10月6日(日) 近畿大学 vs 関西大学
マッチレポート
第2節の3試合目。開幕戦で良いスタートを切った昨年4位の近畿大学(近大)に対し、ここで何とか白星を掴みたい昨年6位の関西大学(関大)が挑む一戦。

10月としてはかなり暑いと感じるコンデション、近大のキックオフで始まった。
序盤、お互い優秀なロングキッカー(近大WTB⑪阿曽有馬、関大SO⑩崎田士人)を要し、エリアの取り合い(キック合戦)で甲乙つけがたい展開が続く。
そんな中、最初にスコアしたのは、近大だった。14分、敵陣30M付近右側のラインアウトから左へ展開、CTB⑬藤岡竜也がブレイク、ラックからSH⑨渡邊晴斗が順目へパスアウト、CTB⑫西柊太郎からFB⑮嶋竜輝とパスを通し、右隅へ先制トライ。(5-0)

だが、関大もすぐに反撃。17分、敵陣ゴール前15M付近のフリーキックからSH⑨宮内幹太が素早くリスタート、⑩崎田がゴール前にハイパント、FB⑮立石和馬が見事にジャンピングキャッチ、そのまま、右中間に押さえすぐに追いつく。(5-5)
次は、近大。25分、ハーフライン付近右側ラインアウトから左へ展開、FWも絡めながら前進、最後はWTB⑭植田和麿が1人かわし右中間にトライ。(10-5)
次も近大。39分、ゴール前15M付近左側ラインアウトから右へ展開、最後は強いランナー⑬藤岡が右中間へ飛び込み仕留める。ゴールは⑮嶋が慎重に決める。(17-5)
ロスタイム43分にも、⑮嶋がPGを決め、近大が15点リードで前半を終える。(20-5)

後半が始まる。近大は後半も最初にスコアし、引き離してゲームを決めたい。他方、これ以上離されたくない関大という構図。どちらも後半先制したい。
6分、相手パスミスボールを近大⑬藤岡がすかさずピック、走り込んできたWTB㉓岸未来の懐へパス、そのまま40Mほどを駆け抜け、左中間にトライ。後半も近大が先手をとり引き離しにかかる。(25-5)
ここから少し膠着状態が続くが、20分を過ぎたころから暑さの影響か特に近大の選手が足をつり、ゲームを止めるシーンもが目立つようになる。

後半の後半、点差は20点。23分、ここから関大の反撃が始まる。ゴール前7M付近ラインアウトを押し込んで、ラックから前へ抜け出したLO⑤中村豪がトライ。(25-10)
残りあと10分を切った32分、ゴール前でラインアウトの機会を得た関大。FWで取り切ろうとするが、阻止されBKへ右展開、右大外で取り切れず、今度は左へ展開、⑩崎田から飛ばしパスをもらったWTB⑪遠藤亮真が左隅へ飛び込む。難しい位置からのGKは⑩崎田が決めて点差を詰める。(25―17)

38分にも、関大⑪遠藤が連続トライ(GK成功)で1点差に迫る。(25-24)
何とか逃げ切りたい近大だが、関大の勢いは止まらない。
ロスタイム43分、関大は⑩崎田の見事な50/22のタッチキックから、ゴール前6M付近でのマイボールラインアウトの機会を自ら作る。モールを形成するも崩れ、FWがラックサイドから右サイドを攻める。途中から入った大きな体の1年生PR⑱森下陽希が右サイドを突くがとり切れず。また、次の機会にも右サイドを積極的に突くも阻止される。⑱森下の3度目の挑戦で左サイドを攻め飛び込んで逆転トライ(GK成功)し、関大はロスタイムの逆転劇で貴重な1勝をもぎ取った。(25-31)
POMには、逆転トライを決めた関西大学PR⑱森下陽希が選ばれた。

会見レポート
近畿大学
神本健司監督
本日も暑い中ありがとうございました。初戦を前半はいい形で入り、後半は思うような形でなかったので、そこをこの2週間の間で修正して、自分たちが常に成長していくというワードを出しながらやってきました。そこについては、しっかりといい準備をして臨んだつもりです。今日のゲームについては、関西大の徹底したキックとそれに対するディフェンスとチェイスに敗れたのかなと思います。アタックして、いいブレイクしてトライにまで繋げるということは出来ましたが、ただ自分たちの強みを出せなかった部分について言えば、スクラムにフラストレーションが溜まった部分かなという風に感じています。ここからは、関西の優勝と全国のベスト4を目指していくには、もう負けることはできませんので、次戦以降に向けてもう一度準備をして目標を達成できるようにやっていきたいと思います。
中村志キャプテン(4年=大阪桐蔭)
関西大にチャレンジャーとして挑んだのですが、前半はリードする形で折り返し、前回の立命大戦での課題であった後半の入りでまた悪い形になってしまい、1人少ない形となってしまい苦しい状況が続き、なかなか切り替えることができず、最後に逆転されてしまいました。僕たちには関西一、全国ベスト4という目標があり、そこはまだ途切れていないので、次戦以降に向けていい準備をして、関西一になれるようなチームに成長していきたいと思います。ありがとうございました。

Q.反則が非常に多く発生した原因はどう考えていますか?
中村キャプテン
ディフェンスでのペナルティが続いたのですが、自分たちでプレッシャーをかけながら、それが逆に悪い形のペナルティにつながってしまったのが原因でした。
Q.反則が続く中で悪い流れの時にキャプテンとしてどんな声をかけていましたか?
中村キャプテン
特に自陣22m内でのプレーについてノーペナルティということをファーカスにあげていたのですが、そこが徹底できなく、うまく立て直すことができませんでした。
関西大学
佐藤貴志監督
今日、振り返ってみて、ビハインド15点差からさらに点差が広がる中で、自分たちの関大スタイルのところ、2週間準備してきたところをしっかり学生たちが体現してくれて、勝つことが出来てチームにとって本当に大きな1勝だったと思っています。
石川海翔キャプテン(4年=大産大附属)
まずは勝利したことをうれしく思うのですが、まだ自分たちはこれから京産大、天理大と強い相手が残っているので、しっかりそこに向けて修正していかないといけない部分は今日の試合でもあったので、そこを修正して次節に向けて取り組んでいきたいと思います。
Q.関大スタイルということがあったのですが、そこを分かりやすく教えてください。
佐藤監督
ボールの争奪(ブレイクダウン)のところを、しっかりと正しくファイトするといったところ、またボールを奪ったところからゲインするといったところ、そこから自分たちのセットプレー、そこにしっかりこだわってやっていくというところです。
Q.前半でかなり点差があったが、体感的に逆転できるというメンタルのところはハーフタイム時にどんな感じでしたか?
石川キャプテン
ハーフタイムではまだ15点差だったので、そこまで特別に点差が開いているという感じはなく、ただ自分たちのミスで相手に点を与えてしまっていたので、そこを修正できれば、後半自分たちのリズムになっていくと思っていたので、特別に意識はしていなかったです。
Q.監督が予想していたもの以上によかったのはどんなところですか?
佐藤監督
相手が足がつってきている中で、自分たちは足が動いている。そういう中で自分たちの底の部分をしんどいプレッシャーのある中で要所要所で出して、また裏のスペースに関してもある程度分析する中で、しっかり外からのコミュニケーション、激しいチェイス、そういったものがしんどい中で出せたといった部分が予想を超えてきた部分かなと思っています。
9月29日(日) 摂南大学 vs 京都産業大学
マッチレポート
2024ムロオ関西大学Aリーグ第2節の第ニ゙試合では蒸し暑く曇り空で無風の天理親里競技場で摂南大学と京都産業大学が対戦。
素晴らしいデフェンスで開幕戦の天理大学を苦しめたが、勝利までには至らなかった。前に出るチカラで持ち味のアタックで勝利したい摂南大学。圧倒的な強さで開幕戦に勝利し4連覇に向けて最高のスタートとなった京都産業大学。
京産大キャプテンCTB⑫辻野隼大のキックで試合開始。

最初にチャンスを掴んだのは京産大12分、敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成し最後はNO8⑧シオネ・ポルテレが右隅に先制トライ、GK不成功。0-5
15分、京産大がSH⑨土永旭50:22の素晴らしいキックで敵陣ゴール前12mまで攻め左ラインアウトからスロワーHO②李淳弘からジャンパーFL⑥石橋チューカがキャッチ、モールを形成し最後はNO8⑧ポルテレが相手デフェンスを薙ぎ倒し左中間にトライ、GK不成功。0-10

23分、再び京産大が自陣22mからの摂南大ラインアウトミスからチャンスを掴みWTB⑪小林修市がブレイクしパスを繋ぎSO⑩ 尾崎恵大からパスを受けたWTB⑭福永然が左中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功しリードを広げる。0-17
巻き返しを図る摂南大は26分、中央左ラインアウトからスロワーHO②昇幹太からジャンパーFL⑥大島優輝がキャッチしSH⑨松下宇宙に渡りフェーズを重ねSO⑩川上凌空が中央を突破しパスを受けたSH⑨松下が右中間にトライ、GKもSO⑩川上が成功。7-17

35分、再び摂南大が京産大のパスミスしたボールを拾ったWTB⑪カストン・マイケルズが60mを走り切りゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩川上が成功。14-17
41分、京産大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成し最後は最後尾からHO②李がモールサイドから右中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功。14-24
京産大が24-14とリードして前半が終了。
摂南大SO⑩川上のキックで後半開始。
4分、摂南大が敵陣ゴール前15m右中間スクラムからフェーズを重ね、FB⑮前田晃明からHO②昇に渡り最後はWTB⑪マイケルズがゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩川上が成功、ゲームが白熱する。21-24

しかしここから京産大が実力を発揮し6分、ミスのない展開ラグビーでNO8⑧ポルテレが右中間にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-31
8分、CTB⑫辻野がゴールポスト下にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-38
13分、LO④日吉健が右中間にトライ、GK不成功。21-43
15分、WTB⑪小林が右中間にトライ、GK不成功。21-48
22分、攻撃の手を緩めない京産大は再びWTB⑪小林がゴールポスト下にトライ、GKもSH⑨土永が成功。21-55
26分、LO⑤フナキ・ソロモネが右中間にトライ、GK不成功。21-60

意地を見せたい摂南大は35分、自陣スクラムから攻め続け、途中出場のCTB㉓ジョシュア・ナレヴェアのオフロードパスを受けたWTB⑭木田匡哉が左中間にトライ、GKもSO⑩川上が成功。28-60
42分、京産大が敵陣ゴール前20m左ラインアウトから右に展開し途中出場したSH㉑高木城治からパスを受けた同じく途中出場したPR⑱川口新太が右中間にトライ、GKもSH㉑高木が成功。28-67としてノーサイド。
京都産業大学が素晴らしいアタックとデフェンスで67-28と勝利し勝点5を獲得。
敗れはしたが、前節と同じようにデフェンスが機能したが、後半にスタミナ切れが残念であったが、攻撃も良く次節も期待させる戦いであった。
POMには2トライを含み勝利に貢献した京都産業大学WTB⑪小林修市が選ばれた。

会見の様子
摂南大学
瀬川 智広 監督
見ての通りです。また次出直します。
嶋本 大賀 キャプテン(以下、C)
後半の入りでトライを取ることができたが、自分たちのミスで流れを失ってしまったなという印象。

Q.一時3点差という流れ。京都産業大学に対してそういう試合をできたことに対する評価は。
瀬川監督
ラグビーは80分を通してのゲーム。80分間戦えないのが今の力。セットプレーやゴール前の決定力には差を感じた。今までも学生たちはものすごく一生懸命がんばってやっているが、やっぱりこのままでは差は埋まらないということを、もう1回チーム全員で認識してまた出直す。
嶋本キャプテン
前半だけ良い勝負をしても、80分後に勝たないと意味がない。修正したいと思う。
Q.主力の選手を複数怪我で欠く中で、今日スタンドから今年から活躍する公文選手と恩田選手に対する声援が多かったが。
嶋本C
2人が目立って体を張ってくれたりして、チームとしても強み。周りからの信頼も厚い。引っ張られて良い方向に影響されているなと思う。
瀬川監督
大学ラグビーはやっぱり4年間で卒業していくので、4年間でどれだけ成長していくのかが大事。また関西リーグ7戦の中での怪我のマネジメントもある。なので新しくメンバーに入った選手が活躍して競争になってくれれば、さらに良くなるのではと思う。
Q.層が厚くなっていると感じるか。
瀬川監督
全然まだまだ。ジュニア、コルツも結構大変。めちゃくちゃ良くなってる、がんばってるとは思うが関西リーグのレベルも上がっているなかで、自分たちの甘さが見えることもある。
そういうところを直さないと、Aリーグで勝ち切ることはできないんじゃないかと思っている。
京都産業大学
廣瀬 佳司 監督
摂南大学には、去年も留学生に走られ苦しめられたので今週しっかりと準備して挑んだ。前半うまくいかない時間帯が長かったが、後半しっかり修正できたので非常に満足している。
辻野 隼大 キャプテン(以下、C)
前半は取られて取っての繰り返しで、なかなか自分たちのミスでうまくいかないところが多かった。後半はどういうミスをしているのか、そこから行動するのかを全員でコミュニケーションすることができ、後半良いスコアに繋がった。
次は1週間空くが、準備しもう一段レベルアップした京都産業大学を見せたいと思う。

Q.ハーフタイムはどういった会話をして後半に挑んだか。
辻野C
摂南大学戦に向けて、ディフェンスラインにギャップができるのでいろんなオプションを持って攻めていこうって話をした。
前半もオプションを持って攻めていたが、パスのミスや簡単なミスが失点に繋がった。そこをしっかりもう1回。狙いどころは良いので、もうちょっとシェイプを小さくしたりとかミスのリスクを減らそう。そういうコミュニケーションを取った。ちょっとしたポジショニングだったりコミュニケーションを改善したら、良いアタックができた。
Q.高校時代から一緒にプレーしている小林選手がPOMを獲得したが。
辻野C
小林自身も昨年から少しずつメンバーに入ってきているが、悔しい思いしながらがんばっていた。今回スターティングメンバーのジャージを着て、彼自身も気持ちが入っていたと思う。
彼の準備がパワフルなプレーに繋がり、プレーヤーオブザマッチという結果になった。多分自信にもなっただろうし、これからもっとチームのために貢献してくると思う。
9月29日(日) 天理大学 vs 同志社大学
マッチレポート
第2節の第1試合、前年2位の天理大学に対し、前年8位の同志社大学が挑むかたちの一戦。
天理大学は連勝して乗っていきたい。同志社大学は早く1勝目が欲しい。
平年よりも気温は高めだが、風もなくまずまずのコンデション、同志社大学(同志社)のキックオフでスタートした。

最初にスコアしたのは、同志社だった。9分、HL付近のラインアウトからHO②荒川駿が22Mまでブレイク、続いてWTB⑭岩本総司がゲイン、そこから左へ展開し、CTB⑬森岡蒼良がスワーブで2人をかわし左中間に先制トライ。GKはSO⑩大島泰真がきっちり決める。(0-7)
その後、両チームともゴール前まで攻めるもスコアに繋がらない状況が少し続く。

26分、スコアしたのは天理大学(天理大)、敵陣22Mと10Mの中間付近の右サイドでのスクラムから左へ展開、BKのサインプレーで⑨(SH朝倉達弥)→⑬(CTBフィリモネ・サイア)→⑭(WTBトゥリマファ・トゥポウ)→⑮(FB上ノ坊駿介)→⑪(WTB藤原竜之丞)と繋ぎ左隅にトライ。(5-7)
32分にも天理大、ラインアウトのクイックスローからボールを展開、最後はFWで⑦(FL上ノ坊馬)→②(HO寺西翔生)→③(PR外村君太郎アッシャー)と繋ぎ左中間にトライ。GKはSO⑩筒口達弥が決めて逆転する。(12-7)
41分にも、ナイスフォローの③外村がトライを決めて(GK成功)、天理大リード前半を終える。(19-7)

後半2分、天理大はボールを大きく動かしながら前進し、最後は左大外で待っていたNO8⑧パトリック・ヴァカタにボールを託す。30Mほど走り切って中央に回り込んでのトライ(GK成功)。(24-7)
これ以上引き離されたくない同志社、14分にゴール前5Mのラインアウトのチャンスを迎える。ラックサイドをFWが攻め続け、最後はSH㉑石田がフェイントを入れながら潜り込んでのトライ(GK成功)。(24-14)

続いて16分にも、相手のパスミスボールをNO8⑧中谷陸人がすかさずキック、㉑石田が追いつき足に引っ掛けゴロパントの球を自ら拾い中央にトライ(GK成功)で3点差まで追い上げる。(24―19)
もう1本欲しい同志社だが、次は天理大。⑩筒口がトライでまた10点差とする。(29-19)
30分、今度は同志社がゴール前を攻め続け、最後は②荒川のグラウンディング(GK成功)で再度3点差に迫る。(31-28)
だが、天理大は33分に⑧ヴァカタ、37分にはCTB⑫山田晟大がトライ(いずれもGK成功)で引き離し勝負あり。(45-28)

ロスタイムの46分にもSO㉒中山敬太がダメ押しのトライ(㉒中山GK成功)。結果的には大差のゲームとなった。(52-28)
POMには、敵陣へのロングキックにおいてゲームメイク・エリアマネジメントした天理大学・司令塔・キャプテンSO⑩筒口達弥が選出された。

会見の様子
同志社大学
中尾監督
先週の大敗から、ここからしっかりやろうと今日に挑んできた。前半は自分たちの良い形が出ていたが、後半の途中から勝負の一番大事なところで先手を打てなかったのが今日の敗因。先週と比べ、学生は本当に集中してやってくれた。これから一緒に強くなっていければと思っている。
田中ゲームキャプテン(以下、GC)
先週の試合ではペナルティの多さであの点差まで開いてしまった。まずはその規律を守ることにこの1週間こだわってきた。もう一つ、ディフェンスでのブレークダウンや激しさ。やはり京都産業大学戦では、相手の留学生や強い選手にブレークダウンとコンタクトの激しさで圧倒的に負け、どんどん乗られた。なのでこの1週間はディフェンスの激しさに集中してやってきた。今回はディフェンスで相手にプレッシャーを与え、前半の流れを持ってくることができた。後半は横とのコネクションが一瞬切れた隙を相手が突いてきて修正できず、ズルズル点を取られた。

Q.後半26分のトライで3点差に迫ったときのチームの盛り上がりは。
田中GC
この1週間、十分準備してきた成果が出た結果があの3点差。ディフェンス面においても、自分のやってきたことが間違ってないということで自信がついて、周りもしっかりと盛り上がった雰囲気のまま、試合に臨めていた。
Q.今日の試合は昨年全敗のチームとは違うと感じたが、手応えと反省はどちらが大きいか。
中尾監督
両方ある。反省すべき点は、3点差まで迫ったが細かいミスもあって相手にトライを許してしまっているところ。良いところは最後までゲームを捨てずにディフェンスに行ったこと。最終的にトライをとられたが「最後までやりきる」というのを今年やってきた。少しずつそういう部分が出始めてることはプラスだと思う。
Q.2戦を終えて、今年自分たちの強みだと感じることを精神面、戦術面の両方で教えてほしい。
田中GC
精神面は、良い意味で調子に乗りやすいメンバーだということ。自分たちの色をしっかり出せて、自分たちのラグビーができる場面では、そのまま自分たちに流れを持ってこれる。
戦術的には、先週の京都産業大学戦の最後の3トライ全てモールで取り切ったことが1番の自分たちの自信。自分たちが我慢してペナルティを得て点を取るのが同社の強みだと感じている。
天理大学
小松 節夫 監督
開幕2節目ということで、開幕戦よりもいい試合をしたいということで挑んだ。ゲームの入りで取り切れなかったミスが多く、逆に返されてトライを取られその後もうまくボールが繋がらなかった。なかなか自分たちのペースにならず、後半も中盤ぐらいに同じような形でうちのミスから同志社さんのボールになって速い展開でアタックを受けて、失点してしまった。
終盤にもう一度引き離して勝てたところは成果かなと思う。自分たちの時間帯と相手の時間帯と考えたとき、同志社さんに時間帯をたくさん渡してしまったなという反省が残る。次のゲームは今日よりもまたさらにいいゲームができるように頑張っていきたい。
筒口キャプテン(以下、C)
自分たちのミスで簡単にボールを渡してしまったのが、先週の摂南大学さんとの試合の反省と似てる部分。ハンドリングエラーや簡単なミスをしてボールを渡してしまった。まだまだ自分たちの詰めの甘さ。次のゲームに向けて、ミスを修正し、今日よりももっといいゲームができるようにチーム一丸となってがんばっていきたい。
Q.一時的に3点差まで詰められたが、焦りはなかったか。
筒口C
焦りはなかったが、自分たちが何をしたいのかもう一度集まって話をしたことが、最終的に引き離した要因だと思う。
Q.一時接戦になった要因は相手のディフェンスか、それとも自分たちのミスか
小松監督
同志社大学さんのディフェンスは今日はすごくプレッシャーをかけてきて、ブレークダウンも結構ファイトしてきたので、自分たちが思ってるほどボールが動かなかった。プレッシャーをかけられて外のスペースでパスミスし、ちょっとずつリズムが崩れていった。同志社さんのディフェンスの速さとブレークダウンのこだわりを感じた。
Q.初出場の3番外村選手について
小松監督
今日はよく走って、ボールに絡んでトライもした。前半はラッキーボーイ。前節からレギュラーとリザーブが2人いなくなった中で、スクラムも安定して彼が今日がんばってくれた。層も厚くなってくるので、競争できれば。
Q.POMに選ばれましたが、ご自身以外にプレー中にそれに匹敵した選手は。
筒口C
ディフェンスでは川越が常体を張ってくれた。あの泥臭いプレーがここぞというときにも止められた要因。
9月22日(日) 同志社大学 vs 京都産業大学
マッチレポート
2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグが開幕し、東大阪市花園ラグビー場にて開幕節を迎えた。第1グラウンドの第2試合では、同志社大学と京都産業大学が対戦。
この日は1日中、天候に恵まれない日であった。そんな中で同志社大学10大島泰真のキックオフで試合が開始された。
前半3分、京都産業大学が自陣22mライン付近でのFWのサイドアタックを、同志社大学3三輪拓翔4寺北亘佑がダブルタックルで押し返し、ラックになったところに6鈴木崇敏がジャッカルを行い京都産業大学のノットリリースザボールに。その後、PGを選択し10大島がゴール成功し同志社大学が3点先制をした。

6分には京都産業大学が敵陣22m中央付近で同志社大学のスクラムの反則でFKとなり、京都産業大学8シオネ・ポルテレがクイックスタートしゴール前5m付近まで攻め込み9土永旭からのパスアウトで12辻野隼大へとパスし、11福永然に繋いで左隅にトライ。GK不成功で3-5。
10分、京都産業大学が敵陣ゴール前ラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込んで2李淳弘が右隅にトライ。GK不成功で3-10。
16分、再び京都産業大学が敵陣ゴール前ラインアウトからモール形成後すぐに8シオネが持ち出しそのままトライ。12辻野がGKを成功し3-17。

23分にも京都産業大学が敵陣ゴール前ラインアウトからモールを形成し、そのまま押し込んで2李淳弘が左隅にトライ。GK不成功で3-22。
30分、京都産業大学が敵陣ゴール前ラインアウトとなった。そしてモールを形成し、そのまま押し込んで2李淳弘が右隅にトライ。GK不成功で3-27。
33分時点で京都産業大学のペナルティ数が1に対し同志社大学は8と反則が目立ってきた。
35分に再び同志社大学のペナルティから、京都産業大学が敵陣ゴール前ラインアウトで6石橋チューカがキャッチしモールを形成後、そのまま押し込んで2李淳弘が右隅にトライ。9土永がGK成功で3-34。
前半終了間際の40分、京都産業大学が敵陣ゴール前スクラムで8シオネが持ち出し12辻野に繋げそのままトライ。9土永がGK成功で3−41。
反則が多く思うように動けない同志社大学に対し、相手の反則を生かし持ち味のFWのラインアウトモールで確実に得点を重ねる京都産業大学の流れのまま前半が終了。

雨が止み流れを変えたい同志社大学は後半から7山中颯真から中谷陸人に交代。
開始すぐに自陣22m付近で10大島のタックルから12田中勘太が果敢にボール奪取を狙うも惜しくもラック中に肘をついてしまい奪えず、同志社大学のペナルティとなってしまった。
そして後半3分に京都産業大学が敵陣ゴール前からラインアウトでモール形成後、9土永からのパスアウトで12辻野から10尾崎恵大のロングパスで11福永が受け取り左隅にトライ。9土永がGK成功で3-48。
7分には京都産業大学が敵陣10mと22mの中間付近から5フナキ・ソロモネが抜け出しゴール前まで持ち込み、ラックサイドから12辻野が押し込んでトライ。9土永がGK成功で3-55。
8分に同志社大学は1小西雄斗から18上野聡大、2荒川駿から16長島幸汰、9藤田海元から21石田太陽を交代した。
10分、京都産業大学の13ナプラギ・エロニがカウンターラックでボール奪取し、その後ゴール前ラックから9土永のキックパスを8シオネがキャッチし左隅にトライ。9土永がGK成功で3-62。
ここで遂に同志社大学が反撃の狼煙を上げる。
後半24分に京都産業大学が立て続けに反則を繰り返し、同志社大学が敵陣ゴール前でラインアウトモールを形成。両センターの12田中と13森岡蒼良がモールに加勢し、そのまま押し込み16長島がトライ。10大島がGKを成功させ10-69。

その後、京都産業大学にトライをされるも31分に京都産業大学が反則を繰り返し、ペナルティトライになり17-76となる。
35分時点で同志社大学の反則数が12に対し、京都産業大学は9と後半に入り反則の数が多くなってきた。
37分、同志社大学は敵陣ゴール前ラインアウトにて8久保太陽がキャッチしモールを形成、そして21石田が抜け出し左隅にトライ。10大島がGKを成功させ24-83。

ここで大きく反撃に出たい同志社大学であったが京都産業大学はそれを許さず。直後の38分に交代で入った21高木城治のトライ&GKで7点を追加し、最後は敵陣5m中央付近のサイドアタックで8シオネが抜け出しトライ。21高木がGKを成功させ24-97と大差をつけ試合終了。
POMはセットプレーで堅実にプレーし勝利に貢献した京都産業大学のHO2李淳弘が選ばれた。

会見の様子
同志社大学
中尾 晃 監督
相手の強みを出させてしまいました。あれだけの数のペナルティを繰り返してしまい、時間内に修正も出来ず反省する部分は多いのですが、まだ1戦目なのでこれからまた前を向いて頑張っていきたいです。
田中 勘太 選手
今日の試合の反省点ですが、自分たちのペナルティが多く、相手の強みを出させてしまい、あのような得点なってしまいました。
後半の最後の方では少しの工夫を加えるだけであそこまで得点に繋げることができたので、その修正力を前半の早い段階で出せていたら、もう少し積極的に点数を取れていたのではないかと思います。

Q.点差をつけられたのですが、今日取れた3トライについてどのようにお考えですか?
中尾監督
このゲームはこのゲームとして考えないといけないのですが、リーグ戦でもあるので今日取れた3本のトライは次の試合へと繋がると考えております。
Q.今日の試合で自分たちと相手の一番大きな差があるとしたらどのような部分だと思われますか?
中尾監督
フィジカルな部分もありますし、セットでもラインアウトでも安定したボールキープができず、それに加え反則を繰り返してしまった部分など、細かい点でも差が出てしまったと感じています。
田中選手
セットプレーの安定というところで、自分たちが用意してきたタックルなどが通用しなかったり、1対1での勝負の場面でも相手に有利な状況を作られてしまうことが多かったと思います。
京都産業大学
廣瀬 佳司 監督
開幕戦ということもありますし、相手が同志社大学だということもあり、しっかりとメンタル的にも準備をしてこの試合に挑みました。
前半からしっかりとした攻撃もできており、今シーズン良いスタートが切れたと思っております。
辻野 隼大 主将
初戦の相手が歴史ある同志社大学ということもあり特別な思いもあった中で、相手をリスペクトし自分たちにフォーカスしようということを常に意識し取り組んできました。その結果が今日のスコアに繋がったと思います。
まだまだ課題もありますので、来週の試合に向けてしっかり取り組んでいきたいと思っています。

Q.この試合に向けて練習に取り組んできたと思いますが、今日はそれが出せましたか?
辻野主将
京都産業大学のラグビーがスロースタートな部分もありますので、そういった部分が課題だということも自分たちではわかっていて、開始10分集中して精度を高く意識し、フィジカルで相手を圧倒させようとやってきました。
今日は最初に同志社大学にペナルティで3点取られてしまったのですが、その後にしっかり取り返すこともでき、自分たちで気持ちも上げていけたのでそういった部分では成長も感じられ、やってきたことが出せたと思います。
Q.ポジションについて、辻野選手の12番と石橋選手の6番など、どのような意図があったのでしょうか?
廣瀬監督
SOに関してですが、奈須・尾崎・吉本・辻野と春からどの選手をSOにしようかと悩みながら、今回は尾崎を持ってきて奈須をFBにし、辻野をCTBでという形にしたのですが、ボールがよく動くのではないかという考えもありこのようになりました。SOは先ほど挙げた4名はどの選手も素晴らしく、今後関西リーグを戦いながら定めていけたらと思っています。
6番の石橋選手の部分に関しては背番号をあまり意識しなくても良いと思っています。実際、試合中にも変わったりなどしますので特には意識しておりません。
Q.U20の代表合宿に参加した選手はチームにどのような影響を与えてくれていますか?
廣瀬監督
凄く良い経験をしてきたと思います。
練習に取り組む姿勢や、トップ選手たちと学んできたことを持ち帰り、チームにも良い影響を与えてくれています。
辻野主将
個人のレベルも上がっていますし、チームに良い影響を与えてくれてることは勿論ですが、自分たちも頑張らないとという刺激をチームメイトたちも受けています。
Q.今後の試合に向けて課題などがあると思いますが、どんな点ですか?
辻野主将
1つの大きな課題としてはペナルティ。ペナルティは得点にも直結してきますし、レベルが高い試合になればそこから得点を取られてしまう要因となる可能性もあるので、規律を守るといった部分でもチームとしての一番の課題だと思っています。
9月22日(日) 関西学院大学 vs 関西大学
マッチレポート
2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグの開幕戦は、昨年に続き東大阪市花園ラグビー場に8チームが集結した。
小雨が降りしきるコンディションの中、第2グラウンドの第2試合は関西学院大学と関西大学が対戦。
デフェンスに加えて攻撃力を強化した関学大とスローガンである「関大style」を部員一同で体現する関西大。
風上から攻める関大SO⑩崎田士人のキックで試合開始。最初にチャンスを掴んだのは関学大。
3分、ペナルティからキックで蹴り出しゴール前8m右ラインアウトからモールを形成しそのままゴールまで押し込み最後はキャプテンHO②平生翔大が右中間に先制トライ、GKもWTB⑭山本快が成功。7-0

13分、再び関学大が敵陣20m付近からパスを繋ぎ、SH⑨川原大からSO⑩徳永司也に渡りCTB⑫松本壮馬からパスを受けたFB⑮的場天飛がデフェンスを突破し左隅にトライ、GKもWTB⑭山本が成功。14-0
雨の影響を受けてお互いに得点を奪えない時間が続いたが、33分、関学大が再びチャンスを掴みゴール前8m左ラインアウトからモールを形成し、SH⑨川原からCTB⑫松本に渡りラックから再びSH⑨川原が左中間にトライ、GKは不成功。19-0とリードを広げる。
漸くチャンスを掴んだ関大は33分、ペナルティからチャンスを掴みキックで蹴り出しゴール前5m右ラインアウトからHO②山本真士からのボールをキャッチしたLO④佐野利樹からパスを受けたFL⑦西山光太郎が右中間にトライ、GK不成功。19-5と関学大がリードして前半が終了。

関学大SO⑩徳永のキックで後半開始。
後半も最初にチャンスを掴んだのは関学大2分、ペナルティからCTB⑬川村祐太がキックで蹴り出し、ゴール前右5mラインアウトからスロワーHO②平生からのボールをジャンパーLO④堤保澄がキャッチしモールを形成、そのまま押し込みHO②平生が右中間にトライ、GK不成功。24-5
6分、関大がハイタックルのペナルティからキックで蹴り出し、ゴール前8mラインアウトからモールを形成しHO②山本真士が右隅にトライ、GKも難しい角度からSO⑩崎田が成功、追い上げる。24-12

15分、関学大が敵陣ゴール前25mのペナルティからショットを選択しWTB⑭山本が成功。27-12
攻撃の手を緩めない関学大は20分にWTB⑪武藤航生がゴールポスト下にトライ、GKもWTB⑭山本が成功、27分にはFL⑥稲垣直希が左中間にトライ、33分にはWTB⑭山本が右隅にトライし、44-12とリードを広げる。

巻き返しを図る関大は37分、ゴール前20mから途中出場したSH㉑河道慎之介からHO②山本に渡りオフロードパスを受けたFL⑦西山光太郎が左中間にトライ、GK不成功。44-17
40分、関学大は途中出場したSH㉑柿本知輝からパスを受けたCTB㉓中俊一朗が巧みなステップで右中間にトライ、GK不成功。49-17とリードを広けて試合終了。関学大が開幕戦に勝利し勝点5を獲得した。
POMには最後までチームを鼓舞し勝利に貢献したHO②キャプテン平生翔太が選ばれた。

会見の様子
関西大学
佐藤 貴志 監督
この開幕に向けて夏合宿でしっかり準備してきましたが、勝ちきれなかったところが悔しく思います。開幕の難しさというところが出てしまって、自分たちで自滅する時間帯(特に前半の20分、後半の20分)があったので、次節、近大に勝ちきれるように良い準備をしたいと思います。
石川 海翔 キャプテン
開幕戦に向けて準備してきたものが、関学さんのプレッシャー(想像以上のデフェンスの圧)で自分たちの首を絞めてしまって、特にバックスの展開の部分やサインプレーにおいて後手を踏んでしまい、今日の点差に繋がったと思っています。

Q.ラインアウトモールからのトライについて。
佐藤監督
昨年からモールは関大の強みですので、引き続き強化してきたことが結果に出たのかなと思います。また、スクラムに関しても、(ペナルティもあったが)春から大きく改善してきていることが大きな収穫で、セットプレー(近大はすごく強いですが)は、いい意味で自信にして臨んでいきたいと思っています。
Q.相手が関学だったというのは影響しているのか?
石川キャプテン
自分たちが入った時から、関学さん(関関戦)に対しては負けてはいけないと教え込まれているが、今日は、特別に関関戦ということではなくて開幕戦(7節あるうちの大事な1試合)ということでプレーしました。
関西学院大学
小樋山 樹 監督
今日の試合は、開幕戦そして関関戦ということもあって、難しいゲームになると話をし、準備してきました。ただ、勝敗は後からついて来てくれると信じて、僕らは直向きに(相手より絶対に、どのチームよりも)当たり前のプレーをしっかりやる。やるべきことをしっかりやるということを目的にこのゲームに臨みました。それが見れた場面も沢山あったので、それをまずは次にも繋げて、立命館大学さんに対しても直向きにチャレンジしていきたいと考えています。
平生 翔大 キャプテン
本日のゲームは、雨であったり、途中イエローカードが出たりとうまくいかない時間もあったのですが、メンバー15人が試合に出れないメンバーの分まで直向きにプレーできたということが良かった。そして、(課題であった)ゲームの入りが、今日の試合は上手くいったと思うので、前半・後半のどちらもスコアできたのが良かったと思います。

Q.収穫と課題は?
小樋山 監督
収穫は、ゲームの入りが課題だったので、その部分をしっかり練習してきたことができたということ。あと、デフェンスがしっかり前に上がってプレッシャーをかけてくれたので、そこは良かったと思っています。課題としてはセットプレー、もっともっと圧倒しないと(目標の大学選手権)ベスト4に向けては厳しいと思うのと、敵陣に入った場面で何度かミスがあったり、取り切れなかったことがあったので、(雨を差し引いても)この辺りは修正していかないといけないと思いました。
Q.試合の入りの課題、具体的には?
小樋山監督
夏合宿でも最初の10分で簡単にトライを獲られてしまう場面があったので、ゲームの入りを見直してきました。練習の方法(順番)を変えたりとか、メンタル面から準備をしてきました。あと、やるべきことをやっていないとスコアされてしまっているという場面が多かったので、(役割は明確になっているので)やるべきことをしっかりやるということで準備してきました。
Q.今後に向けては?
平生キャプテン
ここから先、厳しいリーグ戦になると思うので、目の前の試合に100%良い準備をして、臨みたいと思います。
9月22日(日) 摂南大学 vs 天理大学
マッチレポート
2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ8チームが東大阪市花園ラグビー場に集結し、開幕節を迎えた。第1グラウンドの第1試合では、摂南大学VS天理大学が対戦。
前線を伴った低気圧のために、時折、激しく雨が降る中で、天理大SO⑩筒口允之のキックオフで試合が始まった。
開始2分、天理大が攻め込み敵陣10mラインと22mラインの間あたりのラックから、ウイング⑪藤原竜之丞がボールを持ち出し、スクラムハーフ⑨朝倉達弥、NO8⑧パトリック・ヴァカタへと繋ぎ、最後のパスを受けたフランカー⑦上ノ坊悠馬が左中間に先制トライ。GKもSO⑩筒口が成功。0-7

また9分には天理大が敵陣ゴール前ラインアウトからモールをしっかりと形成し、押し込んでいく中で、フッカー②寺西翔生が抜け出し、そのまま左隅にトライ。GK不成功。0-12
その後、両チームともゴール前まで攻め込み、トライチャンスかと思われる場面もあったが、どちらもゴール前のディフェンスが堅く、相手の反則を誘ってトライチャンスを阻止する場面が多かった。また雨の影響もあったのか、どちらもハンドリングエラーも多く、結果的に両チームともトライにまで至らず、前半が終了した。

摂南大SO⑩川上凌空のキックオフで、後半が開始。
後半に入り、できるだけ早い時間帯に摂南大が得点をしたいところ、キックオフのボールを天理大がノッコン。敵陣でのスクラムでリズムに乗っていきたいところだったが、アーリーエンゲージで天理大にペナルティを与えてしまう。
6分には、天理大は大きく攻め込み、連続攻撃のフェーズを重ねて、最後は、ゴール前のラックからスクラムハーフ⑨朝倉達弥が、ウイング⑭宇山大成へ大きく飛ばしパスを行い、そのまま右隅にトライ。GK不成功。0-17

10分には摂南大が敵陣ゴール前まで攻め込み、最後はインゴールに飛び込んだかに見えたが、レフリーとARとで、天理大プレヤーがトライを阻止していたことを確認し、トライが認められなかった。
16分には天理大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトから攻め、最後はラックからセンター⑬フィリモネ・サイアがボールを持ち出し、そのまま右隅にトライ、GK不成功。0-22
33分には天理大フランカー⑦上ノ坊悠馬がオブストラクションの反則でイエローカード出され、シンビンとなった。
37分、一人少なくなった天理大に対して摂南大は敵陣10mラインあたりのスクラムから、スクラムハーフ㉑関太陽から、センター⑫嶋本大賀へ左展開、さらにセンター⑬公文毅京へ繋ぎ大きくゲインし、最後はしっかりとサポートしていたスクラムハーフ㉑関太陽がゴールポスト真下にトライ。GKもSO⑩川上が成功。7-22

この後もお互いに攻め続けるが、そのままノーサイド。
最後に、摂南大については何度も相手ボールのラインアウトを確保したり、相手の反則を誘う接点での防御が、天理大学についてはディフェンスのみならず、リズムの良いアタックも随所に見られたが、雨天の影響もあったのか、両チームとも、決定的なところでの反則やミスが多いゲームであった。お互いに次節までに修正して試合に臨んでくれることを期待する。
POMには、随所に堅実なプレーで勝利に貢献した天理大NO8⑧パトリック・ヴァカタが選ばれた。

会見の様子
摂南大学
瀬川 智広 監督
開幕戦、天理大学さんとの対戦に、学生は本当に良い準備をして試合に臨みました。特にラインアウトは学生自らが相手を研究して、それがうまく行った部分もあり、学生の成長を感じる事が出来ました。
ゲームの内容は、点差よりももっと良い試合が出来ていると思っています。ですので、試合に勝つ事が出来なかった事は非常に残念ですし、学生自身も悔しく思っていると思います。ただ、我々自身もチャンスのところで単純なミスをした部分もあります。そういったところを無くしていかないと関西の上位チームには勝つ事が出来ないという事も、(今日の)試合で学習したと思います。一つ一つが素晴らしい経験ですので、次週、京都産業大学に向けてしっかり準備をしていきます。
嶋本大賀 キャプテン(以下、C)
今日の天理大学戦に向けて、自分達でビデオなどでしっかり分析して対策して来ました。ディフェンスは前に出ることが出来て自信を持てる事が出来ました。アタックでは継続してトライ前までは行けたのですが、そこで細かいミスやサポートの遅れなどで(トライを)取りきれなかったのが今日の敗因だと思います。
この部分を1週間で修正して、京都産業大学戦に向けて練習したいと思います。

Q.ハーフタイムでどのような指示を出されましたか?
瀬川監督
(前半を)12点差で折り返して、天理大学さんと僅差で戦えるようになって来た事に成長を感じました。後半は摂南のK.O.でしたので、K.O.後の時間帯で得点を取ろうとしましたが、意気込みが強すぎてスクラムでペナルティを取られてしまいました。あの場面でスクラムから良いアタックが出来ていれば、全く違った展開になってのでは?と悔やまれる部分です。
Q.アタックで取りきれない部分を1週間でどのように修正していきますか?
嶋本C
試合ではやり直しが出来ないので、練習の中でも、ミスに厳しく1回のチャンスを逃さないという事に取り組んでいきたいと思います
天理大学
小松 節夫 監督
開幕戦という事で緊張して動きが硬かったり、雨というコンディションもありましたので、うまくゲームが運べなかった中、最初のトライで硬さが取れるかと思いましたが、その後もミスが多くうまく運べませんでした。しかし、前半に2つトライを取って、摂南さんを0点に抑えられましたので、後半は自分たちのリズムにできるかなと思ったのですが、後半最初から膠着状態になって、シンビンが出たりと、最後まで自分達の形には至らなかったというのが印象です。
しかし開幕なので、これから少しずつチーム力を上げていき、(リーグ戦の)最後に良い形になるようにしていきたいと思います。
筒口 允之 キャプテン(以下、C)
天理らしくひたむきに泥臭くプレーしようとゲームに入りましたが、自分達の良い形で80分間出来ませんでした。ミスも多く、個人的にもうまくゲームコントロールが出来なかったので、この点が反省点です。
ただ前半は、お互いにミスが多かったのですが、(摂南大学を)0点に抑えられた点は良かったと思います。しかし後半は、摂南大学さんの縦の強いキャリーを許してしまいました。この点はしっかり修正して、次の 2節に向けて頑張っていきます。

Q.開幕戦でうまくいった点、うまくいかなかった点は?
筒口C
雨のコンディションは事前にわかっていたので、練習からハンドリングエラーを少なくするをキーワードにしてやっていました。外まで展開してトライするのが自分たちの強みなのですが、ハンドリングエラーなども多く、その形まで持っていく事が出来なかった点がうまくいかなかった点です。
うまくいった点は、前半、取り切りたいところで取り切れたのは良かったところだと思います。ですが、まだまだ自分たちのイージーミスで簡単に相手にボールを渡していました。この点はミスを減らせるように頑張っていきたいと思います。
Q.改めてですが、今シーズンの目標はなんでしょうか?
筒口C
関西リーグ1位奪還と日本一です。
9月22日(日) 近畿大学 vs 立命館大学
マッチレポート
今年も花園に8校が集いリーグ戦がスタートした。
その開幕ゲームは、昨年4位の近畿大学に対し昨年5位の立命館大学が挑む一戦。両校とも初戦良いスタートを切りたいところ。
激しい雨が降る中、近畿大学(近大)のキックオフでスタートした。
最初にスコアしたのは、近大だった。

3分、HL付近のラインアウトから左へ、そして右へと展開、敵陣10M付近からCTB⑬藤岡竜也がラインブレイク、そのまま走り切り左中間へトライ。GKはFB⑮嶋竜輝がきっちり決めて先制する。近大はこのコンディションでミスなくボールを動かしていた。(7-0)
11分、次も近大、敵陣22M付近ラインアウトから右へ展開、NO8⑧古寺直希が相手に体を当てゲイン、ラックから左へ展開、SO⑩中村優太から⑬藤岡へ内返しそのままブレイクし左隅にトライ(GK成功)し、リードを広げる。(14-0)
16分、次も近大、敵陣22M付近ラインアウトから左へ展開、ミスなくボールを動かし、最後はWTB⑪西端玄汰が左中間に飛び込みトライ(GK成功)。(21-0)
19分、近大の勢いは止まらない。ゴール前5Mスクラムから左へ展開、FWが巡目のラックサイドを攻め、最後はBKに展開、大外の⑪西端に大きくパスを放り左隅にトライ(GK成功)。(28-0)

29分にも近大は、⑪西端が5本目のトライを決め、33分にはFL⑦岩本圭伸が左中間にトライ(GK成功)し、リードを大きく広げる。(40―0)
勝負ありの感もあったが、ここから立命館大学(立命大)も意地を見せる。

38分、敵陣22M付近のスクラムから右へ左へFWも交えながらゴール前にボールを運ぶ、最後は左大外のWTB⑪岸澤康成が左隅に押さえトライ。(40-5)
41分にも立命大が、ゴール前5MラインアウトからNO8⑧島正輝が左隅に潜り込みトライ。SO⑩山下真之介が難しい位置からゴールを決めて前半を終える。(40-12)

後半も激しい雨の中でのスタートとなった。
5分、立命大は前半終盤の勢いを保ったまま、近大陣で試合を進める。ゴール前20Mからペナルティをタップで持ちだし、最後はLO④榎本匡志がゴールポスト下に潜り込み(GK成功)、点差を詰める。(40-19)
だが、その後すぐの7分、近大SH⑨渡邊晴斗がトライを返し、また引き離す。(45-19)
その後は、トライは両校シーソーというかたちに。18分に立命大HO大本峻士、35分は近大WTB⑭植田和麿(GK成功)、41分立命大HO⑯田中京也(GK成功)、最後の47分には近大⑨渡辺(GK成功)とトライし、ゲームセットとなる。(59-31)

POMには、立ち上がり力強いランで2本のトライを決め、勝利に導いた近畿大学CTB⑬藤岡竜也が選ばれた。

前半の立ち上がり20分で4トライを畳み掛けた近大の集中力は見事であった。他方、点差は開いたが、立命大も5トライを奪い攻撃力のあるところを見せていた。今後の両チームの活躍に期待したい。
会見の様子
立命館大学
小寺 亮太 ヘッドコーチ
怪我人もありベストメンバーを組めなかったのですが、近畿大学さんのアタックが鋭くゲームの中でインサイドブレイクされました。しかしFWが頑張ってくれたのと、キャプテン山下のキックは計算が立ってきたので、次の試合に向けていい準備をしたいと思います。
山下 真之介 キャプテン
開幕戦に向けていろいろ準備してきたのですが、この試合は準備力の差が出たかなと思っています。あと雨の中で前半の最初はエリアを取れなかったですし、タックルもフィジカルの差が出てズルズルいかれて、前半の差が後半に響いたと思います。

Q.立て続けに連続トライを取られた時にどのようにチームで修正したのか?
山下キャプテン
自分たちがやってきた前へ出る強いデフェンスに立ち返ろうと話しました。
Q.準備力の差はどういった所に感じたか?
山下キャプテン
夏合宿でいろんなオプションのアタックを想定して準備してきたのですが、それ以上のオプションの数と精度でした。
Q.前半の最後から得点できるようになったのは?
山下キャプテン
前半の最初は自陣でラグビーをして反則をしてしまいましたが、相手のエリアへ入れたことが大きいと思います。
Q.ハーフタイムの指示は?
小寺ヘッドコーチ
「我々のコンセプトを大事にすること」。
ブレイクダウンで寄ってしまい外向きにデフェンスをしたところで内を抜かれるというありがちなパターンにハマってしまっていたので、「しっかりセットアップしてからデフェンスをすること」。
前半の最後、スコアエリアの22Mに入ったところではスコアできているので、「キックという飛び道具でしっかりエリアを狙っていくこと」、あと雨でタックルが滑るので、「小指一本でもジャージにかかるならしっかりファイトしていこう」と話しました。
Q.FWの評価は?
小寺ヘッドコーチ
スクラムである程度押される想定はしていましたが、有利とまでは言えないですが頑張ってくれたと思います。半年間スクラムを強化した成果は出たと思います。あとモールでスコアできたことは次の試合につながっていくと思います。立命館スタイル、コンセプトを大事にこれからもやってもらいたいです。
近畿大学
神本 健司 監督
ウェットな状況の中でミスなく攻撃を続けてスコア出来たことがゲームの中で大きかったと思います。目標は毎試合5ポイント取っての優勝ですので、前半の最後に取られてしまい、また後半も先に先制されて、ゲームの流れが相手に行ってしまうこともあり得たので、やはり京都産業大学という強いチームに勝って優勝を目指す以上は満足していません。
学生はやるべきことはしっかりやってくれていましたので、勝って反省できることはいいことなので、修正して1戦ごとに成長していくように戦っていけたらと思っています。
中村 志 キャプテン
開幕戦の緊張したゲームで最初の10分にこだわろうとゲームに入っていき、いいアタックが出来て40点まで行けたのですが、関西で優勝するには最後に取られた2本は課題です。神本監督の言葉にあった1戦1戦成長していくことをテーマにしてきたので、課題を修正して次戦につなげたいと思います。

Q.ワンサイドゲームになった後の失点についてどのように考えるか?
神本監督
うちとしてはこういう展開はあまりないので推測ですが、どこかで体を張る部分だとかで鈍ったのか、少し前へ出られているケースが重なってスコアされていると思います。
中村キャプテン
デフェンス2枚でしっかり押し返すことを練習でやってきましたが、1対1になってしまう部分が多くなり、そこでゲインされてスコアされてしまいました、反則や個人のミスから自陣に入られたのでそこが原因だったと思います。
Q.開幕戦に勝利した意義は?
神本監督
課題があったとは言うものの、勝てたことは正直に言ってほっとしています。
Q.試合の入りの手ごたえは?
中村キャプテン
昨年まではデフェンスを中心に強化してきましたが、今年はアタックの部分でも毎試合目標とする点数を設定して強化してきました。そこが初めの10分で出たと思います。
Q.ハーフタイムでチームにどのような声をかけたか?
中村キャプテン
僕を含めてリーダー陣が言ったのですが、「この40得点ではなく、与えた2本を考えると、自分たちが目指している京産大さんには勝てない」ということを言いました。
12月9日(土) 摂南大学 vs 龍谷大学
マッチレポート
Aリーグ最終節で関西大学と引き分けて1ポイントの差で入替戦に回った摂南大学は、その悔しさを今日の勝利で何としても晴らしたい。また、長年チャレンジし続けてAリーグの壁に阻まれてきた龍谷大は、今年こそはAリーグに復帰したい。お互いに強い思いのこもった一戦である。

開始3分、摂南大学がゴール前ラックから5番ヴェティ・トゥポウが左中間にトライ、10番川上凌空のゴールも決まり7点先取。

14分にはゴール前スクラムを起点にラックを形成し左へ展開し、8番ヴィリアミ・サポイがトライ、14-0とする。
20分にもゴール前スクラムから左へ展開し、9番三田村裕城がトライし、10番川上がゴールを決めて21-0、26分にも9番三田村が連続トライをあげ26-0と突き放す。
30分に自陣で龍谷大の形成したラックをめくりターンオーバーしたボールを右へ展開し、最後は2番大西翔が押さえて31-0。
その後も38分に13番宮崎雄輔、40分には10番川上がトライを決め、一方的な摂南大学のペースで45-0と前半を終える。

後半早々の2分に攻撃のテンポが上がった龍谷大がゴール前ラインアウトから1番津田凌汰が抜け出して8番平野巧に渡り左隅にトライ。

21番亀井郁弥がゴールを決めて45-7と反撃ののろしを上げるが、14分に摂南大の9番三田村のトライで再び突き放される。摂南大は21分に23番小畑美嵐、29分に12番嶋本大賀がトライを重ねて62-7と差を広げる。
龍谷大が34分にゴール前ラックから右へ展開し、23番藤野壮太郎が右隅にトライし一矢報いるが、41分に摂南大22番大津直人のトライで龍谷大を突き放した。
摂南大は負ければ降格というプレッシャー下でもフィジカルで圧倒し、相手陣に入って落ち着いて確実に得点していき終始ゲームを支配した。

一方の龍谷大は前半はフィジカルで圧倒されて大差をつけられたが、後半はそれに対応し、攻撃のテンポを上げて2トライを奪うなどゲームの中での進歩が見られ、今後の伸びしろが期待できるゲーム内容だった。

会見レポート
龍谷大学
藤谷徹 総監督
前半の40分の中で、自分たちのやろうとしたアタック、デフェンスに少しずつほころびが出て、結果的に40分間は摂南大学のペースで進んで点差が開きました。後半に何とか立て直そうと選手たちは頑張ってくれましたが、摂南大学のフィジカルの強さを見せつけられ力の差を感じました。しかし、選手は本当に力いっぱい頑張ってくれました。
小林 憲伸キャプテン
摂南大学さんのフィジカルの強さを80分間受け続ける形になって、デフェンスでもブレイクダウンでもプレッシャーをかけ続けられアタックで自分たちのペースをつかむことができませんでした。それが敗因だと思います。
Q.フィジカル面以外にAリーグの差はどんなところに感じるか?
小林キャプテン
メンタル面に大きな差があると思います。フィジカル面に加えて一つのプレーに対して全力でやっているなと感じました。春にAリーグのチームと対戦して少しずつ近づいているなという感触は持っていますが、そこから先に進めないのが龍谷大学が持っている課題で、来年はそこを解消してくれたらと思っています。
Q.来年のチームに望むものは?
小林キャプテン
メンタルの部分に加えて、一つのBセットプレーからアンストラクチャーのプレーなど、すべてにおいて泥臭くプレーすることが各上のチームと対戦するときには必要なので、そういう基礎の部分を磨いていってほしいと思います。
Q.Bリーグを勝ち抜いて上へ行くためには何が必要か?
藤谷総監督
近年は入部してくれる選手のレベルが非常に上がってきています。全国大会へ出た選手もたくさんいます。そこで入部してくれた後でどれだけ真摯に向き合い、レベルの高い練習に取り組むか、今年も小林キャプテンを中心に頑張ってくれましたが、やはりまだ上があったということです。選手の伸びしろを信じて日ごろの練習のレベルを上げるしかないと思っています。
Bリーグのレベルを上げることもそうですが、春のトーナメントを戦って力が付いてきたと思います。1シーズン戦ってチームは熟成されてきます。AリーグでもまれたチームとB戦ってきたチームの試合の感覚の差は大きく、それを凌駕した力を付けなければならないと改めて感じました。
摂南大学
瀬川智広 監督
シーズン最後の試合で学生たちは1年間本当によく頑張ってくれました。今日もひたむきにプレーしてくれました。目標としていた大学選手権に行くことができなくて、課題としてはいろいろありますが、Aリーグに残ってその課題を克服して、来年こそは大学選手権へ行きたいと思います。また、隣にいる森山は1年間苦労してチームを引っ張ってきてくれました。本当に感謝していますし、頑張ってくれたと思います。
新しいチームは火曜日から始動していきますので、また頑張っていきたいと思います。
森山迅都 キャプテン
入替戦に1ポイント差で行くことになったのですが、こういう形で終えられて嬉しく思います。今までやってきた集大成がいくつか見せられたことも、今後の摂南にとって来年につながる良い文化が残せたのかなと思っています。
Q.今シーズンを通しての収穫と課題は?
瀬川監督
型にはまらないと言いますか、ポッドのシステムとか世界の主流になっているラグビーではなく、ボールをどこからでも動かす、オフロードパスであったり、コンタクトの中での接点でボールを動かしていくダイナミックブレイクダウンを掲げて戦ってきました。それが体現できる試合がいくつかあったこと、また学生自身がその魅力を感じ誇りをもってチャレンジしてくれたことが一番の収穫です。課題は接点の部分で優位に立てなくてボールを動かすラグビーができなくなったときに、勝ち星につなげられないことがあったので、ラグビーの本質である接点の強さを来期は鍛えて強くなれればいいと思っています。
Q.龍谷大学に対してどのように分析してゲームプランを立てたか?
瀬川監督
大阪体育大学さんとの試合くらいしか参考になるデータがなかったので、相手にフォーカスするというよりは自分たちにフォーカスした1週間でした。
Q.龍谷大学戦の印象は?
森山キャプテン
前半はそんなに上がってこないデフェンスでしたが、後半に上がってこられたときに戸惑ってミスが起きて、戦術を替えられたという印象ですが、その中でも自分たちにベクトルを向けて自分たちのやろうとしているラグビーを追求しました。
12月9日(土) 同志社大学 vs 大阪体育大学
マッチレポート
ABリーグ入替戦第1試合。リーグ戦まさかの7連敗で8位となり入替戦となった同志社大学(以下、同志社)と、Bリーグ全勝優勝で入替戦に挑む大阪体育大学(以下、大体大)の一戦。

入替戦とは思えぬ大観衆、入替戦特有の緊張感の中、大体大のキックオフでスタートした。
序盤、先制点が欲しい両チーム。同志社が敵陣22m内でトライチャンスを得るが、ラインアウトミスで機会を逃す。大体大も敵陣に入るも、ミスで攻撃の機会を渡してしまう。
10分、先制したのは同志社だった。自陣10m付近でWTB⑭岩本総司が相手ボールをインターセプト、敵陣22m内までビッグゲイン、CTB⑫ファイアガラ義信ダビデがゴール前までボールを運び、ハイタックルの反則のアドバンテージもらいながらボールを動かし、最後は⑭岩本が右中間ゴールラインを走り抜け先制のトライ。ゴールはSO⑩嘉納一千が難しい位置であったがきっちり決める。(7-0)

この後、先制点で硬さが取れたか、同志社はラインアウトモールをHLから22mまで押し込むなど、加えて、相手の度重なる反則も相まって試合を有利に進める。
15分、同志社はゴール前7m付近ラインアウトからモールを上手く押し込み、HO②大山卓真が押さえ込む(GK成功)。(14-0)
21分、ゴール前5mラインアウトから今度はモールを簡単に押し込み、FL⑥荒川駿がトライ(GK成功)。(21-0)
26分にも相手の反則からゴール前でラインアウト、今度はFWがラックサイドを右へ右へと攻め、反則のアドバンテージをもらいながらBKへ展開、最後は⑩嘉納が右中間に飛び込んでトライ(GK成功)。(28-0)
37分には⑩嘉納がPGを決めて追加点。(31-0)
ロスタイムの43分にも、ラックからのこぼれ球をSH⑨福岡壮太朗が拾いフォローしていた②大山にパス、そのまま駆け抜けて左中間にトライ(GK成功)。大差を付けて前半を終える。(38-0)

後半開始。大体大は何とか1本獲りたいところだが、後半も同志社が先制。
2分、リスタートキックオフからノーホイッスルで⑭岩本が左中間にトライ(GK成功)。(45-0)
5分、ここは大体大が意地を見せた。ゴール前5mラインアウトからもつれながらも一気に押し込んでFL⑥堀田凌永が左中間に押さえこむ。ゴールはSO⑩生駒創太郎が決める。(45-7)
ゴール前に行けば点を獲れると確信した大体大ではあっただろうが、続けてトライが欲しいところだったが、8分、また同志社⑭岩本に走られて追加点を許してしまう。(52-7)
大体大は、12分にCTB⑬羽田賢信のブレイクからFB⑮林哲大のトライ(GK成功)、21分にもNO8・HO⑧シオネ・マウがトライを返すも勝負の行方は変わらず。

その間、同志社もPGで引き離し。最後は、HO②長島幸汰のトライで追加点を奪い、終始危なげなく入替戦を凌いだ。(62-21)
同志社は苦しいシーズンであったが、下級生に対し、来年度もAリーグで戦える権利を残した。来シーズンでの巻き返しに期待したい。

他方の大体大、とりわけ前半はAリーグの接点や観客の多さも含め試合環境に戸惑った場面もあったであろう。だが、後半の戦いはそん色なく、そのあたりも踏まえた来年のチーム作りに期待したい。

会見レポート
大阪体育大学 中井俊行監督
本日はありがとうございました。準備いただいた関西協会、奈良県協会に感謝申し上げます。また、良いゲームをしていただいた同志社大学にも感謝いたします。大阪体育大学としては、この入替戦は覚悟を決めた一戦であり、Aリーグへの昇格を志して練習してきました。前半は反則が多く、特にスクラムでのレフリーとのコミュニケーションが上手く取れず残念でした。ハーフタイムで、「自分たちは攻めるしかない、このままでは何も残らない」と言って後半に送り出しました。結果として、後半は、「自分たちはできる、得点を取れる」という感触を持ちながらゲームを進めました。最終的には点数を開けられ敗れましたが、大阪体育大学の誇りを胸に戦った学生たちに感謝しています。応援してくれた学生、学園並びに大学関係者も多く応援に来ていただき、大阪体育大学ラグビー部として良いゲームができたと思います。本日はありがとうございました。
生駒創大郎キャプテン
前半、自分たちの想定していないことが続き、雰囲気を変えようとしましたが、なかなか自分たちのペースに持っていくことができずに終わりました。ハーフタイムで、「失うものは何もない、前に進んで点を取っていくだけだ。勝つことを信じている仲間、コーチ、保護者の思いを背負って戦おう」と気合いを入れ直しました。後半は、キックを極力使わずに、自分たちのラグビーを思う存分しようとしましたが、同志社さん相手でも通用する部分が見えました。前半からできていれば良かったですが、後半からでも勝負できることがわかって嬉しかったです。今年のチームは下級生がとても協力してくれました。また、一緒に支えてくれた4年生、コーチ陣、関係者に感謝しています。また、キャプテンとしてこの80分間を戦えたことに感謝しています。本日はありがとうございました。

Q.想定外のこととは、どういうことですか?
生駒キャプテン
コンタクトの部分は想定外ということはなかったのですが、エリアマネージメントやFWのモールなどで、なかなか自分たちのペースに持っていけなかったです。
Q.どういうプランで勝つことを想定していましたか?
生駒キャプテン
エリアを取り、なるべく相手陣22mラインより向こうでプレーし続けること、FWでプレッシャーをかけて自分たちのペースに持っていこうと思いました。しかし、最初の部分でミスを連発し、自分たちのしたかったことを相手にされてしまったと思います。
Q.(試合を通じて)同志社大学の圧力は予想以上でしたか?
生駒キャプテン
会場の雰囲気やBリーグでは経験しない雰囲気の中で、自分たちで焦ってしまい、自分たちを苦しめてしまったと思います。
同志社大学 宮本啓希監督
本日はありがとうございました。先週末の会見で、「今日は同志社を守る戦いになる」と申し上げましたが、その通り、学生たちが気持ちを見せてくれました。準備してきたことも100%やってくれました。最後の最後に最大の集中力を出してくれたのが、今日の結果(Aリーグ残留)になったと思います。大体大さんは激しく来ると準備していました。優位に進められたとは思いますが、ブレークダウンのところでやはり激しさを見せられ、しんどい時間もありましたが、最後まで集中力を切らさずよくやってくれたと思います。
山本敦輝キャプテン
入替戦ということで、気持ちの部分でどういったら良いのかと難しいところがありましたが、目の前のワンプレーワンプレーに集中して、同志社を守るとチーム全員で集中できたので、この結果に繋がったと思います。

Q.準備してきたことの中で、特に大事な部分は何でしたか?
宮本監督
大きくは2つあります。前半でゲームが決まるということで、前半は特別なことはせず、しっかりとしたプレーをすること。そしてセットプレーで中盤からモールを組んでいくというプランでしたので、それがしっかり遂行できました。フィジカルの部分もしっかり出せたと思います。
Q.試合の入りの部分での評価はいかがですか?
宮本監督
関西リーグでは先制点を取れたのが1試合だけでしたので、今週は入りの部分だけを言ってきたといっても過言ではありません。そこがしっかり出せたことがゲームの流れを掴めたと思います。
Q.(今日の)試合を終えてどんな気持ちでしょうか?
山本キャプテン
春シーズンこの場所(親里)で、京都産業大学さんに負けてからずっと負け続けて苦しかったですが、最後に勝てて良かったと感じています。
Q.入替戦というプレッシャーのかかる試合に臨むにあたって、どのように声を掛けましたか?
山本キャプテン: 全員が苦しい思いをしてきたので、その思いを今日の試合に全部ぶつけようと言いました。
Q.後輩たちが来年もAリーグで戦いますが、後輩たちに向けて思うことを教えてください。
山本キャプテン
全力でラグビーを楽しむことだと思います。伝統ある大学ということでいろいろなプレッシャーがありますが、それに押し潰されずにラグビーをやって楽しかったという思いを持ち続けてほしいと思います。
12月2日(土) 近畿大学 vs 立命館大学
マッチレポート
2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ最終節は晴れ弱風、開幕戦と同じ東大阪市花園ラグビー場に8大学が集まり第1Gと第2Gに分かれ4試合が行われた。今リーグ戦を勝利で締めたい思いは全チーム共に同じであろう。
第2グラウンドの第2試合は近畿大学と立命館大学が対戦。
立命館大学は負ければ入替戦に回ることになり、意地でも勝利したいところである。
近畿大学はこれまで3勝3敗とし勝ち越してシーズンを締めたいところである。

風下から攻める近畿大⑩半田裕己のキックで試合開始。
5分、最初にチャンスを掴んだのは近畿大。オフサイドのペナルティからショットを選択しゴール正面から⑩半田のPG成功、3-0。
11分、近大陣右側中央付近、立命館大ボールのラインアウト。②安部薫平のロングスローをキャッチしモールを形成し押し込む。モールから⑨北村瞬太郎が上手く抜け出し、トライ。⑩山下真之介のGKは不成功、3-5と逆転する。
15分、近大陣10mライン入ったところで近畿大BK展開中にタックルを受けてボールをファンブル。そのボールを立命館大⑨北村が拾い⑬江川剛人へパス、そのままゴールに走り込みトライ、⑩山下のGK成功、3-12とする。
23分、近大陣右側中央付近のスクラムからブラインドサイドへアタック。フェーズを重ね、左側にBK展開し⑬藤岡竜也が大きくゲイン。⑪川嶋人夢へパスし左隅にトライ、GKは不成功。8-12と点差を詰める。

28分、キックの蹴り合いの中で近畿大がレイトタックルでペナルティ。近大陣左側22mライン手前から⑩山下がPGを狙うが不成功。再開の近畿大ドロップアウトのボールを蹴り合う後に28分、近畿大がオブストラクションでペナルティ。22mライン手前から立命館大⑩山下がPGを狙い成功、8-15。
34分、近大陣左側10mライン手前で立命館大ボールのスクラム。BKラインで左へ展開。⑨→⑩→⑫→⑬→⑮→⑭とテンポ良くボールを繋ぎ⑭御池蓮二がインゴールで中央まで走り込みトライ。⑩山下のGKも決まり8-22とスコアを広げる。
その後も両チームの凌ぎ合いは続くもスコアには結びつかない展開が続いたがインジェリータイムに入った41分、センターライン中央から立命館大⑩山下がドロップキック。ボールが大きく宙に舞いDGが成功し8-25と立命館大リードで前半終了。立命館大の勢いが増す。

ハーフタイム中、両大学応援団のチアガールがフィールドで演舞し、観客も巻き込み、後半からの攻防に励みを付けてくれた。
後半、風下から立命館大⑩山下のキックで再開。
3分、立大陣でペナルティを得た近畿大が蹴り出し、ゴール前5mでのラインアウト。モールから⑧古寺直希が素早く持ち出しトライ、⑩半田のGKも決まり15-25と追い上げる。
13分、近大陣ゴール前中央で近畿大がハイタックルでペナルティ。立命館大はショットを選択、⑩山下のPGが決まり15-28とリードを広げる。
20分、近大陣に立命館大が攻め込み、ゴール前で近畿大がオフサイド。立命館大はショットを選択。後半途中から入った㉒森駿太がPGを決め、15-31と着実にリードを広げる。
23分、立命大陣右側のラインアウトからの展開で攻め込む近畿大。フェーズを重ね前進。⑩半田が左へ大きくキックパスし⑪川嶋がキャッチしてそのまま前進。出来たラックから⑨渡邊晴斗が持ち出し走り抜けてトライ、⑩半田のGKは不成功。20-31。

両チームの攻防は続くがスコアには繋がらない中、28分、立命館大⑨北村がデリバレイトノッコンでイエローカード。立命館大は一人欠いた状況を余儀なくされる。逆に近畿大はチャンス到来。
34分、フィールド中央付近での立命館大ボールのスクラム。近畿大が押し込んでターンオーバー。⑨→⑫→⑭とボールを繋ぎ⑭植田和磨が右隅にトライ、⑩半田が角度のある難しいGK決め27-31と4点差に追い上げる。
果敢に攻める近畿大。立命大陣での攻防が続く。インジェリータイムに入った44分、右側10mラインでの近畿大ボールのラインアウト。逆転のトライを取りに左へ展開するが痛恨のノッコン。レフリーはノーサイドの笛を吹く。
近畿大の追い上げは届かず27-31と立命館大の勝利。会場から素晴らしい試合に歓声が湧き上がった。

立命館大はこの勝利で入替戦は回避。2勝5敗としリーグ戦5位となる。対する近畿大は3勝4敗とし4位でリーグ戦を終える。
POMには前半終了直前に驚きのDGを決めた立命館大⑩山下真之介が選ばれた。
試合後、この試合のレフリーであった飯田真治氏に関西Aパネルレフリーに選ばれた認定盾が授与された。

会見の様子
近畿大学
神本 健司 監督
前節の試合で、大学選手権が無くなり入替戦もないというメンタル的に難しい中で、しっかり準備して臨みましたが、立命館大学さんの気迫とプレーの精度に上回れまれたという結果になりました。最低限1ポイントはとって4位として今シーズンを締めるという事は出来ましたが、最終節に勝って来シーズンに繋げたいという所は残念な結果になりました。自分自身の力の足りなさを痛感しています。
半田、平沼共同キャプテンは、4年生が少ない中でよく頑張ってくれました。選手権出場、ベスト4という目標は達成できなかった事は申し訳ないと思いますが、後輩達がしっかり受け止めて、来年必ず達成できるようにやって行きたいと思います。 1年間ありがとうございました。
半田 裕己 共同キャプテン
昨年京都産業大学さんに負けてから、関西1位、大学選手権ベスト4を目標に掲げてやってきました。その目標は達成することができませんでした。また入替戦も無いという難しいモチベーションの中で、KDS(KINDAI STANDARD)を言葉を掲げてこの 2週間やって来ました。最後は負けてしまったこの悔しい気持ちを後輩達に託して、来年こそは関西1位、大学選手権ベスト4を達成してもらいたいと思います。練習や試合を通じて、4年生は(後輩達に)残したいものは残せたので、来年に託したいと思います。ありがとうございました。

Q、前半、後半からの闘いぶりを振り返っていかがですか。
神本監督
前半は風下でエリアを取れず苦戦しました。後、セットピースで優位に立つという点で、今シーズンの課題でもあったラインアウトでは厳しい形になりました。スクラムは良い形で出来ていましたが、数が少なかった所はありました。前半簡単にスコアを許したという点が後半に響いたのかなと思います。後半は風上で敵陣に入る機会が増えてスコア出来た事に繋がったと思います。ただやはりラインアウトで上手くいかなかった所が、ゲームを通して(敗因の)大きな部分であったと思います。
立命館大学
鬼束 竜太 ヘッドコーチ(以下、HC)
本日はありがとうございました。最終節という事ですが、開幕当初に描いていた絵とはかけ離れてしまいましたが、最後は順位よりもしっかり勝って自分達がやって来たラグビーを披露できればという思いで臨みました。後半少しもたつきましたが、自分達の思いをしっかり体現出来たと思います。今シーズンはひっくり返せたような試合が多かったのですが、最後はみんなで辛抱して守り切って勝ち切ってくれて、良い形で終われたので良かったと思います。
今シーズンが終わり、4回生にはお疲れさんと言いたいです。ありがとうございました。
森 駿太 キャプテン(以下、C)
当初思い描いていたシーズンとは程遠い結果だったのですが、最後は勝って終わり、後輩達に入替戦無く繋げる事が出来た事は、悔しいのですが一安心というような気持ちです。
(試合は)前半風上で優位だったのですが、後半は風下で(シンビンで)人数も少なくなった所もあって、苦しい時間がありましたが、守り抜く事が出来て良かったです。

Q、風がかなり影響があった中ですが、(試合を通じて)プレーの面でどういった所で前半後半に違いは。
鬼束HC
前半は、アタックのブレークダウンでプレッシャーを受けていたので、徹底するようにと後半に臨みましたが、それでもターンオーバーされたりとかプレッシャーを受けました。後、敵陣に入って所で無理に繋ごうとしてボールを失ったり、シンビンもあってスコアに結びつかず苦しい展開になりました。ディフェンスはそれでも辛抱出来ましたが、スクラムで少しプレッシャー受け、なかなかペースを掴む事が出来ませんでした。
Q、今日勝ち切れた要因は?
森C
確実にポイント出来た事で、ドロップゴールをチャレンジしたように気持ち的にも余裕が生まれた事が大きな要因だと思います。後、前の関大戦で課題であったラインアウトモールで前に出る事が出来たのでそれもすごく大きかったと思います。
Q、今シーズンを総括してどうでしたか。
鬼束HC
昔のように星勘定できるようなリーグでは無くなって、どのチームも力を付けて来ており、実力が拮抗しているリーグになって来ていると思います。年間を通して自分達の強みをしっかり磨いていくとか、相手に対しての準備をしっかりするとか、また試合中の中での状況判断が必要になって来ており、なかなか簡単に勝てるリーグでは無くなっていると思います。その中で7試合しか無いというのは寂しいと思いますので、リーグの見直しや大学選手権出場とか考える時期に来ているように思います。
また、今シーズンどのチームもそうですが、ハイタックルへの対応が、試合事にアジャストしたり、すごく難しいシーズンでした。