世界文化遺産 下鴨神社 「第一蹴の地」でラグビーを!を実施します

さる平成29年5月10日に「ラグビーワールドカップ2019プール組み合わせ抽選会」に合わせて,ワールドカップ参加国のコーチやラグビーワールドカップ組織委員会,同開催地自治体首長などの関係者をお招きして,下鴨神社・糺ノ森にて蹴鞠と「第一蹴の地」記念碑の視察会が開催されました。
その模様は,日本国内のみならず世界に向けて発信され,世界文化遺産として馴染みの深い下鴨神社が関西ラグビー発祥の地であることが多くの方々に知れ渡ったところです。
そのことを契機として,同地を関西ラグビー発祥の地としてさらにより多くの方々にお知りいただき,ラグビーの神様をお祀りしている誰もがいつでも訪れることが出来る身近な地としていただくために,ラグビー愛好者や地域の方々,下鴨神社に御参詣される方々などを広く対象として,関西ラグビー発祥の地でラグビーをプレーし,また観戦する機会として標記ラグビープロモーション事業を実施します。
なお,実施にあたっては,ラグビー関係者のみならず,下鴨神社の諸神事や伝統行事の保存と継承等を担いご活躍されておられる団体・地域の皆さまの深い御理解と御支援のもと実施させていただきます。


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1.日時
平成29年10月15日(日)11時00分~15時00分(雨天中止) 


2.目的
下鴨神社・糺の森でラグビープロモーション事業を展開することをもって,多くの方々に関西ラグビー発祥の地であることを知らしめ,その地でラグビーをプレー・観戦することを通じて,ラグビーをより身近に感じ魅力を感じていただくことをもって,関西ラグビー発展の礎とすることを目的とする。


3.会場
賀茂御祖神社(下鴨神社)・糺の森馬場「第一蹴の地」付近一帯
●所在 京都市左京区下鴨泉川町59 TEL. 要調整
●交通 
【電車】京阪・叡山電鉄「出町柳」駅より徒歩約8分
【市バス】4系統または205系統「下鴨神社前」または「糺の森」停下車
【自動車】神社西側に有料駐車場あり


4.主催
『下鴨神社「第一蹴の地」でラグビーを』実行委員会,関西ラグビーフットボール協会


5.主管
下鴨神社崇敬会,関西ラグビーフットボール協会広報委員会、U12普及育成委員会、京都府ラグビーフットボール協会


6.後援
京都市・京都市教育委員会・京都新聞・KBS京都・NHK京都放送局 (すべて予定)


7.参加対象
ラグビー愛好者(競技経験・性別・年齢等不問)並びに参詣者


8.実施内容
タグラグビー交流試合と下鴨神社ラグビーパーク(観戦者も含め誰もがラグビーボールで遊べるスペース),糺の森・馬場でスプリント等,ラグビー経験や世代・年齢を問わず楽しめる企画を準備します。また,会場周辺では,軽食を販売(有料)する予定です。なお,当日の下鴨神社での催事や天候等により,予定を変更して実施する場合があることについてあらかじめご承知おきください。

<タグラグビー・タッチラグビー交流試合>
①下鴨神社CUP …小学生タグラグビー経験者(小学4年生~6年生)対象
②雑太社(さわたしゃ)CUP …小学生タグラグビー初心者(小学1年生~6年生)対象
③第一蹴の地CUP …年齢制限なし,成人のみ,成人・子ども混成可のタッチフットボール
※ 競技経験等の差によるミスマッチを少なくする目的で設定します。各チームの自己申告により,エントリー時に上記いずれかを選択してください。

<下鴨神社ラグビーパーク>
年少者や観戦メインの保護者の方々などが気軽にラグビーボールに触れ,公園感覚で遊ぶことが出来るスペースを設け,試合以外にも選手や観戦者が楽しめる企画を実施します。

<糺の森・馬場でスプリント>
流鏑馬神事で有名な糺の森馬場を舞台に,馬ならぬ人間がラグビーボールを抱えて駆け,光電管という装置を用いて、手動誤差なく、正確にタイムを計時します。ラグビーの醍醐味のひとつである突っ走る爽快感を感じながら,タイムトライアルにチャレンジしてください。


9.チーム編成
1チーム(グラウンドプレーヤーは4名)につき交代要員1名を含む5名以上で編成してください。(人数が満たない場合などは,事務局にご相談ください。主催者が個人参加によるチームを編成する場合があります。)


10.参加費
1チームにつき1,000円(受付時に徴収します)


11.申込先
参加チームは,9月24日(日)までに別紙「参加申込書」を下記の実行委員会事務局まで電子メールにより提出してください。
運営上,参加チーム総数が40チームを目安に申込み受付を打ち切ります。

<エントリー表送付先・実行委員会事務局>
関西ラグビーフットボール協会事務局内 『下鴨神社「第一蹴の地」でラグビーを!』係
E-mail:kansairugbynext10@gmail.com
(〒530-0022 大阪市北区浪花町1-23第10新興ビル8階 関西ラグビーフットボール協会事務局内 TEL:06(6376)0255)
参加申込書(doc)


12.試合方法
試合組合せは,各カテゴリーとも事務局において決定します。
ルールは、タグラグビー競技規則に準じたより簡素化したルール(下鴨神社ルール:下記参照)により,タグラグビー・タッチフットを行います。

<主な下鴨神社ルール>
・コートの大きさは縦約30m・横約20m
・競技プレーヤーの人数は4人
・プレーヤーの入替は,競技停止のタイミングで可能
・試合時間は5分ハーフ(前後半あり)
・タグまたはタッチは5回で攻守交替
・各ゲームのノーサイド後に対戦した両チームでアフターマッチファンクションを行います


13.その他
下記について,御理解のうえお申し込みください。(詳細は,申込み締切り後,各チーム代表者宛に通知します。)
・傷害保険は,主催者でも加入しますが,補償は,加入傷害保険の範囲内となります。
・チームへの周知事項(雨天等による開催可否含む)は,チーム代表者への電子メール並びにfacebookページで随時お知らせします。チーム内伝達はチーム代表者からもれなく行ってください。
関西ラグビーフットボール協会 ラグビープロモーション部門facebookページ

(参考資料) ラグビー 「第一蹴の地」

下鴨神社の境内にある“糺(ただす)の森”の中に自然石の石碑があり「第一蹴の地」と書かれている。石碑の碑文には「1910年(明治43年)9月、三高生徒が、この地ではじめてラグビー球を蹴る。こうして三高蹴球部が生まれ、日本ラグビー界の輝かしい歴史がはじまった」という内容が刻まれている。当時、日本には慶応義塾に唯一のラグビー部があった。部員たちは、横浜居留の外国人と練習していた。慶応チームの真島進が、下鴨神社の近くに下宿していた親戚の三高生、堀江宇吉を訪ね、糺の森の馬場で一緒に練習したのが三高蹴球部の始まりとなったと伝えられている。翌年の1911(明治44)年に、慶応と三高が対戦、日本人同士の正式なラグビー試合。日本のラグビーの起源は,1899(明治33)年に英国人E.B.クラークが慶応大学で指導したことに始まる。1910(明治43)年、京都大学総合人間学部の前身である旧制第三高等学校に創設されたのが、関⻄で最初のラグビーチームであった。この碑は旧制三高の蹴球部OBによって、1969(昭和44)年に建立された。