10月26日(日) 第3節 京都産業大学 51−19 大阪体育大学

関西大学Aリーグ 第3節

2014年10月26日(日) 12:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:1484人  天候:晴れ/微風
レフリー:宮本昌樹 (関西協会)
アシスタントレフリー:浅田幸臣 加藤優希 伊達義博
京都産業大学 大阪体育大学
51 FULL TIME 19
18 前半 7
33 後半 12
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◎マッチサマリー
開幕から2連勝し、今日はなんとしても勝って優勝争いに食い込みたい京都産業大学。一方、昨季の優勝、準優勝校に連敗した大阪体育大学は、これ以上は落とせない、どちらにとっても今期のキーとなる一戦。

10月下旬とは思えない暑さの京都宝ヶ池球技場で大体大のKOで始まった。10分、京産大が大体大陣ゴール前ラックから出されたボールを10番金榮均がインゴールへキックパス、これを11番坂本英人が右隅で押さえる、18分にも10m左中間ラックからのこぼれ球を10番金が拾って抜け出し11番坂本が左隅にトライ、33分には中央35mからのPGを14番森田慎也が決め15-0とここまでは京産大ペース。大体大は37分にゴール前ラックから3番伊尾木洋斗が左中間にトライ、10番の門田卓也のゴールも決まり15-7とする、京産大はその後PG決め18-7として後半へ。

後半開始早々に京産大はゴール前中央ラックから9番梁正秋、5番森川敏行、11番坂本とつなぎ左隅へトライ、その後も8番高田薫平、13番下良好純のトライで37-7と突き放す、大体大は29分に12番奥聖貴が、終了間際には23番森林啓斗が意地のトライを上げたが及ばなかった。

京産大は前節の反則数18から9と半減、特にスクラムでの反則が減ったのが光った。両チームともセットプレーが安定し、スクラムやモールにこだわる場面や、互いに激しいDFからのターンオーバーでピンチを脱するスリリングな場面もあり、また特筆すべきはWTBのトライが多かったこと、メンバーそれぞれが持ち場の仕事を果たし、最後はチームのトライゲッターにボールをつなぐというラグビーの醍醐味を改めて感じさせられた一戦であった。MOMはこの日4トライを上げた京産大11番坂本英人。


(記事:北畑幸二 写真:小巻真司 広報担当:酒井博達)