する。0-3。
18分、天理がペナルティからタッチに蹴り出し6m右ラインアウトからスロワーHO②太安善明からFL⑥アリスター・サウララがキャッチし、モールから左に展開。SH⑨朝倉達弥からSO⑩上ノ坊駿介(キャプテン)、CTB⑫和田雄翔CTB⑬山田晟大からWTB⑪フコフカ・ルカスがタッチライン沿いを走り切り、左中間に逆転トライ。GK不成功で5-3。
23分、天理がゴール前20m左ラインアウトモールからサイドを攻め右に展開。SH⑨朝倉からパスを受けたSO⑩上ノ坊のキックパスをキャッチしたWTB⑪ルカスが左中間にトライ。GK不成功、10-3。
同志社もトライライン近くまで攻め込むがあと一歩及ばず苦戦する。
35分、再び天理が自陣から攻め敵陣に入り、SO⑩上ノ坊のロングパスを受けたWTB⑭平松麟太郎がゴールライン手前まで持ち込み、最後はフォローに入ったSH⑨朝倉が左中間にトライ。GK不成功、15-3。
39分、天理がゴール前5m左ラインアウトからモールを形成し、最後はPR③井上魁が左隅にトライ。GK不成功、20-3。
残り時間で何とか差を詰めておきたい同志社だったが得点を奪えず前半が終了。

天理SO⑩上ノ坊のキックで後半開始。
6分、天理が13m左ラインアウトから右展開。SO⑩上ノ坊のグラバーキックを拾ったCTB⑬山田がゴール前まで持ち込み、SH⑨朝倉のパスを受けたSO⑩上ノ坊が右中間にトライ。GKもSO⑩上ノ坊が成功し、27-3。
13分、天理がゴール前20m左ラインアウトから前進。SH⑨朝倉からSO⑩上ノ坊のロングパスを受けたWTB⑪ルカスが右中間にトライ。GK不成功、32-3。
苦しい時間帯が続いた同志社だったが漸くチャンスが訪れた。24分、ペナルティからタッチに蹴り出しゴール前15m左ラインアウトから右に展開。フェーズを重ね途中出場のSH㉑田中心温CTB⑫ファイアガラ義信ダビデSO⑩大島→途中出場のCTB㉒熊野佑星とつなぎ、最後はFB⑮隅田誠太郎が右中間にトライ。GK不成功、32-8。
30分、天理がラインアウトからHO②太安が左中間にトライ。GKもSO⑩上ノ坊が成功し、39-8。
36分、天理がラインアウトからモールを形成し途中出場のPR⑯稲嶺翔太が右中間にトライ。GK不成功、44-8。
39分、同志社はゴール前20m左中間のペナルティからCTB⑫ファイアガラ義信ダビデがクイックタップで仕掛け、最後は途中出場のPR⑰李星河が左中間にトライ。GK不成功、44-13。
41分、天理はSO⑩上ノ坊がゴールポスト下にトライとGKも成功し、51-13。
44分、今度は同志社がラインアウトモールから途中出場のHO②長島幸汰が左中間にトライ。GK不成功、51-18。
47分、天理がパスをつなぎ、最後は途中出場のCTB㉒安川和志が個人技でゴールポスト下にトライ。GKもSO⑩上ノ坊が成功。天理が58-18としてノーサイド。

天理は今節もワークレートが高く安定感のある素晴らしい戦いで勝利し勝ち点5を獲得した。POMは逆転トライを含む3トライの天理大学WTB⑪フコフカ・ルカスが選ばれた。


会見レポート

同志社大学

永山宜泉監督
総評としましては、天理大さんに接点の部分でかなりやられたと思っています。学生たちも真っ向勝負、逃げないで戦うという姿勢は貫いてくれましたが、体の芯の強さという部分は、すぐにはなかなか追いつけないと感じています。今後も試合が続きますので、チャレンジスピリットを持って戦っていきたいと思います。

大島泰真キャプテン(4年=京都成章)
準備してきた接点で「勝って前に出ていく」というところが、うまくできませんでした。そういうところからちょっと焦ってしまったかな、というのが全体的な感想です。

Q. 過去2戦と変えてSOに大島選手を起用した意図は?
永山監督
前節を負けてしまったこともあり、天理大学さんに対しては攻撃力を前面に出して戦うしかないという形で臨みました。

Q. 次につながる手応えは?
永山監督
今年のチームは負けたまま終わらないで、途中で切れることなく最後まで戦おうという姿勢があるのは去年よりの成長かなと思っています。手応えという部分は正直ないです。

Q. 10番への特別な思いは?
大島キャプテン
自身としては何番でも任された役割をして試合に勝つということに変わりはないので、何番でも勝ちたいという思いだけです。

天理大学

小松節夫監督
同志社さんは今年、監督も変わって良いチームになってきていると感じています。ブレイクダウンのところとか、特に最後の20分、そこで同志社さんの勢いを出させないようなディフェンスをしようと臨みましたが、最後の方でメンバーが変わってから3トライ取られたところが反省材料として残るので、次のゲームに向けて修正していきたいと思います。

上ノ坊駿介キャプテン(4年=石見智翠館)
前半は雨の影響でミスもありましたが、トライに何個かつなげられました。ディフェンスも良いプレッシャーを与えられていました。同志社は後半から勢いに乗せてくるチームだというのをハーフタイム中に話し合って、後半もディフェンスに集中してブレイクダウンにこだわってしていこうと。しかし、メンバーが変わってから3トライ取られたので、最後まで80分間をずっとディフェンスでプレッシャーかをけ続けてトライを取られないように、もう一度修正していこうと思いました。

Q. ここ3試合ともディフェンスが引き締まっているように感じるが、どう評価するか?どういうことをやってきたのか?
小松監督
うちは、とにかくそこから始めようということで、チャレンジャーとしてディフェンスでプレッシャーをかける。そうすることで、うちらしいゲームになるのかなというところがありましたので、まず受けずに、ディフェンスからゲームを作っていこうということで、開幕戦からやっています。その辺が、今日の前半とか特にいい形で出ているのかなと思います。
特に練習不足というところもあって、アタックの精度がまだ上っていない中で、我々のできることはディフェンスだなというところで、キャプテンを中心に集中して、どこが相手でもディフェンスでプレッシャーをかけるということをやっています。

Q. ディフェンス精度をさらに上げるための課題は?
小松監督
今日のゲームで言えば、メンバーが変わってから、やっぱりちょっとバランスが崩れたり、ラインアウトディフェンス、スクラムからのところも、ちょっとうまくいかなかったところがありました。ゲームが緊張感を持って動いていない時っていうのはいいんですけども、点数が入ったり、入れられたりして、ゲームが動いた時に浮ついたり、メンバーが変わってまたサインミスが起こったりとか、その辺で、ちょっと流れが向こうにいってしまうという。そこを誰が出ても同じような集中力で、最後まで戦うというところが、まだまだ出来てないところかなと思います。

Q. その“浮つき”や連携不足は始動の遅れの影響?
小松監督
毎年メンバーが変わることで、終盤にゲームが動いたりするところで崩れがちなんですけれども、特に同志社さんは最後そこで取り切るようなチーム作りを今年はスタメンのところで目指してこられたので、余計にそこを注意して今日は臨みました。しかし、またそこでやれてしまったというところで、その辺が今のチームの課題かなと思います。

Q. フコフカ・ルカス選手の評価は?
小松監督
1年生ですが開幕戦からすごく結果を出してくれていて、リーグに入って特に伸びてきています。多少ケガもありますけども、その中でハードワークしてくれているので、先制トライなんかは、特に彼の強さ、個人力が出たところ。うちの得点源として、非常に良い働きをしてくれていると思います。

上ノ坊キャプテン
力強いランナーが大外にいることで、必ずゲインしてくれますし、そこでテンポも上がったりしてくれる選手なので、自分としてもゲームコントロールに使いやすく、いい働きをしてくれるいいプレーヤーです。

10月5日(日) 近畿大学 vs 関西大学

マッチレポート

無風の曇天下、多少の蒸し暑さがある中、関西大学(以下、関西大)の先蹴で試合開始。
自陣から積極的にアタックする近畿大(以下、近畿大)に対し、攻撃的タックルで対抗する関西大。

5分、関西大は近畿大のトライライン(TL)前で、モールでの連続アタックからFL⑥奥平一磨呂がポスト下へ先制トライ。ゴール成功で0-7。
勢いに乗る関西大に対し、近畿大はバックス展開で出方をうかがうも流れに乗れなかったが、16分に関西大陣22mライン付近からのPGをCTB⑫中村優太が決め、3-7とする。
18分、関西大がWTB⑪一瀬爽のトライで突き放す(G不成功 3-12)も、接点と展開を交互に繰り返す近畿大は22分、関西大陣22mライン付近でのラインアウトをPR①弓部智希の巧みなプレーで奪取すると、つないだFL⑦加藤礼暉が右隅にトライ。G不成功ながら8-12と追撃する。
スクラムでの劣勢が顕著になり始めた関西大は28分にPR⑱川相喜由を早めに投入。綻びを縫い流れを取り戻しかけたが、33分に近畿大CTB⑬井上晴嵐が硬軟織り交ぜたビッグゲインで関西大TL前に迫ると、最後はSH⑨渡邊晴斗がポスト下にトライ。G成功で15-12と逆転する。
前半終了間際の44分、関西大はスクラムからチャンスをつかみ、近畿大TL前のラインアウトからモールを押し込み左隅にHO②清水開輝がトライ。G不成功も15-17とリードして折り返す。

ハーフタイムに激しい雨となり、スリッピーな状況となったことが試合展開にどう影響するか注目の後半。1stスクラムで近畿大がコラプシングの反則を犯し、流れが関西大に傾く。
46分、近畿大陣に攻め込んだ関西大はTL前のライン攻撃から近畿大のハイタックルを誘い、SO⑩﨑田士人がPGを決め15-20と突き放す。
スクラムで劣勢の近畿大は、クイックでボールアウトするもパスの呼吸が合わず、嫌な空気が漂うもWTB⑭太田啓嵩が自陣22mライン付近からビッグゲインを見せ、敵陣22mラインへ一気に迫る。
52分に関西大は不行跡のイエローカードからBKが1人欠けると、55分に近畿大が敵陣TL前のブレイクダウンから左展開、最後はWTB⑪六川統和が左隅にトライ。G不成功も20-20の同点に。
ゲームの流れが近畿大に傾いた61分、関西大TL前でのブレイクダウンの連続から最後は右中間にFL⑦加藤礼暉がこの日2本目のトライ。G成功で27-20と再逆転する。
71分、敵陣TL前で執拗なモール攻撃を仕掛ける関西大を粘りのDFではね返す近畿大。見応えのある攻防が繰り広げられるも、関西大No.8⑧谷口永輝が左中間に飛び込みトライ。G成功で27-27となる。

ラスト10分を切った攻防は近畿大陣22mライン付近で展開。関西大の執拗なパント攻撃を耐える近畿大。膠着状態で時間が流れていく中、近畿大22mライン外付近の中央スクラムで近畿大が痛恨のコラプシング。SO⑩﨑田が難なくPGを決め、27-30で決着。

POMは攻守に光った関西大SO10﨑田が獲得。関西大は今季初勝利を飾り、一方の近畿大はリーグ制覇に赤に限りなく近い黄色信号が灯った。(文責:廣島 治)

会見レポート

近畿大学

神本健司監督
本日もここ2戦の考え方と一緒で、基本的にはFWを前面に出した(セットプレーを中心とした)プランで行いました。あと、相手の強みを消すゲームプランで臨んだのですが、前半そこが上手くいかず、逆に相手にスコアされて勢いに乗らせてしまったのかなという分析をしております。ゲームの中では、レフリング含めてうまく合わず(そこは自分たちで合わせていかないといけないのですが)、その部分でフラストレーションが溜まってスコアできなかった。そこに対して、相手がタフにシンプルに体を当ててきて良かったのがこの最終的な敗戦になったのかなと感じてます。この(1勝2敗という)結果、チームの目標(関西優勝、全国ベスト4)には黄色信号(限りなく赤に近い)という結果をどう受け止めて、今後どうしていくか(現状では)整理できていないというのが正直なところです。

中田悠生キャプテン
前半、相手の強みを潰すエリアの取り方を考えていたのですが、それが上手くいかなかった(対応できなかった)。あと、スクラムで自分たちがやりたかったことをできず、ズルズルいってしまって負けてしまったのかなと思っています。

Q. スクラム、モールなどの所感は?
中田キャプテン
(スクラムについては)自分たちはヒットで前に出て止まっていると(レフリーさんに)示していたのですが、うまくコミュニケーションできませんでした。
(モール等に関しては)相手は泥臭く来ることはわかっていたのですが、(うまく対応することができず)相手が上回っていたのかなと思います。

関西大学

佐藤貴志監督
第1節、第2節と大敗していた中で、本当に崖っぷちの一戦でした。どちらが勝ってもおかしくない展開でしたが、春から強化していたスクラムで最後にペナルティを奪って勝てたことは、学生たちも自信になったのかなと思っています。次節も今日以上にしっかりと戦う準備をしていきたいと思っています。

奥平一磨呂キャプテン
まず、今日は勝ててうれしく思う気持ちがすごく大きいです。その中で、いろいろな改善点であったり、反省するポイントがありますので、(そこを)しっかり改善して、(5勝に向けてここからスタートなので)必ず5勝できるよう頑張っていきたいと思っています。

Q. 前節の敗戦からの1週間、どのように過ごしましたか?
奥平キャプテン
1週間という短い期間の中で、修正するポイントをかなり明確に絞ってそれだけ(FWのユニットの部分では練習)をしてきました。この試合で修正できたところも、改善しなければならないところもあったのですが、(やはり)チームが同じ絵をみてプレーできたことが勝利に繋がったと思っています。

9月28日(日) 天理大学 vs 摂南大学

マッチレポート

2025ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第3節、天理大学と摂南大学の一戦は、遠州灘海浜公園球技場で14:00キックオフ。雲間から強い日差しが差し、気温は29℃超。開幕戦を完封で制した天理大学(以下、天理大)と、今季初勝利を目指す摂南大学(以下、摂南大)が対戦する。キックオフは風上の摂南大から。

天理大はキックオフ直後から攻め込み、左隅へのトライかと思われたがノックフォワード。それでも直後、摂南大自陣5mスクラムで得たペナルティからクイックで継続し、最後はFL⑥アリスター・サウララがゴールポスト中央へトライ。SO⑩上ノ坊駿介のコンバージョンも決まり、7-0と先制する。
前半5分、摂南大は相手のノックフォワードから、相手陣22m中央のスクラムを起点に左へ展開。SH⑨薬師寺仁平からCTB⑫白栄優太、裏へ走り込んだSO⑩村上剛琉を経由し、最後はWTB⑭寺西秀騎がタックルを受けながら左隅にトライ。5点を返して7-5。
以降、暑さの影響もあってノックフォワードやパスミスなどハンドリングエラーが目立つ展開の中、前半19分に天理大。摂南大の自陣22m右付近のラインアウトでノットストレート後、天理大がゴール前でラックサイドを重ね、FL⑥サウララがピック&ゴーで左中間にトライ。SO⑩上ノ坊のキック成功で14-5。
前半26分、相手のペナルティからキックで前進し、相手陣5m左ラインアウトから再び前へ。FWでラックサイドを突き、最後はFL⑥サウララが左隅にこの日3本目のトライ。19-5。
前半35分には、天理大が自陣ハーフウェイ左付近ラインアウトからの攻撃でハイパント。相手陣10m内側でFB⑮フィリモネ・サイアがキャッチし、素早くWTB⑭平松麟太郎へパスして22m内側へ侵入。ラックからSH⑨朝倉達弥No.8⑧木下颯へ供給し、木下がディフェンスのギャップを突いてゴールポスト左にトライ。SO⑩上ノ坊のゴール成功で26-5とし、前半を折り返す。

後半も天理大が先にスコア。インゴールへ持ち込むも摂南大の好ディフェンスでグラウンディングできなかった直後の6分、関西大のゴールラインドロップアウトのボールをFL⑥サウララが相手陣10m右付近でキャッチし、そのままゴール前へ。つないでCTB⑫和田雄翔が右中間にトライ。SO⑩上ノ坊のゴール成功で33-5。
後半10分、相手ゴール前約10m左ラインアウトからフェーズを重ね、ラックサイドで素早くピックしWTB⑪フコフカ・ルカスが右中間へトライ。38-5。
15分、スクラムで優位に立つ天理大は相手陣10m外中央のマイボールスクラムを押し、アドバンテージの中で左へ。SO⑩上ノ坊の内返しを受けたFB⑮サイアが縦に抜け、22m付近でCTB⑫和田へつないで左中間にトライ。ゴールも決まり45-5。
中盤は暑さの影響もあり、ハンドリングエラーが続いて決定機に至らない時間が続く。後半36分、天理大は相手のペナルティから前進し、相手陣22m左ラインアウトからモール。さらにHO⑯稲嶺翔太が持ち出して5mへ。ラックからSH㉑山下蓮SO⑩上ノ坊とつなぎ、オフロードでCTB⑫和田へ。タックルを受けながら左中間にトライ。ゴール成功で52-5。
天理大は交代枠を使い切った後の40分、FL⑥サウララが脚をつって治療で一時退くが、14人でも後半44分に相手陣22m外左スクラムを押し、No.8⑧木下が右へ持ち出してフェーズを重ねる。中央ラックから左へ大きく展開し、WTB⑭平松がスペースを突いてWTB⑪ルカスへつなぎ、左隅にトライ。
天理大が57-5として開幕2連勝を飾った。

天理大は接点の強度とセットプレーの安定を基盤に主導。FL⑥アリスター・サウララが攻守で存在感を示し、プレイヤーズ・オブ・ザ・マッチに選出。

摂南大はディフェンスで粘る場面もあったが、暑さも影響してハンドリングエラーが重なり、攻撃の継続に課題を残した。連覇を狙う天理大は、勝点5を積み上げた。

会見レポート

摂南大学

瀬川智広監督
 本日は、どうもありがとうございました。
 摂南大学としては、2023年のシーズン以来、静岡に招待していただき、素晴らしい宿泊施設やグラウンドコンディションを整えていただいたことに感謝しています。静岡のファンのみなさんに良いラグビーを見せたいという思いで準備してきましたが、天理大学さんの力の前に残念な結果となってしまいました。
 今年のチームは、普段の練習でできていないことが、やはりゲームの中でも出てしまったということです。関西大学Aリーグのチームとして、試合に向けた準備――キックやパスなど基本的なこと――をしっかり積み上げていきたいと思います。

村上剛琉キャプテン
 相手のプレッシャーにビビってしまい前に出られなかった、前回の京都産業大学さんとの試合の反省を踏まえ、今回は相手とのセンターラインの取り合いを意識して練習してきました。
 今日はディフェンスでは、ある程度センターラインより前に出られましたが、アタックは前回同様にプレッシャーで前に出られなかった場面が多かったと思います。今後はディフェンスを継続して磨き、アタックを修正していきたいです。

Q. キャプテンの言う「前節はビビっていた」点について、今日は前進が見られた印象です。監督はどう評価しますか。
瀬川監督
 前進という意味では、今日はワントライを挙げられたことくらいでしょうか。ラグビーはアタックにしてもディフェンスにしても前に出ないと勝てません。今日は、タックル後に圧力に負けて無理に後ろへパスし、ミスが出るシーンが多かった。そうであれば出さなくていいパスです。前へ仕掛けながらパスをつないでいく――その違いを学生がどれだけ理解できるかが一番大事だと思います。相手が強いことは前提として、天理大学さんとの差は、自分たちから仕掛けられていない点。ディフェンスも、前に出る部分を修正したいです。

Q. スクラムは押され、焦ったボール出しからミスもありました。差についてどう見ていますか。
瀬川監督
 スクラムの駆け引きの中で、速い球出しが必要でした。前半は同じタイミングで相手にプレッシャーをかけられたまま出してしまい、後半に少し修正しましたが、最初から「負け前提」のスクラムになっていたことが要因だと思います。

Q. 上手くいかない中での工夫は。
村上キャプテン
 後半は風下になる想定で、キックでエリアを獲り、ディフェンスでプレッシャーをかけて勝負するプランでした。ただ、キックが相手への受け渡しになってしまったので、キック→ディフェンス→アタックの継続を意識して修正しましたが、結果としてやり切れませんでした。

Q. 静岡遠征の感想は。
瀬川監督
 2019年W杯で話題になった「静岡ショック」から6年。当時の日本代表が合宿したグラウンドに呼んでいただき、静岡県協会さんのホスピタリティにも感謝しています。ここ数年、大学選手権に出られていませんが、静岡では前泊して準備し試合をする――大学選手権を見据えた予行演習のつもりで臨んでいます。部員が同じ時間を過ごすことでチームの気持ちも高ぶる。ぜひまた呼んでいただき、次はより良い試合をしたいと思います。
 また、今回は4大学すべてが試合に出ない部員も遠征に来ていたと思います。関西リーグの大学として、今後も静岡県のラグビー発展に寄与したいです。

村上キャプテン
 自分は2023年の静岡遠征時は2年生でした。今回も前泊で臨む機会と、充実した宿泊環境をご用意いただき、ありがたく思いました。


天理大学

小松節夫監督
 本日はどうもありがとうございました。
 今日の試合は、前節に続きプレッシャーをかけ続ける方針でした。前半は風下で我慢の時間帯に、セットプレーから簡単にトライを許した点は反省です。後半は風上で比較的有利になり、キックでエリアを獲る方針で臨みました。ミスは多かったものの、トライを重ねられたのは良かったと思います。今後も毎試合、プレー精度を上げ、シーズン後半に向けてチームを作っていきます。

上ノ坊駿介キャプテン
 前節はゼロ封でしたが、今日は1トライを許してしまいました。ただ、それ以外のディフェンスでは、風下の前半を1トライで我慢できたのは良かったと思います。アタックはトライを決め切れない場面が多かったものの、後半は風を活用してエリアを獲り、取り切る形に修正できたのは収穫でした。

Q. 2戦続けて大量得点。反省点・修正点は。
小松監督
 開幕戦も今日も、修正すべき点は多いです。点が入っていてもチーム全体が上手くいっているとは限りません。ハンドリングエラー、タックル精度、ゲーム運びなど、まだまだ改善が必要です。
上ノ坊キャプテン
 スコアの印象にかかわらず、個人としてもチームとしても修正点はあります。次戦に向けて整えていきます。

Q. ハングリーさを感じる。出場機会への渇望が要因?
上ノ坊キャプテン
 自分たちはチャレンジャーとして臨んでいます。約150人の部員から選ばれた23人で戦う自覚が、ハングリーさにつながっていると思います。

Q. 風の強い会場を想定していたか。実際の影響は。
上ノ坊キャプテン
 過去にも強風下での試合経験があり、今日は前半を風下で耐え、後半は風を上手く使えました。

Q. 静岡遠征の感想は。
小松監督
 天理大学としては初の静岡遠征でした。前泊で臨む機会は大学選手権くらいなので、予行演習として大きな経験になりました。
上ノ坊キャプテン
 良い宿泊施設、美味しい食事をご用意いただき、良い準備ができました。貴重な経験です。

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それぞれのカタチで関西ラグビーに関わろう。

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