ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014

 


ワイルドカードトーナメント 1回戦 マッチ・会見サマリー
(瑞穂公園ラグビー場)

2月2日(日) 14:20Kick Off

22 - 10
10 -  7
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
32
リコーブラックラムズ
17


◎ トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs リコーブラックラムズ マッチ・サマリー

  天気はすっかり回復し日差しの暖かさを感じる中、トヨタのキックオフで試合開始。ゲーム序盤はお互いに手堅いゲーム運びをする中、開始4分トヨタ⑩文字がPG成功で3−0と先制。17分にはリコー⑩河野がPG成功で同点に追いつく(3−3)。すると23分、徐々にゲームの流れをつかみ出したトヨタが相手陣 ゴール前中央ラックから右に展開し⑭彦坂が右隅にトライ(ゴール成功)10−3。その後もトヨタが優位にゲームを進めるも、攻め込んだ所での反則でなかなかトライを奪えない。しかし33分トヨタは相手陣22m右中間ラックより左に展開し、⑪和田が左隅にトライ(ゴール不成功)15−3。続けて36分ハーフライン右中間付近でリコーのパスミスを⑬山内が拾い、⑪和田につなぎ中央に独走トライ(ゴール成功)22−3。このままトヨタが一気に突き放すかと思いきや、40分リコーがゴール前10m付近ラックより右に展開、⑨山本→⑩河野→⑥柳川と渡り右中間にトライ(ゴール成功)し、22−10とリコーが追い上げて前半終了。

  後半は開始から両チームとも積極的に攻めようとするも、ブレイクダウンでの反則やハンドリングミスなどでお互いペースをつかめない。すると13分トヨタ⑩文字がPG成功で25−10と突き放すかに見えた。ところが、直後のキックオフからリコーが一気にトヨタ陣に攻め込み、右隅にトライ寸前のところをトヨタ⑮スティーブン・イエーツがハイタックル(イエローカード)により、リコーにペナルティートライ(ゴール成功)が与えられ25−17となる。勢いに乗るリコーは果敢に攻めるもトヨタ必死のディフェンスの前に、なかなかトライを奪うことができない。すると27分トヨタは22m中央付近でまたもや相手パスミスを⑫タウモエピアウ・シリベヌシイが拾い、⑩文字につなぎ中央にトライ(ゴール成功)、32−17とようやくリコーを突き放した。




◎ 会見サマリー

【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 廣瀬監督】
負けられないトーナメント戦の中でよく勝った。アタックもディフェンスもよく動けた。タックルコンテストの部分は修正していきたい。

【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 上野主将】
ゲームの中で終始リードできたのが良かった。タックルコンテストなど課題も出たが、次に向けて修正していきたい。



【リコーブラックラムズ 神鳥監督】
上位チームと戦える良い機会だった。ブレイクダウンのしつこさ・強さ・激しさを勉強できた。完敗だったが、来季に向けて生かしたい。

【リコーブラックラムズ 小松主将】
我慢の時間帯が長かったが、フィジカルでは負けていなかった。勝てるチームになって戻ってきたい。




[敬称略]

(記事:寺田泰人 正道範男 広報担当:進藤剛)