2011関西大学Aリーグ・トップウェストAリーグ プレスカンファレンス レポート

 


2011関西大学Aリーグ・トップウェストAリーグ
プレスカンファレンス レポート


トップウェストAリーグ 9月17日(土)瑞穂ラグビー場
大学Aリーグ9月25日(日)近鉄花園ラグビー場でそれぞれ開幕します。
 9月5日(月)ホテル阪神において関西地区報道関係者を対象に「関西大学Aリーグ・ トップウェストAリーグプレスカンファレンス が開催されました。
 関西大学Aリーグからは、天理大学、関西学院大学、近畿大学、大阪体育大学、 京都産業大学、立命館大学、同志社大学、摂南大学の8チーム。トップウェストAリーグからは、豊田自動織機シャトルズ、大阪府警察、中部電力、JR西日本の4チームの監督・コーチ・主将が出席し、今シーズンに向けての目標や夏合宿を終えたチーム状況などを発表頂きました。


まず、中島大学委員長と花折社会人委員長に今季の展望を語っていただきました。

中島大学委員長
 「今シーズンは、天理大学が頭3つくらい抜けている、久々に関西から国立への第一候補である、これに安定した関西学院大が続き、素材では一番の同志社大が巻き返すか?が興味のあるところ、あとは横一線でこれを追う戦いになりそうだ。」

花折社会人委員長
「今シーズンのトップウェストAリーグは、4チームで編成。その中では、やはりトップリーグを経験している豊田自動織機シャトルズが抜けている。しかし、各チームとも個性があり、ホーム・アンド・アウエイで戦われるリーグ戦に熱戦を期待したい。」



続いて今シーズンに向けて各チームの監督、コーチに一言抱負を語っていただきました。

天理大学 小松監督
 「まずは関西制覇、次は国立へ!」を目標に、8月に天理、岐阜、菅平と3週間の合宿をおこなった、BKの立川、FWの田村を中心に外人2人を噛み合わせて、面白い展開ラグビーで目標を達成したい。




関西学院大学 萩井ヘッドコーチ
 1年生で活躍している選手に注目してください。




近畿大学 中島監督
 うちは特徴として形のないラグビーでムラの多いチームだが、安定したラグビーをしていきたい。




大阪体育大学 中井コーチ
 春から選手のサイズアップに取り組み、攻撃的なデフェンスを確立してきた、まだ伸びしろがある。関西でそろそろ勝たないと忘れられてしまうので、何とか横綱(天理大)を倒したい。




京都産業大学 池上コーチ
 春からセットプレーを強化してきた、菅平では得点パターンの確立をめざした、パターンにうまくはまれば勝利することができるようになった。開幕までにセットプレーとチームプレーの精度を上げていく。




立命館大学 中林監督
 昨年度は選手権に出られず、その原因追求からスタートした結果、強みを生かせなかったことがわかり、そこを認識していくことから始めた。まずは初戦の関学大に勝つ。




同志社大学 鬼束コーチ
 去年の結果に関してどこへ行っても激励をいただく、それに答えたい、今年の合宿は社会人に胸をかりた。まずは自分たちがラグビーを楽しまなければならない、そして見て楽しいラグビーで結果的に勝てればと思っている。




摂南大学 羽田コーチ
 春シーズンから体を大きくすることから取り組み、朝、夕食を大学でとり、朝練も行った。菅平から鈴鹿、和歌山と合宿を重ね、昨年全敗のお返しがしたい。外国人2選手の縦突進を中心にしつつ、それに頼ることなく全員のプレーで戦う。




トップウェストA
豊田自動織機シャトルズ 夏山主務

 春、夏とトップリーグのチームと対戦したが、なかなか結果が出せなかった、しかしプレーの精度は上がっている。




大阪府警察 中西監督
 東北の震災の救援・支援活動で練習は不足しているが、被災地の皆様から暖かい言葉をいただき、これを力にして戦っていきたい。




中部電力 川島監督
 まず今夏の節電のご協力ありがとうございました、電力業界を代表しましてお礼申し上げます。本来はデフェンスのチームですが、今年は攻撃パターンを確立していく。




JR西日本 村田監督
 勤務形態の都合で全員が集まることができず、合宿は行っていないが、2004年以来のトップウェストAに復帰し、開幕に向けワクワクしている。




 トップウェストAリーグは9月17日(土)瑞穂ラグビー場、大学Aリーグは9月25日(日)近鉄花園ラグビー場でそれぞれ開幕します。今年も熱い!関西ラグビーにご期待下さい。




(記事:北畑幸二 写真:長谷川昭男 広報担当:村島博)