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ジャパンラグビー トップリーグ2013-2014
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2ndステージ 第3節 グループA マッチ・会見サマリー
(ノエビアスタジアム神戸)
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12月15日(日) 13:00Kick Off |
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24 - 10
10 - 8
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神戸製鋼コベルコスティーラーズ
34 |
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トヨタ自動車ヴェルブリッツ
18 |
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◎ 神戸製鋼コベルコスティーラーズ vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ マッチ・サマリー |
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ファーストステージでは、トヨタ自動車WTB彦坂匡克が、縦横無尽の活躍でトヨタの快勝(43-10)に導いたカードだが、セカンドステージ2連敗の両チーム。これ以上の連敗はプレーオフ進出が絶望となるだけに、ゲーム前から緊迫感が漂う。神戸製鋼はウィングをSOに、アンダーソンをCTBに起用し、ブレイクダウンでの突破を狙う企図がうかがえる。
予想通り積極的にボールを動かす神戸製鋼は、攻守にわたり序盤から激しいプレッシャーをトヨタにかける。トヨタPG先制後の17分、トヨタ陣ゴール前の5mスクラムを神戸製鋼が押し込み、FL6橋本が押さえトライ(G不成功5-3)。積極的にボールを動かしセットプレーでも優位に立つ神戸製鋼は、PGチャンスでもスクラムを選択し、トヨタFWを呑み込みにかかる。23分トヨタ陣中盤から右展開した神戸製鋼は、SOウィングからリターンパスを受けたCTB13フーリーが中央付近にトライ(G成功12-3)。30分にはトヨタボールのスクラムを押し込みターンオーバー、その後の展開から生まれたFB正面のラインブレイクにCTB13フーリーが素早く反応、トヨタゴールへラッシュし、加点する(トヨタSH麻田の妨害プレーによるペナルティ・トライ。G成功19-3)。36分にもスクラムからNO8マパカイトロがサイドアタック、素早くつながったボールをWTB14今村がインゴール右隅へ持ち込みトライ(G不成功24-3)、早々とボーナスポイント1を獲得する。
前半終了間際に執拗なサイド攻撃からトライを奪取し(G成功24-10)、後半に望みをつないだトヨタであったが、後半早々の42分神戸製鋼CTB13フーリーのラインブレイクから、FL7前川がスピード豊かなフォローでポスト真下へトライ(G成功31-10)。これで、神戸製鋼はほぼこの試合の雌雄を決した。セットプレーで圧倒的に劣勢のトヨタは、後半積極的に左右へボールを動かし、活路を見いだそうとするが、WTB11和田の切れ味鋭いラン&ステップによるトライを返すのが精一杯。
セットプレーとアタックに集中力をみせた神戸製鋼が、プレーオフ進出に望みをつないだ一戦となった。MOMは、健闘のFWをリードしたLO4伊藤鐘史が獲得した。
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◎ 会見サマリー |
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【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 廣瀬佳司 監督】
大差がついたゲームになってしまった。前半20分までのディフェンスミスが最後まで尾を引いた。もっとクイックなゲーム運びをしたかったが、タックルコンテスト、スクラムシーンで強烈なプレッシャーをかけられた。よく巻き返した後半の出来を次節以降につなげられるよう、来週いい準備を進めたい。
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【トヨタ自動車ヴェルブリッツ 上野隆太 キャプテン】
自分たちが意図したアタックの時間が短く、逆にセットプレーで後手に回ってしまった。セカンドステージは追いかける展開ばかりで3連敗を喫してしまったが、次節のサントリー戦には気持ちを切り替えて臨みたい。
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(敗因は?) |
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上野:マイボールのセットプレーでクリーンアウトできず、タックルミスでビッグゲインを許してしまったことにある。
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(吉田光治郎、康平両選手の欠場理由について) |
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廣瀬:怪我による欠場。得点力不足が懸念されたが、今日のゲームについてはボールをダイナミックに動かすことに重点を置いたが、後半兆しが見えてきた。
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【神戸製鋼コベルコスティーラーズ 苑田右二ヘッドコーチ】
今シーズン初めてノエビアスタジアムでのゲームだったが、良いグラウンドコンディションで臨めたことに感謝したい。チームに関しては、2連敗を喫し、全員で同じ方向を進んでいくよう心を砕いた。未だ修正点は多いが、5ポイント獲れたことを評価すると同時に、来週のキヤノン戦に向け、いい準備をしたい。
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【神戸製鋼コベルコスティーラーズ 橋本大輝 キャプテン】
積極的にアタックを重ねることを心掛けた。FWが勢いづくいいゲーム運びだった。
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(今日の勝利はセットプレーの安定だと思うが?) |
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苑田:セットプレーに強いメンバーを先発させた結果。スクラムからの得点を重ねられた。ラインアウトも前半は満足いくものだったが、後半ミスが目立った。次節までに修正をしたい。
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(ウィングのSO起用について) |
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苑田:セカンドステージの連敗でネガティブになっていたムードを打開するため、アグレッシブな選択をした。このメッセージに対し、プレーヤー達は4トライ以上の勝利で応えてくれた。
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(次節への課題) |
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苑田:相手が嫌がるポイントを突けるアタックが出来るよう修正したい。
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(グラントのシーズン初出場について) |
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苑田:7ヶ月ぶりのゲーム復帰だったが、期待した役割を、徐々にではあるが果たしてくれている。今日のダメ押しになった後半終盤のPGは大きい。
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[敬称略]
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(写真:長谷川昭男 記事・広報担当:廣島治) |
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