12月6日(土) 第7節 立命館大学 19-27 同志社大学

関西大学Aリーグ 第7節

2014年12月6日(土) 14:05キックオフ グラウンド:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 入場者数:2690人 天候:晴れ/無風
レフリー:吉川浩司
アシスタントレフリー:西村純 新久飛鳥 三井健太
立命館大学 同志社大学
19 FULL TIME 27
0 前半 20
19 後半 7
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◎レポート
関西大学Aリーグの優勝を逃している両チームの戦いではあるが、両チームともに来週から始まる大学選手権に向けては大切な一戦となる。京都を本拠とする両チームに3,000人近くほぼ満員の観客を迎えて、同志社大⑩渡邉夏燦のキックオフで試合が始まる。

前半6分、同志社大が左ゴール前5mスクラムからフォワードで前進し、⑨大越元気から⑩渡邉、⑮崎口銀二朗に渡り最後は⑭松井千士が右隅に先制トライ、ゴールも⑩渡邉が成功し、0-7。14分、ペナルティを得た同志社大⑩渡邉が右中間から40mのキックを成功させ、0-10。25分、同志社大がゴール前5mスクラムから左に展開し、⑨大越、⑩渡邉から絶妙なタイミングでパスを受けた⑫木村洋紀が中央にトライ、ゴールも⑩渡邉が成功し、0-17。

立命大も相手陣で主導権を握りフェーズを重ねて攻め続けるが、同志社大の隙間のないデフェンスを切り崩すことが出来ない。41分、再び同志社大が右中間11mのペナルティキックを⑩渡邉が成功し、0-20とリードを拡げて前半が終了。

ワンサイドゲームになると思われたが、後半開始1分、立命大は同志社大のキックミスを⑬山田一輝が拾い⑦小原稜生から⑪三島藍伴が右中間にトライ、キック不成功、5-20。

7分、攻撃のリズムをつくり前に出るプレーが出来る様になった立命大は、⑫市原淳平が左中間から周り込み中央にトライ、ゴールも⑮宮田遼が成功し、12-20。22分、再び立命大がゴール前10m右中間から途中出場したスクラムハーフ西山尚宏から⑬山田に渡り⑭蔵田知浩が右中間にトライ、ゴールも⑮宮田が成功し、19-20。37分、同志社大が右中間ゴール前のスクラムを立命大が崩し、ペナルティトライ、ゴールも⑩渡邉が成功し、19-27。
最後は立命大も善戦したが、ノーサイド。

勝利した同志社大はようやくフロントローが威力を発揮し、バックスも機能した戦いだった。負けはしたが立命大も粘り強いディフェンスから前に出るプレーが出来る様になった。両チーム共、思い通リのゲームが出来なかったリーグ戦だったが、大学選手権では、関東勢を倒し関西ファンが喜ぶ活躍を期待したい。MOMには、素晴らしいゲームコントロールと全てのキックを成功させた同志社大⑩渡邉夏燦が選ばれた。

(記事:玉川育夫 写真:小巻真司 広報担当:酒井博達)