11月8日(土) 第5節 近畿大学 36-29 大阪体育大学

関西大学Aリーグ 第5節

2014年11月8日(土) 14:00キックオフ グラウンド:近鉄花園ラグビー場第2グラウンド 入場者数:1061人 天候:晴れ/無風
レフリー:佐々木裕司
アシスタントレフリー:新久飛鳥 / 米谷大助 / 河井光輝
近畿大学 大阪体育大学
36 FULL TIME 29
17 前半 10
19 後半 19
 詳細(PDF)

◎マッチサマリー
近畿大学は、3敗と勝利はまだないが、先週立命館大学との一戦を激戦の末引き分けてシーズン後半に向けて意気上がるところ、一方の大阪体育大学は4敗とまだ勝利がない、共に負けられない試合は近大のキックオフで開始される。

序盤戦は一進一退を繰り返す淡々とした展開。しかし、試合は前半10分頃から動き出す。近大が相手陣深く攻め込み、左右に揺さぶりをかけると体大堪らず反則を繰り返し、近大遂に11分、ラインアウト、モールドライブから③廣野抜けだしトライ(7-0)、更に19分には近大中央モールから左にBK展開、最後ライン参加した⑮小中がトライ、14-0とする。

しかし、ここからは、体大、27分、38分とラインアウトからモールドライブで2トライを挙げ、14-10とした後に、41分、体大は、やらずもがなのオブストラクション、近大⑩藤井22ml付近から着実にPGを決めて17-10で折り返す。

 

後半に入ると、試合は一層白熱する。開始早々の2分、体大、キックから相手DFが処理にもたつく間に⑮前川ボールを奪ってトライ、17-17と試合を振り出しに戻す。

対する近大は、6分、近大キャプテン⑨光井ラックサイドを衝いてトライ(24-17)。さらに14分ラインアウトモールから⑧稲垣がトライ、29-17と差を拡げる。この後は15分近く膠着状態が続き、そして28分体大またもラインアウトモールから①岡がトライラインを割り29-22とすると、今度は38分、⑪宮前がラインブレイク、ゴール前で辛うじて近大DFが止めるが、その後体大ラックを連取、最後⑯谷真っ直ぐに飛込み、29-29とノーサイド間際に同点に追いつく。

近大としては、先週同点に終わった試合の記憶が蘇り、何とかDGででも勝利をと⑩藤井その体勢をとるが、結局最後は43分にFW勝負、モールから⑯山岡が飛込み36-29と熱戦に終止符を打った。MOMは、勝利のトライを挙げた近大⑯山岡瑞槻選手。

(記事:村島博 写真:小巻真司)