11月26日(土) 2ndステージ第3節 NTTドコモ 88-7 中部電力


トップウェストAリーグ 2ndステージ 第3節
NTTドコモ VS. 中部電力

2016年11月26日(土) 14:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場
NTTドコモ 中部電力
88 FULL TIME 7
22 前半 7
66 後半 0
勝点
5
詳細
(PDF)
勝点
0

マッチレポート

9月10日に開幕した1stステージ、11月5日から始まった2ndステージもいよいよ最終節。
NTTドコモ、中部電力ともにトップリーグへの挑戦の道は開かれているが、1位通過すればトップチャレンジ2を経ずトップチャレンジ1に進める。トップチャレンジ1で1位となるとトップリーグへ自動昇格。

チャレンジリーグはイースト、ウエスト、キュウシュウからの各上位2チーム。そして、各地域3位の3チームで総当たり戦(3地域チャレンジマッチ)を行ったうちの上位2チームを加えた、計8チームで発足する。

現在、イーストは1位・三菱重工相模原、2位・日野自動車、3位・釜石。
ウエストは1位・NTTドコモ、2位・中部電力、3位・大阪府警。
キュウシュウは1位・九州電力、2位・中国電力、3位・マツダ。
トップチャレンジの結果にもよるが、どのようなメンバーでのリーグ戦になるか興味深い。

2000人近い熱心なファンで埋まった、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド。NTTドコモ15番リアン・フィルヨーンのKOで幕を開けた。

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前半4分、NTTドコモは相手22mL右LOからモールを形成、そのまま押し込んでNo8ハインリッヒ・ブルソが右隅に押さえて幸先良く先制。15番フィルヨーンのGも成功し7-0に。

NTTドコモは16分にもトライを決める。相手22mL中央のラックから左へ展開。そこから12番イエロメ・ジェフリー剛が左スミに押さえ、12-0。
さらに22分にも、NTTドコモ12番イエロメが連続トライ。17-0に。

しかし、中部電力が意地を見せる。
34分、NTTドコモが自陣G前30m右LOから左へ展開するものの、中部電力10番川久保龍太郎が出足よく前に出て、相手パスをインターセプト。
55mを独走して中央にトライを決めた。9番東郷幹也のGも成って17-7に。

 

NTTドコモを慌てさせる展開になるかと思われたが、NTTドコモは37分、自陣10m右KOから左へ展開。強烈なハンドオフを武器に突き進んだ13番パエア・ミフィポセチが左スミにトライを決める。22-7で前半を終えた。

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後半開始早々の2分。NTTドコモはHL中央のスクラムから右に展開すると、13番パエアが中央に押さえた。15番フィルヨーンのGも成功して29-7。

このトライを機に、終始NTTドコモのペースで試合が進む。5、9、15、20、24、30、36、41、43分に9トライ、7Gを重ねた。

前半は中部電力が好ディフェンスを見せ、NTTドコモのもたつきぶりが気になったが、後半は地力を発揮し圧勝した。
中部電力はトップチャレンジ2から同1を経て、NTTドコモは同1を経てトップリーグ入りを目指す。
トップウエストAの代表として健闘を祈りたい。

(記事:丸井康充)

監督・キャプテンコメント

NTTドコモ
ダヴィ・セロン HC
リーグ戦の結果は満足しているし、誇りに感じている。選手たちはしっかりと取り組んでくれた。1月の試合が最も大切であり、トップリーグ復帰のために1年間がんばってきた。これからが本番だ。

ハインリッヒ・ブルソ ゲームキャプテン
リーグ戦はすばらしい結果だった。やりたいことができたが、トップリーグ復帰に向けた第1ステップで、これからが本番。

フォトギャラリー

■撮影:KRPU 小巻真司

■撮影:KRPU 前田寛文