5月15日(日) 第44回愛知県ラグビー祭　第38回愛知県クラブチーム大会決勝 RED WING　17－21 　愛知クラブ

第44回愛知県ラグビー祭 第38回愛知県クラブチーム大会決勝

マッチ・サマリー

暖かい日差しが注ぎ、絶好のコンディションの中、RED WINGのキックオフで第44回愛知県ラグビー祭の第1試合となる、第38回愛知県クラブチーム大会決勝試合が開始された。

RED WINGのキックオフ直後の攻撃を寸断した愛知クラブが相手陣へ進む。

愛知クラブの相手陣での時間が続くとFW･BK一体となった攻撃を試みる。

対するRED WINGは相手のミスを誘う防御で応戦する。

ゲームが硬直しかけた前半14分、愛知クラブはペナルティーから前進し⑩長江が抜けだし、⑬山下昴へと渡り右中間へトライ、コンバージョンも成功し0－7と先制した。

リスタートから危険なプレーでペナルティー、シンビンを出したRED WINGに対し、積極的にボールを動かす愛知クラブは相手陣でゲームを進める。

前半21分、再びペナルティーの速攻から前進した愛知クラブは、⑬山下昴が巧みに⑪水野貴につなぎ左隅にトライ、コンバージョンも成功し0－14と引き離す。

対するRED WINGはセットプレーで優位に立ち反撃、相手陣22mに地域を進めるとラインアウトモールで前進、そのまま右中間に⑧瀬川が押し込みトライ、5－14と対抗する。

後半開始早々の2分、中盤でのボールの争奪からチャンスを掴んだのは愛知クラブ。接点でのこぼれ球を⑬山下昴が持ち出しトライ、コンバージョンも成功し5－21とリードを広げる。

RED WINGは後半もラインアウトに圧力をかけターンオーバー、相手陣へ地域を進める。

後半13分、ペナルティーの速攻で攻撃を仕掛け、BK展開、㉑中井が左隅にトライ、10－21と詰め寄る。

両チーム疲れが見え始める中でも手中したプレーを披露、スタンドの熱も帯びていく。

特に防御に関しては双方崩れることなく組織的に機能して、ビックゲインを許さない。

拮抗した状態から地域を進めたのはRED WING。ゴール前5mのラインアウトからモールで前進、ゴール直前まで進めるが、アクシデンタルオフサイド、チャンスが消えたにかに見えた、後半32分、ボールを大きく動かし前進、⑰荒武が左中間にトライ、コンバージョンも成功し17－21と4点差に詰め寄る。

その後、RED WINGが自陣から果敢に連続攻撃、BKに大きく展開するが⑫山下岳のトライセービングタックル、その後も守りきり、愛知クラブの優勝で熱戦が閉じられた。

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（記事：早坂一成　写真：清水良枝　広報担当：進藤剛）