12月13日(日) 大学選手権 東海大学 66-7 朝日大学

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12月13日(日) 大学選手権 東海大学 VS 朝日大学

2015年12月13日(日) 14:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
東海大学 朝日大学
66 FULL TIME 7
42 前半 0
24 後半 7
詳細
(日本協会公式)

 

マッチレポート

 12月とは思えないほどのコンディションの中、東海大学のキックオフで試合がスタート。
キックオフ直後、朝日大がノックオン、東海大はスクラムからBKに展開し、⑬池田がディフェンスラインを切り裂き中央にトライ(ゴール成功)、7-0とする。

続けて、前半7分、朝日大のペナルティーから東海大はキックでゴールラインに迫り、ラインアウトからショートサイドを崩して、⑪石井がトライ(ゴール成功)、14-0とする。
朝日大は東海大のブレイクダウンへのプレッシャーに負けて堪らず反則をしてしまう。東海大はそのチャンスを確実にものにし、前半13分、ラインアウトモールでトライ(ゴール成功)を奪い、21-0とする。
前半も中盤にさしかかるが朝日大の悪い流れは続き、反則を繰り返し、自陣から脱出できない。
さらに東海大はモールで押し込みチャンスを作り、前半20分に28-0とする。続けて25分に35-0と連続して得点を奪い、朝日大を突き放しにかかる。
前半30分にも同じパターンでトライを奪いゴールも成功させて42-0とする。朝日大がほとんど敵陣に入れないまま前半が終了。

 後半に入っても東海大のFWの優位は変わらずボールをキープするが朝日大のディフェンスが踏ん張りトライには結びつかず、10分間が経過したところ、やはり朝日大がスクラムでパナルティー。
東海大はキックとモールで、後半最初のトライを奪い、47-0とする。
その後、朝日大の集中力の高いディフェンスは何回もピンチをチャンスに変えて一進一退の攻防は13分間続いたが、後半23分にまたしても朝日大のペナルティーを東海大がトライ(ゴール成功)に結びつけ、54-0とした。

その後、朝日大の集中力は切れずにディフェンスを継続、後半35分には、ボールを継続させ、⑬坂口が待望のトライ(ゴール成功)を奪い、7-54と一矢報いる。しかし、東海大も攻撃の手を緩めず直後にトライ(ゴール成功)を奪い、61-7とし、さらに終了直前にもトライ、66-7で東海大がセットプレーを圧倒して勝利した。

会見ダイジェスト

朝日大学 吉川監督
関東リーグ戦1位の圧力をしっかりと感じることができた。
いつも通りのプレーができなかった、後半は自分たちのプレーを取り戻したがセットプレーでミスが目立った。

坂口主将
東海大学戦に向けてセットプレーからのアタックに取り組んできた。
前半の入りでノックオン等々のミスが多く、自分たちのラグビーができなかった。

Q.ナカンダカリ選手の怪我について
吉川監督
この試合も前半早々怪我で主要な選手を欠いた、怪我をしている外国人選手を出さなければならず厳しい試合展開となった。
今日の試合はナカンダカリ選手の今後のことも考えメンバーから外した。

東海大学 木村監督
リーグ戦を終えてから選手権に向けて課題を持ってやってきた。自分たちのスタンダードをあげることを目標に取り組んできたが、今日の試合では前半30分以降から崩れ、後半まで修正することができなかった。今後は課題を修正していくのが目標。

藤田主将
自分たちのスタンダードをどれだけ突き詰めて80分やっていくかが課題であった。
監督のコメントにあったように前半終盤から崩れてきて後半まで立て直すことができなかった。今日の試合では反省することが多く次に向けて成長できるようにしていきたい。

(文責:竹腰浩司 篠田雅之)

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