ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014

 


2ndステージ 第6節 グループA マッチ・会見サマリー
(瑞穂公園ラグビー場)

1月11日(土) 14:19Kick Off

11 - 11
 3 -  0
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
14
NECグリーンロケッツ
41


◎ トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs NECグリーンロケッツ マッチ・サマリー

  冬の寒空の下、トヨタのキックオフで試合開始。開始2分で、NECがトヨタのオフサイドの連続からPGをあげ先制。その後もうまくキックを使いながら陣地をかせぐ。それに対して、トヨタも8分に自陣ゴール前でターンオーバーしたボールを相手陣まで運び、そこで得たPGチャンスを得点につなげ、同点に追いつく。ここからトヨタがリズムをつかみ、FW・BK一体となった多彩な攻撃を繰り出し、17分に⑮イェーツがトライをあげ突き放す。その後両チームともに1PGを加え、このままトヨタのリードで前半を折り返すと思われた38分、NECがインターセプトから相手ゴール前まで攻め込み、最後はBKに展開して⑮ウェブがトライをあげ同点に追いつき、そのまま前半終了。

  後半はトヨタが、序盤から積極的にボールを動かし、3分にPGで再度リードする。その後はトヨタが連続攻撃を仕掛けるがNECのディフェンス網が乱れずこう着状態が続き、そのままノーサイド。トヨタが何とか逃げ切った試合であったたが、お互いに反則が多く、途切れる場面が多い試合となってしまった。MOMはトヨタ自動車ヴェルブリッツ⑮スティーブン・イェーツ。




◎ 会見サマリー

【NECグリーンロケッツ クーパーHC】
負けてしまい残念な気持ちだが、素晴らしい試合をしたトヨタに敬意を表したい。トヨタは先週にヤマハに快勝していたので、我々は気持ちを入れて臨んだ。前半は風上を上手く活かせなかった。後半は献身的にプレーできて良かったと思う。

【NECグリーンロケッツ 浅野主将】
愛知まで応援に来てくれたファンに感謝します。自分たちのやってきたラグビーが正しいと証明したかったが残念だ。お世話になった方々に勝利という形で恩返ししたかった。

(ナドロが出場しなかったが怪我だったのか?)

クーパー:そうだ。ナドロにはXファクターとしてプレーしてほしかったが、しっかりプレーしてくれたメンバーに感謝したい。

(最後に攻めていてターンオーバーされたが、その要因は何か?)

浅野:ボールキャリアーのボールコントロールは毎試合課題にあがっている。自分たちのミスで試合が終わってしまったのは残念だが後半の風下でも我慢できたのは良かったし、PGで引き分けという選択肢もあったが全員で同じ気持ちで攻められて良かった。



【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 廣瀬監督】
今日はありがとうございました。先週の内容が良かったので、その流れでフィジカルにいこうと話してゲームに臨んだ。NEC相手に良いゲームができて良かった。反則やセットプレーなど課題はあったが、キャノン戦にしっかり勝って6位をとりたい。

【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 上野主将】
最後の5分を守り切れてよかった。セットプレーなど課題はあるが最後まで頑張りたい。

(後半は風上でもキックを使わなかったが監督の指示だったのか?)

廣瀬:そうだ。粘り強く継続しようと指示した。




[敬称略]

(記事:大林直之 中本光彦 広報担当:進藤剛)